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落雷抑制システムが運営するブログ

正しい歴史認識?

2013年04月30日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

学校の歴史の試験であれば年号の記憶違い、人の名前の間違い等、歴史知識の正しい/誤りはあるでしょうが、国家間の歴史認識について正しいも誤りもありません。歴史認識に正しいとか誤りであるとかの用語を用いること自体が間違いなのです。一つの事実も立場が異なればその見え方も異なるだけの話しです。書きものに残された史実が全てが本当であるとは限らないし、国の政策のために教育自体も歪められ国民が学校で教わった事が事実とも限らない。自分の解釈だけが頼りというあやふやな歴史問題に拘泥する事自体が意味のある事には思えません。意味があるとすれば、国民を扇動する材料であること、あるいは相手国にイチャモンを付ける材料としての価値です。中国の軍の幹部による「固有の領土というのは長い歴史で見れば一時点の状態にすぎない」と言う趣旨の発言も挑戦的で不愉快ですが長い目で見れば正しいでしょう。現在の国の枠組みで歴史も考えがちですが、日中韓でいえば100年にも満たない短い歴史が今後未来永劫に継続すると思うのが甘い考えではないでしょうか。歴史問題は、過去の問題ではなくて、過去を利用して現在/将来の関係をどのように築くための材料ですが、それを悪用して欲しくないものです。

国民に特定国の過去を現実以上に誇張し敵視する教育をしたり、偏った見方の歴史館やおかしな銅像を作リ続けるということは、世代が変わっても敵視する関係しか作らないと言う事で、この様な事をする国との本当の友好などあり得ないのです。1000年も前にはその国は存在していなかったのに、被害にあった思いは1000年も消えないと言う大げさな表現は、ただただ国民を扇動するためだけのものです。被害意識しか団結力がないのでしょうか?全く後向きな発言です。

方や日本国委内に於いても第二次大戦中の事について、良い子ぶった発言でアジアに迷惑をかけたなどと謝罪する事は忘れるべきです。戦争の後始末については裁判(それも公正ではない戦勝国による一方的な)が行われ、、講和条約を締結し、賠償責任をとり終わっているのです。この贖罪を何時までも引きづるのは、刑務所で服役を終えた人に何時までも責め立てることと同じす。良い子ぶって、何時までも謝り続けるから隣国はそれを利用しようとするのです。我々のご先祖様がそれほど強欲な悪者ばかりであったのでしょうか?そんなことはありません。日本が世界の中で生き残るために行った最大限の努力の結果です。近代国家としての力が無ければ植民地として侵略されるのは当時の標準であり、欧州の列強はこぞってアジアを植民地化していたのです。日本だけが標的にされるのは、日本がいつまでもネガティブな感情を引きずり、それを利用されているからです。

では、具体的にどうすればよいのか? 隣国同士は仲良くすべきという呪縛は忘れる事です。過激な排斥運動や戦争はいけませんが、戦争にならない程度の緊張関係であって良いのです。言うべき事はキチンと伝え、へりくだってはいけないのです。隣国を援助など必要ありません。自分が優位な立場にあるから隣国を助けるとすれば、いつかは隣国も自分と同じ立場になり、競合状態になります。他国への援助は、よほどの人道的必要性のあるもの以外はすべきではありません。隣国に技術支援をして、うまく利用されてしまっただけの企業が沢山あります。「xx友好」なる文句に踊らされてしまう人の良さとは決別すべきです。

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10分間 面接セミナー

2013年04月26日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

今月は、出張の合間を縫って「入札」と「面接試験」の2回のセミナーに参加してきました。この二つ、もちろん関連はありませんが、零細企業の社長と言うのは何でも屋でなければならないのです。当面、新規採用をする計画はありませんが、面接試験での押さえ所は何なのか?人を観察/判断するにはどうしたら良いのかなどの話しを伺ってきました。お客さまをお訪ねするのが仕事ですから、営業にも役に立つ事があるのかというと、そこは余り期待できません。面接試験であれば、面接結果の判断は自分ですが、売込みでは、こちらが判断をされる側で自分では何もできないからです。お訪ねしたお客さんと気が合わなくても、担当者を変えろなどとは要求できません。

私の営業スタイルは、無理押ししないことで、同じお客様をリピートして説得するなどと言う事はしません。訪問での説明を希望されるお客様が多いので、滅多にありませんが最初の訪問で乗り気が無いと言う事であれば、2度目の訪問はしません。それでは、営業ではないとも言われますが、お客様の危機管理意識の低さは私の責任ではなく、対策を講じない結果が降りかかるのもお客様自身なのですが、判断材料は提供してもそれに興味を示さないお客様は動かしようがありません。また、その気持ちはあっても組織の動きでのタイミングもありまして、訪問を繰り返す熱意だけではどうにもならないのが営業です。販売代理店からはお客様を説得し易い資料を要望されますが、お客様を説得などしないようにとお願いしています。

