雷ブログ

落雷抑制システムが運営するブログ

A型インフルエンザに感染しました。

2023年11月29日 10時50分30秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 先日、新幹線での社内販売について書きましたが、この車内で私と同じ列の反対側の窓側にいた方がゴホゴホと嫌な咳をしていまして、「いやだな」と思った瞬間が私の「負け」が決まったようなものです。私の免疫システムは、弱気になった途端に飛散してきたウィルスを受け入れ、二日後、私も同じような咳をするよう人まりました。 この咳、強烈なのです。咳が頭に響いて脳血管の1本や2本、ブチ切れるのでは?と心配になるほど衝撃が強いのです。それから2日を経過して、痛みは頭から腹部は移動し、中学生の頃、柔道部の部活で腹筋を鍛えられましたが、その時と同じような久しぶりの腹筋の痛さを経験しました。 外から見ると、まるで脂肪の固まりようなお腹にも、未だ腹筋が残っていたようです。 あまり、お腹に脂肪が溜まるとお役所に届を出さないといけなくなります。「えっ!」そんな届がいるの?。。。「死亡届」 自虐ネタのブラックジョークです。

 この異常は、「お医者級」と思い、今年6月にコロナに罹った時でさえ、医者には行きませんでしたが、診察を受けるとA型インフルエンザとのことでした。この日は運悪く、午前中にあるお客様との打合せがあり、6名の方に感染機会を与えてしまいました。コロナについては検査キtットを用意してありましたので、陰性を確認し、コロナは陰性だから大丈夫と思ったのですが、インフルエンザという伏兵がいたのです。 コロナについてはワクチンは2回で辞め、それでも感染するまで2年半かかりました。 今回、インフルエンザはコロナ以上に感染が広まっているようです。

 


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新幹線の車内販売

2023年11月27日 09時01分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 新幹線の車内でワゴン販売が無くなりました。 今度は、スマホで座席前に置いてある案内のQRコードを読んで註文する方式になったのですが、販売員のお姉さん、以前のワゴンよりも忙しそうでした。 以前は、ワゴンが通り過ぎる時にコーヒーやアイスなど買っていましたが、今度は乗客が好きな時に注文できるので、注文自体はスマホから行われますが、注文を受ける都度、客席まで運ばなければならなく、それが結構頻繁に行き来していました。

 ワゴン販売は、ワゴンが通り過ぎる時に1車両の人が買い物を済ます、いわば「バッチ処理」ですが、今度は乗客が好きな時に、バラバラに註文する「リアルタイム処理」ですから、ワゴンで一度に運んでいた時より販売員の方の運搬する回数は当然、増えます。その時の乗客によりバラバラでしょうが、私が先日、乗った時、販売員の方は気の毒なくらい運搬を繰返していました。 ワゴン販売を止めたのは、販売員の人手不足と仕事が軽減するためとのことでしたが、仕事の軽減にはならないのでは?という印象でした。


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何を血迷っているのか?

2023年11月22日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

最近の風潮ですが、

1.脱炭素

2.二酸化炭素を減らそう

3.EVが環境に良いので、乗り換えよう

 地球温暖化などと何をアホな事を事を信じているのか? 人類の経済活動が始まるよりもはるか昔の縄文時代だって温暖であったからこそ、青森県の三内丸山遺跡でも縄文人は生きていられたし、縄文海進と言われますが、当時の海岸線は神奈川県で言えば、秦野や厚木の内陸まで広がっていて、海面は3m程度は高かったとのことです。モルジブなどが、先進国のせいで自分の国が海に沈んでしまうと騒いでいるのはトンダ言いがかりで、モルジブなど元々、縄文時代には海底にあった場所なのです。温暖化の話は、科学の話ではなくて既に宗教になっているようです。「脱炭素狂」という新興宗教のようなものです。

 植物の光合成のために必要な二酸化炭素が悪者のハズがありません。植物と二酸化炭素のおかげで酸素が生まれ、我々が呼吸で切るのです。温室にボンベで購入した二酸化炭素を放出し、作物の増収に寄与さえしている二酸化炭素、人類の味方なのです。これも「二酸化炭素削減教」という宗教になっていて、正しいか否かを論じるものではなく、信じるか否かの話になっています。

