雷ブログ

落雷抑制システムが運営するブログ

炭酸水と水素水

2013年07月31日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

炭酸水が大好きで、ビールもビール自体よりその炭酸が好きなのであったと分かってからは、アルコールのない炭酸水でも十分にHappyです。色々な銘柄を試しましたが、一番好きなのは自然の炭酸水であるドイツの「ゲロルシュタイナー」です。最近、南アルプスの天然水を炭酸にしたとの製品が出ていますが、元々、この「天然水」という言い方、食品業界の事を知らないで言うのですが、水など全て「天然水」を使っているのではないのでしょうか?水素を燃やせば水になりますが、その様に化学的に酸素ガスと水素ガスから作ってもコスト的に井戸水にはかなわない事でしょう。このメーカだけが「天然水」という事は他のメーカは「人工水」なのでしょうか? それはあり得ない話であると思います。では、何故、このメーカのみが「天然水」と言っているのか不思議な世界です。

普通の水に炭酸を加えると少し酸味が残りますが、天然の炭酸水には酸味はなく、一年中、毎日、1リットルは炭酸水、飲んでいます。自然の炭酸水は、人工のものより炭酸も優しくて口当たりが全然ちがいます。九州にも自然の炭酸水を出している温泉があり、飲料用とお風呂用の両方に炭酸水を使っているようで、いいですね。。。引退したら、そういう所に住んでみたいものです。

炭酸水も健康に何がしか良い点があるとのことですが、それを言うなら水素水も同じように健康に良いそうです。以前、母が脳梗塞を患った時に色々調べると水素水の効用に出くわし水は水素水に変えたのですが、飲める量も多くはなく残念ながら効果の程は分かりませんでした。水素というのは化学の歴史では随分と昔から使われていますが、健康面での効用など何故、今更なのか、何でも分かってしまったような時代にその様な盲点が。まだあったのでしょうか。
「ルルドの水」とか奇跡の水と言われているものは水素水である事が多いとの事です。

健康のために水素水にするか、炭酸水にするかと言えば、炭酸水の爽やかな刺激に引かれます。残念ながら水素水には炭酸水のような清涼感がありませんし、本当に水素が含まれているのか良く分かりません。実際、水素水と銘打ちながら極めて含有量の少ない水素水もあるようです。 その点、炭酸水は炭酸ガスの含有量が極めて明確です。ドイツの美味しい炭酸水が簡単に手に入る時代に生まれて本当に幸せです。

〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町24番地8
SOHOステーション703
落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
電話 045-264-4110
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幽霊とエネルギー

2013年07月30日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

息子が保育園で御世話になっていた頃の昔話ですが、夏のイベントとして年長組になると肝試しがありました。付近の公園で、木立に囲まれた忠魂碑に保育士さんが地上に落ちてしまった「おり姫様」と言う想定で変装し、子供が一人で届けものをするのです。大人でも夜は行きたくないような場所に勇気全開で子供がそこに行くのを大人たちは蚊に刺されるのを我慢しながら茂みに隠れ、自分の子供がおり姫様にたどり着けるかを子供以上にドキドキしながら見ていた事がありました。今思えば、保育士さん達は時間外の夜遅くまでこのような活動を良くしてくれたものです。

夏になると季節ものの怪談ですが、幽霊なるものが存在するか否か息子に尋ねられた時からエネルギーの観点から説明をしてきました。誰もいない部屋から妙な音が聞こえるというのは怪談の第一歩ですが、例えば物が落ちて音が発生する。 これは高い所に置いてあるものは「位置エネルギー」を持ち、落ちると「運動エネルギー」に変化し、運動エネルギーを持って床に落ちれば、「音」と言うエネルギーに変化する。すなわち、音と言うエネルギーになるためには元々何がしかのエネルギーがなければ音にならない。果たして、霊界なる所に何かエネルギーがあるのであろうか? 苦労して石油の井戸を掘削し、タンカーで日本まで運び、原油を精製して日本中に配給するために何万人もの人が携わって世の中が動いているが、もし、霊界にエネルギーがあれば、お化けからエネルギーを分けてもらったらどうか?ところが、霊能力のある人を100人集めた所で1Wの電気もとれない。。世界中で霊界からエネルギー供給を受けている事実は無い。