この面接セミナーでは、某県警の生活安全部長をされていたと言う方のお話しがとても参考になりました。警察官志望の人が毎年800人程度が応募してきて、その中には警官マニアと言うのか、不採用になってもチャレンジするリピータもいるそうです。また、新規採用者だけでなく、内部の職員に対し幹部登用試験での面接もあり、場数を踏んで来た体験談は貴重です。警察での取り調べと言うのも究極の面接試験です。警察ドラマが好きな私は、休憩時間にドラマの設定と警察の現実についてお伺いすることもできました。人の話しだけから判断材料に足りる事実を浮かび上がらせるのは難しいことです。

弊社にも、履歴書などを送ってくる入社希望の方がたまにおられますが、当面、新規採用計画はありませんし、もし、するとした場合には試験方法は決めています。手間と時間がかかりますが、3ヶ月間、毎日ブログを書いていただこうと思っています。判断材料は10分間の面接での判断よりは遥かに得られます。弊社に営業に来る営業マン【ウーマン】のなかには、こちらからお願して入社していただきたい方もたまにおります。営業は、製品やサービスを売っているのではなく、営業マン自身の売込でもあります。その人の売込みの方法を具体的に見ることの方が絶対に確実で、採用計画を進めるとしたら、まずはその人に当たってみようと思う人も何人かいますが、そういう人に限って転職などしないものなのです。

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大企業における精神の貧困化

2013年04月25日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

弊社の名称は「落雷抑制システムズ」でこれは当然、固有名詞です。これが「落雷抑制システム」であれば普通名詞だという解釈なのでしょうか、弊社の某ライバル企業はYahooでの検索のキーワードに「落雷抑制システム」を使用し、有料の広告としていますので、弊社の社名で検索しても、それより上に出てきます。かの超大企業が弊社のような零細企業の社名をパロディのように真似をしているのです。あの有名なCMソングが「その木、何の木、マネする気?」に聞こえます。

弊社の社名の9文字のうち、最初の8文字をそのままパクルというのは中国のパクリ企業以上のパクリでして、これでは中国をを笑えません。大企業ですから法務部門でもチェックして違法ではないとの判断の上でしょう。問題は違法か否かではなくて、そのようなスレスレのパクリをすること自体が大企業として精神の貧困化ではないでしょうか?

弊社程度の零細企業の間でならばあり得る話かもしれませんが、この大企業様からは「恥」という言葉は既に消えたのでしょうか?あるいは「衣食足りて礼節を知る」という観点からは、そこまで困窮し勝つためなら何でもアリということなのでしょうか?

しかし、検索でトップのポジションを占めることはできても、もがけばもがくほど、ビジネスには結びつかないのです。大企業でありながらこのような姑息なまねをする会社を誰が信用するでしょう。検索のトップであってもビジネスのトップにはなれない良い例になることでしょう。この会社のトップの方は、社員がこのような馬鹿な真似をしていることをご存じないのでしょう。大会社でも社員の一人一人の資質が大企業ならしめているのです。零細企業もしかり。会社は規模の勝負ではなく、社員一人一人の資質の勝負なのです。大企業の社員様には会社の規模とその使命、社会への影響力をいつも意識していただきたいものです。

日本の誇りとして日本をリードしていただきたいと思っている大企業様がこのようなことをするのは、怒る前に情けないことなのですが、見方を変えて「落雷抑制」と言う言葉を大企業様にバックアップして頂いていると思えば、怒るより、感謝すべきことかもしれません。ここで改めまして、「落雷抑制システム」へのご賛同、感謝申し上げます。

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日本企業のグローバル化と社内公用語

2013年04月24日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

社内公用語を英語にする会社がありますが、海外事業部だけであるならまだしも、国内営業や総務/庶務などまで全て英語だけなのでしょうか? 私も社会人になって英語を勉強しましたし、今まで勤務した会社のほとんどが外資系でしたから英語の重要性は良く理解していますが、本当に必要なのは英語などより母国語の日本語なのです。英語が苦手と言う人の多くは日本語も不得手であることが多いのです。日本人でありながら日本語が不得手と言う事は無いだろうと思うのは大間違いで、喋りではたしかに一見、誰でも問題ないように聞こえますが、文章を書くのが遅い、読むのも遅い、といった言語処理が得意でない人はおりまして、日本語も外国語も得意ではないのです。実はそういう社員も多いのです。それでも喋りで、大抵の仕事はカバーできています。漫画やツィツターなどの短い文章でしかコミュニケーションできない人もいるのです。