 化石燃料のおかげで、ガソリンのみならず、灯油から最後はアスファルトまで利用しているのに、ガソリンだけ使用しないとなれば、灯油がない北国の生活など成り立ちませんし、全国津々浦々、どこまでも舗装されているのはアスファルト、ガソリン消費のおかげなのです。 目の前の排気ガスが無くなれば良いという物ではありません。 EV車など、この2~3年のうちにブームは終わる事を願っています。 現在、それに近付く沢山の不具合が露呈し始めています。日産、ホンダなど早く、この「EV教」から脱会してくれることを望んでいます。

 EV車が売れるのも多額の補助金(我々の税金)があるからこそで、一部の車種にだけ補助金を出すというのは、税金の使い道からして甚だ不公平なのです。我々の税金が一部の人間の資産形成に使われているのはおかしな話です。公的に行われる「補助金」がどれだけ健全な商業競争を歪めているか、失業対策で議員となったアホ議員が偉そうに税金のバラマキなどをするから世の中が狂うのです。


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日常に潜む時代錯誤

2023年11月22日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 昔、電話が回線交換であった時代、米国のAT&Tの長距離オペレーシオンセンターを見学してビックリしたことがあります。月曜日の朝、東海岸のニューヨーク/ワシントンDC間の電話回線の利用が増えて回線がパンクしそうになると、未だ夜明け前で寝ているロスアンゼルスまで大陸横断の回線を加え、それがお昼頃になって落ち着くと、今度は西海岸のロスアンゼルス/サンフランシスコ間がビジーになる。すると今度は、ニューヨーク経由で西海岸の2都市を結ぶ回線を加えるそうで、この時差を利用したオペレーション、これこそが「長距離」なのです。

 東京-大阪が長距離と思っている日本人には大ショックでした。最近は、携帯電話の普及で、市内通話、市外通話の呪縛から解放されてとはいえ、未だに東海道53次が心の片隅にあり、東京-大阪は長距離と思っている人が多いのです。米国の距離感から言えば、一つの州の中の話を、例えば、政治にしても市会議員、県会議員、参議院議員、衆議院議員とゴチャゴチャいすぎます。 まあ、人口当たりを持ち出して正当化するのですが、あれは一種の失業対策で、数多くの人に議員という職を与えているのだと理解すれば納得するレベルの議員が多いのも確かです。

 明治になり、藩の勢力を一掃し、新しい時代の行政のために「廃藩置県」で置かれた県ですが、実際の住民レベルの行政サービスは市で行われ、県と市との二重行政も多々あります。これも、県の役割はほぼ終わり、県だ市だとバラバラに同じような事をするのは統合し、文化的な区分けとして「藩」を復活させたら面白いですね。 日本の停滞感を払しょくさせるには、身の回りの時代錯誤を撤廃させるべきです。古い利権は我々ジジイ世代が押さえていることが多いのですが、若い方の奮起を望みます。まあ、ジジイは自然消滅するのですが、若い方がその跡目など継承してはなりません。 古いやり方ですが、文化として残す価値があるのか否か、日常に潜む時代錯誤に目を開かねばなりません。 それは政治の責任でなく、一般市民の我々の責任です。


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上司にあらがう力  実践 Smartコミュニケーション  日経産業新聞

2023年11月21日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 ディベートでは、ある議題に対し、二つの立場(賛成/反対)の両方の意見を述べる機会がありますから、意見というのは立場に依存するもので、個人に属するものではない事を体験できますが、日常生活では「意見≃人格」と思われても仕方ありません。組織においては、上席者で権威があれば、権威に対してあらがうことに抵抗を感じる人が多いのは仕方ないことです。 しかし、反論する力、あらがう力を育てていかないと組織自体が沈滞化してしまうとの警告なのですが、サラリーマン生活50年で見てきたのは、やはり一言多い人の運の悪さです。

 類は友を呼ぶという諺通り、一言、二言も多く、あがらうことに生きがいを見出していた私の周りには、大組織の中で、有能であったにも関わらず、一言多かったために出世コースを外れた方は何人もいます。 まあ、そういう方の方が人間的には面白く、もはや定年もとっくに終わっていますので、その辺りは何の抵抗もなく話しをできますが、子育ての途中で、住宅ローンも抱えていては、自分を殺して発言に慎重になったとしてもそれは責められません。 その上席者が、能力的、人格的に本当に尊敬できる方ならともかく、少し早く組織に加わっただけで、自分との顕著な差異を認められなければなおさらです。 それも給料の一部として我慢すべきか、我が道を行くか、サラリーマン街道はどこを歩いても、地雷の一つや二つは転がっています。

