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落雷抑制システムが運営するブログ

教育と訓練の違い  企業内教育って少し変

2014年05月30日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

先日の展示会「教育ITソエリューション」の出展を見ていて学校のモデル自体が変化しつつあると感じました。

情報を得て、それを自分の知識とすることがそれほど簡単ではなかった時代では、師が苦労して獲得した知識/情報の一部を切り売りするような形で生徒へと伝えられ、その過程で師の人間性により単なる情報のみに留まらずいろいろなことを学ぶのが師弟関係でした。義務教育においても同じようなモデルで行われてきました。生徒よりも知識経験が豊富で物知りの先生が生徒に情報を切り売りするというモデルです。先生は生徒より年長というだけである程度はこの優位性は保てた時代です。

ところが、情報はネットで検索でき、大学の講義や英会話の練習までネットの上でできるとなると師とのつながりなどなくても欲しい情報を得ることは簡単なこととなりました。ネットの上での情報量は個人の比ではありませんから、教える側も単なる情報の切売りだけでは対抗できない時代となると、教える側の優位性を確保するのは、ネットなどでは検索しようのない最新の情報で対抗するしかなくなりました。学ぶ側の情報入手手段が教える側の優位性を崩してしまったのです。旧来の学校のモデルは成り立たなくなりつつあるようです。

しかし、教育というのは単なる情報の伝授ではありません。師と生徒との間の知識や情報の伝授を超えたところにあるのですが、先日の教育ITソリューションでのデモを見ていて情報産業は日本の教育界を破壊する一因になりかねないとの危惧を抱きました。そもそも「企業内教育」という言葉もありますがあれは正しくは「企業内訓練」と呼ぶべきものです。日本語では教わることは全て「教育」の一言で表してしまいますが、海外の企業では、Job training, Skill transfer などと呼び、企業内教育を「Education」と呼ぶのはいくら図々しい欧米人でもしません。 「企業内教育」は「教育」ではなくて「訓練」あるいは単なる「知識/技術の移転」にすぎません。 「教育」とは全人教育に代表されるような人格にまで及ぶようなものが「教育」なのです。企業ははそんなことまでしません。

情報産業は、社内での情報伝達や、企業内訓練に用いる手段をそのまま「教育」の場に持ち込もうとしているように見えます。「教育」と「訓練」の違いを自覚されてからにしていただきたいものです。いくら学習の効率が向上しても、それだけで「教育」に貢献しているとは思わないでいただきたいものです。また、学校においても、学習効率の良さで教育の質を向上させていると勘違いしないで欲しいものです。道具だけ立派になっても現在の教育で最も足りていない部分については何の助けにもなりません。

〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町24番地8
SOHOステーション703
落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
電話 045-264-4110
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昨日の一番多かった検索ワード「雷で保険屋さんが渋っている」

2014年05月29日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

私のところにも火災保険会社でリスクマネジメントをしているという複数の方からコンタクトがありました。火災保険というのは加入の申し込みにNOとは言えないそうです。ところが、落雷被害が多く、保険金の支払い額がたいそうな額になり、保険会社さんもお困りのようです。機器の損傷だけでなく、業務が停止している間の所得補償など含むとかなりの額になるそうです。

そこで、保険の代理店さんには、PDCE避雷針のようなものがあることを知らしめて、お客様にまずはご自身で落雷対策を勧めたいとのことでした。私からすれば、保険屋さんが直接、PDCE避雷針を販売してくれればよいのですが、保険業の傍らで同時に対策機器を販売することはできないそうです。

昨日のセミナーでも話をしましたが、今後の気候変動に際し気象関連ビジネスだけでなく、どんな業種であっても「災い転じて福となす」チャンスはあるのです。今まで、避雷設備というのは建築基準法によりただの「義務」として落雷した場合の「後始末」対策をしてきましたが、これを落雷をなるべく「落とさない」対策へと積極的に展開することで「安心/安全」を付加し、ビジネスの価値は上がるのです。

落雷で人身事故が発生したら、被害者への補償だけで済まず、事業の継続事態が困難になるとのことで、予防的措置として落雷対策を進めている経営者の方も少なからずおられます。これは単にお金の話だけでなく、被害者を出さないというもっと大きな大義があるのです。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)でも、今後、気象の極端現象が増えることは予測していますし、気温上昇を2度以内に治めなければ気象は大変なことになるのです。最高気温が2度上がって「暑くなったね」だけでは済まされないのです。オーストラリアでの観測では気温2度の上昇で対数2ケタ(即ち100倍)以上の落雷増加につながるという結果さえ出ています。気温上昇、二酸化炭素の抑制については真剣に考えねばならない局面にあることを理解しなければなりません。