ということで、幽霊が音を出したり、光を出したり、物を動かしたり、エネルギーの観点からは不可能な事ばかり。幽霊は良心の呵責や未知なるものへの単純な恐怖という心理的な存在ではあるかもしれないが、物理的な存在としてはあり得ない。というのが私の理解でして、我が息子もその様に理解して大きくなり、我家では怪談は全く話題にもなり得ません。

しかし、幽霊はいなくても、原因不明の怪奇現象は存在します。これには何がしかの原因は必ずあるものの人知が及ばないだけのことです。現象とその原因は必ずしも同じ場所にあるとは限りません。例えば、振動の源とその振動の周波数に共振するものが離れていて、途中の物は振動しなくても離れた場所で振動することはあり得る事で、怪奇現象についてその原因を推論するのは親子で大好きです。幽霊、お化けの類もエネルギーを考える材料になるものです。

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「世界で戦える人材」の条件  渥美育子  PHPビジネス新書

2013年07月29日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

この歳になり、今更、世界で戦う人材になる事を目指すつつもりなど毛頭ありませんが、世界で戦うとは何を意味しておられるのかと思い書店の店頭でパラパラ眺めているうちに共感できる部分を多々見つけ、日本にもこういう方がいる事に安堵しました。私も外資の経験が長く、会社の規模も数万人から現在の数人規模まで、会社も米国、スイス、日本と海外体験は多い方ですが、それでも筆者のように17年も米国で鍛え上げられた方の体験にはかなわない、筆者の見識の深さに圧倒されます。

海外で活躍されている日本人も多いのですが、長い間島国で孤立してきた日本では、海外と関わりがなければ「グローバル」化に到達する前に「インターナショナル」の正しい意味も理解されていないのが実情です。国際化とグローバル化の違いなど、日常生活では特に話題になることもなく、その違いの認識が無くても不自由しませんでした。しかし、日本国内でだけ通用する大きな勘違い、日本の常識は世界の非常識と言われる程の認識不足はやはり具合が悪いことで、世界レベルの知識に追い付いていないと世界の笑いものになります。

その一つにエコブームでの地球温暖化の二酸化炭素犯人説です。この説は国連もNASAもデータが捏造されたインチキ説であると言うのが世界の理解です。にもかかわらず、鳩山前首相は二酸化炭素の25%削減を堂々と国連で演説し、その後は管首相までもが、日本の全家庭の屋根に太陽光電池を取付けると言ったり、ウソの大風呂敷を広げっぱなし、そして風呂敷を広げたことも忘れている日本は世界での信用を大きく失って行きます。

本書では、社会ルールの基盤を人間関係におくモラルコード、神におくレりジャスコード、価値の中心をルールとノウハウにおくリーガルコード、これらの価値体系が共存するミックコードスと文化的な要因を説明していますが、これは日本にいながら実感するのはかなり困難な事のように思えます。

世界で戦える人材などと聞くと英語をペラペラ話すエリート社員を連想するかもしれませんが、言葉だけの問題ではないのです。一番良い例が、大相撲でのエジプト出身の「大砂嵐」。イスラムのラマダン【断食】ルールをキチンと守り、日中は朝の稽古から夕方の取組まで一滴の水も口にせずに頑張り成績を残す芯の強さ。相撲界と言う日本の強固なモラルコードと自分の故国のレリジャスコードを両立させて、分かり易いグローバル人材のお手本のような方です。こういうものを身近に見て他国の文化を知る事ができます。相撲のグローバル化は外国人の日本化を期待するのではなく、外国の文化を認め共生する事、それを許す事。日本にとっては良い勉強になります。

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横浜市の落雷数

2013年07月26日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

自宅の火災保険は横浜市民共済に入っていますが、先日、ここからこの一年間の支払についての報告がきました。 これによると、この火災共済で支払った火災は56件。落雷は55件とのことです。落雷による被害も火災保険の対象になっていますが、落雷と火災がほぼ同数と言うのは驚きでした。支払金のうち、81%は火災によるもので3億4千万円。落雷被害は電気製品だけですから1.4%の584万円だけですが、家電製品の損害は増加しているとの事です。

