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国連憲章と憲法

2016年04月28日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

日本人の中には、戦争は絶対悪で、してはいけない事のように騒ぎ立て、日本の手足を自ら縛りつけることで日本を侵略しようとする国のお先棒を担いでいるような方々がたくさんおられます。 特定の戦争が始まる訳でもないのに国会前で「戦争反対」と騒ぐ方々は、日本を敵視する外国政府の「戦わずして相手を打破する」という戦略の手足となってうまく利用されています。 戦争を嫌うのは正しいことですが、それを防ぐための軍備を嫌ってはならないのです。

国連憲章の中で、戦争や兵器がどのように規定されているのか?

(国連憲章 第51条 の一部)
この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない。

すなわち、どの国も「個別的」であろうと「集団的」であろうと、自分の国は守ることは固有の権利として認められているのです。 国連憲章で認められている集団的自衛の権利を違憲であると騒ぎ立てるのは、まるで日本に敵対する外国勢力のご意見のようです。 個別は良いが集団的はダメなど、コップの中の嵐のようなクダラナイ議論なのです。 このようなことで議論のための議論に時間を費やすのは、歳費の無駄使いなのです。 安保法制が憲法違反であると集団提訴がされたようですが、そこまで日本の防衛力を削りたいとは、どこの国の方のご意見なのでしょう?  自国だけで個別の自衛力を準備するよりも、集団で行う方が経済的に現実的であるという合理的な理由があります。 憲法という国内向けの小さな尺度ではなく、広く海外情勢から判断すべきです。

戦争において使用される兵器については、「特定通常兵器使用禁止制限条約」というのがあり、ここでは大雑把ですが、

1.人体に入った破片が見つけられないような兵器
2.対人地雷
3.ナパーム弾のような焼夷兵器
4.視力を喪失させる事を狙ったレーザー兵器
5.クラスター爆弾

などを使用しないようにとしているのですが、上記の1~5は、国により選択的に選んでいます。 例えば、韓国は、2,3についてはこの採択に参加していません。 この効力が不参加の国にまで及ぶものではなく、「戦いには何でもあり」と思う国にとって、条約を守って負けた国は「正直者が馬鹿を見る」というだけのことです。常に交戦状態であるイスラエル元首相の「世界中から非難されようと、国を失うよりはましだ」の言葉は正直です。

戦争などない方が良いに決まっていますし、戦いのない平和な世界が理想ですが、残念ながら、世の中から悪は消えない、人間が生きていく限り戦いは無くならないという現実に立ち、しっかりと隣国の様子を見ていただきたものです。 拉致の問題を解決するそぶりも見せない国、堂々と歴史をひっくり返す国。 日本の周りには、理想を追い求めるようなお人好しはいないのです。 

良い子ぶって理想を追うのは、日本周囲の外国を喜ばせるだけのことです。戦争を嫌うのは正しいことですが、であれば軍事力のバランスをとるための軍備は絶対に必要です。 そこまで意識してはいない事でしょうが、日本の軍備について異議を唱えるの、外国勢力に加担する国家転覆罪、国家反逆罪にも等しい行為なのです。 まさか、外国勢力からの資金援助など得ていないことを望みます。

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ナパーム空爆史  ロバート・M・ニーア  田口俊樹訳  太田出版

2016年04月27日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

発明したのは、かのハーバード大学の化学の教授。 軍からの依頼で開発したナパーム弾の最初の実験は軍の実験場ではなく、なんとハーバード大学のサッカー場で行われたそうです。 ナパーム弾の主原料はガソリンでこれに粉末の添加剤(せっけん)を加えることで、ゼリー状の物質になり、付着すれば落ちにくい状態で高温を出して燃え続けます。 まともに当たれば、大量の酸素が急激に消費されその近辺では死因はやけど以前に窒息死です。

日本の大都市を焼き尽くした焼夷弾とは、そのほとんどが E46 と呼ばれるクラスター式の焼夷弾で、一つのボディから38個のM69が分離して落ちてきます。木材と紙【障子やフスマ】でできた日本の家屋を効率よく燃やす研究に実物大の家まで建てて研究しつくしたこの兵器、第二次大戦から朝鮮戦争、そしてベトナム戦争で多用されました。 私の母も東京大空襲で焼け出されましたが、この時、米軍は低空から灯油まで撒いて東京を焼き尽くしたのです。 原爆は一瞬にして10万人、東京大空襲は一晩かけて10万人、短時間での効果は原爆ですが、残忍さではどちらも同じです。 経済性からいえば、原爆開発費用の1/5000という低廉な費用で開発され、第二次大戦で最も効果的な兵器と評価されています。

テロには爆薬が使用されますが、この爆薬も化学肥料を使用すれば簡単に作れますが、ナパームはもっと簡単に、我々の身の回りにある物質を混ぜ合わせるだけでできます。 少しも特殊なものではなく、我々の家で日常的に使用されている化学製品です。 米軍は、最新の兵器であるナパームの製法を秘密にすることなく公開し、ガソリンは航空機の燃料が基地にありますから、それに加える添加剤だけなので、増槽(落下式の燃料タンク)を用いて基地の現場で作って使用したそうです。 火炎放射器、この燃料もナパームで、残酷な兵器です。 体に付着すれば、落とせないゼリーが人体を炭化させる高温を発して燃え続けるのです。 これが自分の家族や知り合いに使用されるかもしれないと思えば、このような残酷な兵器を作る人はいないハズですが、使用対象がニックキ敵国人と思うと得意になって作るのですから、人間は怖い存在です。