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本日から「電設工業展」 JECA Fair が始まります

2014年05月28日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

昨日、大阪に入り、展示会場の準備をし、今日から3日間の展示会が始まります。 本日は、13:15から私のプレゼンテーション「増加する落雷とその対策」もあります。

今回の展示ブースは、先週の東京での反省で、壁一面をそのままスクリーンにしましたから、幅4メートル以上の大型スクリーンになり空撮映像がより迫力のあるものになりました。

お時間あれば、ぜひお立ち寄りください。

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避雷針の効果とその試験

2014年05月27日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

世の中にあるものは何でも試験すれば分かると思っておられる方が多いかと思います。ところが、試験と言うのはそれほど簡単なことではありません。試験自体が意味のある試験方法で行われること、そしてその結果をどう評価するかの基準を確定しなければなりません。ところが、多くの場合、そこまで考えることなく、単に試験することが科学的なことであると盲信しているのです。この傾向は特に文化系の方に多いのですが、世の中には試験自体が困難で、長い年月をかけての統計的な事実から判断せざるを得ない事もあるのです。

例えば、「もし、織田信長が本能寺で死ななければ」のような歴史的な事実の「もし」ですが、「もし」が発生した後の結果については検証のしようがありません。避雷針の効果を検証するには、避雷針が「無い場合」と「ある場合」を比較しなければなりませんが、自然界の中で雷雨の作り出す電界、雨、風、エアロゾルなどの大気の状態まで2度と同じことはあり得ませんから、どちらかの状態で発生したことを装置だけ付け替えて再生ボタンをを押せば同じ試験を繰り返せるというほど単純なものではないのです。

これは弊社のPDCE避雷針のみならず、通常の避雷針に付いても、その効果を判定することはは原理上不可能な事なのです。ところが、260年に渡って使用されてきた避雷針には効果があるものと思い込み、歴史の浅いPDCE避雷針となると、これに対して試験をしろと甚だ理不尽な要求をされる事があります。PDCE避雷針について試験をするなら、同様に通常の避雷針に付いても試験を課さねばなりませんが、この試験は状況を限定しないと不可能な試験で、それがどこまで意味があるのかは不明です。

また、放電実験をすれば判明すると言う程簡単な事でも無いのは、人間の作った放電設備は自然界の条件に比べると、1】電極間の距離が圧倒的に短い 2】電界のかかり方が異なる 3】雨風の無い室内での実験である事 など、本当の自然の状況とは大きく異なります。そこで試験した結果をどう判断するのか? これも規格は無いのです。 試験に付いて、試験方法とその評価といのは公正な法律の様なものでして、それが無い場合に勝手に行う試験と言うのはリンチ【私刑】の様なものなのです。

とはいっても、何がしかの実験結果も必要ですので、PDCE避雷針では、実験室内での試験は避雷針の性能試験【フランス規格】に基づいた試験、フィールド試験として青森県の深浦で通常避雷針と並べての実地環境による試験をしています。特に実地試験では、夏/冬の2シーズンの落雷がある場所で、3-4年の結果を積んでみようと実行しています。最初の冬を超え、その結果は満足なものでした。 これは回数を重ねてから報告させていただきます。

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展示会での出会い

2014年05月26日 09時02分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

先週は、「教育ITソリューション」に出展し、水/木/金の3日間、朝9時から夕方6時まで立ったままでした。普段、運動不足ですからたまには良い事でしょう。展示会では、毎回、色々な方がお見えになり、今回も多くの方と話をする機会を得ました。人と話をするというのは勉強になる事でして、今回も100人近い方と話をさせていただきましたが、印象が強烈な数名の方がおられました。

某医大の救急医療チームの若いお医者さんでしたが、受け答えの中での理解力が抜群でして、やはり、お医者さんは頭の良い人が多いのかと思わせる方でした。私の説明を完璧に理解し、先回りするように途中、途中の結論を御自分でまとめてしまわれるのです。ですから、話は非常に楽でしたし、時間もかけずにかなりの内容の話をさせていただきました。救急医療ですから、毎日、複雑な判断を短時間の内にされている回転の良さが伺えます。毎日、ある程度の緊張感の中で生活することは必要な事と思いました。自分が救急外来に運ばれる時には、診ていただきたい。若いけれどそんな安心感溢れるお医者さんでした。しかし、この医科大学、栃木県ですから、無理ですね。