落雷と言えば栃木県でして、横浜市内には落雷被害など余りないものと思っていると、そうでもなく件数の上からは火災とほぼ同数と言うのは、横浜市内でも結構あるものです。

これは市民共済による数字で、この他にも民間保険会社の火災保険もありますから、横浜市のごく一部の数字ですが、どこの保険会社でも火災と落雷はほぼ同じくらいがあることでしょう。

先日の横浜市内の落雷ですが、弊社にも「東急電鉄に売りに行け」とか「もっとシッカリ鉄道会社に売り込め」と言ったお叱りと言うか励ましと言うか、コメントをいただきました。電車が止まって大変な思いをされたのでしょう。止まってみるとなんでもない毎日の普通の運転がありがたいものと分かります。弊社のHPへのアクセスも今月は6000を超えました。「落雷抑制」という社名と共に、落雷⇒自然災害⇒不可抗力 と言うリンクは崩れつつあるように感じます。鉄道会社の社会的な責任から言えば、電車は絶対に止めない方向でおられるでしょうから今すぐでなくても落雷対策は進むものと思っています。

多くの人を集める屋外イベントでは雑踏の整理だけでなく、落雷からの保護も主催者の責任とするイベントもふえてきました。 そのようなイベントであれば、安心して行けます。 これについてはまた、報告いたします。

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太陽と地球の不思議な関係  上田洋介  ブルーバックス

2013年07月25日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

先日、紹介しました「「地球のからくり」に挑む」は、地球自体の奥の深さを知るには絶好ですが、不思議なことは地球だけでなく太陽にも多々あります。一度は聞いた事がある事実でも、改めて読んでみるとその壮大なスケールの下に人間の小ささを感じます。太陽の大きさを直径28cmのボールに例えると、地球はそのボールから30m離れた直径2.5mmの小さな球で、そこに70億人を超えた人間が暮らしているのですから、人間などバイ菌みたいなものです。その小さな球に国境を定め、100年、1000年単位の歴史を競い合っているのですから小さいことです。

太陽光を自然エネルギーだと言って崇め奉る人達がいますが、太陽からのこの光も熱も太陽の核融合で生成される核エネルギーの一部なのです。メルトダウンの塊がグツグツと煮えたぎって宙に浮いているようなものですから、宇宙から核が廃絶されては人間は存在できなくなります。地球上の核廃棄物を問題視する方々がいますが、これらは何万年も地中に保管する必要は無く、太陽に返してやればよいのです。初日の出とか富士山の頂上でお日様を見てバンザイをし、真っ赤な核融合に手を合わせながら「核反対」と言うのも何かスッキリしませんね。こういう矛盾をスンナリと受け入れるのが日本人の特長でしょう。

この太陽のしもべである地球は、太陽の影響をまともに受け、朝になれば毎日昇る太陽は決して不動不変ではなく、その状態が変化しているし、地球自体も変化しているのです。この本は、太陽自体と太陽から影響を受ける地球とその恐ろしい変化について解説しています。

地球磁場も変動していて磁石の示す北と地軸の北とは偏りがあり、この偏りは日本中で全て同じではなく、場所により異なります。徳川家康が1601年に作った京都の二条城は、1200年前に作られた平安京の街並みと角度で3度ばかりズレているそうで、これは1200年前は北極星か太陽を基として南北ラインを作り、二条城の南北ラインは磁石を用いたせいではなかろうか? というのは自然科学も歴史と技術史の関わりで面白いところです。自然科学だけでも十分面白いのですが、歴史とからめたりするとなおさら面白くなります。

太陽の起源は億年の単位で、地球の文明よりも百万倍も古く、活銀河系には2000億個の太陽が存在するなど、このスケールでみたら自分の身の回りの出来事などまるでミクロの世界の小さなことです。身の回りのトラブルで困った時にはこの自然界の大きさを大きさを思い出せば、我々の悩みなど実に小さな何ともない事ばかりです。小さな人間が小さな事を一生懸命に努力しているのを見ると、人間とは可愛いものです。自然科学の話しですから情緒でとらえる話ではありませんが、太陽の大きさを想像するだけでそれはとてつもない大きさであり、元気を付けるにはこの万物の基の太陽を思い起こすと良いかもしれません。

