雷ブログ

落雷抑制システムが運営するブログ

心優しいマッサージのお兄さん  優しいだけでいいのでしょうか?

2023年01月31日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 毎週、土曜日に通っているマッサージですが、施術を受けながらの話でウクライナの事が話題になると、マッサージ師のお兄さん、ウクライナの人々が気の毒であると顔は見えませんが涙声になっていました。 40代前半でしょうが、心優しき事にビックリしました。よく、この歳まで子供のような純粋さを保てたものだと感心します。優しさは良いことですが、せいぜい小学生までにして、成人男子であれば、涙ではなくキチンとした見解が欲しいものです。

 私はと言うと、戦争は仕方ない事と認めています。弱肉強食と聞けばアフリカのサバンナのライオンを連想しますが、自分の身の回りの公園の草むらでさえ、アリとバッタの戦いなど自己の生存のための戦いは世界中で日常的に行われていることで、昨日食した、お魚もしかり。海の中では小魚が大きな魚に食われる食物連鎖の中で生活しています。牛肉/豚肉/鶏肉など毎日、何万と言う単位で殺戮され、それが料理の材料として綺麗にカットされた部分を見て「美味しそう」とほとんど全ての人が言いますが、その時、賭殺される側のことなど一切考えません。 いや、あれは食料なのだから人間の戦いと一緒にするなと言われるでしょうが、それも人類の勝手な分類、解釈であり、地球外生命体が、地球上の生物を宇宙のどこからか観察していれば、人間と言う種は他の種を殺戮して生きながらえ、人間たちの間でも宗教上の相違や、資源、領土などを巡って争い、殺しあっているという姿が見えます。 人類はなまじ言葉を持ち、話し合う事で紛争を回避できる部分もありますが、話し合いなどで解決できる部分は少なく、争いは仕方のない事なのです。 戦争は、国と国の問題を解決するための最後の手段として仕方ない事なのです。 戦争を回避するには、「平和」などと言う言葉は忘れ、隣国との兵力の均衡を保つしかありません。

 戦争を引き起こす原因になっているのは、この「平和主義」。平和、平和と叫んで軍備を忌避する人たちです。ウクライナもロシアと同等の軍備を備えていれば侵略されることは無かったでしょう。ロシアの侵略を自ら招いた軍備の弱さを反省することなく、周囲の国に兵器の供給を求めるなどミットモナイ事なのです。米/英/仏/ドイツは、援助と言う美名のもとに自国の戦車を実戦で試験できる絶好の機会となり、これは戦争を長引かせるだけの話で、戦争を早期に終わらせるには、ウクライナとロシアを1対1の勝負をさせ、他国が手を出さない事です。世の中にタダのものなど無く、援助と言う美名のもとでの借款による商売ですから、儲けるのは武器商人だけです。「自分の事は自分でする」と言うのは子供の躾の第一歩でした。 日本も米軍頼みはホドホドにし、自分の国は自分で守る。それができない国は滅びても仕方ないのです。 最近のウクライナのゼレンスキー大統領、態度デカスギで、戦車を出せ、長距離ミサイルを出せ、戦闘機を出せと偉そうにおねだりします。もとはと言えばソ連邦の同じ国。一家の内紛に他人が介入するともめ事が大きくなります。兵器を売りたい側にまんまと乗せられています。気の毒なのは「普通の国民」ですが、これも人類の歴史のヒトコマ。フツーの人々の不幸は未来永劫に続きます。世界平和などと言うあり得ないことに期待せず、現実を直視しなければ争いからは逃れられません。

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横浜ランドマークタワー 44階 4406
落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
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米軍の何がスゴイ?  エイブラムス戦車の燃料

2023年01月30日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 米軍の何がスゴイのか? 答えは多々ありますが、一つは「ロジスティックス」日本語では「兵站」とも言い、いかに前線部隊に必要な物資を補給をし続けるかという点です。 第二次大戦では日本の兵隊さんの戦死者230万人と言われますが、ヒドイのは、戦場での戦闘で敵の弾に当たって亡くなった人の数よりも、食料の補給が足りず栄養失調、それによる病気や餓死でなくなった方のが多いの言うのは悲惨な戦争でした。 補給など、前線で戦う兵隊の単なるサポートで二流のお仕事のような、兵站軽視が生んだ悲劇でした。 そこで、米軍が日本軍と違うのが補給です。米軍は、補給の継続できない所まで前線を拡大するなどの無謀な事はしないのです。その補給も合理的に行っています。 最近では、燃料の種類を統一していることです。今回ウクライナに供与されるというエイブラムズ戦車、ガスタービン・エンジンで燃料はヘリコプターと同じジェット燃料です。ジェット燃料と聞くと、さぞかし、強力な燃料と思われる方が多いかと思いますが、燃料としてはガソリンよりも安全な灯油です。海軍では、原子力の空母と潜水艦以外の艦船はガスタービンエンジンで動き、その燃料は艦載機、ヘリコプターから戦車、軍用車両からテントの暖房用ストーブに至るまで全て同じ、JP-8と呼ばれる燃料なのです。 ガソリンだ、軽油だとの油の種類がバラバラよりは単一のジェット燃料に統一する方が補給は楽です。 