某重電メーカの方。 流石、総合電機メーカさんで、色々な種類の機器の開発を手掛けられてきた経験、知識とも抜群の方でした。こういう方との対話は、互いに相手の経験、知識レベル、理解度などの推し量る総力戦の戦いの様なものです。話し終えた後の、相手から受けた情報料の多さ、話を終えた時の満足感が強くの残りました。

「避雷針」と言う言葉は100人が100人ご存知です。しかし、何故、「避雷針は針なのか?」という問いには、殆んどの方は興味もなく、考えたこともなかったようで、そこを説明しますと、皆、納得されます。商売にはなりませんが、誰にでも丁寧に説明します。大学生が「高校の理科でも習わなかった」と嬉しそうに、そして丁寧に礼を言って帰りました。こういう出会いが展示会の良さです。商売にならなくても、若い方が表面的な理解でなく、根源的なことを考えるキッカケになれば良いのです。

今週も、水曜日から大阪で3日間の展示会「電設工業展」へ出展しますので、今日【月曜日】の午後一にクロネコさんに荷物を引き渡し、明日【火曜日】の午後一で、大阪の会場で荷物を受け取り、展示ブースを準備し、水曜からは展示会です。こういう旅回りの劇団のような生活、嫌いではないですね。さて、どんなお客様に会えるかまた、楽しみ名展示会が待っています。

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地球深部探査船「ちきゅう」が拓く海陽罹国イノベーション  平 朝彦  JAMSTEC理事長

2014年05月23日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

弊社のPDCE避雷針、「ちきゅう」の最上部に取り付けられれています。その関係で、弊社もJAMSTEC(海洋研究開発機構)さんの賛助会員ですが、そのJAMSTECの理事長である平さんのセミナーに参加してきました。 平さんのお話、夢があってとても興味深い内容でした。「ちきゅう」が狙う科学的成果としては、
・上部マントルの試料採取
・地下生物圏の探査
・巨大地震の震源域の直接観測
・地球環境の変動
があるそうですが、これは、日本が独自にしているのではなく、統合国際深海掘削計画と言う世界20ケ国が参加する国際組織の中で、日本は「ちきゅう」で参加しています。他にも、米国の掘削船もありますが、「ちきゅう」のボーリングは、ライザー掘削と言う直径1.2mの2重パイプを使う本格派で、「ちきゅう」がどのように活躍しているかを解説してくださいました。

話題がはすべて興味深かったのですが、中でも地下深くに微生物が生息し、これがメタンの生成に関与している可能性が高く、このメタンが低温・高圧で安定状態になったメタンハイドレートがアチコチにあるとのことです。そのうちの一部には大量のリチウムまで含んでいる場合もあるそうです。 また、海底深くにある石炭層には肥沃な生命圏が発達し、そこに二酸化炭素を入れるとなんとメタンに変化するということで、この、海底石炭層を用いて二酸化炭素をメタンに変換する技術は、エネルギーと環境技術で世界をリードできるという壮大なお話でした。

また、多くの海洋動物はかなり深いところまで潜っている、例えば、皇帝ペンギンは500m、ミニミゾウアザラシは何と1200mを超える潜水の名人とのことで、昨日書きました潜水艦に比べると、その差歴然です。

このセミナー、川崎市によるもので、福田川崎市長も出席されていましたが、過去24回の内容もレベルが高く、川崎市の実力の高さに強い印象を受けました。


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海上自衛隊 潜水艦建造史 勝目純也 イカロス出版

2014年05月22日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

日本における潜水艦の歴史は、明治38年(1905年)に米国から購入した5隻のホランド級から始まり、ホランド博士からの図面の提供を受けて国産化したその6号艇は、佐久間艇長の逸話の残る潜水艇で、その後、第一次大戦では戦勝国側であった日本がドイツからの戦利品として7隻のUボートを手に入れ、日本人には地中海から遠く日本までの回航など無理であろうとの大方の予想は見事に外れ、7隻を無事に日本まで回航し、これらは自国の戦力として保有する事は禁じられ、期間限定で廃艦とするものであったそうで、これらを徹底的に学んで力を付けたそうです。す。

その後の日本の潜水艦の性能向上の立役者は当時、川崎造船の社長であった「松方コレクション」でも有名な松方幸次郎さんで、美術品収集を表向きにドイツ潜水艦の図面まで収集したと言うのですから、昔の財界人の力はスゴイものがあります。これで力を付けた日本の造船界と日本海軍は潜水艦を増強するのですが、成績は余り芳しくなく、第二次大戦の開戦から昭和19年の3月までに日本が潜水艦で沈めた敵船舶は180隻に対し、日本の潜水艦も57隻も沈没している。次に昭和19年3月から終戦までは、敵船舶9隻を撃沈したが、わが方の損害は66隻、敵の1隻を沈めるために7隻以上もの犠牲が必要であったそうで、とても勝ち目はありません。