 大組織を離れ、組織圧力を感じなくなった今、本当に気楽ですし、大組織でストレスを感じながら生きている方々には、本当にご苦労様と言いたいです。 歳を重ねると、良いことや面白い事が少なくなるのですが、これは、数少ない年寄りのメリットです。

 

 

 


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1000℃の排熱を捨てるなどモッタイナイ!

2023年11月20日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 某社様からの問い合わせで、1000℃の排熱を出す場所にPDCEを付けたいとの事ですが、こういうお客様の言葉をそのまま信用できないのは、今時、1000℃もの高熱をそのまま捨ててしまうなどモッタイナイことで、あり得ないのでは? 1000℃と言えば高炉ですかと問うと、詳細は答られないとのことでしたが、弊社の高温用でも500℃が最大で、1000℃といえば、まだまだ熱源として使用できます。 弊社で納めているある地熱発電所ですが、地中から噴き出す水蒸気を汽水分離してタービンを回して発電しますが、その後でもまだ200~300℃の温度があり、今度はその熱で低温度で沸騰する媒体を加熱すれば十分な蒸気となり、2段構えでタービンを回して地熱を有効利用しています。ですから、1000℃と聞いても諦めないで来週、そのお客様を訪問します。

 もし、本当に1000℃もの排気ガスが出ていたら、高温化では排気ガスは電離して電気を通しやすくなります。ですから、高温ガスを用いたMHD発電などもありますし、火山の噴煙と共に噴煙の中で稲妻を生じたりする写真もよく見ます。 電離したガスは電気を通しやすいので、雷雲からすれば、電気を通り易いレッドカーペットが知j法から敷かれているようなものなので、弊社のPDCEでは効き目がないと考えます。しかし、ダメモトでもいいのです。お客様がどのような事を計画されているのかを知ることができるのはありがたいことです。

 通常の避雷針(被雷針)により雷電流を受けること自体が危ないと分かり易いのは、通常の建物よりは、機械設備などです。ですから、私が赴くのは通常の建物よりも、発電所・変電所・化学工場・船舶・無線鉄塔・放送局・溶鉱炉・太陽光発電/地熱発で・送電鉄塔・クレーン・レーダーサイトなど、通常の避雷設備で雷電流を受けること自体が危ないと分かり易いものが多く、お陰様で見聞を広めさせていただいています。


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長距離ドライブ

2023年11月16日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 岐阜県の神岡まで行ってきました。中央高速で、松本から158号、平湯、奥飛騨温泉を通経由して神岡まで、途中、平湯では道路の両脇は雪でしたが、この日のために冬用タイヤを装着していきましたが、未だ冬用が必要というほどではありませんでした。仕事を終えての日帰りはキツイので高山で温泉に一泊してから横浜に戻りましたが往復で660km、ちょうど良い距離です。 高山から見えるアルプスの山々は雪をかぶり、雪をかぶった高い山は神々しく見えました。久しぶりに走った中央高速ですが、途中のSA、朝9時でも開いている店が少なく、商売っ気が無いと感じました。先月、東名で名古屋からの帰り道、あまりの道路の混雑に足柄SAで、一泊しましたが、足柄SAは夜中から早朝でも賑わっていて大きな差がありました。中央高速、新東名に比べると路面も荒れていました。 アチコチからお呼びがかかるのは、ありがたいことで、来週は札幌に行ってきます。