英語を極めたければまず日本語を意識する事が一番重要です。そこを通り越して、英語英語と騒いでいるのは言語についての理解が浅いのではないでしょうか?子供であれば英語のまま吸収できても、母国語が身に付いた後では母国語が外国語習得のベースになりますから、そのベースがキチンと機能しなければ外国語の習得も困難になります。ゲーテは、「外国語を知らぬものは母国語についても知らない」といいましたが、この逆も真なりでして、「母国語を深く理解しなければ、外国語も分からない」のです。

パイロットと管制官のやり取りは日本国内でも英語ですが、その内容はほとんど定型句です。しかし、ビジネスの場では定型句だけでのやり取りでは深い本質に迫ることはできません。社員全員がそこまで英語を極めるための労力を考えれば、会社の公用語を英語になど馬鹿げた話しです。それよりは、仕事自体に社員のエネルギーを注ぐべきです。英語を話すこと自体が仕事になっては本末転倒です。外資系に長かった経験からすると、英語を流暢に話すことができて優秀に見えることと仕事を遂行する能力が同じ位ある人はあまりいないのです。英語は上手であるが、米国流のハッタリに長けているだけという人も多いのです。

日本企業に入る外国人の方には自社の文化と共に日本語を学んでいただくべきです。日本語でなければ伝えられないこともあるはずです。これは英語を学ばなくて良いと言っているのではなく、日本人も日本語を研鑽し、仕事上で英語が必要な方は英語も研鑽を積んだ上の話です。

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木曽・長良・揖斐 3川分流工事

2013年04月23日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

近鉄特急で四日市に通うようになり、新幹線で上流を渡っていた木曽川/長良川/揖斐川の下流の幅の広いことに驚きました。如何にも水害の多そうな地形で、この場所の歴史について調べてみました。この3つの川は昔から暴れ川であったようで、幕府は、江戸中期1750年代にこの木曽川水系の治水普請を薩摩藩に命じました。鹿児島から岐阜に工事をしに赴くなど、幕府の薩摩に対するイヤガラセですから、当然、薩摩藩では賛否両論、この命令に背き幕府へ戦いを挑む意見もあったとのことですが、「どうせ死ぬなら、洪水に困っている人を助けて死のう」とご立派な判断で幕府の命に従いました。薩摩藩は、この頃から既に幕府からこのようなイヤガラセを受けていたのですから、幕末では倒幕に活躍するのは当然でしょうね。

薩摩は900余名を派遣し、そのうちの100名弱は亡くなりました。そのうちの半分50名は幕府に抗議しての切腹であったそうです。お目付け役として派遣された幕府の役人から細かなケチをつけられて薩摩の武士は切れてしまったのでしょう。抗議の切腹なのです。抗議の主張を相手に暴力として向けるのではなく、自らの死をもって抗議するというのは、薩摩藩への迷惑を考慮してのことで、藩という枠の中での個人としての最大限の主張であったのですね。切腹という行為ですが、何故、腹を切り開くかと言えば、魂の宿るところと考えられていた腹の中を見せて身の潔白を証明するということだそうです。

士農工商という封建制度は民主主義の下では「悪」かもしれませんが、武士道の下に社会のリーダであった武士は、実に立派な行動をした人たちが沢山います。薩摩から普請奉行として900名を率いてきた薩摩藩家老「平田靭負(ユキエ)」は、薩摩藩に40万両以上の出費をさせてしまい、多くの藩士を亡くしてしまい、この工事が終わった後、切腹して責任を取ったそうです。国費を使い、部下を死なせても自分の手柄として得意げに凱旋する家老は薩摩藩にはいなかったのです。鹿児島の方々のご先祖様は立派です。薩摩のみならず、主張は違っても、会津も水戸も長州も、信念を持って行動した人たちは皆、ご立派です。身を挺してまで信念を貫くことは、残念ながら簡単には真似できません。

