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落雷抑制システムが運営するブログ

小泉さんの「脱原発」の間違い  プルトニウムは日本の資源です。

2013年11月29日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

核爆弾には、濃縮ウラン型(広島でのリトルボーイ)とプルトニウム型(長崎でのファットマン)の2種類があり、現在の主流はプルトニウム型です。日本で使用されているウラン型原発は、元々、このプルトニウムを生産するために作られたものであり、発電はオマケなのです。プルトニウム原爆も作らずにただ貯めておく事を「トイレの無いマンション」と言う前に、元々、プルトニウムと言うウンチを作るためのものなのですから、使わなくては貯まるのは当たり前のことです。核の「ゴミ」ではなく、正規の産出物なのです。

これ以上、ウンチを貯めないためにはプルトニウム原爆を量産してプルトニウムを利用するか、あるいはウンチの出ないタイプの原発に代えれば良いだけなのです。原発は全てプルトニウムを生成するものばかりではありません。核廃棄物を気にして「脱原発」と言うなら、全ての原発が対象とするのではなく、プルトニウム生産を行うウラン型原発を対象とした「脱、濃縮ウラン型原発」と言うべきです。

プルトニウムを副産物としない平和利用のための原子炉は、プルトニウム核兵器を量産したい大国には役立たずですから窓際に追いやられているだけです。このような平和目的の原子炉こそ日本が目指すべき原子炉なのです。トリウム熔融塩炉がそれです。これは夢物語ではなくてとっくに実証実験までされ、好成績を残しているのです。

今ここで「脱原発」などと騒いで、原発技術の将来が無いということになれば、若い人が原子力を学ばなくなります。その結果は、日本から原子力技術が無くなってしまうことになります。幸い先達のお陰で日本にはトリウム熔融塩炉の基礎的な研究はされていますが、残念なことに実用化へ後一歩で停滞しています。安全で、プルトニウムを副産物としない、さらには現在貯まってしまったプルトニウムを燃やすことのできるのがトリウム熔融塩炉なのです。

「捨てればゴミ、使えば資源」。ゴミとして保管すれば10万年と言う馬鹿げた年月と対峙しなければなりません。「もんじゅ」のような大掛かりな仕掛けをせずにプルトニウムを資源として再活用することこそ日本の歩む道です。こういう技術に触れずにただただ「脱原発」などと言うのは、小泉さん、視野狭窄症を患われているようです。最近は、マスコミまで小泉さんを「脱原発特命大臣」になどとはしゃいでいますが、このような戯言に騙されてはいけません。小泉さんの周りにも、政府にも原子力に精通した専門家がいるでしょうが、そういう専門家は主流派である濃縮ウラン型の当事者【利害関係者】ですから、その路線以外のものは対象としないのです。もし、小泉さんの扇動が功を奏し、日本から原子力技術が無くなれば、それは科学技術の正確な情報を持たなかった国民が衰退への道を歩み始めると言う事で自業自得とも言えます。マスコミに扇動されないよう、原子力技術について勉強しましょう!

溜まりに溜まったプルトニウム、これはゴミでは無くて貴重な資源です。核兵器を製造するのにも使えますし、発電にも使えるのです。「核廃棄物処理」と言ってしまうからゴミ扱いですが、「核廃棄物再利用」と言い直し、ゴミを再利用すると言うのは最もエコな事なのです。

〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町24番地8
SOHOステーション703
落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
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最近、聞かない 「インテル、入ってる」

2013年11月28日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

技術の変遷の中で、次から次への新技術への波乗りは難しいものです。大型コンピュータを駆逐したPCの心臓部は言わずと知れた「インテル、入ってる」のCMで有名なインテルですが、最近、あのCMを耳にしなくなったような気がしています。その理由がスマホ、タブレットです。今や、スマホとタブレットの心臓部にインテルのモバイル用プロセッサ【Atom】はほとんど使われていないのです。

成功体験からの脱出は中々困難で一世風靡した企業が、次の技術革新に乗り遅れるのは真空管からトランジスタへの変遷、白熱電球から蛍光灯への変遷などビジネススクールのケーススタディでは最もポピュラーな話題で、分かりきっているのに失敗を繰り返します。それほど難しいのが技術の波乗りです。技術的な難しさではなく、組織の決断力としての難しさです。成功した大きな組織では決断が鈍くなるのです。

