おはようございます!
連日好天に恵まれている湘南地方です。
さて、各種報道を見ていると、
昨日の産構審 特許制度小委員会で法改正の方向性が概ねまとまった模様。
会議における配布資料等はこちら。
報道は専らタイトルにも書いた「中小企業の特許料及び手数料の一律半減制度」に注目している。
確かに、中小企業のイノベーション促進という観点からは歓迎すべきこと。
ただ、今時限立法である2/3軽減措置よりは軽減率は小さくなるのだけど。しかも時限立法は来年3月で切れる。
この制度が施行されるのは早くても再来年だろうから、一時的には一般の中小企業の軽減措置は途切れることになる。
上記以外にも
・新規性喪失の例外期間の延長
・特許料支払いのクレジットカード導入
など実務上影響のある項目もあるほか、
・標準必須特許を巡る課題と制度的対応
について、「裁定制度の導入」は断念し「ライセンス交渉に関するガイドライン策定」と「判定制度を活用した標準必須性の判断」に向かうとの方向性が明確にされた点は着目しておく必要がある。
いずれも知財推進計画において言及はあった項目。
変化に対応していかなければなりませぬ。
連日好天に恵まれている湘南地方です。
さて、各種報道を見ていると、
昨日の産構審 特許制度小委員会で法改正の方向性が概ねまとまった模様。
会議における配布資料等はこちら。
報道は専らタイトルにも書いた「中小企業の特許料及び手数料の一律半減制度」に注目している。
確かに、中小企業のイノベーション促進という観点からは歓迎すべきこと。
ただ、今時限立法である2/3軽減措置よりは軽減率は小さくなるのだけど。しかも時限立法は来年3月で切れる。
この制度が施行されるのは早くても再来年だろうから、一時的には一般の中小企業の軽減措置は途切れることになる。
上記以外にも
・新規性喪失の例外期間の延長
・特許料支払いのクレジットカード導入
など実務上影響のある項目もあるほか、
・標準必須特許を巡る課題と制度的対応
について、「裁定制度の導入」は断念し「ライセンス交渉に関するガイドライン策定」と「判定制度を活用した標準必須性の判断」に向かうとの方向性が明確にされた点は着目しておく必要がある。
いずれも知財推進計画において言及はあった項目。
変化に対応していかなければなりませぬ。