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名古屋の喫茶店

2013年04月22日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

先週は1週間で新幹線には3回(上越1回、東海道2回)に乗りました。そのうちの名古屋から名鉄線である会社をお訪ねした時の事です。約束時間まで間があるので駅前の喫茶店に入り、小腹も空いていたのでホットケーキとコーヒのセット600円を注文し、食べていた所に次の客が入ってきてコーヒー(200円)を注文しました。すると、コーヒーと共に、ゆで玉子/バター・ロール/小さなサラダまで付いて来たのです。これがあの有名な名古屋の「モーニング・セット」なのですね。その時は、午後2時を過ぎていてこの「モーニング」なのですから、午前中の「モーニング」はもっとボリュームがあるのでしょうか?名古屋のコーヒーは大盤振る舞いで、600円のホットケーキが寂しく見えました。

名古屋駅の地下街の喫茶店では、豪華モーニング・セットを期待して入っても、東京と同じ程度で感激した事は無いのですが、名古屋駅前から少し離れた方が良いのでしょうか? コーヒーを注文したのに味噌汁【それも当然赤だし】まで付いてきたという話しは聞いた事がありますが、デフレの影響か、名古屋人の意地を張った競争なのか、あるいは徹底したサービス精神なのか? ローカル色があって楽しいですね。以前、深夜の番組で「孤独のグルメ」なる番組がお気に入りでした。会社の用で出かけるたびに街の飲食店を物色して回るのですが、出歩くことの多い営業マンは仕事のついでに探求した街の飲食店に詳しいのです。私もB級ではありますが、お昼時に品川であればあの魚のお店、新橋ならあのカレー屋さん、東京駅ならあの沖縄料理と、東京駅から外回りで渋谷までは各駅ごとに好きなお店があります。これは営業マンの数少ない役得の一つです。お仕事と言うか出歩くのは楽しいですね!

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あるTV番組からの出演依頼

2013年04月19日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

あるTV番組から出演依頼を受けました。日曜の全国放送で1時間。ありがたいお話しなのですが、あまりに急過ぎるお話しで残念ながら今回は見送りにさせていただきました。通常は企画から最後の編集まで6週間かけるそうで、制作チームは6チームあり、それぞれのチームが6週間に一回担当し、毎週の番組を続けているそうです。こういう期限の明確なプロジェクトを進行させるのは大変です。今回も、予定していたものが途中でボツになりそれで2週間後の放送にと言う話しが降って湧いて来たのです。番組の中で放電設備を用いた放電実験を見せたいとの事でしたが、実は放電実験と言うのはそんなに簡単ではないのです。

放電設備自体は珍しくは無く、企業、公的機関、大学などいくらでもあります。しかし、放電設備と一口に言ってもその中味は大きく異なります。どこでも試験の目的によって設備を作りますから全て同じではありません。弊社のPDCE避雷針は自然界の雷雲と地上の電荷の関係で機能しますから、極めて自然の状態に近い放電であることが必要です。すなわち、

1)雲と地上を再現するために、電極は大きな平面でなければなりません。しかし、放電設備は放電し易い点電極である場合が多いのです。
2)放電の仕組みですが、これも自然界と同じく、ジワッと電界が徐々に強くなるような環境が必要ですが、放電設備の多くはキャパシタに電荷を貯えておいてそれを一気に印加する方式が多いのです。

更によくいを言えば、雷雨のように雨風、それも電荷をもった雨粒が良いのですが、まあ、そこまで言えばは要求し過ぎでしょうね。放電設備ではあたかも落雷の全てを再現している様に見えますが、これは人間が再現し易いように自然界の一部をデフォルメしたようなもので、人間がマネできるのは自然界の極一部の状況だけなのです。

TV番組は、一種のショーですから、見た目に面白ければそれで良いかもしれませんが、映像と言うのは目の前での現象を見せるのですから正しいと思い込んでしまいがちですが、実は、その現象をどの様に発生させるかで大きなトリックさえ仕掛ける事のできるものなのです。TVで見たから正しいと思いこむ人が多いのですが、それは危険な事です。報道する話題や解説の切り口、全て恣意的ですからTVは、自分自身のフィルターをしっかりと持ち、得られる情報は取捨選択しながら見なければなりません。と言う事で、今回は流れてしまいましたが、いずれ十分な時間をかけて放送されることもあるかと思います。この番組のディレクターさん、短時間でのやり取りでしたが迫力のある仕事振りでした。

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一票の格差

2013年04月18日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

一票の格差などツマラない話しと言う事は何回も書きましたが、それに追加して言うなら人口の上での一票の重みの話しだけでなく、支払っている税金については如何なものでしょう?税金を給料から天引きされ、ごまかすチャンスすらないサラリーマンと脱税している個人事業主、税金の支払いをしていない人。納税額が違うのにどうしてみな同じ一票なのでしょう? 例えば、株主総会では議決権は所有する株数により異なりますが、それについて一票の重みだなどと言いだす人はいません。持ち株の数がものを言う事は当り前のルールとして認識されているからです。