ベトナム戦争で衣服が焼け、全身やけどを負いながら、ほぼ裸で逃げる少女の写真は、ナパーム弾の残忍さを世界に訴え、ベトナム戦争のあとは次第に世界でナパーム弾の使用について世界の眼が厳しくなり、1980年国連の「特定通常兵器使用禁止制限条約」なるものを採択し、人口密集地域でのナパーム弾の使用は禁止となり、米国も2009年についにこれに加わりました。

東京空襲について面白くないのは、これを指揮したカーチス・ルメイ少将に戦後、航空自衛隊の創立に貢献したとのことで日本政府は勲章(勲一等旭日大綬章)を送っているのです。 また、その副官を務めたロバート・マクナマラは東京大空襲について「あれは戦争犯罪であった」と涙ながらに認めたそうですが、ベトナム戦争時代に国務長官になると、そこでは再びナパーム弾を大量に使用したのです。 勲章を贈った佐藤内閣は、東京大空襲も原爆も正当なものであったという証明を米国に贈ったのです。 カーチス・ルメイは東京大空襲について聞かれると、言葉で答えず、日本政府からの勲章を見せたそうです。 勲章は、合法的な行為への感謝の証なのです。 民間人の虐殺として米国を訴えないという証として差し出したようです。 これでは焼死された民間人がお気の毒です。 そんな佐藤首相もノーベル平和賞ですから、勲章には「社会的な貢献」に対してではなく、政治的な意味しかないものもあるようです。

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憲法を守ることは重要な事なのか?

2016年04月26日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

日本人の生きる知恵は法律を超えている部分があります。 文字通りに解釈すれば、自衛隊は憲法違反でしょうが、「解釈」という奥の手で矛盾を飲み込んでいます。 そもそも自衛隊を憲法違反とするような憲法自体がおかしいのですが、自衛隊だけでなく実は大学の多く【私立大学】が憲法違反で存在しているのです。 その大学生が「憲法をまもれ」と叫ぶのはマンガの一コマのようにも見えます。

憲法第89条には、「公の支配に属さない慈善事業や私立学校の教育活動に公の財産を使用してはならない」とされています。 特定の偏った思想で活動する団体を公金で補助しないということで、それはそれで理屈が合います。 例えば、極端な例で言えば、カルト教団が作った学校を補助したり、何を教えているかが不明な外国人学校まで我々の血税で補助することを禁止しているのです。 それは筋が通っています。

普通の私学は、「まとも」な学校でしょうが、「まとも」の基準もあいまいですし、そもそも多くの私立大学は官立の学校に対抗して国には頼らないという建学の精神で作られたハズですが、しかし、今やほとんどの私学は国からの補助金を得て活動しています。 「憲法を守れ」と声高に叫ぶ大学生。 しかし、本当に憲法を守ったら、多くの大学は破産し、そこに学ぶの大学生がただの無職の若者になってしまうのです。 

しかし、日本人の知恵は、「解釈」により憲法の枠を超えて私学にも助成金をだして多くの若者に教育の機会を与えているのです。「自衛隊は違憲だ」「憲法を守れ!」と叫んでいる大学生、憲法の「無理やり解釈」でご自分も大学生でいられる状況をご存じないのでしょうか? 文字通りの解釈では自衛隊と同列の「違憲」である私立大学の学生でありながら、自分たちのことは棚上げし、自衛隊、安保法制だけを問題にしているのは如何なものでしょう?

現行の憲法とはその程度のものなのですから、言葉尻に拘泥するよりは生きる知恵「奥の深い解釈」で運用するしかないのです。 もうすぐ、憲法記念日で、「憲法を守れ!」 というデモがあるでしょうが、この憲法の何を守れと言っているのか、叫ぶ前に考えていただきたいものです。 言葉による規定を超える論理、というか「解釈」という「非論理」に支えられているのが日本の特徴である中、守るほどの価値あるものではありません。 この曖昧さを守るよりは、言葉と実態の矛盾を解消する方が大事ではないでしょうか? このようなやり方を大事にしている限り、日本の曖昧さ、いい加減さは解消されません。

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崩壊するアメリカ トランプ大統領で世界は発狂する  横江公美 ビジネス社

2016年04月25日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。


ヘリテージ財団に勤務したことのあるの横江さん、さすが若い女性らしくアメリカの社会を観察する眼が普通のオヤジ評論家とは違います。 レディ・ガガ世代、ミレニアム世代の動向となるとフツーのオヤジ世代にはついていけない領域です。 私など偏見のカタマリと自分で理解しつつ、レディ・ガガなどおぞましくて見たくもないし、歌も聞いてみたくもない。 しかし、それでは米国の潮流を理解できないということが良く分かりました。 この世代の動きまで読んでいることがアメリカの変貌を理解する鍵のようです。 私の米国理解度はかなり陳腐化している、と悟りました。 私と同じ年代の米国通の評論家でも、横江さんのような分析とくらべれば陳腐化した見方が多いようです。