潜水艦は、自分は海の中に隠れて有利に思えますが、第二次大戦中、ドイツのUボートの活躍は誇大広告の様なもので、実際には撃沈されたUボートの数740隻以上、乗組員の70%近くが死亡すると言うトンデモナク危険な仕事であったようです。日本でも昭和16年から終戦の年までに129隻が建造され、終戦時に残っていたのは約半分の61隻。やはり、半分は撃沈されていました。潜水艦が活躍できたのは、対潜兵器が無かった初期の頃だけ、その後は潜望鏡を少し海面に出しただけでレーダに見つかり、潜水可能な深さもせいぜい100mから200m程度。この程度の深さでは、海面からの爆雷による攻撃には逃げ切るのが難しかった様です。

第二次大戦を終えて、日本は完全に軍備が無くなり、海上自衛隊が発足して初めての潜水艦「くろしお」は、米国の「ガトー級」中古品を与えられたのが最初の潜水艦で、昭和30年のこと。以来60年で、日本は再び通常動力の潜水艦としては究極の物を作り上げるにいたった経過に付いて解説されています。しかし、現在、海上自衛隊の保有する潜水艦は、計画を含めて22隻。 戦争中の120隻以上から比べれば僅かなものです。 この程度の軍備で日本を軍国主義と呼ぶ方がおかしいのです。

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本日から展示会「教育ITソリューション」が始まります

2014年05月21日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

教育界をビジネスの対象と見ると、これ、実は巨大産業なのです。 例えば、学校一校だけでも入学金、学費、受験料などのお金の管理、学校の経理、体育や図工などの材料や道具、生徒/学生の成績管理、履修管理、試験の問題管理、試験の採点システム、教材作成など様々な用途でIT化が進み、専用のシステムがあります。また、教室の設備もプロジェクターや電子黒板、無線LAN、タブレットまであり、教える/学ぶと言うことを情報の伝授と言う点から見れば、各種の情報機器が入り込む余地があります。

この展示会、年々、大規模になってきています。特に情報機器関連の大手企業の取り組みは派手で、小規模の教室を作り、そこで疑似授業がどのように行われるかを実演しています。学校教育がIT化などの技術面からこのように変革されていく前に、学校教育における生徒と教師の役割、教育モデルの定義をハッキリさせることが大事なのですが、単に情報伝授の手段としての利便性のみにとらわれているように見えるのが心配です。教育とは、単に先生から生徒への情報伝達ではありませんから、企業の中での情報ツールの形を変えて持ち込んでも、本当に教育の役に立つのか? 視覚情報は分かり易い事がある半面、情報機器で娯楽番組を見ているようなお気軽さで子供の理解度が向上するとか言うのもどんなものでしょう? 文字を読む努力と言うのは必要ないとでも言うのでしょうか? 勉強というのは、退屈で単調な面もありますが、それでもコツコツと文字を読めと言うのは時代遅れなのでしょうか?

弊社はこの中で学校の防災対策、校庭への落雷防止でPDCE避雷針を展示しています。 校庭への落雷? あるんです。もし、子供たちが直撃の被害を受けたら死亡事故か重篤な後遺症が残る恐い事故なのです。教育の現場でも既にPDCE避雷針は、保育園、小学校、大学等で使用されている他、屋外イベントなどでも採用の実績を広げています。

落雷 ⇒ 自然災害 ⇒ 不可抗力と言う関連はもはや成立しません。落雷はある程度、防げるのです。子供たちを預かる以上、十分な保護対策が必要なのです。一事が万事と言う言葉があるように、落雷対策まで気を遣われる学校であれば、その他の安全対策にも十分に配慮されている事でしょう。子供の学校を選択する際の一つの目安にもなり得ます。

弊社の展示ですが、「ちきゅう」「牛久大仏」「横浜三ツ沢公園」でのPDCE設備を大型スクリーンに動画でご覧いただきます。「ちきゅう」「牛久大仏」はヘリでの空撮ですから、大型スクリーンの映像は自分でヘリで飛行しているような迫力がありますので、是非、見に来て下さい。

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日本は絶対戦争をしない国?  安倍さん、余計な事言い過ぎです