国を運営するのに税金が必要であれば、その納税額により投票の重みを変えても良いのでは? このような事を言えば、金持ち優遇であるとかの反対意見は容易に想像できますが、基本票は選挙権のある国民にだれでも一票。これは保証されているのです。これに加えて納税額に応じた加算票を与えるべきとの話しです。納税しないで文句を言う国民の声は聞く必要はなく、納税こそがものを言う権利となれば、脱税する人間も減ることでしょう。納税しても何のメリットも感じられないが脱税の理由の一つでもあるのではないでしょうか? 買い物をして、消費税を払う度にポイントを設け、払った消費税のポイント1000ポイントで投票券1枚などとすれば喜んで買物もすることでしょう。

参議院と衆議院。これも同じような選挙をしていて性格がハッキリしません。衆議院は各県の代表で、どの県からも人口に関係なく2-3名。参議院は政党ごとの比例代表のみで当選後の離党は議員資格はく奪。と言う位に明確な差別化がないと分かり難いですね。小さな選挙区をチョコチョコ変えるのではなく抜本的な改革が必要です。その際、ルールは単純明確。シンプルなルールが一番です。ルールはシンプルにのついでに嫌われる事を覚悟して言えば、死刑廃止などとんでもありません。命は等価交換。「殺人を犯せば必ず死刑」というシンプルなルールにすべきです。二人を殺せば犯人の身内からも一人が連帯責任で死刑になる。ここまで厳しくすれば殺人事件なども減ることでしょう。事情を考慮して情状酌量などと偉そうに無駄な裁判をすることも不要です。そのためには冤罪の無い事が絶対条件ですが、犯人がハッキリと分かっている裁判に何で何年もかけているのでしょう?法曹界の方達は1件の事件の始末に時間をかけてジョブシェアリングしているようにも思えます。裁判が続く限りメシのタネなのですから良い御身分です。そういう方たちが違憲だとか仰る1票の格差。そんな議論に時間をかけている事自体、税金の無駄使いのように思えます。

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プリウスと潜水艦  リチウムイオン電池の陸、空、海での対応

2013年04月17日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

従来技術では画期的な性能向上は望めないが、新技術では出たばかりなので実績が不十分。しかし、このジレンマを超えなければ新しいものは生まれません。採用については、十分な試験をし慎重を期して、新しい電池「リチウムイオン電池」を採用したのですが、陸、空、海での違いがあるようです。

車では長年、鉛電池が補助電源に使用されてきましたが、リチウムイオン電池が補助役から準主役に躍り出たのがハイブリッド、そしてついにEVでは主役になりましたが、車は地上を走るだけで墜落も沈没もしません。せいぜい燃えるくらいですから、死亡事故にはならないでしょうが自動車は桁違いに数が多いので不具合が生じれば経営的には大きな損害を生じます。しかし、陸では安全を確認しリチウムイオン電池の高性能を享受する決断となりました。いくつかを除けばそれほど大きな問題は無く順調のようです。

陸での使用実績を見て、そのリチウムイオン電池の高性能に飛びついて失敗したのが空のB787です。電池の性能としては他を寄せ付けない高性能ですが航空機に使うにはチョット早かったのですかね。。。墜落にまではならなかったのは幸いでした。早く解決できることを待っています。787の運航停止は航空会社には大きな痛手です。

この787のトラブルで、慎重さが流石と評価が上がったのが海の潜水艦です。潜水艦は、水上ではディーゼルで走りながら電池を充電し、水中では電池で走ります。この電池の性能が向上すれば潜水艦としての性能は各段に向上しますのでリチウムイオン電池はノドから手が出るほど使いたかったであろうし、その潜水艦への応用の基礎研究も終えていて新型潜水艦「ずいりゅう」では、リチウムイオン電池を使用する予定であったのが、予算の関係という話で見送りになりました。プリウスは約1トンの重量を地上でタイヤの転がり抵抗に逆らって走るのに80馬力のモータを使用していますが、「ずいりゅう」は4千トンを超える巨体を水中の水による抵抗に打ち勝って進み、モーターは8000馬力です。プリウスはガソリンエンジンと併用しながら走行しますが、潜水艦は一度潜れば数日間、潜航したままですし、電池は走行以外のエネルギー源にも使いますから、仮にプリウスのバッテリーを使用するにもプリウス1000台分以上を必要とすることでしょう。「ずいりゅう」関係者は、B787の事故を見て胸をなでおろしたのではないでしょうか? 日本でも原子力潜水艦を作るべきですが、残念ながら核アレルギーによる自縄自縛でそれは無理でしょうから、原子力に頼らず水中での性能を向上させるための果敢な挑戦がAIP(Air-Independent Propulsion:非大気依存推進)です。大気中の酸素に頼らずに燃料電池やスターリング機関などで水中航行をしようという試みです。