レーガン時代の強きアメリカなどどこにも残っていないようで、白人が支配した米国は終わり、2000年前半までは75%を超えていた白人率も今や55%に落ち込み、5歳以下の子供世代では既に白人はマイノリティだそうです。 そんな中、SNSがデフォルトで存在する環境で育ったミレニアム世代の特長は、「自分が一番、世界の中心は自分」でありながら、男女、人種、LGBTなど多様性を認める人たちだそうで、個人は強くても国家としての強いアメリカ、昔のアメリカはもうないようです。 世代論のレベルで語られると、私も生のアメリカの生活を肌で感じていたころから約30年もご無沙汰していますから、横江さんの世代論、新鮮です。 

本書は、大統領選挙の様子、とりわけトランプさんの周囲をレポートされていて、たとえトランプさんが大統領にならなくても、米国で起きている最近の変化をよく伝えています。 巻末のトランプ語録を見ると、ビジネスマンとして大成している方ですから、さすがに含蓄のある発言も多く暴言のみを面白おかしく報道するマスコミの偏りを見せつけてくれます。 その中で、本書の営業妨害にならぬようにトランプさんの発言を二つだけ紹介します。

「仕事と遊びのバランスを取ろうと思うな。それより、仕事をもっと楽しいものにしろ」

「あぁ、休みたいなと思うようならその仕事はあなたに合っていない。 理想的な仕事とは仕事と休みの区別がつかないようなものである」

トランプさん、モーレツな仕事人間のようで、ものを知らない暴言のように聞こえても、かなり意図した発言のようで、奥は深そうです。

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飛行機はなぜ飛べるのか   ベルヌーイの定理の誤り

2016年04月22日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

長い間、飛行機の翼に生じる揚力の説明には「ベルヌーイの定理」が用いられてきました。 翼に揚力が生じる理由そして

1)翼の前縁で上下に分かれた空気流は後縁で一緒になる(「同着」と言われてきた。 これが間違い)
2)翼の断面で、上面の長さは湾曲が下面よりも大きく、長い(上下の長さの差はせいぜい数%)
3)そのために上面の空気流は下面よりも高速になる
4)高速になるので上面は下面より圧力が低くなり、その結果、上方への力が揚力として現れる

という説が、今までの説明の主流派でした。市販の本で揚力をを説明する99%は、これで説明されています。 ところが、本当は、この説は、必ずしも正しくはなく、前縁で上下に分離した空気流は、後縁で再度、一緒になるというのはヤハリ説明がつかないし、実態も「同着」にはならず、わずかに上面を通過した方が早く後縁に達する。 現象としてそのように観測されるものの、では、どうして上面の方が空気流は早く流れるのか?  と問われると、それは不明なのです。

間違った部分が一部あっても、十分な精度で計算ができるということで、今までの理論がヒックリ返る程の話ではありませんが、揚力がどうして生じるかという根源的なところで間違ったまま、航空機産業は大きくなり、航空会社は世界的な航空輸送を担っているのですから驚きです。 身の回りで、分かり切ったことと思われているものの中に、このような間違いもあるのです。 

「避雷針」を付けておけば、落雷に対して安全と思うくらいの誤りは「揚力」の問題からすれば些細な話かもしれません。 「雷を避ける針」と書く「避雷針」、日本語にだけは「避ける」という漢字が使用されていますが、英語表記にはそのような意味合いはありません。 「避ける」のではなくて、ここに雷を集めているという点では「雷を被る針」=>「被雷針」 という名称こそが正しい日本語の意味を表します。

この揚力について、ベルヌーイの定理で元気づけられるのは理屈が100%確立されていない事でも、実用になっているという先例です。 雷の事、100%、分かっていることではないのですが、それでも産業としては歴史がある中で「世間の常識」のような既得権益の世界があります。 そこに立ち向かうと色々な難問が道を塞ごうとします。  しかしです、西郷さんのように「人を相手とせずに、天を相手に」進んでいけばよいのです。 


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パナマ・リストと便宜置籍船

2016年04月21日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

世界中の指導者の中には、自分の税負担を軽減するためにパナマに財産隠しをしていて、その名前が公表されてしまったら大問題と慌てている方もおられるようですが、船の世界では、実質は日本の船でも、税その他費用負担の軽減にパナマを利用することは普通に行われています。 海難事故が発生すると、「パナマ船籍の貨物船」、「リベリアのタンカー」というように報道され、「リベリアって、そんな大型タンカーを所有できるような国なの?」とお思いになる方は多いと思いますが、「便宜置籍船」といって船の登録だけをパナマやリベリアにしているだけのことです。

日本で作って、何故、日本籍にしないのか? これにはいくつも理由があるようです。

1)船長をはじめとする航海士や機関士などの9名の要職は日本人にしなければならない。 日本人の高級船員は数も少なく、高給で船会社としては人件費を安く抑えたい
2)定期検査も外国であれば、潜水士が船底を検査するだけで済むのに、日本籍であると造船所のドックに入れて検査しなければならない
3)船にはいろいろな機器が搭載されていますが、外国の規格で作られた機器を搭載するにも規制がある
4)税金が高い