2014年05月20日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

集団的自衛権の説明する中で、安倍さんは「日本は戦争を絶対しない」との発言がありましたが、これは余計な事です。「国を守るためならば戦争も堂々とします」と言っておかなければ中国を喜ばせるだけです。日本には何をしても戦争をしないと宣言していれば、まるで入れ食いの釣りの様な状態です。何をしても、戦わない相手と言う美味しい餌に群がってきます。まあ、集団的自衛権の説明の中での苦し紛れの故でしょうが。。。

日本は、プルトニウムも十分に貯え、原爆を作らないとも限らない。表向きは平和を唱えているが陰では何をしているか分からない。。。平和憲法と言いながら戦う状況はいつも備えている。それくらいの不気味な存在であって良いのです。純真な子供のように手の内を全て見せてはいけないのです。

非核3原則で核も持ちません。戦争もしません、と図々しい相手から舐められるような発言をワザワザするのは如何なものでしょう。戦争は絶対悪ではありません。国際法でも認められた行為なのです。国際世界では、闘う事を忘れた腑抜けは淘汰され、消えゆくだけです。

国際間の問題だけでなく、我々の日常の事としても闘う姿勢は重要です。誰だって、毎日、闘っているではないですか。学校でも会社でもいじめられても反撃せずに闘いを放棄すれば、世間から離脱してホームレスになるしか道は残されません。しかし、地下街に寝泊まりするホームレスの方々も実は場所取りに毎晩闘っているのです。生きている限り戦いの連続です。闘うことを忌避してはならないのです。

資源の限られた地球に、定員以上の人間が増え続け、国と言う単位で利害や考え方がぶつかる、国と言う単位を超えて利益を追求する国際資本もある中で、戦争は永遠に無くなりません。「世界平和」「平和憲法」そのような言葉だけ叫んでいても何の役にも立ちません。世界平和と対象を世界に広げる前に、国内の身の回りを考えてみてください。身の回りでの犯罪も増える一方で、犯罪も人間が生活している限り無くなりません。国内の犯罪も無くせない状態で、国家間の戦争がどうして無くせるというのでしょう?国家と言えども、お行儀のよい常識のある国ばかりではないのです。

「世界の恒久平和」など、あり得ない状態を求めて「戦争反対」と叫んでいる方々、ずいぶんと能天気な甘ちゃん達で、このような国民の面倒までも見なければならない安倍さん、本当にご苦労様です。宗教家であれば、現世であれ、来世であれ、争いのない理想郷を訴えるのは自由ですが、政治家は現世での最悪の事態を想定しなければならないのですから、あり得ない理想など追わずに現実的であるべきです。

しかしです、本来は、解釈の変更と言うような姑息な事をせず、堂々と憲法改定と言う直球を投げていただきたいものですが、能天気な国民が多い中では仕方のない選択かもしれません。

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日本はこう激変する 長谷川慶太郎 徳間書店

2014年05月19日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

長谷川さんの著書は、概ね賛同できる部分が多く、毎回同じような内容であってもほぼ目を通していますが、今回は「そこまで言うか?」の内容を含んでいました。JR東海のリニアの失敗を断言しているのです。その理由として次の3点を上げています。

1】地下トンネルの膨大なコストを負担できるのか?
これはその通りですね。全体の86%がトンネルでは、高コストで、最近、米国への輸出に熱心なようですが、米国のような広い国土で地上走行であればもう少し現実的ですが、確かにトンネルは問題です。

2】LLCに客が流れてJR東海の経営は難しくなる
これはあり得ないと思います。私は飛行機大好きですが、絶対にLLCには乗りません。運賃の差額1万円など、自分の命に比べれば安いものです。1万、2万円の話で危険な選択をする人の気がしれません。LLCでは座席ピッチの狭い客室に詰め込まれて地上での脱出に時間がかかることでしょう。 これにはある時間内に乗客が全員脱出できる事との基準があり、各LLCでもその基準には達しているのですが、その試験に動員される人は素早く脱出する事を心がけているので、整然と時間内に脱出できます。しかし、通常の旅客100人のうち半分以上は、パニックにおいて我先にと自分勝手な行動をとるでしょうから時間内の脱出など出来っこないと思っています。本来、ブラインド試験(被試験者には試験の目的を教えずに行う)が必要なのですが、これをすると死傷者がでるでしょう。その他、LLCには事故まがいの事件は多発しています。また、横田基地が民間使用できるようになっても、交通の便からいえば、福生まで行けるのは東京西部に住む人だけです。新幹線がLLCに負ける事などないと思います。