燃料電池という言葉を初めて聞いたのはジェミニ計画のころでしたが、その後、宇宙では電気だけでなく飲料水の生成にも使用されてきました。宇宙船で使われるくらいですから潜水艦で使ってもも当然です。燃料電池は今のところ地味ですが、将来は大化けすると思います。その他、潜水中は液体酸素を用い、閉サイクルのディーゼルやスターリング機関を推進力に用いるなど、空気中の酸素に依存しないで航行する手段が各種、実用化されつつあります。 写真の「ずいりゅう」は、AIPを装備した「そうりゅう」型のの5番艦で、横須賀に先月配備されました。水中ではスターリング機関で巡航し、電池は最高速度で航行する時のために温存され数週間に渡って潜水が可能だそうです。配備されたばかりなので、番号「505」と艦名「ずいりゅう」が残っていますが、そのうち、消されます。新しいうちの貴重な写真です。




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煙突用高温型のPDCEが取付けられました。

2013年04月16日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

高い構造物と言えば煙突はその代表格です。煙突への落雷も多いのですが、今までは我慢するしか有りませんでした。

これはある清掃工場で伺った話しですが、落雷で電気系統が壊れて大変な事態になった例です。

1)最近のゴミはプラ製品など熱量の高いものが多いため、ゴミ1トンを燃やすのに水2トンを用いて炉を冷却している。
2)かの国と異なり、排煙も集塵機で綺麗にしてから排出している。
3)ゴミ収集車は、1台毎に計量し、ゴミの量を制御しながら炉に入れている。

上記1)から3)まで、全てに電気を使うため、電気でのトラブルがあるとゴミの処理が停止してしまいます。近隣の住民はその様なトラブルに関わりなくゴミを出し続ける生活を続けます。ゴミ収集車の積荷は空にせねばなりませんから、清掃工場の敷地に仮置きしますが、夏場は衛生上の問題も発生し大変な事態になったそうです。こちらの清掃工場では、このようなトラブルを回避するためにPDCEを設置することになりました。

また、別の自家用タービン発電所でも、取付けが完了しました。こちらの煙突の高さは70mを超えています。




もう1カ所、バイオマス系の発電所様でもご利用の予定です。「高いもの」と言えば煙突はその代表格ですから雷にお困りのケースは多々あるかと思います。タダ、難しいのは、煙の温度と組成です。雷でお困りの場合には是非一度ご相談いただければ幸いです。

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砕氷艦「しらせ」に乗艦してきました

2013年04月15日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

4月10日に南極から東京港(晴海)に帰った「しらせ」が、所属する横須賀に帰る片道3時間の航海に便乗させていただきました。この3代目の「しらせ」は今回初めてですが、2代目の「しらせ」にも同じルートで乗艦した事があり、久しぶりの東京湾クルーズでした。艦上では風速20mの強風でしたが、1万2千トンの船はビクともしませんでした。今年は南極の氷に阻まれて大変な航海であったとのことですが、自衛艦に乗るといつも感心するのは、清掃が行き届いている事です。私、自分の家は大して掃除もしないのに、たまに乗る自衛艦については隅々まで目が届いてしまう方でして、「しらせ」もジックリは拝見しましたが長い航海の後なのに隅々まで清掃されていました。

「しらせ」に搭載しているヘリは岩国の航空部隊の所属で、既に岩国に向かって帰ってしまい格納庫は空っぽでした。初代「しらせ」では、館山からのS61Aを搭載していましたのでとのお別れの儀式でヘリが低空で「しらせ」の周囲を飛行してから館山に帰って行ったのですが、安全上の理由と言う事で低空飛行は無くなり物足りなさを感じました。2代目「しらせ」からは欧州製のCH101ヘリになり、岩国に属しています。

これだけの立派な専用船と良く訓練された乗組み員を揃え、毎年、南極に行くのですから国の力と言うのは大したものです。学術研究というのは観測した後に直ぐに実用的な結果が得られるというものではありませんが、現地での観測を長年続けていればそれなりの事はキットあることでしょう。