日本では、安全性の確保というた大義名分で既得権益を守るためにもハードルが高めに設定され、その穴を外国製の低価格/二級品が狙い、ユーザーは、経済性を理由に二級品でも済ますことのできる方法を考案する。。。日本の動きが悪いうちに実質的には外国の安いものの使用が拡大され、世界の中で日本は遅れていく。。。どの業界にもありそうな話です。 旅館業法と民泊の戦いもこれに酷似しています。

船は自社のものでなくても、チャータして使う事ができるので、世界中で操っている船の数で言えば、日本は世界一の海運国でありながら、日本籍の船は多くはないのです。 海運業界では常識的なパナマ籍。 そこに会社を作れば、税金も安いであろうとは誰しも思う事であり、船舶は隠すことなく堂々とやっていますが、一国の指導者が自分や親族の税金逃れにパナマを利用していれば、税金は取られるだけの一般国民が怒るのは当然です。 民間人が手続き上は合法的に移送した資金であっても、日本にいて、日本の生活インフラを享受しながら日本での納税を回避するというのは違法ではなくても多少、違和感が残ります。 どこまでが合法的なのか。 「便宜置籍船」流に言えば、「便宜置籍財産」あるいは「便宜置籍利益」。 船舶には許され、財産や利益には許されない??  何かスッキリしません。 法的にはグレーでも心情的にはブラックと感じる領域です。

知人と呑みながら、今まで転職を何回もしたが、間に休職期間がないため失業保険は払いっぱなしで一度も受給したことがない。 会社勤めで収入があるため、年金も満額をもらえない。 これらを受給する手段について話が及びましたが、ケチな話ということでやめました。 年金の心配などスケールの小さい話で、パナマ・リストに名前が載っていて公表されることを不安に思うとか、もっと大きなことで悩んでみたいものだ、自分たちの問題のスケールの小ささに酔いも覚めました。

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列車の信号方式  無線式への移行

2016年04月20日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

線路は「閉塞区間」と呼ばれる区間に区切り、一つの区間には1列車しか入れないようにして、列車が追突事故を起こさないように運転されています。 しかし、前を行く列車との隔離距離が固定的では輸送力の増加に制限があります。 走行している全ての列車が自分の位置が分かれば、その直前を走る電車との隔離距離も分かりますから、電車の位置を元に信号を制御しようという列車業界の動きがあります。 

世界では無線式の信号が進んでいますが、日本では世界からは少し遅れて東京メトロが無線による信号を導入します。 CTBT( Communication Based Train Control) と言いまして、JRでもCARATの名称で実際に使用され、研究されていましたが、世界での実用化は欧州で最も進んでいます。 CARATは、さらにATACKSへと進化しています。

各列車と運行管理センターとはすでにデジタル無線でも結ばれていますから、走行中、各列車が自分の位置をセンターに報告し、それを付近の列車に知らせることで、付近の列車は、周囲の状況が分かります。 今までは線路脇の信号設備に依存していたのが、無線通信を使うことになります。 これで何が変わるのか? ビックリなのは、これにより線路から信号が無くなるのです。 踏切とか、駅で普通列車を急行が追抜くためのポイントの切替とか、電車を安全に運転するために様々な安定した技術で支えられていますが、更なる改善が進められているのはスゴイことです。

これが、弊社のPDCE避雷針と何の関係があるのか?  無線用のアンテナは、約3km毎に必要だそうです。 このアンテナは電車の神経系にも同じですから、絶対に不調をきたしてはなりません。 万全の対策が取られるでしょうが、その中に落雷対策も必ずや考慮されることと思います。 既に、鉄道関連では多くの実績もあり、今後も社会インフラの安全に役立てていただけることは嬉しいことです。

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10年後、生き残る理系の条件  竹内 健  朝日新聞出版

2016年04月19日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

人生、いかに生きるか。。若い人には切実な問題であるが、私のような人生をソロソロ卒業する人間には大きな問題ではない。。と思ったら大間違い。 個人と組織の関係について、特に技術の変遷に左右されるエンジニアは、自らの体験もあり興味深いテーマの一つです。

専門性がますます特化する中で、業界の浮き沈みが激しい。 そんな中でどのように人生を泳ぎ切るか? 若きエンジニア諸君には大変な時代が待ち受けています。 私も、技術革新の中で自分の技術が陳腐化しないようにと頑張ってきましたが、やはり、時代の変遷に流されました。 これからの時代は、この変遷が急激になる傾向があります。 東芝でフラッシュメモリーの開発に携わった武内さんの実話は非常に興味深いものがあります。

例えば、ガソリン・エンジンのエンジニアに全方位を見渡して、EVに使う電気のコントローラやモータまで同時にカバーしろと言ってもこれは無理な話。 会社で与えられた仕事に専念すべきは当然のことで、それが細分化された大きな技術の一部であればなおの事、エンジニアの専門志向は分野が変われば使い物にならなくなるのが普通。 ビジネスにはスピードが求められ、社員を再教育するよりは即戦力の新しい人材を見つけてくる。 使われなくなった技術者はミジメです。 でも、それは社員の責任かといえばそうではありません。 学者であれば、とことん専門性を追求することも立派に見えても、会社員の専門性が生かされるのはその事業が成功してのことで、自分の責任をはるかに超えたところで事業の成功、不成功が決まってしまう世界では、東芝、シャープ、ソニーなど、見かけは立派な器の中で、個々人は一生懸命に働いてきた結果が必ずしも報われません。