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PDCEは、本当に効果があるのか  その2

2023年11月10日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 11年前にこの同じタイトルでブログを書きました。その時は、実績も未だ十分でなく、弱気の発言でしたが、その時から実績を積み重ね、今は自信を持って「効果がある」と言い切れます。その自信はどこから来るのか? お客様での実績です。日本よりも雷の多いのは赤道付近で、オーストラリアの北部、ダーウィンは雷観測のメッカで雷研究の先生方が多く観測に行かれますし、南米のマラカイボ湖やシンガポールでも日本よりは雷も多く、その雷被害を何とかしたいという事で5年前にPDCEを4基設置されたシンガポールに工場を持つ日本企業様では落雷被害の低減を受けて、日本国内の工場でもPDCEの設置を大々的に進めています。日本国内の大規模設置としては、ある私鉄のお客様が沿線にPDCEを設置していて、最後の約50基の設置が進行中です。これが完了すると沿線で約900基の設置が完了します。10年に渡る工事で、毎年100基弱を10年に渡り継続した訳ですが、大企業ですから、当然、次年度予算は今年度の実績がモノを言います。 言い換えれば、10年間、直撃を受ける落雷事故が発生が無かったからこそ継続できた訳です。

 落雷状況を観測しているフランクリン・ジャパンによると、東京都での落雷密度は、2022年度で1平方キロメートルあたり1回程度、回数の多いのは栃木7回、鹿児島5回、三重、熊本、埼玉、群馬が4回ですが、営業キロ数と線路用地の幅(これは一定ではないのですが15mとして)を掛け算すると100万㎡を超える敷地面積に10年間、直撃雷は受けていないのです。 私の家だって10年間、落雷事故には遭っていないよ。。と言われる方も多いかと存じますが、鉄道施設は落雷に遭いやすいのです。数年前、某私鉄様の駅に落雷がありましたが、この時、駅を中心とした5㎞四方に、たったの3発しか落雷はありませんでしたが、3発のうちの1発が駅に落雷しました。その落雷で電車の運転は24時間、停止しました。 雷被害は直撃だけでなく、一番多いのは誘導雷による被害ですが、直撃を受ければケーブルも装置も炭化し、火災の発生もありますが、誘導雷であれば、火花くらいは飛んでも炭化するような被害にはならず、リセット・スィッチを押したり、ヒューズを交換するくらいで復旧できます。PDCEでは誘導雷は防げませんが、直撃雷には効果があるのです。設置台数が増え(3600台以上)、経過年数も14年に増加すると、実績として雷被害を低減できているお客様が増えているのです。

 費用は通常のただの金属棒である「突針」に比べれば、製品だけの価格で100倍程度にはなりますが、それでも社会のインフラが停止した場合の不便さと天秤にかければ大した額ではないのです。大事故が発生した場合の被害額で言えば、コスト・パフォーマンスなど小賢しいこを考えてはいけないのです。

 

 


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道路交通法と建築基準法

2023年11月09日 09時10分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 建築基準法により、高さが20m以上の建物に避雷設備を設置する際、 通常の避雷突針でも弊社のPDCEでも保護するエリアは同じで設計してくださいとお願いしますと、弊社のPDCEと通常の避雷突針では大きな価格の差があるのに、同じ保護域であることに文句を言う方は必ずおられます。 これは仕方ない事なのは、例えばポルシェやフェラーリが時速300kmで安定して走れます。。。と言ったところで、日本国内の一般道路でしたら、せいぜい時速50km、高速道路でも時速120km程度でしか走行してはいけないのと同じことで、性能としては大きな保護域があったとしても建築基準法の下では、建物の保護レベルに従った保護域しか想定してはいけないのです。車も走行性能よりも道路交通法が優先するのと同じことです。

 世の中、全てが建築基準法で限定されている訳ではなく、工場設備や電車の線路などは建築物ではありません。 初めから建築基準法の対象でなければ、PDCEの本来の性能を参考にすることもありますが、あくまでも日本国内の法律が第一で、機械自体の性能が法律を超えるような期待は、期待する方が間違いなのです。 では、高価なPDCEを設置する意味は?と言えば、落雷し難くなるのです。 今までの避雷針の様に落雷を積極的に招けば、雷電流による障害が発生することもありますから、「触らぬ神に祟りなし」で、なるべく雷電流など呼び込まない方が良いということでPDCEをご利用いただくのであって、PDCEを使えば、保護域が大きくなるので必要な避雷針の数が少なくて済む。。。と言うことはありません。 数量的には、今までの避雷針と同じ数が必要になります。