大型コンピュータ時代、その技術者たちはPCなんぞ馬鹿にしていました。しかし、そのPCの驚異的な発展はいつしか大型コンピュータを抜き去りました。すると天狗になったPCの技術者はスマホなんぞただの電話だと小馬鹿にしていたのですが、これまた、歴史は繰り返す。スマホ/タブレットの成長をインテルは見誤った様です。スマホ/タブレットの市場はPCの100倍以上の桁違いで大きいでしょうが、そこに確信が持てなかったのです。

業界のトップであれば、資金も人材も新規事業を開始するリソースは十分にありながら、トップ企業が新技術への乗り換えを失敗するのは新規事業への取り組みへの真剣さが不足しているのです。恐らくは社内でも2線級の人材を集め、集められた方も仕方なしにお茶を濁すようなやり方で進めていれば、小さくても死に物狂いで取りかかる小さな企業には負けてしまいます。トップ企業よりもはるかに小さな会社が新しい技術に社運をかけてトップ企業を追い抜いてしまうのは小気味良いものがあります。

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独裁者に原爆を売る男たち  核の世界地図 会川晴之  文芸春秋

2013年11月27日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

パキスタンは、「縫い針も自転車も作れない」開発途上国ということですが、自国の技術水準の低さもものともせずに、世界の民生品の部品とスイスの町工場の力を借りてとウラン濃縮の遠心分離装置を作り上げました。これが北朝鮮、リビア、イランと結びつき、原爆だけでなく運搬手段のミサイル開発まで協力し合う闇市場の話はまるで映画か小説の世界のようですが、実際にパキスタンのカ-ン博士を中心に成果物を作り上げたという事実。カーン博士は、プロジェクト・マネジャーとしては超超優れた方です。

核兵器1発には以前は8kgのプルトニウムを必要としたのが、現在では2kgでできるそうで、長崎に落とされたプルトニウム型原爆のファットマンが全重量4.6トンもの大型でありました。原爆の設計については当時は米国の最高機密であったものが英国を通してソ連に渡り、ソ連から北朝鮮、そしてパキスタンにと渡り、70年も経過すると今や原爆の構造はネットの上でいくらでも知ることができる時代になりました。技術的なハードルは低くなり、部材の入手だけの問題になりましたから開発途上国で作ることができても驚くことではないのかもしれません。日本にも毒ガス「サリン」を作り上げた犯罪団体があり、そんなことができることに驚きましたが、今から70年も経過すれば、どの国にも核兵器製造のハードルなど無くなることでしょう。材料となるプルトニウム、あるいは高濃縮ウランの管理の徹底がより重要になります。

核兵器を忌避しているだけでは何にもなりません。北朝鮮を見れば分かるように結局は持った者勝ちで、核さえ持ってしまえば米国も手を出せなくなると言う北朝鮮の作戦は残念ながら成功しています。核兵器が途上国でも所有できる現実の恐ろしさを知るために良い本です。

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レッド・ジャケット

2013年11月26日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

ディスカバリーチャネルで放映される米国の番組ですが、銃器の改造を専門にしているお店【レッド・ジャケット】を舞台にした実録です。 お店と言っても、NC旋盤まで備える立派な町工場でしてそこで働く方の銃器に対するノウハウが凄いんです。オリジナルのカストマイズ銃が欲しいお客が集まります。銃へ装飾的な改造を加えたり、引き金を軽くしたい、弾槽を増やしたいなど色々な改造を引き受け、更に散弾銃を連射できるように改造したり、このような銃職人さんたちを Gunsmith と呼ぶのですが、日常生活への銃器の浸透具合が分かります。

銃の改造が終わると、店の中の試射室でバンバン撃ちまくり、お客様に引き渡す場合には、フィールドに出て競技までするのですが、まるでSWATか軍の特殊部隊の訓練のように障害物競争さながらのコースを走りながら目標を射撃し、最後に圧巻なのがこれがいかにも米国人らしい派手な演出なのです。ガソリン、爆薬を仕掛けた目標を射撃すると、それが大爆発を起こして喜ぶのです。