 若かりし頃、四駆で野山を走り回りましたが、これらはディーゼル・エンジン。通常は、軽油が燃料です。暖房用に使用される灯油は、軽油よりは上質なのですが税金が優遇され安価なのです。それで、違法なのですが、ディーゼル車を暖房用の灯油で走っている方もおりました。灯油は軽油より幾分、粘性が低く燃料ポンプに負荷がかかるというので、灯油に潤滑用のオイルを混ぜているとのことでした。 まあ、米軍のディーゼル車がジェット燃料で動いてているのですから、灯油でも充分なハズです。ディーゼル車に乗っている方、真似はしないでください。暖房用の灯油を暖房用以外の用途、車の走行用に使用するのは違法です。

 ウクライナの戦場で、米軍からのエイブラムズ戦車はジェット燃料、レオパルとは軽油と分けて補給するのは大変です。エイブラムズ戦車とレオパルト戦車の混成部隊を編成した場合、レオパルトのディーゼル・エンジンにジェット燃料を使用するのは、エイブラムズ戦車のタービン・エンジンを軽油で動かすよりは現実的です。きっと、誰かがこの程度の試験はしている事でしょう。

  エイブラムズ(米)/レオパル(独)/チャレンジャー(英)/ルクレール(仏)  VS  T14 (露)の戦いは戦車ファンの野次馬としては最高に面白いのですが、ロシアは戦車戦で負けるでしょうから、次のステップとしては核兵器となるでしょう。西側の戦車4機種もの投入は、ロシアを核兵器使用に追い込む無謀な決定です。ウクライナは、戦車の次は、長距離ミサイル、次は戦術核と欲しい物リストが膨らむだけです。援助だってタダではないですから、ウクライナの借金が膨らむだけです。自前の戦力が不足して戦えないなら、もう止めるべきです。

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レストランでのQRコードによる注文

2023年01月27日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 最近、増えているのがレストランで、テーブル上にはただのQRコード。それを自分のスマホで読み取り、自分のスマホで注文するのですが、偏屈の私はこれが大嫌い。 自分は、絶滅危惧種のガラケー派であり、スマホなんぞ持っていないから注文を受けてくれと店員さんに頼みます。そこで嫌な顔をされると、「では、店頭にガラケーお断り。スマホが無ければご注文を受けられません。と表示しておいてくれ」と言うと、イヤイヤ注文を受けてもらえるといった状況です。若い店員さんは、スマホが動くことなど当たり前の世代で何の抵抗もないのは仕方ありませんが、その黎明期から携わってきた自分としては、資源の無駄使いに思えるのです。 スマホ(ガラケーでも同じですが)が1台機能するためには、巨大なデータセンターで1台1台が何処にあるかを常に監視し、所在地付近の基地局と交信するように制御しています。 あのQRコードを読んだ瞬間にそのお店の WiFi とつながるならともかく、たかが、お店の中での注文にワザワザ携帯の資源などを使うことが、資源の無駄使いに思えるからです。軽い気持ちで「いいね」などと返信するのもタダではないのです。データ量の爆発的な増加を支えるためにどれだけの資源が使われ、それと共に電気も使用されているのかなど考えたことの無い方が殆どでしょうが、スマホを過度に使用することは決してエコではないのです。

 店員さんの処理力以上にお客さんがあるなら便利でしょうが、注文を受ける事さえしなくなり、ただただ、でき上がった料理をテーブルに運ぶだけの仕事となると、店員さんも手持無沙汰。 愛層の良い店員さんとのやりとりもなくなり、このような店には足が遠のきますが、偏屈ジジイがお店を選ぶ選択肢も自分で縮めてしまっていますが、ジジイ世代が世間の流れに窮屈を感じるのは、今始まった事ではなく昔ながらの事ですから、仕方なしと受け止めるしかありません。

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えっ、あの風車、日本製じゃないの?