「しらせ」の艦上で撮りました写真、宜しければ差し上げますので、メールでリクエストください。

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ペトリオット その2

2013年04月12日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

東京の市ヶ谷に配備したPAC3では、北からのミサイルを撃墜できたとしてもその残骸が東京中に降り注ぐという先日のブログを読んで、それなら日本海側に配備すれば?とのコメントをいただきました。例えば、東京に45度の角度で突入してくるとなると能登半島の上空を通過する高度は300km以上で、一方、PAC3はせいぜい高度20km程度しか届きませんので、能登半島にPAC3を配備しても東京を守ることはできないのです。PAC3はそれを配備した場所の周囲、半径20km程度を守ることしかできません。PAC3で日本中を守るとしたら500基程度が必要と言われていますし、空に向かって打ち上げたものは必ず落下してきますから、市ヶ谷から発射すれば命中しなくても残骸は小平市、武蔵野市辺りに落下してきます。15種類20両以上のまるで大名行列のように市ヶ谷までやって来るPAC3ですが、その物々しさに反して、保護できる領域は極めて限定的なのですが、東京上空での核爆発が防げれば残骸など気にしないと言う大らかな気持ちで見なければなりません。

東京からもっと離れた場所で撃ち落とせないかと言うと、現実的なのはイージス艦に搭載したSM3を地上配備にして能登半島に配置するか、今回米軍が未だ開発途上であるにもかかわらずグアムに持ち込んだTHAADしかありませ。THHADは、Terminal High Altitude Area Defense の略でその名のように高高度で撃ち落とす事を目的としています。当面はアメリカの虎の子ですから日本には売ってもらえない事でしょう。米国の開発したものを買うばかりでは、常に米国のお古しか売ってもらえないのです。今回、購入予定のF35でさえ、導入する前から既にお古のバージョンになってしまっているようです。

ミサイル防衛のためには、現在の4基のガメラ・レーダに加えて自前の衛星で24時間監視をし、発射した時点で検知することが必要でこれはハードルが高いでしょうが、他国で開発したものばかりでなく、自前である程度の事ができなければ対等の関係は築く事ができません。防衛予算を増額して世界の水準に追いつくことが先決です。日本の防衛予算は現在の2倍にしてちょうど良い位なものです。あと4兆円あれば、アンバランスは大きく改善できます。

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世界でもっとも強力な9つのアルゴリズム ジョン・マコーミック 日経BP社

2013年04月11日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

Google の検索は毎日使用していますし、HPのランキングがどうなっているかも毎日見ています。この作業をする時、クラウドの内部ではどのようにこの検索やページランキングを集計しているのかは毎回気にしている訳ではないですが、昔、ソーティングの速さを競ったことがあり、アルゴリズムには興味を持っていました。検索が瞬時に行われることは計算速度や通信速度が向上したこと以上にアルゴリズムのお陰であろうと思っていました。書店でこの本のタイトルを目にするやその内容は見当が付きましたので即購入しました。「コンピュータ、ソフト無ければタダの箱」などと言いますが、そのソフトが問題を解く上での基本方針、それがアルゴリズムと言っても良いかと思います。

本書は、そのアルゴリズムについて、検索エンジン/ページランク/公開鍵暗号/誤り訂正符号/パターン認識/データ圧縮/データベース/デジタル署名/決定不能性についてさわりを解説しています。これらのアルゴリズムを考えた人は、その偉業の割にはほとんど名前も残っていませんが、毎日の生活の中で何億人もの人がその恩恵にあずかっています。コンピュータ上での文献などは、ハイパーリンクで次から次に関連文献にリンクして行けたり、まあ、便利な世の中になりましたが、古い文字ベースアプリしか考えたことの無い旧人類の自分としては、ここに述べられた9つのアルゴリズムなどとても理解が及びませんが、それだけに興味津々の分野です。

屋外監視カメラも単に撮影をしているだけでなく、撮影した画像を解析し置き去りにされたカバン、行ったり来たりの挙動不審な人、歩くクセや着ている服の色の割合で特定の人を探すこともできるそうで、ますますシステムが人に近付き、人を追い越し、SF映画のような世界になっていきますが、それを影だ支えているのがアルゴリズムの進化です。コンピュータの高速化や大容量化により理論的には可能だが現実的には無理と思われた力ずくの解法も今や可能な時代になってきたようです。