技術の動向、市場の動向を見極める製品企画部や事業部長/社長の見識が全社員の命運を握る時代、自分の人生を会社にかけなくても生きていける強さも学ばねばなりません。 私は元々、組織嫌い、大会社にいても斜めに構えているような性格ですから、組織の中では大成/出世するタイプではありませんが、それがたまたま幸いし、組織ドップリ人間にならなかったために現在は自分の零細企業を率いています。 会社との付き合い方、バランス感覚はとても重要です。 専門性を高めつつ、周囲の動向もつかみ、専門分野を広げる柔軟性、基礎力を養うことが大事です。 好きな分野であれば、トコトンやれば良いのですが、大学で少しかじった程度の専門分野の固執する事はありません。 

弊社に関わりのある大勢の人の中で、以前は考古学をしながら現在はエネルギー分野で活躍している方がおられますが、この方、礼状を手書きで送ってきたり社会人としての基礎的な部分でシッカリしているとどの分野でもこなしていけると思わせる好青年です。 専門性は後からでもある程度追いつけます。 大事なのは、文系/理系の垣根を超えた基礎力です。 年上の私もこの方の仕事の進め方は大いに学ぶところがあり、専門性の細分化を心配するよりも共通的な基礎力が重要と教えてもらいました。

会社勤めで仕事の忙しさに追われる中、大事なのはマクロには社会、技術の流れを観察し、ミクロには自分自身のスキル/暮らしぶりの棚卸。 自分にジックリと向き合う時間が大切です。 製品が「商品」として成功するか否かは技術だけではなく、社会、経済と共に3拍子が揃わねばなりません。 業界として絶頂期にある間は技術だけでもやっていけるエンジニアですが、社会/業界自体が大きな流れの中で漂流している時、エンジニアは、技術だけでなく、社会の動向についても理解せねばなりません。 どんな時代でも、自分の成功/不成功を決める要素は自分の中にだけある訳ではなく、自分を超えたところにあるのですから、努力はしつつ人生を達観することも必要です。

忙しい毎日の中でそれが中々できず、時流に流されて右往左往するしている方が多いかと思います。 また、問題の現象だけは自覚していても、問題の原因について深く考えない方も多いのです。 至近な所で言えば営業成績が上がらない。。という問題は自覚していても、では何故、そういう状態なのか? 答えは見えていても、それを改善するような行動を起こせない。。。その心理的な壁をどう乗り越えていくか。 人生は難しいことがたくさんあります。 まあ、人生は楽しいことも多いので、その代償としてのツライことがあるのは仕方ないこと。 泣いていても、笑っていても1日は1日。 深刻に悩んでも事態は解決しませんし、ケセラセラの能天気の方が人生の過ごし方としてはトクでしょうね。

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ドンピシャ  地上の温度

2016年04月18日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

久しぶりに福岡に飛行機で出張しました。 飛行機の中で表示される「飛行情報」に高度や外気温が示されます。 着陸のための降下に入り、高度4千メートルでの外気温がマイナス6℃でした。 気温の低減率は1000mでマイナス6.5度。 高度4千メートルでは地上より、6.5 x 4 = 26℃ 低いハズ。 その4千メートルでの気温がマイナス6℃であるから、地上は、20℃と計算すると、その通り、地上ではドンピシャの20℃でした。

大した話しではありませんが、気温の低減率を発見した方、この精度を得るまでに何回も観測したのでしょうね。 ご苦労様でした。  身の回りでは、思うようにならない事、計算どうりにならない事、たくさんあります。 特に、自然現象は地震のように分かり難い中、 気温は単純で明快です。 小さいことですが、「計算どうり」というのは嬉しいものです。

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オバマ大統領の広島訪問

2016年04月15日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

おそらく、来ないと思いますが、謝罪の心なしに来て欲しいとは思いません。 世界に向けてイイ顔をするために広島を利用しないで欲しい。 

ノルマンディー上陸記念日で世界の首脳が集まった中、オバマ大統領は原爆投下の映像を見た時にガムを噛みながら拍手喝采したそうです。 一種の戦勝記念日ですから、その功労者ということになっている原爆投下に拍手するのは流れとして当然かも知れませんが、プーチン大統領が下を向いて胸で十字を切ったのに比べると、十万余の民間人が焼き殺されたのを無視するようなハシャギスギでした。 ノーベル平和賞といってもその程度の人間なのです。

核を廃絶するなどというウソをついて(というより周りが誤解して)、ノーベル平和賞など受賞してしまうのですから、世の中にはお人好しが多いのです。 名前が同じ「オバマ」というだけでオバマ大統領を応援するという福井県小浜市などアホの見本のようなものです。