2023年01月25日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 昨日の私のブログを読まれた方からの感想です。 先進国では、多くの工業製品は自国で生産しています。 もちろん、「外車」など嗜好品としての車の好き嫌いで外国製品も多く輸入されていますが、日本の電気を発電するという、インフラの一番根源的な分野で自然エネルギーと騒がれている分野で、太陽光パネルのほとんどは、人権の抑圧されたかの国のかの自治区で作らていますし、風力発電もしかりです。エネルギーに関しては、日本は発展途上国と同じで、太陽光パネルも風力発電も海外からの輸入なのです。

 風力発電のタワーの上の発電機、高い所にありますから小さく見えますが、世界最大級になりますと、高さ146m、約50階建てのタワーの上に乗る発電機の大きさも3階建ての大型住宅ほどの大きさがあり、羽根の部分の直径は252mもあります。これは、客室が2階建て大型ジェット旅客機(A380)の全幅が約80mですから、その3機分も並べたような巨大な羽根で、その面積はサッカーコートで7面分もあるそうです。 ここまで大きくなると簡単には作れません。

 かって、日本製の風力発電もありましたが、国内市場が小さかったため、産業として伸びませんでした。欧州のメーカーは、小さな自国の市場などあてにせず、最初から海外市場を目指して製品を作りますから、人口が1千万人に満たない小国でも世界相手に立派な工業製品を作り販売している会社は多々あります。日本ではなまじ、国内市場が1億越えの人口に支えられているので、内向きで海外を目指さないので、国内市場が小さけれ海外市場で活躍する企業には歯が立たず、風力発電も日本製は撤退してしまいました。 同じ構図で心配なのは日本の防衛産業です。自衛隊と言う小さな市場だけでは、防衛産業は成り立ちません。 無理やり国産していても価格の点で競争力が無く、商売としても成り立たないのです。 食料も、燃料も、重要な工業製品も輸入しなけれなならない状態で先進国と誇れるでしょうか? 電気が足りる、足りないの目先の話だ明けでなく、日本の産業をどのように伸ばしていくのか? 大きな問題です。 国内問題である宗教被害者を救うなど、小さなことばかりしているのは吞気すぎます。

 世界平和のために兵器を輸出してはいけないなどと言うのは独りよがりの平和主義で、現実は兵力の均衡で平和が保たれているだけです。ウクライナも、ロシアに拮抗した兵力をきちんと備えていれば、侵略などされなかったのです。兵器の輸出という点では、同じ敗戦国のドイツさえ、世界でベストセラーの戦車を輸出し、今回、ウクライナ支援では再輸出するには生産国であるドイツの承認が必要という事で、ドイツが存在感を見せつけました。今回のどさくさに紛れてK国もポーランドに戦車を大量に輸出することになりました。 最近の日本、こじんまりと内にこもってインバウンドの観光客を待っていますが、それではダメなのです。

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風力発電用のブレードへの落雷対策で欧州の特許が取れました。

2023年01月24日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 弊社、風力発電の羽根(ブレード)への落雷を発生し難くする方法については、色々な案を日本で特許化していますが、そのうちのいくつかは海外にも特許申請していて欧州でその特許の一つが認められました。 欧州は緯度が高く、雷は比較的少ないので洋上風力発電での被害も少なく、それ故、対策もあまり必要ないのです。ですから、羽根の先にレセプタクルと呼ばれる金属板を付けるくらいの簡単な対策しかしていませんが、これでは日本では不足であると思われます。

 日本では、夏だけでなく、冬にも日本海側は雷が多く、日本海側で洋上風力発電を実用化するには、積極的な落雷対策が必要になります。ただ、問題は、設置した後での取付は無理に近く、羽根の設計時に組み込まなくてはなりません。 残念なことに日本にはこの風力発電設備を製造するメーカーはありません。 日本でも、洋上風力発電をかなり熱心に騒いでいますが、これを取り付けるための設置工事関連の仕事はありますが、装置を作る事の出来るメーカーは、日本には無くなってしまいました。 電気を発電できても、外国製の設備を取付けるだけなのです。日本の産業育成としては寂しいものがあります。 そこでこの特許は、日本だけでなく、風力発電設備の製造メーカーのある米国と欧州でも権利化して、欧米の風力発電設備のメーカー様に売り込まなければなりません。そのためには、日本の風力発電事業者さんが、海外メーカーから風力発電設備を購入する場合に、「積極的な落雷対策」を購入条件として強く要求していただけることを期待しています。 洋上での壊れた羽根の交換となれば、何10億円もの費用が掛かります。弊社の予防的な処置であれば、その1%もかかりません。 しかし、残念ながら、痛い目に遭わないと分からない方が多いのです。

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Web の威力

2023年01月23日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 Webでの広報や宣伝を得意とするある媒体から、取材の申し込みを受けました。 弊社の製品は一般の消費者を相手にする、B2Cではなく、主として企業相手のB2Bであるから、私自身を対象とした記事など誰も読まないでしょうとの返事をしたところ、一億総スマホ時代に合っては、会社を判断する前に会社の社長がどんな人なのか、それ位はみな検索するとの話をうかがいました。 私、自分自身をネットで検索などしたことが無いので半信半疑、言われるがままに「松本敏男 落雷 画像」と検索したところ、私自身が持っている自分の写真以上に画面いっぱいに自分の写真、今までにマスコミに取り上げられた会社の写真などがでてきて、ビックリでした。 