これが、一般民間人の間で行われ、銃器はもとより爆薬まで簡単に手に入り、しかもそれを使用する広い場所があって、勝手にガソリンや爆薬の爆発を楽しんでいるのですから、日本と比べると雲泥の差で、このような国で銃器制限等できるハズが無いでしょうね。

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ホームページの更新

2013年11月25日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

ホームページの「お知らせ」を改訂し、屋外イベントと新聞記事を追加しました。 屋外イベントは高所作業車にPDCEを乗せて数日間だけ屋外で行われるイベントの落雷保護をしたものです。 新聞記事は、福島沖に浮体構造の風力発電施設が設置されましたが、この洋上変電所の乗っている浮体に建てられたタワーがありまして、写真は小さくて、とても判明しませんがPDCE避雷針が付いているのです。

新聞記事にも触れられていませんが、洋上での高い構造物にも落雷はあります。海上にも落雷は沢山あります。それでなくても自然エネルギーは不安定ですから、これが故障などして復旧に時間がかかればなおさら安定供給からは程遠い存在になります。これを少しでも、安定することに貢献しているのです。このような国家プロジェクトに用いられて大変誇りに思います。

このブログ、私の個人的な見解の固まりで社長の公私混同とも言われますが、大企業ではできない零細ならではできることで、零細企業では経営者のキャラまで含んでの会社ですから、その辺りは大目に見て頂き、そのついでに南極観測の砕氷艦「しらせ」で見つけたオモシロ発見も今回掲載しましたので見て下さい。これはたまにですが、リクエストがありまして掲載しました。

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野辺山の電波天文台を見てきました

2013年11月22日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

真夏であれば観光客で賑わっているであろう清里【山梨県】の先の長野県野辺山にある45mのパラボラ・アンテナです。遠い宇宙からの電波を観測するには、水蒸気量の少ないこれからが本番の様です。

このアンテナ、向きを変えるために台車の上に乗っていまして、その台車は直径がやはり30m位はありそうな幅は30cm弱のレ―ルの上を移動します。このレールの水平を狂い無く作るのは大変であったことでしょう。パラボラの向きにより、風を受けた力は台車毎に異なるでしょうから、その不均等な力に影響されず、何十年が経過しても水平レベルを保つ基礎工事はシッカリとされている事でしょう。

筑波の地球磁気を観測している施設には、直流電車が影響しないようにワザワザ、交流区間にするほどJR東さんもつくばエクスプレスさんも協力していますが、この宇宙電波観測には携帯電話というヤッカイモのがあります。しかし、携帯電話もここまで市民権を持てば、この施設付近であっても携帯の人工的な電波を遮断するようなことはできませんね。

昔、三鷹は都心から離れた過疎地で光の量も少なく天文台にはピッタリの場所であったのが、今や三鷹は大都会で夜が明るくなりすぎて天体観測に向かなくなったのと同様に、長野の山の中に作った電波天文台も20年前は電磁ノイズノ少ない良い場所であったでしょうが、携帯電話の普及で日本中どこに行っても携帯電話が通じると言う事は、人工的なノイズに日本中が満ち溢れ、それを受けたくない研究に取っては大迷惑ですが、仕方ないですね。

便利さは全ての人に便利さをもたらしているのでは無く、それにより不便を被る人もいる事を便利さの中で忘れてしまいますが、そういうこともあるのだと野辺山の寒風を受けながら思いました。

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空港をゆく  イカロスMOOK イカロス出版

2013年11月21日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。写真と

豊富な写真で眺めているだけで楽しく、貴重な写真や分かり易い図解で空港建設の裏側から完成後の運営まで、非常に参考になります。イカロス出版、確か中央線の電車から市ヶ谷辺りで看板を見かけた様な気がしますが、飛行域関連の専門書が多い中、飛行機のみならず空港まで何にでも興味を示す知りたがり屋の様です。これ1冊の中に空港の雑学がビッシリ詰まっています。

この中に成田空港第二ターミナルにあった浮上式無人運転シャトルについても解説があります。最近、海外に行く機会が少なくなってしまいましたが、無くなってしまったのですね。リニアモータによる磁気浮上が実用化する前に、このシャトルは空気浮上でスムーズな乗り心地でした。