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落雷の写真

2013年07月24日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

一昨日、某科学番組のスタッフの方が取材に見えて雷の話をしました。昨日、このスタッフの方に電話すると茨城に落雷の写真を撮りに来ているとの事でしたが、昨日はここ横浜で雷雨が激しく雷鳴が鳴り響いていまして、東急東横線には落雷し電車が止まってしまい、私が帰宅した夜8時に横浜駅はまだ大混雑でした。お勧めしていますが、線路に沿って落雷抑制している鉄道はありません。新聞によると電車は3時間止まり約10万人が影響をうけたそうです。10万人の中にはPDCE避雷針の事を御存じの方もいらしたことでしょう。東急電鉄も他社線への振り替え輸送の費用など大きな出費でしょうし、乗客の迷惑は金銭では表せません。電車は絶対に停めないという覚悟が望まれます。

残念ながら、茨城では雷雲の発生は無かったようです。落雷の写真は中々難しいですね。数週間、滞在することができるなら雷の多い地域がありますから1-2週間のうちには必ず機会があるでしょうが、1日で済まそうとなると雷雲が発達しそうな場所を予測して先回りしなければなりません。これは釣りよりも困難でしょう。。。

また、雷雨が始まった時にどの方向にカメラを向けておくかも運が付きまといます。シャッターを解放にして撮影したものと、光った時にシャッターを切るのとでは撮影できる雷の姿が違うのも面白いものです。日本のカメラに比べると米国製のカメラは大した事がないように見受けますが、カメラ用のアクセサリーでは米国製に面白いものが沢山あります。その中で、雷の写真を撮影するためのものがあります。高級なカメラではシャッターを無線で遠隔から操作したり、動物が通った時に自動的にシャッターが切れるように外部から制御するためのインターフェースがあります。ここに落雷の雷光を感知してシャッターを操作する装置を付けておけば落雷を待ちかまえていなくても、光れば自動的に撮影できるようなアクセサリーがあります。

米国には竜巻を追う「トルネード・ハンター」と呼ばれる人達がいるようですが、これは雷も同じく落雷写真を趣味【仕事】とする人もいるようです。必ずしも、雷の研究のために撮影している訳ではないでしょうが貴重な写真を残していて写真の威力は素晴らしいものがあります。 この業界では音羽電機様の「落雷写真コンテスト」が有名ですが、このように世界中から貴重な写真を集めることは雷を知るためにも非常に大事なことです。やはり業界の雄であるからこそできる事かも知れませんが。。。

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零戦と堀越二郎

2013年07月23日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

毎年、8月を迎えると戦艦大和と零戦の話が話題になるようですが、零戦の設計者である堀越二郎先生の「零戦の遺産」に当時の日本人がどの様に欧米の人に映っていたのかを示す記述があります。零戦は、開戦翌年にアリューシャンで米軍の手に渡り、米軍はそれを復元して試験飛行をして調査しました。その結果について「エビエーション・ウィーク」誌の技術担当編集者の方が書いた内容です。

「零戦の入念な調査をした結果、アメリカ人とアメリカの飛行機会社は、いままで馬鹿にしていた皮膚の黄色い矮小な日本人がほんとうに第一流の飛行機を創り出したことを知って唖然とした。【中略】零戦は日本のそれまでの、全ての飛行機とちがってまったく日本人の独自の設計の所産であろうか? 日本人の頭からアメリカのどの戦闘機よりも優秀な戦闘機が急に生まれて太平洋を制圧したわけはどうしても腑に落ちない。」 ズイブンと日本人をナメタ発言です。飛行機を発明した国で、飛行機こそ自分が一番と思っていたのですからさぞ悔しかったことでしょう。

彼らは、零戦の原型は米国チャンスボート社から購入したモデル、あるいは英国のスピットファイアと競争試作したグロスター社のモデルが零戦のモデルになったのではないかと疑っていたそうです。堀越先生はこれに反論して日本の航空機技術は基礎形的な面では外国の飛行機を模倣してトクになると考える事は無かった。だが、部品、装備品、工作被術などはそこまで進まなかったと答えたそうで、痛快であった事でしょう。