3】電磁波の問題
長谷川さんは実験線に試乗されたそうで、その際、磁気カードは鉛の小箱に収納しておかないとカードから磁気が消えてしまうとのことです。確かにあれだけの重量の車体を浮かせ、引張る事を磁気を用いていますから、相当の磁気です。私は、そのシールド技術も完成していて車内への磁気的な影響はないものと思っていましたが、実験線に乗る時に本当に磁気シールドした箱に磁気カードを入れなくてはならない程の磁気に曝されるのであれば、健康被害も気になります。私はこれが一番の気がかりな点です。

電波は、正式には電磁波と言うように、電界と磁界が交互にあらわれて伝搬します。磁界の変化があれば、電界の変化も生じ、電界と磁界の両方を遮断することが必要です。電界のシールドはアルミのような軽量物でできますが、磁界のシールドには磁性体が必要で、これは重量は重めで列車には使いたくない材料ですので、これをどのように克服するかがカギの一つです。

リニアの焦点は2027年の開業でなく、いつ計画を打ち切るかであるとまで言い切っておられます。 さて、どうなることでしょう?

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炭素文明論  佐藤健太郎  新潮選書

2014年05月16日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

炭素は人には身近な元素で、社会活動で排出される二酸化炭素、私の大好きな炭酸水、「炭火焼」、「炭素繊維」、今朝はトルコの炭鉱事故のニュースを聞きましたし、「炭」という字を見ない日はありませんが、地表での各元素の存在率では何と0.08%しかないそうですが、人体を構成する元素としては18%を占めるそうです。炭素は、他の元素との相性が良く様々な形に変化し、見えざるヒーローとして人類の生命を支えてきた物質に変化します。例えば、デンプン、砂糖、グルタミン酸、人の心をも動かす物質として、ニコチン、カフェイン、エタノール、世界を動かすエネルギーとして、ニトロ、アンモニア、石油などの物質に付いて化学的な説明だけでなく、人との関わりについての解説が面白いのです。

人類が口にしていた穀物に水を加えて加熱する事で消化吸収の良いものになり、人類の脳の容積も急拡大していくが反対に加熱し、糊化していないデンプンは消化できなくなってしまう。次のステップとしては、人工的なデンプンを生産する、即ち農耕が開始されると、狩猟を営んでいた時代の平均身長178cmから160cm程度に落ち込んでしまったそうです。また、虫歯などの感染症により平均寿命も落ち込み、食べ物を得るための労働時間も狩猟時代には平均3時間であったのが、農耕するようになるとこの労働時間は大きく伸びている。狩猟から農耕へとの変化は食物のある程度の安定確保にはなったが、十分な動物さえいれば敢えて農耕することはなく、自然界の動物が減ったやむを得ない選択であったようです。

というように、この本、物質に付いて学ぶ化学の本ではなく、人類の歴史から社会生活の変化まで、炭素を中心に解説した面白い本なのです。一芸に秀でると、その周囲にまで目が届く。化学の世界で秀でると、元素が及ぼした人類の歴史まで語る事ができる。誰でも自分の業界の歴史、業界で使用されている物の歴史に付いてまで学ぶべきであると思っている私には、その一番の例がこの本であると思います。

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「ものづくり」の科学史 橋本毅彦 講談社学術文庫

2014年05月15日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

物を作る際に設計図を描くというのは現代人の思い込みで、製造現場で設計図が使用されるのは19世紀になってからの事だそうです。そういえば、日本の刀鍛冶、その他の工芸品は設計図など無くても十分に立派な作品を作り上げていますが、それらは工芸品です。工芸品では無く、工業製品としては部品の互換性まで確保している事が重要で、それらが作られるようになった歴史はそれほど古くないと言う非常に興味深い話しです。

ここでは、1787年、米国の独立戦争の直後、フランス大使としてパリ郊外の工場をトーマス・ジェファーソン【のちの第3代の米国大統領】が独立戦争には一段落したもののその後の軍備に備えて、銃の調達に訪れると、ビックリしたのは当時は火打ち式の銃でありましたが、その発火装置の部品が50個、テーブルの上に並べられ、その内のいくつかを選んで勝手に組立てると、全てが完璧に組立られると言う、同じ精度で作られた部品であったと言うのです。現在の感覚で言えば、当然すぎる話ですが、この頃は一品、一品が手作りでヤスリで調整された部品に互換性などなかったのです。ここで互換性を見せられたジェファーソン、これなら修理に便利であるとこの方法を米国に持ち帰ったそうです。その後、銃器の大量生産には、職人が工芸品を作るやり方でなく、一品一品を精度よく工作機械で製造すれば、最後には同じものが組立られる標準化を達成し、これが米国での大量生産の礎になって行くのです。