 なんだ、PDCEを使用しても、安くならないのかと失望しないでください。 直撃雷をまともに受ければ、ケーブルも装置類も真っ黒に炭化してしまい、最悪、火災になる事も珍しくありません。 そうならないためには、雷電流をなるべく受けない。そのためのPDCEなのです。 世の中、直ぐにコスパ、コスパと目先の価格に惑わされる方も多く、コスパが第一であれば、使用していただかなくても構わないのです。 コスパのコストを単に、購入価格としか考えないのであればそれも仕方ありませんが、リスク管理として、それが損傷を受けた時のコストまで考えれば、十分な用意をする事はコスパにかなうのです。

 

 


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科学がつきとめた 「運のいいひと」 中野信子  サンマーク出版

2023年11月08日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 私、自分は運がいいと思っています。 高校三年の時までは、ごく普通の何のとりえもないただの高校生で、運のよい/悪いなどの判断すら付かない毎日でしたが、滑り止めも受けずに受験した大学は不合格となり、浪人生活をしましたが、この時にブームになった「FORTRAN講座」をTVで見て、志望が造船からコンピュータに代わると、翌年から国立大学5校で情報関連の学科が誕生しました。現役の時の受験の失敗が次の幸運への扉でした。浪人していたからこその幸運でした。競争率は高かったのですが、また、滑り止めなど受けずに1校だけを志願し、無事、電気通信大学の計算機学科に入学しました。運がよいのです。 大学生の時も良いアルバイトに恵まれ、楽しい大学生活を送り、大学を卒業してからというものは、電子計算機を専門に学んだという学生はその頃はごく少数でしたから、引く手あまたで、転職も繰り返しましたが、そのたびに供与は増額し、仕事も情報化は拡大の一途でしたから、常に時代の最新分野の好きな事ばかりをさせていただきながらジジイとなり、そして、この会社を起業してから、14年、会社としての知財は特許は120件近く取得し、今に至っています。いつも、人との出会いは、恵まれていました。運が良いのです。

 落雷抑制のこの仕事、これからは天候不順と電子機器への落雷対策が必ず必要になると見込んでの起業で、最初の数年は苦しかったのですが、今年度末(2023年3月)までには4000台に達する見込みも出て来て、仕事は順調そのもの、運がいいのです。 それは私の努力というよりは、運の良さに恵まれてきたためです。高校を終えてから、今までこの運の良さは何なのか? ということで、運の良さ、悪さは何が影響しているのかは非常に興味があります。そもそも、生まれて来て、自分の意識がこの肉体に宿りついて時まで遡ると、今この瞬間にも、ウクライナやガザ地区で生まれた子供と日本で生まれた子供、ほぼ、同時刻に何人も誕生している事でしょうが、生まれたばかりは自分では何もできす、生まれた国、両親などの外部の環境が大きく影響します。成人した後は自分の責任とも言えますが、それまでの外部からの影響は計り知れません。それは、本人自身の責任でもありません。

 脳科学者である中野信子先生によると、運は100%自分次第とのことですが、成人した後ではそういえても、誕生してから成人するまでの外部からの影響などは本人次第と言い切れるでしょうか? 私も、もし、ガザ地区に生まれていたなら、きっとハマスで活動したであろうと思います。すると、今頃は、ガザ地区の地下トンネルの中で、イスラエルの爆撃で生き埋めになっていたかもしれません。日本人は、まず、日本に生まれただけでも運が良いと言えます。本書で対象としているのは、自分で自分を律することができるようになった、その後の事であり、幼少の時代の運の良さ、悪さについては、何が影響するのか❔ 学者さんですから運命論を展開する訳にはいきませんし、そこまでカバーできないのは脳科学の限界のようです。

 


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営業さんの勇み足

2023年11月07日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 販売店の営業さんが、一生懸命に営業活動してくれるのはありがたいのですが、たまに「勇み足」になってしまい、お客様から「落雷しないというならそれを立証できるような資料を持ってこい」と言われ、そのような資料が欲しいという問い合わせがきます。そもそも避雷設備とは「雷撃を受けた時に雷電流を安全に地中に拡散する」目的で取付けが求められているもので、「雷撃を受けた時」という言葉で始まっているのは、雷撃を受けることを前提にしたいるのです。それを「雷撃を受けない」などというのは、避雷設備の意味について少しの理解もないという事で避雷設備を販売する資格などない。。と言われても仕方ない位のアホな説明なのです。 落雷を100%未然に防ぐことなどできません。 PDCEは、なるべく落とさないように機能しているだけです。