しかし、一人の天才の設計で何とかなる時代は終わりました。これからの時代は戦闘機だけでなく、全ての分野で複雑になり過ぎました。単に航空機としての性能の良さよりは、兵器体系の中でどの様に用いるのか?機体、エンジン、電子機器、兵装、材料など多くの専門家が必要です。F35のような輸入に頼っていてはダメです。この特殊技能を絶やさないようにせねばなりません。自前で自国に合ったものを作るのは当り前であることが忘れられてしまっているのは寂しい事です。

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「地球のからくりに挑む」 大河内直彦 新潮新書

2013年07月22日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

人類の住んでいるこの地球は、単に住むべき場所を提供してくれるだけではなく、地球を取り巻く空気、水、その他地球に含まれる鉱物資源から石油まで人類が繁栄を極める要素となった多くの物を人間に提供してくれています。この偉大なる地球について思いをはせたことは残念ながら有りませんでした。身の回りの人間関係、仕事の事など地球の成立ちとその貢献から比べれば実に小さい事ですが、その小さな事に振りまわされ、また、地球も当たり前の存在でその偉大さに気づくことはありませんでした。

本書は地球の資源からそれを活用する事を可能にした化学者の逸話、資源を活用する化学的な意味まで大きな仕組みを分かり易く解説し、実に壮大なスケールの中に人類が存在している小さな事実について気づかせてくれます。化学の発達も地球あっての事であり、人類の発達も地球の資源があってのことと読後は地球への感謝、人類が地球と共にあることへの感謝の気持ちで一杯になります。

この本を読み易くしているのは、単に地球物理からの解説でなく、化学史/技術史との兼ね合いの中で、人や研究の歴史から文学もからませた壮大なドラマであることです。例えば、周期表を作ったロシアのメンデレーエフの逸話では、彼はトランプ遊びの「ソリティア」が大好きで暇さえあれば「ソリティア」をする中で、当時知られていた元素をカードの1から13まで当てはめて並べ替えるうちに元素の周期律表に至ったとはなるほど有り得る話です。

科学者の役割は単に専門分野の研究だけではなく、一般の人々を啓蒙する活動、更には政策提言までその専門性を生かす事が求められてきています。マスコミや政治家の先生方は人気取りのための発言を繰り返し、科学的な裏付けなど無い事まで堂々と発言されますから科学者の役割は大きく、従来は政策になど余り関与しない分野でありましたが地球科学やエネルギー論などは広い理解に立っての判断が必要ですから、大河内先生のような啓蒙活動はより重要性を増します。原発が良いの悪いのと言う表層的な議論の前に人間とエネルギーとの関わりについて、本書は地球についての理解を広げてくれます。出あえたことがと嬉しくなる内容です。

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PTA

2013年07月19日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

日本国憲法が戦後、憲法だけでなく学校教育の現場のオペレーションまで含めて一切を与えられたという生きた証拠と言うか、生きた化石がこの「PTA」です。Parents Teacher Association. 両親(保護者)と教師の会というのがこのような英語名称で戦前からあろうはずがありません。ところが、このPTAと言う言葉、何の疑問もなくスッカリ日本の学校に定着しています。今でこそこのような英語名称は珍しくはありませんが、約70年前の事ですからのずいぶん乱暴な導入をしたものです。いかに当時の支配者GHQの力が強かったかを物語っています。現在の憲法が米国からの強制ではないとするなら、どうしてPTAなる言葉が未だに残っているのでしょう?これらは全部セットなのに、一部だけ名前をそのままに残してしまったのがPTAです。

戦後レジュームを云々と言うなら、まず、このPTAと言う名称を何とかすべきです。活動自体には文句はありませんが、 外国の組織の名前をよく今まで何の疑問も持たずに使用しているものです。

私が文句をつける筋合いではありませんが、「フィリピン」の国民の皆様は、よく植民地の証である国名をいつまでも使用しているものだと不思議です。これは、当時のスペインの皇太子「フィリッペ」のものというスペインが輝かしき時代の植民地であるという名称なのです。PTAよりまだ情けない名称を大事そうろう国名にしているものです。他国の皇太子様の名前でなく、自分達の言葉で、自分達の国名を付けることが自立への一歩ではないでしょうか?