無人運転でターミナルとサテライトを結ぶこのシャトル。楽しい思い出がありました。十数年も前の話ですが、当時3-4歳であった息子をこのシャトルの一番前の平な部分に座らせた事があります。息子は自分が運転しているつもりで真剣な顔をし、両手でしっかりとエア・ハンドル握り、操作していたことがありました。その頃から自動車、乗り物の運転に強い興味を持っていたようでした。電車に乗ると運転席の後ろから前を見つめている子供 (大人も)いますね。乗り物の先頭部分は魅力的な場所です。

空港と言えば出迎えに行った時にパタパタと軽い音を発しながら数分おきに内容が更新される表示板。最近は液晶ディスプレィになって風情が無くなりました。あのパタパタと人間的な速度で内容が変わるのは、到着を待ちかねている心と同期するのです。フラップユニットと言って、生産しているのはイタリアのソラチーという会社1社のみだそうですが、液晶に押されているそうですが、小電力と言う観点からは液晶から見直され、再び脚光を浴びる日が来るかもしれないとの事ですがどうでしょう?液晶ディスプレィになってからは、空港内での表示箇所が多くなりましたが、これは液晶ならではの事です。

日本では京三製作所と言う、横浜鶴見にある会社がソラリー社から部品を買い付け、日本語の表示にしているそうです。京三製作所。鉄道ファンにはなじみの社名です。信号機や列車の運行管理システム、ホームドアなど交通関係の機器を作っている会社です。

この本、空港関係のトリビアで一杯で、飛行機から空港まで、雑学の領域を立体的に広げてくれます。

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アメリカはいつまで日本を守るか  日高義樹  徳間書店

2013年11月20日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

日高さんは、米軍への取材経験が豊富でワシントンの状況も詳しいので、日高さんの書かれる本は出版されると即、読んでいます。以前は「ワシントン・レポート」なるTV番組があったのですが、最近見かけません。こう言っては失礼ですが、あまり流暢ではない危なっかしい英語で米軍の高官や元政府要人にインタビューしている姿には元気づけられました。コミュニケーションは、言葉が流暢であるかは問題なく、タドタドしくても要所に切り込む事が大切であると教える貴重なインタビューでした。

国際関係は大筋では同じに見えても水面下では大きな流れが色々に変化し、何時水面に現れるかもしれません。米ソの2大国が対立していたシンプルな時代と異なり、力を増した中国、ダメ大統領に率いられるお人よしの米国、狡猾なロシア。その間にあって、日本の舵取りは難しくなる一方です。私ごときが心配してもどうにもならない世界で、心配するだけ損というものです。しかし、この辺りの動きは下手な小説よりもよっぽど面白いものがあります。

何にでも序列を付けるのが好きな米国民が今までの43代の大統領を評価した序列では、ジミー・カータが最下位であったのが、これに代わってオバマ大統領が最下位の大統領となるのは確実のようです。シリアの毒ガスの件では、隣国ヨルダンに大掛かりな部隊を派遣し、出撃準備ができていたのに自らの大統領権限を矮小化するような議会の同意を求める大博打をしてこれに負け、結局、何もできなくなってしまった。戦争を決断しながら実行することができなかったというと言う点での落第点とのことです。日高さんは、共和党寄りの方の様ですから、民主党政権へは辛口なのでその辺りは割り引いても、オバマケアで身動きとれず、移民を安易に増やしてそれが支持母体になるなど、アメリカを変貌させた張本人です。親日家の美人が駐日大使になっても日米関係の微妙さは以前として残ります。

低賃金で世界の工場となったものの、そのおかげで経済が進み、今度は国民全員が中産階級になる事を望めば、低賃金というそれまでの成長を支えた部分を失い、今までの様な成長はできなくなる矛盾を抱えるノが中国です。今までの成長は低賃金の故であり、賃金の上昇している今後はもう大きな成長は見込めないのです。しかし、習近平は、人民を喜ばせ、それを夢として人民に与える何か大きな夢が無ければ中国はもたないのです。この「中国の夢」とは、かって中国を支配した日本に報復し、アジアを支配下におく事です。うっ積する社会不満をかわすには日本を悪者に仕立てて、その行く末は戦争しか残っていないのです。