 この私のブログでは、そもそもどこに落雷したかを第三者がピンポイントで知る事はできないなど、落雷関連の事を時折書いているのですが、PDCEを設置すると落雷が発生しなくなるなどという短絡的な説明をする人は、誰も私のブログなど読んでいません。私の様にPDCEに専念しているのと異なり、販売店さんの営業さんは扱う製品の数も多く、そのすべてにキチンとした説明ができる方は少ない事でしょう。 せめて、最初は同行営業をしますので、最初から自己流の営業をしないでいただきたいのですが、販売店の数が増えるに従い、自分の理解で勝手な説明をしてしまう方も中にはおられます。  そこで、「説明の自動化」というか、エッセンスだけは、どの販売員がしても同じレベルになるような仕掛けが必要と思い、それを実装したいと思っています。営業資料を配達しているだけの営業さん、自分の販売している製品をトコトン知ろうとしない営業さん、いずれ淘汰されてしまう事になります。


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なぜ科学者は平気でウソをつくのか 小谷太郎 フォレスト出版

2023年11月06日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 COVID-19治験データ、常温核融合、ナノテク・トランジスタ、ヒトES細胞、STAP細胞、118番元素、農業生物学、皮膚移植、、旧石器遺跡などの世間を騒がせた事件について、何故、優秀な科学者が捏造してまで成果を出そうとするのかを解説しているのですが、これだけ(9種類)の話題を新書のたった250ページ程度で解説するとなると、その解説が十分でなく本書自体が怪しい解説のように思えてしまう所が惜しい所です。 例えば、COVID-19 については、日本の大村博士の発明であり、北里大学からは論文も出ているのですから、外国での否定的な例を紹介するだけでなく、小谷先生ご自身の北里大学の論文についての見解もあれば、本書の信憑性も上がるのですが、ダメであるという論文や意見の紹介だけでは単なる見方の一つに過ぎず、人の意見の紹介ではなく、何故、おかしいと思うのかご本人の意見が欲しいものです。

 科学であれば、仮説を実験で立証し、その実験の方法論が正しいか否かを追試で確認できることが重要ですが、実証実験をする事もなく、アイデアだけの話をさも事実の様に説明し、それを学術誌の世界でだけならともかく、商業的な製品の宣伝にまで使う、職業倫理についての見識の劣る大学教員までいるのですから如何にも科学的のような説明がされていても、それは空想の世界の話なのか、あるいは、実証された事実なのかは注意深く確認することが必要です。 例えば、薬品の広告でなら、実証されてもいない効能を宣伝に使用すればそれは問題なのは明らかで、誰にでも分かる話です。 ガンや高血圧に効くという宣伝を何の検証もなしに広告に使用されたら、一般の消費者は、すぐに騙されてしまいます。

 ところが、弊社の製品の様に「落雷がしにくくなる」などという話は、理屈だけで言えば、本当らしい話しはいくらでもできます。 ですから、弊社では実証試験で確認された事以上には話しを膨らませないように注意しています。 この種類の製品の広告を読むときは、「単なる意見」なのか「検証された事実」なのか? そして「検証は、どの様にされたのか?」 について、焦点を絞って読んでみると、「周囲100mから電荷を集める」と言っているが、どの様に「100m」を測定したのか?なぜ、100mであって、98mや102mでないのか?と考えると、この100mというのがウソなのはすぐに分かります。 自然現象が、[メートル法の国」で、分かり易い「100m」という単位で発生するのか? 米国の様にメートル法ではない国では「何フィートなの?」。 日本人にだけ分かり易い単位で自然現象が発生するなどあり得ません。 世界各国に共通である、円周率、自然対数の底 ネイピア数、√2、√3 など、どれも日常生活で割り切れる分かり易い数などありません。 自然界の現象は、各国の文化など超えた領域で発生しますから、それを生活圏の中で分かり易い数字で解説した時点で、大声で「ダウト!」と叫ばねばなりません。 学術論文の世界でしたら「仮説」でも問題ありませんが、商業広告には「仮説」ではダメという当たり前のこと、何故、大学の先生がこの程度の事を理解されないかが不思議です。自分の理論に陶酔してしまうと、世間の善悪の判断などどうでもよくなるようです。


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