まあ、「PTA」をありがたく使ってきた日本人に他国の事などいう資格はありませんが。。。。

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巡航ミサイル

2013年07月18日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

湾岸戦争で有名になった「トマホーク」がありますが、実は、巡航ミサイルはライト兄弟の初飛行(1902年)の直後から、小型の安い機体に爆弾を載せ、敵地まで無人飛行させ、そのまま敵陣に墜落させるものが開発されていました(「ケタリングバグ」)。これにはライト兄弟の弟、オービル・ライトが参加していました。しかし、長距離を無人操縦する誘導装置ができず陸軍に納めたものの失敗作でした。飛行機を使い捨てにするとは、オービル・ライトは本当に飛行機が好きだったのでしょうか?

実用で成功したのはドイツのV1型で、ロンドン目がけて約8千発が発射されロンドンに着弾したのは約2千発あまりだそうです。ロンドンという都市は動きませんからこの誘導装置は比較的簡単でしたが、動き回る艦船を狙うとなると当時の技術では不可能でしたから、それを人間にさせたのが「神風攻撃隊」でした。それから70年が経過するとGPS,レーダー、デジタル地図などの組み合わせで、実用的な装置が小型で信頼性高くできるようになり、今や、中国【長剣】も韓国【玄武3型】も国産の巡航ミサイルを所有する時代になりました。

韓国が巡航ミサイルを作るには当然、米国の了解が必要です。韓国はミサイルの技術を監理するレジームに加入し「玄武」の開発を認めさせたようです。韓国の「玄武」は北朝鮮対抗ですが、もちろん、日本全土をカバーできるものです。近隣の国々がこれだけの装備をしているにも関わらず、日本では敵地攻撃の是非について、くだらない議論を続けているのですから、呑気なものです。「八重の桜」もボケット見ているのでしょう。性能の劣る武器でも、それしかなければ仕方なく、それで戦わざるを得なかった方はさぞ無念であったことでしょう。兵器を開発して中国/韓国に挑もうというのではないのです。周囲の国と同じ水準を保たないと相手によからぬ野心を抱かせる結果にもつながりかねないのです。相手が攻撃してくるまで反撃しないなど、何を呑気な事をいっているのでしょう?武士道などどうでもよいのです。現代の兵器は百発百中、初弾から命中するのが当り前なのです。相手に先に撃たれれば次のチャンスなどあの世にしかありません。射撃用レーダなど照射してきたら即そのレーダを目がけて反撃すべきです。米海軍にはそのような挑戦はしませんが、手を出せない海上自衛隊と分かってこのような舐めた真似をしてくるのです。

日本にトマホークを装備されると困る中国は、米国内でトマホークの輸出禁止のロビー活動に力をいれているそうです。これが成立する前にトマホークを大量に輸入すると共に、巡航ミサイルの国産化を急ぐべきです。トマホークは三千キロを飛行し目標の10m以内に着弾すると言う優れものです。日本で作っても同じ精度を出すには何年もかかります。中国/韓国はトマホーク同様の飛び道具を時間をかけて準備している中、何もしないでいて良いのでしょうか?射程の大きな飛び道具が如何に大きな働きをするかは戦いの歴史を見れば、いつの世でも同じです。勝手に「平和憲法」なる名前を付け、平和平和と唱えていれば平和が守れるなどと言う幻想は捨てるべきです。自分が好戦的でないからと言って周囲も同じではありません。平和を守れるのは相手と拮抗した軍事力だけです。

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八重の桜

2013年07月17日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

日曜の夜は、「八重の桜」を見ていますが、会津の方は立派でした。あれはドラマとは言え、学ぶ事は多々あります。

その一つが軍事力は技術であること。旧式の武器/戦法を志の高さで補う事はできないということです。八重さんは連発式のスペンサー銃で戦う中、火縄銃を使う人がいると言うのは今から見れば軍備の怠慢でした。鉄砲が伝来したのは1543年。戊辰戦争は1860年代ですから、300年も前の物を使っていたのでは勝てる訳がありませんし、志は立派ですが時代の流れを見失っていたのも事実です。