核兵器にも賞味期間がありまして、オバマ大統領は、冷戦時代に作った古いものはソロソロ賞味期限が終わるので、その分を廃棄するというだけのことを大げさにアピールしただけなのです。 米国は、原爆を使用したことに「戦争を早期に集結し米国の若い兵士の犠牲を減らした」という大義名分があり、原爆の使用を悪いことであったとは絶対に認めません。 その米国の大統領が広島で原爆の使用に反省じみたことなど言える訳がありません。 心からの反省なしに形だけの訪問で、その気もない核廃絶という茶番演説など聞きたくもありません。 というより、戦争ですから、その行為について反省しろとも言えないのです。 日本でも研究・開発をしていた原爆が先に完成していれば米国に対して使用したことでしょう。 戦争とはそういうものです。 日本での完成が遅れたことは残念です。

核の廃絶が即平和であるような錯覚は単純すぎます。 通常兵器であれ、核兵器であれ、人間とは殺しあう種であり、兵器の種類が問題ではないのです。 ただ、その無制限な使用の歯止めとして、民間人を対象とした大量殺戮が禁じられているだけで、そのルールも勝てば官軍、いかようにも言い訳は成り立ちます。 原爆こそ使用していませんが、日本各地で民間人を対象とした大規模な空襲で原爆被害者を上回る民間人を焼き殺しているのです。 広島/長崎だけが犠牲者ではないのです。 ですから、ことさら原爆だけを強調するのも片手落ち、戦争というのは殺し合いなのですから、核兵器の使用についてだけ反対しても意味がありません。 通常兵器も使い方次第では核兵器並みなのです。 どのような兵器が使用されようとも、問題は兵器の種類ではないのです。 対人地雷、クラスター爆弾は非人道的だと一部が禁止しても、それらを使い続ける国があるのですから一部での禁止も意味がありません。 クラスター爆弾は、防衛用には必要なものです。

核兵器の威力は、使用された側は恐ろしいと感じても、使用する側は威力ある効果的な兵器と思うだけの事で、この世から核兵器が無くなることなどありません。 兵器としては、この上なく強力で、それは兵器の歴史で求め続けてきた究極の目標ですから、廃棄するなどということは絶対あり得ない話です。 無くならない物に反対と唱えても仕方のないことで、核を持てる国と持てない国というアンバランスよりは、相互に核を所有し、威力を恐れて皆が使えない状態でバランスするのが一番現実的な方法です。 「核廃絶」とは理想主義者の白昼夢、夢で現実をごまかすだけの言い分です。 長崎市をはじめ、核廃絶を宣言している地方都市は多数ありますが、「超エエカッコシー」で、まるで中学生の少女レベルです。 もっと現実的に人間、国家、戦争の歴史を見るべきです。

核の威力を知った日本こそ核を装備すべきで、核が使用された事からして自分たちの落ち度のように「もう二度と過ちは繰り返しません」などと思い込まされている方がおかしいのです。 原爆を使用したのは米国であり、日本ではないのに何故、日本人が悟ったような反省文が日本語でが書かれるのか?  英語で書かれた米国人の言葉であれば理解できますが、あの慰霊碑はいつ見ても違和感が残ります。 オバマ大統領が慰霊碑に書かれた言葉を自ら語ったとしても、核が廃絶されることなどありませんし、無くなれば通常兵器を使用した戦いが始まるだけです。 核はもはや必要悪。 これだけ蔓延してしまえば、全員が核を所有することで核戦争を防ぐのが最も現実的です。 私事であればロマンチストでも結構なのですが、国際関係を見るときには理想主義は捨て、現実的にならねばなりません。

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米軍基地の縮小は世界平和を乱す

2016年04月14日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

米軍基地は、世界中にありますが、エッ、そんなとこにもというのは、最近、国交を回復しましたが、対立状態であったキューバにまで米海軍基地があるのです。 自国の中にあるいわば「敵国」に対し、電気や水道などの生活インフラをキューバが提供する訳もありませんから、基地の中は原子力発電所とその電力による海水の淡水化で飲料水は確保し、ゴルフ場/ボート/フットボール場/野球場/ローラスケート場/学校まで備えた完全自立型で家族連れで住んでいます。 完璧なロジステックを誇る米軍は、世界中に基地という「リトル・アメリカ」を展開し、ナント、70か国に約800か所もあるのです。 ゴルフコースだけで世界中で170を超えるそうです。 

数からいえば、沖縄どころではない米軍基地があるのはドイツで2015年の数字ですが174か所もあります。 この世界中の基地の維持費だけで大変な額でしょう。 これだけの金額を国内の充実に充てれば、民主党のサンダース候補の言っている大学の完全無償化どころか医療費の無償化までできてしまうことでしょう。 ウルグアイの元大統領のムヒカさんの言うように軍事費というのは馬鹿げた出費なのです。 しかし、馬鹿げた出費で成り立つのが現実の世界です。

トランプさんの発言は、過激だから面白いというだけでなく、米国民の本音も含まれています。 世界のトラブルに加わりすぎて、もう世界の動きよりは自分たちの生活を大事にしたいと内向きな考えの方から多くの賛同が得られるのです。 米国が内向きになるということは世界中にある米国資本、軍事的なプレゼンス、それらを放棄するという事であり、世界に大きな影響を与えます。 まあ、一般庶民はそこまで深く考えず、身の回りの感覚で判断するでしょうから、もし、トランプさんが大統領になり今までの発言通りの事を進めれば「奢れるものは久しからず」の如く米国も衰退を深めます。 米国にとって、世界の動きにに関与しないということは米国の支配権を放棄し、自ら衰退するということです。