 最近の福岡の事件で、警察の中には「見当たり捜査」と言う、顔を見ただけで犯人を識別する特殊技能を持っ捜査員がいる事に、顔の識別が苦手で芸能人などの美人はみな同じように見える私には、そのような特技はビックリなのですが、ネット上の私の多数の顔写真を見た時には、「世間に、こんなに面が割れている以上悪いことはできない」との感想でした。

 この電話をしてきた営業の方も御自分のプロフィールをURLで教えてくれ、それを拝見すると3枚の写真に経歴や特技などを簡潔にまとめ、失礼ながら経歴だけが長い70歳代のジジイとの比較で言えば、まだ20歳代で若いが故の経歴の浅さも堂々とアピールしている。ただ、Webの活用方法の知識と言う切り口では、私の長い経歴は何の役にも立たず、この方の、例え数年であってもその分野の仕事をしてきた実績と自信には、太刀打ちできません。私も雷の前は、コンピュータ/通信の世界で生きてきましたが、Web技術が出てきたのは私のキャリアの中では後半戦。それが、急激に伸びてきたのは、10数年前の事です。技術だけで言えば、時代と共にスキルは必ず陳腐化する。技術が陳腐化しても、社会の中で自分が陳腐化しないように心がけねばなりませんが、限度があります。

 会社の一社員と言う「埋もれた個」でなく、自分をどうアピールするかは大勢の中で大事なことで、「出る杭は打たれる」時代になるべく目立たないように半分は潜水し、水の中から目だけを出してを外界を観察し、時々顔をあげるカエルのような生き方で大組織の中を生きてきた時代とは明らかに変化しています。初対面で名刺を交換してから相手を判断するより、会う前からこの方の情報がここまで分かっていれば話も早く進むことでしょう。 世の中の流れの速さを実感しました。

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君たち、中国に勝てるのか? 岩田清文/尾上定正/武居智久/兼原信克  産経セレクト

2023年01月20日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 本書の著者の内、岩田様/尾上様/武居様の3名はそれぞれ、元陸将、元空将、元海将と、それぞれの自衛隊でほぼトップに上り詰めた方々ですから、上から目線の「君たち」という言葉は、元部下の一般自衛隊員の事かと思うと、何と無責任なタイトルである事かと腹が立ちました。中国に勝てるか否かは、一自衛隊員の責任ではなく、自衛隊をきちんと軍隊と認めず放置してきて、憲法も防衛戦略も整備していない状態にしたまま、中国に日本のFEZ(排他的経済水域)にミサイルを撃ち込まれてもきちんと対応せず見過ごして既成事実化を許し、装備品にも限界がある現状を招いたのは政治家の責任であるにも拘らず、戦いの最前線にいる自衛隊員に「君たち勝てるか?」とは、何たる無責任!との印象でした。 第二義的な責任としては、現場の自衛隊員を育ててきた将官クラスの方々が、退官した後、まるで他人事の用に現場の自衛隊員に「君たち中国に勝てるのか?」と問うのも、一市民としては、あなた方は勝てる軍隊を育ててこなかったのか? と問いたくなるようなタイトルです。 まあ、将官とてアホな政治家から制約を受けての事しかできませんから、仕方のない事ではありますが。。

 しかし、自衛隊が新人からこの元将官に至るまで、厳しい制約の中で、限られたできる範囲の中で一生懸命、職務を遂行している事は存じ上げているので、この「君たち」として、だれが、ここで問われていることを真剣に答えなければればばならないのか? 書物と言うのは著者が誰にメッセージを届けたいのか? 読者が一番大事で、それが誰なのであろうと推測しながら読み進めると、ここで言う「君たち」というのは「永田町」「霞が関」「市ヶ谷」周辺でお仕事をされている方々こそがふさわしいと考えると、ガテンが行きます。現場の上の方々です。 現場を知らない上の者が、偉そうに物事を決める、あるいは決めかねて放置する。これは日本に広く蔓延している病です。

 自衛隊員をボクサーに例えるなら、一見、立派なグラブを付けていますが、よく見ると貧疎で手かせが付いている。立派なトランクスと靴を履いているがよく見ると足かせまでついている。 そういう状態でリングに放り出されているのですから、その勝敗について「君は勝てるのか?」と聞く前に手かせ/足かせを外してあげなければならないのです。それが政治家の役割なのです。