日本には刀、武士道という精神論的なものが強過ぎたのでしょうが、西洋では巨大な投石機で大きな石を遠くから投げつけるという戦いの機械化のアイデアは昔からあり、次に火薬の発明で大砲へと進化しました。大砲の砲身を作るのも初期は木製の樽を作るのと同じような製法で作り、教会の鐘を鋳造する製法を適用するように進化しました。米国の南北戦争の頃には機関銃ガントリング・ガンが発明されていたのですから戦いのための機械を作ると言う文化は欧米が進んでいたのは、彼らが好戦的な人種なのでしょう。日本にも山車のカラクリなど、メカそのものでは負けませんが、その技術の武器への転用は欧州ほどはありません。日本刀も身近な武器と言うよりは工芸品の道を歩みます。

戊辰戦争まで遡らなくても、太平洋戦争でも技術の遅れは精神論「大和魂」では補えないことを再認識しているハズです。宗教的な縛りが強い訳でもないのに人を殺すための道具の研究にブレーキがかかる日本人と比べると欧米では日本より宗教的であるのに、兵器の開発は熱心で上手。日本でも兵器の開発に躊躇は無用なのですが、それができないのは日本の弱点でもあり長所でもあり、この辺りは奥が深く、単純には結論も出ず酒の肴の話題としては絶好です。

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ホームページへのアクセス

2013年07月16日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

先週は東京近郊で多くの落雷があったせいで弊社のホームページへのアクセスも増加し、1日で500を超える日が続きました。現在は特にSEOに凝っている訳ではありませんが「避雷針」「落雷対策」などの普通名詞で検索すると、弊社の名前は Bing では2位、Google と Yahooでは6位で最初の画面に出てきます【日替わりで変動します】。5月からは月の総数で5000を超えるようになりましたから、知名度は確実に向上していると思います。

最近の傾向として、東京都内だけでなく群馬/埼玉/茨城への訪問も多く、電車では駅から離れている場所も多いため、車による移動も増えました。本日も築西市から所沢を回っています。このところの暑さで、電車の中が一番過ごしやすいのですが、駅からお客様まで往復を歩くと、駅の近所での水分補給が必要になります。これが後1月以上続くのでしょうか、辛いですね。

ホームページと言うのは、ありがたいものです。月に5000件もの問合せを頂きましたら、弊社では対応しきれません。これを自分で内容を探し、自分で答を見つけてくれるのですから、それも1日中、会社が休みの週末まで見ていただけるのですからホームページの改訂をシッカリしていかねばなりません。というわけで、近々、動画による解説を加えようと思います。夏休みの間の宿題くらいの予定です。

〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町24番地8
SOHOステーション703
落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
電話 045-264-4110
公式サイト http://www.rakurai-yokusei.jp/
Eメール info@rakurai-yokusei.jp
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素直な米国人に学ぶ

2013年07月12日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

弊社のPDCE避雷針について、日本国内の方に多いのが弊社に問い合わせることもなく、資料だけをダウンロードするなりしてご自分で判断されるタイプです。ところが、例えばプレゼンの資料などは、いわば氷山のようなものでして、水上に浮いて見えている部分は全体の約1/6。水中で見えない部分は説明に相当する部分で、資料を作る者としては、説明したい事の数分の一しかプレゼン資料には表現できていません。そこが読み物とプレゼン資料の大きく異なる点でして、プレゼン資料は説明を伴って全体像となります。ですから、プレゼン資料だけをご覧になられて全体像を判断していただくのは残念な気がします。

弊社の側【販売代理店も含めて】にも重問題があるのは、プレゼン資料の字面だけ読んでプレゼンしているつもりの営業員もいまして、プレゼン資料の裏側まで説明できていないのも事実です。プレゼンは、プレゼン資料の字面では無く、その背景について説明できていなければなりません。字面を読むだけなら子供でもできます。プロであれば、プレゼン資料の字面など読みませんが、残念ながら、この部分で未だ不徹底が残っています。雷は奥が深くこれを説明するのは容易なことではありません。

来週、米国政府のある研究所の方が、PDCEの話を聞きたいと言う事で弊社を訪問予定です。 この方たち、分からない事は自分で訪れて調査しようと、物事を探求する態度が非常に素直であると言えます。弊社の説明など聞きもしないで自分で判断しケチを付ける方も多い中でワザワザ、米国から弊社に調査に来て下さると言うのはアリガタイ話しです。とにかく、相手の話を聞いてみようと言う素直な態度は非常に立派であると思います。調査に来られる方はもちろん博士号の方々で、ド素人ではなくご自分のしっかりとした見解はお持ちでしょうが、それでいながら素直さ、謙虚さも忘れないというのが米国の新しいものを受け入れる下地なのです。