オバマ大統領が、米国は世界の警察官ではないと言い出した瞬間から、この世界中の米軍基地の存在意義が消えうせました。 警官役を辞退するなら、何故、世界中に米軍基地を残しておくのでしょう。 米国が自らの立ち位置をどこに設定しようとするのかで、世界の平和と安定に大きな影響が出ます。 米国は、警官役を下りてはならないのです。 警官役としての米国の海外にある米軍基地は「必要悪」で、それで世界の大きな争いが抑えられれば安いものです。 米軍基地は半減させても、海外に展開している意味があります。 世界にはいまだに覇権主義の国があり、スキあらばいつでも侵略できる体制にあります。 民主化を進めることが世界平和に寄与するという米国の独善的な考えが、混乱を招いているという側面もありますが。。。

韓国と日本は、自分で防衛せよということで米軍がアジアから撤退すれば、中国/北朝鮮はすぐに韓国を侵略するでしょう。 そして、次は日本が侵略の目標になります。 どこの国でも「リトル・アメリカ」という異文化が大きな顔をして国内に居座るのは不愉快な事という一面はあります。しかし、同時に米国の巨大な軍事力が平和を支えていた事実もあります。 沖縄の知事さんが理解されていないのは、日本は敗戦国であるという事実です。 基地問題で安倍政権に文句を言っても仕方ないのです。 日本の米軍基地は、アジア安定のための必要悪と割り切るべきです。 どの国も一国で独自に対応するよりも集団的な軍事同盟の方が安上りなのです。 米国との同盟が一番現実的で、そのための基地提供であれば仕方ありません。 思いやり予算に更なるミカジメ料を払ってでも米軍を日本に置いておく方が全て自前、日本単独での防衛より安上がりです。

「戦争反対」だなどとは、だれでも反対は同じでなのです。 戦争は「しない」のが最善ですが、それはいつでも戦争を「できる」体制が均衡を守ってくれるのであり、初めから「しない/できない」状態であれば、それを尊重するような紳士はどこにもいません。「しない/できない」は攻めて来ようとする相手を喜ばせるだけです。 「専守防衛」などという馬鹿げた言葉も忘れるべきです。 昔は、大砲の弾は最初からは命中せずに、発射のたびに調整しながら着弾を目標に近づけました。 ところが、最近は最初から命中する精度になっているのです。 守る一方で相手からの攻撃を待ってなどというのは自衛隊員に「死ね」というのも同じことです。 相手が準備をしたら(射撃用のレーダをこちらに向けたら)、即、反撃すべきですし、相手に対して撃つフリをするような悪ふざけはしてはならないのです。

安保法案に反対であれば、空虚な理想論や「戦争法案」などとケチをつけるだけではなく、現実的にどのように日本を守るのか具体的な代案を出していただきたいものです。 

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横浜ランドマークタワーの窓掃除

2016年04月13日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

もっと、頻繁に掃除をしていただいているかもしれませんが、留守が多いので約10か月ぶりに見ました。 



いつ見ても、このゴンドラの乗られている方の勇気、大したものです。 自分の体重とゴンドランの重量を地面からの垂直な抗力で支えている場合には何の心配もしませんが、窓の上下で壁に組み込まれたレールで下向きのモーメントを支えているのですから、これに乗るにはゴンドラを支えるレールの設計と施工に対し万全の信頼を置くことが必要で、疑い深い私は、レールの勘合部分の構造をきちんと説明していただかなければ乗る気にはなれません。

このゴンドラ、特定階の窓掃除が終了すると、垂直に移動し、他の階に移ります。 窓拭きのために屋上からブランコやゴンドラを下げている例はよく見かけますが、ビルの窓枠にこのようなゴンドラが仕掛けがしてあるのは珍しいかと思います。

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営業バンが高速道路をぶっ飛ばす理由  國定久雄  三栄書房

2016年04月12日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

通勤に車を使用していますが、感じていたままの題名の本を見つけました。 商用車は運転したことがないのですが、なるほど、車にも違いがあるようです。  

1.荷物を載せることがあるため、車の剛性が高く作られている
2.同じく荷物を載せるため、サスペンションも固めであること
3.荷物を考慮して、回転数が低めでパワーが出るエンジン

レーシング・カーは、200Km/h から 300Km/h を重点に置いた作りでしょうが、一般道路を走る普通の車は100Km/hまで、最大でも150km/h を想定しておけば十分なレンジで、商用車の方が荷物を載せるという実用的な観点で設計され、速度領域も 120~130Km/h程度に限定すれば、普通の乗用車それよりもこのレンジでは走る車になっているようです。

ここでエンジニアらしい過ちをしているのが、車の性能という面からだけで営業バンが高速道路をぶっ飛ばす理由を見つけようとしている点です。 営業バンがぶっ飛ばす最大の理由は、車の性能ではなく、毎日、営業で運転している人のスキル(運転慣れ)、帰社してからも仕事が残っていて早く会社に帰りたいという時間的な制約などの人間的な要素が一番で、たまたまそれを支えるべく、車も飛ばしやすいというという事かと思います。 

