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全国旅行支援と偏屈ジジイ

2023年01月18日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 全国旅行支援なるものを有効に使うと、1万円の宿に2千円で泊まれるなどと紹介しているTV番組を見て、「行きたい!」と思うのが普通なのかもしれませんが、私のような偏屈ジジイは胡散臭さを感じて背を向けます。タダのように見えても、誰かの負担により成り立っているだけの事で、世の中にタダのものなどあり得ないのです。この場合、8千円を負担しているのは、国民の税金と、観光地に住んでいる方々の税金で、観光を復興させて世間の景気を良くしたいという狙いは分かりますが、補助金が出るからそれをあてにして旅行に行こうというのがそもそも浅ましいのです。旅行など、余裕の一部として行けばよいのであって、余裕も無いのに補助金が出るから行こうというのが、そもそも「精神的な貧困」なのです。 目先の利益で得をしたとか、損したとか、求めるものが小さすぎます。 本来、きちんと働けば年に数回の旅行位できるような状況であるべきなのを、旅行どころではない経済状況に追い詰めている国の経済政策が悪いのです。 それをカバーすべく、全国旅行支援などで目先をごまかしているようにしか見えません。 騙されてはいけません! また、これで潤うのは観光業界など、一部の方だけです。

 目先のポイントなどで国民を釣ろうとする「マイナカード」であるとか、国民をポイント中毒にし、ポイント集めや、返礼品の価値で目先の利益に誘導する「ふるさと納税」など、浅ましく卑しい事です。生活をしていくには行政によるサービスが必要で、それを受ける対価として自分の住んでいる所の市民税・県民税をキチンと支払った後で、自分の出身地に「寄付」するのであれば良いことですが、自分が居住し、お世話になっている場所のインフラ・コストの一部を支払わないで、返礼品目当てに他所の市に納税することを認めるのがおかしい。このような制度を作った人の浅ましさ、卑しさ、底の浅さが透けて見える制度です。 市民の大多数が返礼品目当てに他所に納税してしまったら、その市は破産することになり、困るのは市民自身なのです。少なくともその可能性のある事を制度化することがアホです。実際,赤字になってしまっている市もあるのです。

 旅行支援、マイナポイントやふるさと納税、目先の損得勘定を助長し、価値観を貶める愚策です。 こういうことを政策として奨励するのですから、政府自体が品のないアホな人たちによって運営されているようです。日本が世界の中で没落していくことと一体の事ともいえます。

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