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日常にある電波妨害 ジャミング

2023年01月19日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 私の知人で、会社を経営している方ですが、商談の最中に相手の携帯が鳴って商談が中断するのを嫌い、携帯を通話不能にしてしまう装置を持ち歩いているとのことです。 スマホ程度のこの機器をONにするとその周囲数メートルの携帯は「圏外」になってしまい、電話はかかってきません。このような電波妨害をする事を「ジャミング」、それを行う機器を「ジャマー」と呼びますが、既に身の周りでは内証で使用されています。ジャマーを使用することで、商談を途切れることなく進められ助かっているとのことです。 まあ、1時間程度ですから、相手の携帯が圏外になっても特に大きな影響はないことでしょう。「あそこの会社に行くと携帯が繋がらない」との噂も出ていなく、今の所満足だそうです。

 同じようにGPSを無効にしてしまうジャマーもあります。 この仕組みは重要で、ドローンなどはGPSの位置情報を頼りに飛行してきますから、ドローンに爆弾を積んだ自爆ドローンを自分の所に誘導しないようにするには、このGPSジャマーで自爆ドローンの目的地を不明にしてしまえば良いのです。 重要拠点、例えば首相官邸や公邸には、恐らく、既に設置済みかもしれません。ここをを目標に自爆ドローンを飛ばしても、GPSジャマーがONになっていれば、そこまでたどり着く事ができません。しかし、難点は、自爆ドローンはいつ飛んでくるか分かりませんから、これを四六時中ONにしておくとその付近でのGPSは使えなくなります。 カーナビなども使えなくなりますので設置済み/使用中かどうかは周囲を車で走行してみれば分かります。

 GPSの位置情報を使用する機器は、例えば子供に「お守り」のようにランドセルにでもぶら下げておけば、親の携帯に子供の居場所がすぐわかるようなサービスとして既に販売されています。 夫の行動をすべて把握したい奥さんが夫のカバンに仕掛けることもあるようです。そんな時に、このGPSジャマーを使えば、自分の居所を知られなくすることができます。 廉価に敵国を爆撃する手段としてに自爆ドローンが使われますので、これに対する防御としては、全国の送信鉄塔、携帯基地局、常用施設などにGPSジャマーを設置して、日本国内の目標を電波的にすべて見えなくすることが重要です。するとカーナビもなども使えなくなりますが、ハイテク用品では、便利さと危険は常に裏腹の関係にあり、どちらかを優先するのは仕方ない事です。これが一般的に多用されると、その年の流行語には「GPSジャマー」など入るかもしれません。漢字で書くと「GPS邪魔」でピッタリです。

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全国旅行支援と偏屈ジジイ

2023年01月18日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 全国旅行支援なるものを有効に使うと、1万円の宿に2千円で泊まれるなどと紹介しているTV番組を見て、「行きたい!」と思うのが普通なのかもしれませんが、私のような偏屈ジジイは胡散臭さを感じて背を向けます。タダのように見えても、誰かの負担により成り立っているだけの事で、世の中にタダのものなどあり得ないのです。この場合、8千円を負担しているのは、国民の税金と、観光地に住んでいる方々の税金で、観光を復興させて世間の景気を良くしたいという狙いは分かりますが、補助金が出るからそれをあてにして旅行に行こうというのがそもそも浅ましいのです。旅行など、余裕の一部として行けばよいのであって、余裕も無いのに補助金が出るから行こうというのが、そもそも「精神的な貧困」なのです。 目先の利益で得をしたとか、損したとか、求めるものが小さすぎます。 本来、きちんと働けば年に数回の旅行位できるような状況であるべきなのを、旅行どころではない経済状況に追い詰めている国の経済政策が悪いのです。 それをカバーすべく、全国旅行支援などで目先をごまかしているようにしか見えません。 騙されてはいけません! また、これで潤うのは観光業界など、一部の方だけです。

 目先のポイントなどで国民を釣ろうとする「マイナカード」であるとか、国民をポイント中毒にし、ポイント集めや、返礼品の価値で目先の利益に誘導する「ふるさと納税」など、浅ましく卑しい事です。生活をしていくには行政によるサービスが必要で、それを受ける対価として自分の住んでいる所の市民税・県民税をキチンと支払った後で、自分の出身地に「寄付」するのであれば良いことですが、自分が居住し、お世話になっている場所のインフラ・コストの一部を支払わないで、返礼品目当てに他所の市に納税することを認めるのがおかしい。このような制度を作った人の浅ましさ、卑しさ、底の浅さが透けて見える制度です。 市民の大多数が返礼品目当てに他所に納税してしまったら、その市は破産することになり、困るのは市民自身なのです。少なくともその可能性のある事を制度化することがアホです。実際,赤字になってしまっている市もあるのです。

 旅行支援、マイナポイントやふるさと納税、目先の損得勘定を助長し、価値観を貶める愚策です。 こういうことを政策として奨励するのですから、政府自体が品のないアホな人たちによって運営されているようです。日本が世界の中で没落していくことと一体の事ともいえます。

