弁理士『三色眼鏡』の業務日誌     ~大海原編~

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【知財記事(商標)】全国地域ブランド総選挙

2021年03月02日 09時14分18秒 | 知財記事コメント
おはようございます!
雨降りそぼる@秋田です。弾丸出張で来ております。
先の地震の影響で新幹線が一部速度を落として運転している影響で、東京から5時間かかります。
だもんで、午後からのアポでしたが前乗りにさせていただきました。
チェックアウトぎりぎりまでホテルでお仕事です。

さて、今日はこんな記事

(観光経済新聞より引用)
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特許庁 全国地域ブランド総選挙、最優秀賞は「西尾の抹茶」

特許庁は6日、「全国地域ブランド総選挙」の決勝戦を行い、地区代表決定戦を勝ち抜いた9チームから最優秀賞に「西尾の抹茶」(愛知県、西尾茶協働組合×名古屋大学等〈mountainTongaliプロジェクト〉)を選出した。

全国地域ブランド総選挙は、地域団体商標制度の活用を通じた地域ブランドの魅力のPRや地域経済の活性化を目的に17年度から開催。20年度は全国から15の団体・大学が参加した。

総選挙は地元の学生が地域団体商標権者などを取材し、地域商品やサービスの魅力をインスタグラム上で発信するとともに、今後の新商品や新ビジネスのアイデア、PR方策等を競い合うもの。決勝戦では、地域ブランドを活用した今後の商品展開、ビジネスアイデア、PRプランなどを各チームがプレゼンテーションを実施。有識者を含む審査員と、一般オンライン視聴者が各賞の受賞チームを決定した。
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(引用終わり)

大元の特許庁の情報はこちら
イベントサイトはこちら

地元の学生が地元の特産品をインスタを使ってプロモーションする、というのは良い試みだと思う。
若年層における産品の認知度を高めるきっかけとなるメディアを選択することは大事。
ただまあ、そうだとしたら審査員も若い人を入れた方が良かったんじゃないか、という気もする。

地域産品の独自性(と思っているもの)が、世の中にさらしてみたら意外とそうでもない、というケースも、中にはある。
だけどまあ、ワンアンドオンリーが絶対ではないと思うし、共感を創出することができる商材ならばそれで足りるのかな、と。
大事なのはストーリー。
今回の試みのなにが良いかというと、若い方々が関わることで新たなストーリーが紡がれていく可能性がある、という点。
古き良き伝統品にならぬよう、地域資産として自然と残っていく(力んで“受け継いでいく”のではなく)しかけを作るのが、サポーターの仕事だよなぁ、と感じる。


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