人の良さでは幼稚園児のようなレベルの日本から見ればとんでもない悪人なのがプーチン大統領。しかし、世界レベルの世渡りからすればこれは当たり前の事で、日本が世界とかけ離れた「善人の国」なのです。それは、プーチン大統領のなす事を見れば分かると言うもの。その第一が反対勢力への容赦のない弾圧。「人の命は地球より重い」などは寝言は言わず、民間犠牲者が何人出ようとお構いなしにテロリストを排除する冷酷さ。政治的な反対勢力も同じで徹底的に排除します。第二は個人としては世界第3位の資産家であること。黒海の近くに建物が16棟ある別荘、ロシア中に20の邸宅、58機の自家用航空機、4隻のヨットを所有しているそうで、ロシア政府からの給与を12万ドルを遥かに超える資産を取得するにはは、賄賂と不正による蓄財以外には不可能でプーチンを「病的な泥棒、生まれつきの犯罪者」とさえ言われているそうです。

この3国の結びつきは日本の思惑など及ばない所で、ドロドロと絡み合い、今後の日本の行く末を難しくしています。ハッキリしているのは、日本は日本として独自の姿勢を強く決意する事です。これら3国がどう動こうと自分で自分を守る抜く準備と決意を常に表明し、行動しておかなければ、3国の思惑の中に埋没しかねません。 遠く、ワシントンから警鐘を鳴らしてくれている日高さんのメッセージを素直に聞くべきです。

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運転免許

2013年11月19日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

来春、高校を卒業する息子は進学先を早々と決めて残りの高校生活を余裕モードで過ごしているようで冬休みには運転免許を取りたいと言い出し、昔、私が米国で3か月過ごすことになり3ケ月も滞在するなら何か挑戦してみようと運転免許に挑戦した時のことを思い出しました。

運転免許を取りに行く外国人2人と地元の高校生の一団でした。運転免許の取得は高校生のすることなのです。手続きが始まると高校生たちは驚くべき簡素化された手続きでアット言う間にいなくなりました。残ったのは、韓国の方と私で、最初に視力の試験で機械を覗き込み視力に問題なければ同じ機械で交通標識を読むのです。私の前に試験を受けた韓国の方、 試験官から「1から10までの交通標識を読んでください」と言われると、One, Two, Three と番号を読み始めました。試験官からの言葉で「One to Ten」だけを理解したのでしょう。その方の後ろで順番待ちをしていた同じく英語を母国語としない私は、彼が何を間違えたのか即座に理解できましたが、試験官の困惑した表情が可笑しかった覚えがあります。外国人など余りいないペンシルベニア州の小さな町でした。

その試験に受かると、次は試験官と数問の口答試験です。1回目は何を問われているのかが理解できず落第でした。2回目には質問されると困るので、こちらから前回は何ができなかったかを説明すると、「よく勉強したね」ということで即OKになりました。これで、仮免許が頂けるのです。「仮免許」、和製英語では「仮」の「免許」だからTemporary License かと思いきや、そうではありません。何のための仮免許なのか目的まで踏み込むと、「練習するための許可」、さらには、「練習する人への許可」なので Learners【練習する人】への Permit【許可】 と呼ばれます。

このLearners Permit をもらえれば、免許所有者が同乗し、自分の家の車で運転を練習し、キチンと乗れるようになったら再度試験センターへ赴き、試験官を乗せて町の中を走って問題が無ければそれで本番免許になるという簡単な手続きでした。州によってはLearners Permit のまま1年間、事故を起こさなければそれで本番免許になる州もあるとのことでした。個人教授で運転を教える事を生業にしている人はいても、大きな学校として運転教習所のようなものはありません。ショッピング・センターの広い駐車場もありますし、道路もすいているので全くの初心者でも最初から路上で練習するのです。

日本では、運転教習所から試験センターの周りの代書屋さんまで、運転免許自体が産業になっています。初めて来日したスイスの人に、「何故、日本では不必要なことまでビジネスにしているのか」と質問されたことがあります。
日本には「不要の要」という言葉があり、小さな国に1億人以上が暮らし、相互扶助で不要なことまで取り込んで社会に仕事を増やし、お金を回し、多くの人の生活を支えているのだと答えたことがありますが、この国内の内向きの仕事を止めて労働力を外に向ければもっと強力な経済になるでしょうね。