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無駄な買い物  トマホーク

2023年01月17日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 敵基地攻撃能力のためにトマホークを2000億円かけて500発を装備するとの話ですが、日本の政治家は、軍事オンチばかりなのか呆れてしまいます。 トマホークの搭載する弾頭は100kg程度の爆薬で、その程度のミサイルをいくら撃ち込まれても相手はビクともしません。相手にとって蚊に刺された程度の被害では抑止力になりません。 抑止力と言うのは、相手が怖がって手を出せない事に意味があるので、遠慮して中途半端な事をするのではなく、相手に壊滅的な打撃を与える兵器でなければならないのです。そもそも「敵基地攻撃能力」などの言葉遊びがバカバカしいのは、北朝鮮のミサイル発射の映像を見て分かるように、敵は車両で運搬して移動発射をするのですから、基地からミサイルが発射されるとは限らず、相手のミサイルが何処にいるかなど分からないのです。ですから、敵基地を攻撃して攻撃を防ぐことなど不可能です。狙うなら大都市です。一般市民に犠牲者が出ないとダメなのです。「最低限の」などと遠慮してはなりません。 やるなら死に物狂いでトコトンやらねばなりません。 生兵法はけがの元なのです。

 一発で確実に相手に壊滅的な打撃を与えるためには、核しかありません。通常弾頭のトマホークなど何の意味もありません。日本には現在は核兵器はありませんが、核物質は潤沢にあります、プルトニウムです。弾道ミサイルで生のプルトニウムをバラまくと宣言しておくのです。弾道ミサイル、これはイプシロン・ロケットがありますから。これを大量生産して日本中に配備するのです。そして、核兵器を開発する時間的余裕はありませんから、六ケ所村に保管してある、生の使用済み核燃料、プルトニウムで良いのです。 日本を侵略すれば、プルトニウムがまかれる。。。これこそが抑止力になる言うものです。

 トマホークはGPSだけでなく、地形データを用いて中国内陸に到達します。そんな中国のICBM基地までの地形データなど日本にあるのでしょうか? これも米軍支給ですかね? 亜音速で飛行するトマホークなど迎撃されてしまいます。 トマホークを揃えるなど、まるでド素人。製造元の米国レイセオン社が儲かるだけの戦争ゴッコです。岸田さん、米国訪問で米国側から歓待を受けたとのことですが、米国製兵器を爆買いする上顧客ですから歓待されるのは当たり前です。岸田さん、バイデン大統領の隣でニコニコしていましたが、米側にとっては米国製兵器を日本に買わせることは赤子の手をひねるようなものでしょう。米国製の兵器ばかりに頼らずに、自前で何ができるかをしっかりと検討すべきです。このトマホーク、目標を米国内にしたら機能しなくなるような仕掛けがブラックボックスとして付加されているのでしょうね。防衛政策としてだけでなく、日本の産業政策として国産兵器を輸出産業に育成すべきなのです。 日本の政治家様たち、お仕事を、もっと真剣にしていただきたいものです。

 その前に、国連の常任理事国である中国に正々堂々と軍事力をもって制裁されることの無いように、敗戦国条項を改訂しておかねばなりません。現在のままでは、敗戦国日本は、常任理事国の中国には逆らえず、日本が事を起せば、例え日本が自衛のための戦争と言い訳しても、敗戦国ですから、いつでも合法的に制裁の対処になってしまいます。国連での立ち位置を改訂をせずに中国に逆らえば、第二次大戦の敗戦国としては制裁されてしまうのです。 そういう意味では、第二次大戦の戦後は継続しているのです。 国連は、その第二次大戦の敗戦処理のための機関ですから、このような国連にいつまでも貢いでいないで、正すべきを正さねばならないのです。

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雷勉強会とエネルギー問題

2023年01月16日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 毎月、月末に大学関係の方3名、業界のベテラン1名、弊社3名、知財関連の方1名で「雷勉強会」を開催しています。 今さら、雷の何を勉強するのか? 雷はまだまだ未知の部分も多く、この活動を1年以上継続していますが、「継続は力なり」で、毎回、雷関連の色々な話題で非常に勉強になります。 自分が発表する場合にはそれなりの準備もしますので、これまた、晩強になります。 今月は、私は「化学工場の水素排気塔の着火問題」について話をする予定で、目下準備中です。 雷雲が化学工場の上空に来ただけで、落雷は発生しなくても可燃物、特に水素などを排気していればそれに着火することはあり得ます。 弊社のPDCEは、直撃雷を防ぐ効果はありますが、直撃雷にならないまでも排気塔の端面から微小な放電を発生することはあり得ます。例えば「セントエルモの火」と呼ばれ、帆船のマストなどが青白く光る現象があります。お向かえ放電にもならない微小な放電でも水素を着火するには十分です。