ここで解説されている標準化は、18世紀のものですが、ある御高名な先生から欧州の標準化に驚いた例として伺った話ですが、ポンペイの石畳に付いたワダチ【車輪の痕】です。2千年前の話です。石畳に車輪の痕がつく位ですから、当時の馬車の車軸の長さ【車輪の幅】は、規格が決められていて、全ての馬車の車輪の幅がみな同じであったということです。馬車ですから馬に引かせますが、馬は所かまわず排泄物をだしますから、その排せつ物で道が汚れないように地面より一段低く掘られた場所に石畳があるそうです。その幅のある溝を渡りやすくするために、所々で電車の踏切のような場所に石が積まれて、地面と同じ平面になっている場所にもワダチは一層深く残り、こんな昔に車輪の幅を揃えた事を見つけて感激したそうです。 因みにこの先生は通信関係の標準化、規格化で活躍されていましたから、物の見方が「工業規格」的であるとの印象を受けました。

互換性で残念に思う話しは、日本の零式戦闘機です。三菱の開発によるものですが、実際の生産数は中島飛行機の方が上でしたが、これらが細かな所で互換性が無く、戦場では壊れた飛行機は部品用として活用しますが、部品の活用が思うようにできなかったそうです。同じ零式戦闘機であるのに細かな作りがそれぞれ異なるのです。

紙のサイズも、私が最初に入社した米国系の会社ではレター・サイズ、リーガル・サイズ、JISのA版、B版などさまざまでしたが、最近はレター・サイズなどは見かけなくなりました。このA,Bの規格は元々はドイツのもので欧州発の標準化と言うのは世界をリードしてきました。TPPよりも前から各国の工業規格が自由貿易のための非完全障壁にならないようにと、工業規格の一本化が重要視され、日本のJIS規格もISO規格に準ずるようになりながら、欧州勢は規格をうまく使って競争を有利にしているのです。規格は100%技術的ではなく、50%の技術と50%の政治の世界でもあります。技術と政治と言語力、日本には苦手な分野です。相手は2千年も前に既に「規格化」をしてきた民族の末裔ですから。。。


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落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
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個別自衛/集団自衛の無駄な議論はやめてベトナム・フィリッピンを応援しよう!

2014年05月14日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

ニュースから断片的に聞こえてくるこの議論ですが、軍事技術に関心の無い政治家、軍隊が悪い事をすると決めつけている政治家には日本国の安全保障に付いて議論は控えてもらいたいものです。フィリピン、ベトナム、インドネシア等に対して横暴に振舞う大国に対しては、日本はこれらのアジアの小国と軍事同盟を結び積極的に支援すべきなのです。よその国の他人事と思っていると次は日本の番が必ず来ます。あの海域は日本の船舶の航行にも重要な地域ですから、そこが一国の支配下に置かれようとする現状は、まさに日本に対する危機でもあります。弱い者イジメをするような構図には断固として介入し、是正すべきです。それをしなければアジアでの信頼は得られません。

第二次大戦の記録映画では、空母の周囲に円陣をはった護衛の船が対空射撃をしていますが、あれは今となっては時代遅れの構図です。現代の艦船は日米でも共通のデータリンクを張っていまして情報を共有しています。地球は名前のように球体ですから水平線の奥までは見渡せません。この距離は海面からの高さによりますが、水上を見張るレーダの到達距離はせいぜい数十kmですから、艦船はレーダの到達距離の範囲内で散開し、データを共有することで監視範囲を広げるでしょう。海上に於いては単独での個別的自衛ではなく、既に集団的自衛でなければ成り立たないのです。個別的自衛、集団的自衛を戦闘行為に限定しても意味はありまえせん。昔と異なり、情報共有による支援、電子戦による支援など、戦い方も大砲、ミサイルを打ち合うだけが戦いではないのですから、昔ながらの例をあげて議論していても意味ありません。

自分の子が通う学校で、イジメにあっている友達を見つけた時に子供にどうしろと教えますか? 関わらないで知らないふりをしろでしょうか? それとも、いじめられている子に味方せよでしょうか? 私は自分の子には弱い方に味方せよと教えてきました。多くの場合、強い方の一方的な暴力に義はないのです。ここで大人が国としても弱い者イジメは許さない姿勢を見せなければ、子供たちの間での弱い者イジメに範を示すことはできません。