対談をしている國定さんは、サスペンションの権威だそうで、車をどういう観点で評価すべきか、これは車好きからはとても参考になります。 ただ、タイトルの割には欧州車の事が多く書かれていて、営業バンはダシに使われたような気もします。

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北陸新幹線 vs 東海道新幹線

2016年04月11日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

日本での商用電源の周波数は関西圏が60ヘルツ、関東以北が50ヘルツに分かれていますが、この二つの地域を結ぶ鉄道はどうしているのか? そこに東海道新幹線と北陸新幹線の違いがあります。 在来線の東海道線も周波数の異なる地域を結んでいますが、これは電車自体が直流モータを使用しているので、電気は、交流から直流に変換して供給されているので、地域の周波数の違いは問題になりません。

電車の屋根についているパンダグラフ。 それが接触している電線が「トロリー線」と呼ばれています。 このトロリ-線の上には、もう一本、トロリー線に電気を供給する「き電線」が引かれていて、線路の上は賑やかな状態になっています。 トロリー線はパンダグラフと接触しているので摩耗し、消耗品です。 パンダグラフも一点で摩耗しないように、トロリー線が線路に対しある幅で左右に蛇行しながら引かれ、パンダグラフに幅広く接触しています。

最近の電車は、直流モータで走行するのではなく、交流を受けても電車の上で周波数と電圧を変化させて速度の制御が可能になり、交流で走行するようになってきています。 在来線で直流を受けても、一度交流にしてからその周波数/電圧を変化させて速度の制御します。 これは、パワー・エレクトロニクスの進歩で可能になりました。 新幹線で一般的になったこの交流方式、在来線や私鉄の通勤電車も制御装置とモータを入れ替えているものもあります。

本題に戻って、東海道新幹線。 これは関東の50ヘルツ地域でも、JR東海の周波数変換所ですべて60ヘルツにした交流25,000ボルトが供給されています。 北陸新幹線は、50,60の境目付近を通過するので、次のように変化します。

東京 - 軽井沢    50ヘルツ
軽井沢 - 上越妙高 60ヘルツ
上越妙高 - 糸魚川 50ヘルツ
糸魚川 - 金沢    60ヘルツ

北陸新幹線では、50ヘルツを受けても60ヘルツを受けても周波数変換は電車の上で行います。 ということは、北陸用の新幹線は、50/60のどちらでも走れるので東海度新幹線の上でも走れるが、東海道用の新幹線は60専用なので50/60が混在する北陸新幹線の線路は走れないということです。 電車には走行用だけでなく送風機や空気圧縮機など、いくつものモータが使用されていて、走行用のモータとは、周波数や電圧が異なります。 走れないと言ってもも、50,60の差は十数パーセントですから、誤差のうちで、まったく走れないことはないでしょうが、営業用としては走行できません。

先日、北陸新幹線に乗った時に、周波数の違いを気にしながら、今は50だ、60だ、とどうでもいいことを気にしながら沿線風景を楽しみました。 自分の乗っている電車に供給されている電気の周波数や電圧を気にして乗っている乗客は余りいないかもしれませんが、それが電車オタクの楽しみ方のひとつでもあります。 電車には、いろいろな楽しみ方があるのです。

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交通機動隊の結団式?

2016年04月08日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

赤レンガ倉庫の広場を見ると何やら整列している様子。 望遠カメラで覗いて見ると白バイが役50台、整然と並んで何やら式を執り行っている模様です。 この時期、新しく配属された白バイ隊員もいることでしょうからおそらく結団式のようなものでしょうね。



数年前、横浜で各国の首脳が集まるAPECが行われました。 その時は、日本中から応援の警察官やパトカーが横浜の街中に溢れ、普段は見ることのできない他府県のパトカーは非常に興味深いものでした。 パトカーなど、みな同じと思ったら大違いです。 少しづつ細部が異なり、一番カッコ良いのはやはり警視庁。 東京は洗練されているという、田舎者のやっかみが出ました。 パトカーの側面に「POLICE」とありますが、その前にワッペンのような紋章が、警視庁のパトカーは大きく誇らしげに存在を誇示しているのですが、我、神奈川県警のパトカーでは、遠慮がちに紋章が小さいのです。 なんで、こんなイジケているのか、もっと堂々と大きくすれば良いものをという感じでした。

市民へのPR効果も狙ってか、赤れんが倉庫広場のような公衆の面前でのデモンストレーションは大事です。 サイレンを鳴らされてからでは手遅れ、その時はニックキ白バイですが、これだけキチンと整列すると壮観です。 堂々と交通安全に寄与していることをアピールするのはよいことです。 刑事もののTV番組では強面の刑事さんが多いのですが、交通係のお巡りさんは低姿勢な方が多いように思えます(それほど、捕まっていませんが)。。

遠くから見る限り、音楽隊はいなかったようですが、こういうイベントは音楽隊付きで派手にやればよいのに、日本では儀式も奥ゆかしいものがあります。

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