  今まで、燃料としての価値はあまりなく、最終製品を作る途中で水素の余剰が出ても、そのまま大気中に放出されている場合も多いのです。そのような水素が放電により着火しないように色々な形状の排気口を用意し、そこにアセトンを塗って放電事件を行い、発火し難い形状がある事を突き止めました。 しかし、これは各工場の水素排気塔の形状はバラバラで、これに合わせ排気口はテーラ・メイドとなるため、一般商品化するのは止めました。

 これから、街の中に「水素ステーション」が増えたりすると着火防止対策の需要はできるかもしれませんが、水素と言うのは自然界には存在せず、エネルギーを用いて作らねばならないもので、そういう意味では電気と同じです。 エネルギーを用いて水素を作り、その水素を用いて電気を作る? それなら、最初からエネルギーを用いて電気を作る方が直接的であるし、水素はエネルギー密度も低いので、自然界に存在する化石燃料をエネルギーとして利用するのが一番効率的なのです。人は出来上がった後の工程しか考えないことが多く、太陽光電気がタダで湯水のごとく発電できることを望みますが、実際は太陽光発電パネルを作るために相当量の電気をを用いています。夜間や雨の日には、あまり具合が良くない。。それで最近は、蓄電池との組み合わせ、ストレージ・パリティなるものが補助金などで奨励されています。 またBTM(Beyounf The Meter)、すなわち電力メータの先(施設の側から見たら内側)に蓄電池を置いて電力を活用しようというのも同じ考えです。

 以前は、サハラ砂漠に大きな太陽光発電所を作ろうと言い出した人もいましたが、サハラ砂漠では一晩のうちに地形が変わるほど砂が移動し、太陽光発電パネルなど砂に飲み込まれてしまいます。 また、砂嵐もあり人間が生活するのも困難な場所で、そこで電気だけ易々と作れると思うのは甘いのです。人間が住むのが困難と言うことは、その近辺では電力の消費もなく、遠距離を送電しなければなりません。さすがに、このような意見は聞かないようになりましたが、この世にタダのモノなどないのです。

〒220-8144  
神奈川県横浜市西区みなとみらい 2-2-1
横浜ランドマークタワー 44階 4406
落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
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KDDDI のケーブル敷設船

2023年01月13日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 とても珍しい船が大桟橋に入稿しています。 KDD Iの海底ケーブル敷設船「KDDIケーブル・インフィニティ」 9,766トン です。 この船のこと、HPに詳しく紹介されていて、船内の見学までできます。

https://www.k-kcs.co.jp/assets/img/ship/kddi_cableinfinity_pamphlet.pdf

 

 

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習近平独裁は欧米白人を本気で打ち倒す  副島隆彦  ビジネス社

2023年01月12日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 副島さんの御意見は、いつも世間からは5歩/10歩離れた所にあり、それこそが副島さんの価値ですが、いつものように非常に思い切った内容で、とても面白く、230ページを一気に読み終えました。私、毎月、30~40冊の本を読みますが、その中でも面白いと感じた1冊です。

1)習近平の3期目の側近は「イエスマン」ばかりで、独裁体制を固めた事。 戦争遂行のためには、内部に反対者は不要なのです。

2)中国が米国債をジワジワと売り払い、経済のデカップリングは中国主導で進んでいる事。米国が中国を切るのではなく、中国も米国を切る方向いで動いている

などを例に挙げています。 本書では取り上げられていませんが、中国のICBM発射基地は、沿岸部から内陸部までキチンと整備され、宇宙ステーションも中国主導となってしまいましたから、日本の米国ベッタリと言うのも危険なカケなのです。

 ロシア、ウクライナの戦争も、昨年2月のロシアの侵略開始からだけ見れば、プーチンが悪者なのは分かり易いのですが、実は、それ以前から火種はありまして、プーチンは嵌められての行動で、ゼレンスキー大統領はただの主演男優、監督はバイデン大統領ですが、脚本を裏で書いているのは別人です。ロシアが追い詰められてきた立場は、太平洋戦争の前の日本と重なるところがあります。中国も半導体で米国から締め付けられていますが、これも戦前、日本が石油で締め付けられたのと同じような状況です。「歴史は繰り返す」という言葉、重みがあります。世界を動かす側からすれば、共産主義など世界統一に邪魔な存在であり、これら地球から抹消したいのです。これが上手くいけば次の目標は中国なのは明白ですから、プーチンと習近平からすれば国家存亡の危機に追い込まれているので、それへの対策は必須なのです。そのためには西側先進国と戦う覚悟を決めたというのです。