先日、月に着陸したアポロ計画の番組を見ていましたら、月着陸船のコンピュータですが、プログラムは現在のコンピュータのようにメモリーに書きこまれているのではなく、ROM【読み出し専用メモリー】を構成するコア・マトリックスの中に編みこんでいく作業風景が映っていました。女性が数人でプログラムの1,0を機械的に組み込んだ記憶装置を編み上げて行くのです。記憶容量も少なかったであろう小さなコンピュータで月に着陸したのですから驚きです。編み上げた記憶装置ですから書き換えなどできません。ROMに焼きこんでしまったら変更できない緊張感は理解できますが、それを編み込む作業でもエラーが入り込まないで作業したのはスゴイことです。この作業は、いわばアルゴリズムを編み込む作業です。アポロ計画の奥の深さに驚嘆しました。このように用途が異なればアルゴリズムも異なりますが、本書は普遍的な9つのアルゴリズムのさわりを上手に紹介しています。

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国防と産業政策

2013年04月10日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

金融緩和への期待は非常に大きいようですが、産業自体の競争力が強くならなければインフレ傾向にむかったとしても、実態の伴わないバブル再燃だけです。公共事業などで仕事を増やすのも結構ですが、防衛産業を強化すべきです。公共事業の土木で見かけは立派になったとしても防衛力が伴わなければ日本を手中にと計画しているかの国へのプレゼントをせっせと作り上げているだけです。

防衛産業の裾野は広く、恩恵をこうむることができるのは大企業だけでは無く、町工場まで十分に拡がります。例えば戦闘機。三菱重工の下に関連する企業は1000社を超えるそうです。次期戦闘機に予定されているF35では、各国の協同開発なので日本の取り分は少なく国産の力を維持できるのでしょうか?技術を保持するには一定量の仕事が必要でそれが途絶えれば二度と復活できないのです。自前の開発も並行して進めるべきです。

おりしも隣国の横暴な態度が目立つ中で、日本の立場は少子化に向かい弱くなる一方です。この状況の下で隣国の巨大な軍事力に耐え得る国防力のために日本の得意な技術を組み合わせて隣国が真似のできないような防衛網を築くために予算を振り向けて欲しいものです。その様な技術の芽はいくらでもあります。隣国は数で押してくるでしょうが、数の比較では負けは目に見えています。そこで彼我の差が何かを考えれば当然、日本の強みはハイテクなのです。

国防をハイテク化、ロボット化し、ハリネズミのような侵略され難い体制を築くために国家予算を使い、産業を活性化させるのです。そんなことができるのか? いくらでも可能です。日本には世界をリードできる技術のタネはいくらでもありますが、それらは一朝一夕に実用化できるものでもありません。手遅れにならないうちに国防予算と産業政策を重ねていただきたいものです。

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ペトリオット PAC-2/3

2013年04月09日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

北朝鮮のミサイルが脅威になると防衛省の「破壊措置命令」で出てくるペトリオットですが、陸上で活動していますが航空自衛隊の対空部隊です。ニュースで見るのは発射装置ですが、これを支える全部で15種類の車両で1部隊を構成しています。それらは、次の15種類です。

1) 発射機
2) レーダー装置
3) 射撃管制装置
4) 電源車
5) ミサイル運搬車
6) アンテナ・マスト・グループ
7) レッカー車
8) 指揮車
9) 燃料タンク車(15輌の車両への燃料補給)
10) 大型部品運搬車
11) 小型部品運搬車
12) 整備センター
13) 待機車(隊員の仮眠/休憩用)
14) 待機車(トイレ/洗面所)
15) 水タンク車

習志野/入間/武山/霞ヶ浦の各高射隊にはPAC-2とPAC-3の5基の発射機があります。このペトリオット部隊が展開すると、アンテナ・マスト・グループ(AMG)と呼ばれる大型トラックが高い柱(マスト)を立てて通信します。電源車からはレーダー、射撃管制装置、発射機などに電気を供給するために電源ケーブルがつながれます。この高いマストや、付近の地面にでも落雷すればそれだけでこの部隊は使い物にならなくなります。北からのミサイルと同じように落雷も運用にとっての脅威なのです。ハイテクの武器も落雷という原始的な現象には勝てないのです。

こういう装置を不能にするために大気中で核爆発を発生させると大量の電磁パルスが降り注ぎ、ケーブル類には電圧が発生しケーブルにつながれた装置に障害が生じます。これは、日本の領空に入らない公海上の領空であっても十分に影響を及ぼします。相手国に攻め込む前に公海上でのこの一手から始まるでしょうからペトリオットを配備したから一安心とまではいかないのです。それに、ゲームでしたら打ち落としてそれで終わりですが、現実の世界ではペトリオットがうまく撃墜できても市ヶ谷からせいぜい30km圏内。都内には北からのミサイルの残骸が雨のように降り注ぎます。核爆発しないまでも放射性物質が上空から振り撒かれるのです。

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