積極的平和主義と言うのは、いじめられている子に味方する事ではないでしょうか。イジメられている弱い方に付くのが分が悪くても、それをするからこその正義です。アジアの一員として、縮こまって己の国だけは紛争に介したくないというのは如何なものでしょう。「義を見てせざるは勇無きなり」。フィリピン、ベトナムを積極的に応援すべきです。いきなり自衛艦を援護に出すのではなく、まず、世界に中国の横暴をアピールし、このような無法を無視しない日本をアピールすべきです。海自を引退し、除籍される自衛艦は、ベトナム、フィリッピンに銃器、弾薬、ミサイル、トレーニング付きで無償で寄贈すべきです。そのような非商業的な輸出については規制をかけるべきではありません。

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危機管理能力=経営能力

2014年05月13日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

先日、長野県のあるゴルフ場様からの依頼で訪問し、PDCEの話をさせていただきましたが、社長さんと話をする中で、「危機管理能力=経営力」と言う思いを強く抱きました。お客様が集まってこそのゴルフ場ですから、もし、落雷による事故が発生したら自然災害だから仕方ないと許してはもらえないと言うのです。被害に遭われたお客様のみならず、事故のあったゴルフ場と言うレッテルが張られれば当然、客足も遠のくと言う事で、それを回避すべく落雷対策もシッカリと考えられているのです。 原子炉のような施設を抱えながら、怠慢により発生した事故を「想定外」と片付けるお気楽さと危機管理についての真剣さのレベルが異なります。

弊社のお客様の中には個人事業主さんもおられますが、大企業と異なり、個人事業では護るものが個人の資産であり、これを護ることには当然、真剣になります。一方、大企業では自分の給料は給料日には当然の如く振り込まれ、大船(オオブネ)に乗った意識により危機には不感症になり易いものがあります。勿論、例外的に大企業の中でも、危機管理に強い思いの方もいて、そういう方のお陰で弊社製品も使用されていますから、一概には言えない事でありますが、想定外を想定するという事は企業の規模を超えて大事な事です。 大企業の中で、それができる方は、個人事業を始められても成功する方であると思います。

これは、如何に自分の仕事の周囲360度に対し、常に注意を払えるのかと言う事で、知識や学歴などとは関係の無い事です。営業で勉強になるのは、このように色々な方と出会えることで、出会いの度にお客様から学ぶことは多く、この仕事をしていて本当に良かったと思います。

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泥棒国家日本と闇の権力構造 中丸薫/ベンジャミン・フルフォード

2014年05月12日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

10年ほど前に出た古い本で、世界を動かしているのは国家ではなく、影の存在としてロスチャイルド、ロックフェラーを2大巨頭とする24のファミリーであるというのですが、その当時は何を言っているのか? と信じられない内容でしたが、久しぶりに本棚から引っ張り出して読み返すと、今になれば納得の内容です。事実は小説より奇なり。国際政治の陰に謀略があることが年月を経て明らかになると、なるほど、国を超えた存在があるというのは頷けます。

ただし、100%は信じられない事も含みます。例えば、日本の総理大臣が拷問されて米國の言うことを聞く。わざわざ暴力的な拷問などせずとも、総理大臣ともなるお方であれば、表ざたにならないスキャンダルはいくらでもあるでしょうから拷問などするまでもなく恫喝して従わせることは簡単なことでしょう。それを米軍基地に連れ込んで拷問する等、それだけでこの本の全体を疑ってしまいます。

しかしながら、その後の世界情勢を見ると、なるほど謀略の匂いの無いものはありません。また、国の枠を超えて見れば、なるほどと思わせることも多いのです。あまり関心もなかったことですが、今までボンヤリと政府機関の一部と思い込んでいた米国の「連邦準備銀行」も日本の「日本銀行」も、公的な役割を追っていますが、実は民間銀行であり、限られた株主のためのオペレーションをしているとなると、国家の枠を超えた方々がいても不思議ではありません。

それと国家の影が薄くなってきたのが民間軍事会社の活躍です。「傭兵」ということで、自国の兵隊だけでなく他国に金を払って得た助っ人は昔から使われてきましたが、最近は自国の公務員である兵力を動かすとマズイ場合には民間の軍事会社を使うことも多くなり、どの国が何をしているのかは分かり難くなりました。ウクライナで親ロシア派の中にロシアの特殊部隊も紛れているだけでなく、暫定政府側にも西側から派遣された民間軍事会社の元職業軍人が紛れていて、どっちもドッチの状態です。

国際問題を考える場合には、国と国の裏にいる国際金融資本も絡んでいるとなると、表面的、かつ、断片的な事実しか知り得ない我々には、何が真実なのかは分かりません。ヤヤコシイ時代なのです。

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