 日本の現状を見ると、「平和」「平和」と唱えていれば、平和が持続するような「平和ボケ」、幼稚な能天気の極みであり、世界中が平和になるなどあり得ないという現実が見えていないのです。「世界で唯一の被爆国」なども、核兵器を使う事に何のためらいもない人たちには無駄な言い分です。 むしろ、痛い目に遭ったら倍返ししてやる位の根性が無ければ世界では伍していけません。日本人は人が良すぎるのです。3回目の核被爆を受けないためには、どうしたら良いか? 核廃絶などと寝ぼけた事をを言っていてはダメなのです。必要なのは、理想と現実を使い分ける二枚舌。それくらいズルくならねば世界を相手にやっていけません。まあ、今さら米国と中国とどちらの側に立つかなど自明の事ですが、既に日本の国土の一部は米国、戦争で占領されるのを待たずに中国の一部になってしまっている現状に気付いていない日本人が多いことの方が問題なのです。

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クレジットカードの怪

2023年01月11日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 クレジットカードを頻繁に使います。 毎月、 手元に溜めおいたお店から発行された領収書とカード会社から送られてくる仕様明細を突き合わせしますと、お店からの領収書はあるのですが、カード会社からの請求には無い、すなわちお店で払ったつもりでも、実際には請求が来ない「タダ食い」が発生していることがあるのです。 その数が多くなり、カードを使用した記憶とその領収書まであるので、ネコババしているようで何となく気持ちが悪く、請求されないことを黙っていて良いものかを弁護士さんに相談すると、お店との間での支払行為は完了しているのだから、その後、そのお店がカード会社に請求しようと、しまいと、それは利用者(私)の責任ではないとの回答にいくらか気が晴れました。

 知り合いの娘さんがバイトをしている有名コーヒー店では、店を閉めた後、その日の売上を、カードを含めて合計し、それからカード会社に請求しているとのことで、そのような方式ではカード請求が漏れることはあり得ます。カード会社としては、日本中に多々あるお店から、売り上げが発生するたびにリアルタイムでそれを受けるとしたら、相当の受け皿が必要になります。 バッチ処理で一日一回にまとめてもらえればトランザクションは相当少なくなりますが、未請求が発生する恐れがあります。 そこで最近、気になり、親しいお店で、このカード処理の情報は直ぐにカード会社に流れるのか、あるいは店を閉めた後、まとめて送るのかを尋ねてみると、色々な事情胃があるものです。

 身の回りの辺りで当り前に使用しているシステムでも色々な差があって面白いものです。 昔、銀行間の相互乗り入れがなかった時代、A銀行のCD(現在のATMの第一世代)にB銀行のカードを入れたらどうなる? と色々試して見たことがありました。単純にその場でリジェクトされるものから、カードをCDの中に取り込まれて止まってしまうものまで各銀行の扱い方は様々でした。 クレジットカードのトランザクションの扱いも色々のようです。


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オーム社の電気総合誌 OHM 2022年12月号 に避雷球の記事が掲載されました。

2023年01月10日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 オーム社は、電気関連を学んだことがあれば知らない人はいない電気の名門出版社です。 その社名を誌名にしたOHMは、電検などの電気関連の資格に挑戦する方向けの専門誌ですが、「風力発電の雷害復旧」という特集で、実際の偶力発電設備での落雷事故の復旧について解説しています。 ここに弊社の「避雷球」が記事として紹介されました。 せっかくですから、この記事を用いて営業資料を制作しました。 A3二つ折りで4ページで、内側の見開き2ページをこのブログで紹介させていただきます。 弊社では、落雷が発生する原因は、「お迎え放電」と呼ばれる地上から上空に向かう「呼び込み」があるからという事で、この「お迎え放電」となるべく出さないことを目標に各種の製品を開発してきまして、その究極がこの「避雷球」です。 

 まあ、記事では「完全にシャットアウト」とのキャッチコピーですが、自然相手ですから常にそうなるとは限りませんが非常に高い確率で、お迎え放電を出さないように機能します。 で、ここに落雷しなければ、雷はどこにいってしまうの? との疑問があるかと思いますが、そもそも地上に向けて放電する(落雷)は全体の2割程度で、ほとんどは放電し易い雲の中、雲と雲で放電しています。 雷雨の時に家の中ならほぼ安全ですから、外を見てください。 空全体が明るく光ったり、雲の中が光ったり、垂直に地面に向かう放電は約五分の一程度なのです。地上に向かう放電が少なくなれば、上空での放電が増えるだけの話です。 地上の避雷球を目がけて落ちてきた落雷をウッチャリをかけてよそに投げ飛ばすようなものではありません。 この避雷球でも大型の羽根(半径110m )の先に取付けた場合には半径方向に50G程度の加速度が加わりますが、50Gには耐えることを確認済みです。

 

 

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