弁理士『三色眼鏡』の業務日誌     ~大海原編~

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【ガラガラ】キャラか、名前か…?【ジンジン】

2015年12月22日 07時43分08秒 | 実務関係(商・不)
おはようございます!
うーん、疲れがもう一つ取れてないですが今日も全力ダッシュです。

さて、たまには知財記事


(ここから引用)
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「イソジン」が、カバくんに別れを告げた理由

明治、看板商品を襲うライセンス解消の衝撃

うがい薬の代名詞である「イソジン」ブランドを、明治ホールディングス傘下のMeiji Seikaファルマが2016年3月に手放すことになった。

50年以上育ててきた主力ブランドに別れを告げる。イソジン商標を持つ米国の製薬会社ムンディファーマが、明治とのライセンス契約の解消を求めたためだ。


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(引用終わり)


♪~ただいまーのあとーはー、…
の歌いだしで始まる、冬の風物詩的なコマーシャルも聞けなくなるわけですね。

記事に記載の内容を要約すると、
1)「イソジン」はムンディ社が商標保有、明治はライセンスを受けていた


(半世紀以上前!の登録)

2)明治は50年以上に亘って「イソジン」ブランドの商品を展開(市販のうがい薬は、1983年から販売)

3)ムンディ社がブランド自社展開を望み、契約更新せず。
  ただし国内販売チャネルが弱いことから塩野義製薬と契約。

4)来期以降、
 明治は従来と中身が同じで、カバくん・容器・包材を継続して使った「明治うがい薬」を、
 ムンディ-塩野義は「イソジン」ブランドに、独自の“カバのようなキャラクター”を使ったうがい薬を
 それぞれ販売することに。


うがい薬としての内容、包材はほぼ同じ
ブランドとキャラクターのみの違い(価格はどうなるんだろう?)
一方でサードパーティの製品も勃興(キレイキレイとか)

需要者の「業務上の信用」は、果たしてどっちに化体していたのか…?
それは来季の両製品の売れ行きで明らかになるわけですね。
明治は こんなHPで継続性をアピールしていますが、果たして。。
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