芥川龍之介の言葉の中に「運命は、自分の性格の中にある」というのがありますが、これは個人ばかりでなく法人、国家についても言えるのではないでしょうか。制度疲労や既得権益だとか、新しいことを排除する傾向。自衛隊と言う軍隊の必要性を認めながら憲法を変えようとせず解釈にウソを重ねる。現実を直視しないで、言葉だけの理想に走る。このような国民性が招く国家の運命について真剣に考えねばなりません。

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落雷事故責任

2013年07月11日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

今年も落雷による死傷事故が発生してしまいました。数日前にも東京/埼玉周辺で激しいゲリラ雷雨があり、その翌日には弊社にも問い合わせが増えました。そのうち次の2か所を訪問しました。

生コンの製造所。塔の中に入り、上まで昇って分かりましたが、生コン工場で見かける高い塔は、上部にセメント、砂を蓄えておくホッパーがあり、そこから適正な量のセメントと砂などが塔の下で待ち受けるコンクリートミキサー車に水と共に供給され、生コンができるのですね。内部はセメントを蓄えているのでかなり粉っぽい環境でした。ホッパーには微振動を加える機構も付いていて、その振動で下に落とすのですね。メカ好きの私としては、こういう内部を見せていただけるのは嬉しいことです。塔のてっぺんまで登り周囲を見渡すと、直ぐ近くにこの塔よりも高い送電塔もあるのですが、この生コンの塔にかなり頻繁に落雷するそうです。

埼玉県のある市の教育課に呼ばれたのですが、市内の小学校に落雷したそうです(未確認)。幸いにケガ人は出ませんでしたが、その対策について、以前、展示会「教育ITソリューション」で弊社の出展ブースに立ち寄ったことがある方が詳細な説明を聞きたいとのことでの訪問でした。展示会と言うのは、このような遅効性の効果もあります。ただ、展示会では他人事と思っていた落雷が自分の管理している小学校にあったとなれば他人事では済まされなくなります。

以前は、落雷⇒自然災害⇒不可抗力⇒責任なし と言うリンクであったのでしょうが、昨年、ある落雷事故の後、「落雷事故責任」と言う恐ろしい言葉でネットを検索した結果、類似のタイトルのこのブログにたどりついたアクセスがありました。雷鳴の中での屋外イベントであれば自然災害だから仕方ないでは済まされず、管理責任が問われます。屋外イベント、学校のような大勢が集まる場所の管理をする方には不安な落雷シーズンンが始まりました。既にPDCE避雷針を設置し落雷対策をされている保育園/小学校/大学もあり、落雷への対策は確実に広がっています。

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北京は太平洋の覇権を握れるか  兵頭二十八  草思社

2013年07月10日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

著者の兵頭二十八氏は自らを軍学者と呼んでいるだけに、いわゆる軍事評論家と称する方々とは一味違う軍事ものを多数書かれていて、信頼できる著者の一人として兵頭氏の著書はいつも楽しみにしていますが、これは最近の物ではなく、約一年前のものです(最新刊は、「日本国憲法」廃棄論 草思社 2103年 3月)。尖閣云々の話よりも、米国とシナがいずれ南シナ海で太平洋の覇権をかける事になる背景から、なった場合の双方の出方まで非常に客観的な見方で解説されています。また、現在の兵器の水準、どの様な事ができるのか、できないのか。一般の人にはなかなか入手できない各種兵器のはなしまで、とても参考になります。

最近、憲法本はコンビニでも売られ、憲法改正が選挙の話題の一つになっていますが、単に憲法の事のみならず、日本を取り巻く情勢まで理解することなく判断してはなりません。平和だけを強調して日本の世論を分断し、沖縄独立などを画策しようとするシナの勢力の口車に乗ってはなりません。平和を唱えているだけではどうにもならない、まるで赤ん坊のような日本が世界で生き延びて行くには難しい問題が山積しています。日本人は世界のレベルを知って、ズルイ大人になる訓練が必要です。

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