TPPで運転免許の取得の簡素化などできれば、若者のクルマ離れもなくなるかもしれません。狭い国の路上で全く最初から練習されては危険ですから、ある程度は仕方ありませんが、車の免許で20万円以上もかかるのは米国の簡素化され10ドルもかからない免許と比べると違和感ありますね。TPPには反対ですが、運転免許の取得簡素化などどこぞの国から日本に要求してくれれば良いのに。。などと思ってしまいます。

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無責任小泉の発言にだらしのない自民党

2013年11月18日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

小泉さんにかき回されて何の反論も無く「言っている事は同じ」であるなどと、何を寝ぼけた事を仰っているのやら。小泉さんは「即、脱原発」との主張なのですから同じではありません。幹事長、政調会長、小泉ライオンの首に鈴を付けるのを怖がっているようでダラシナイ印象です。 正々堂々と小泉さんに「自然エネルギー」の何がどれだけ代替になるのか定量的な話をするように要求するとか、公開討論でも挑めば良いものを何を逃げ回っているのでしょう?

そういう自信の無い対応が危なっかしく見えるのです。女川、福島第二の原発は地震でも無事であったのを忘れ、いつしか福島第一だけが全ての原発の代表となって原発は地震国日本には向いていないかのような印象になってしまいました。実際の地震に耐えた原発まで停止した状態にしておいて、これまで廃止せよとは無茶な言い分です。しかし、汚染水、除染、避難されている方の扱い、復旧費用の負担など不満を持たれても仕方の無い対応ばかりか目立ちます。

本来は、今回の事故の問題とエネルギー政策としての原発と同じにして論じるべきものではありません。「政治が決断すれば後は知恵のある人が解決策などいくらでも出す」とは相変わらずの無責任な小泉さんです。それは、具体的な解決策もないまま決断しろと言っているのであって、何を根拠に決断するのでしょう? 国民の顔色だけ感じ、フィーリングだけで決めるような話しではないのです。ただ、理屈よりは雰囲気で動く国民、世論をうまく波乗りするのが得意でしたから、今回もそれなりの反応を期待されている事でしょう。

一般人であれば、ただの認知症を患った老人の戯言ですが、政治を離れたとは言え、小泉さんの影響力は大きいものがあります。 具体性の無い戯言に騙されるか否か、国民のレベルが試されます。

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人の作る大きな機械  船舶用ディーゼルエンジン

2013年11月15日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

大きなものは4階建てのビル、ピストンの直径は960mm,ピストンが上下するストロークは3500mm,14気筒で10万馬力、ただし回転数は100RPM。大型船のプロペラを回すのに高速回転は必要なくユックリと回すのにはちょうど良い速度ですが、直径が1mもあるピストンが3.5mも往復するのをエンジンの内部を覗いたら迫力あるでしょうね。クランクシャフトも長さは10mを超え、小さな人間がよくぞこのような大きな機械を作るものです。

この船舶用のエンジン、自動車用のディーゼルとはかなり異なるるようです。まず、燃料。船舶用はC重油と言う価格の安い低質の重油で常温では粘度が高くほぼ固まった状態。それを流れるようにサラサラな状態にするには加熱し、さらに固形物のゴミを取り除く遠心分離機を備えています。エンジンの始動をするにもこの直径約1mの大きなピストン14基も回すような大きなセルモータは、現実的ではないので高圧空気を用いて始動します。

この船舶用エンジンの特許は殆んどドイツのMAN社とスイスのバルチラ社が押さえ、日本と韓国が生産しているそうです。海もないのに(スイスにたくさんある湖はドイツ語では sea ですが)大型船舶用のエンジンの技術を開発し、その特許で商売するとは、こらぞハイテク・ビジネスのお手本のような会社です。

海上自衛隊のイージス艦のエンジン出力はやはり10万馬力ですが、護衛艦に4階建てのビルのような大きなエンジンを積む余裕はありませんし毎分100回転では速度も出ませんので、ディーゼル・エンジンは護衛艦には不向きです。護衛艦には大型ジェット機と同じエンジンを4基搭載し、ジェットの排気でタービンを回し、ギアで減速してプロペラを回転させています。

船舶用のエンジンは船底付近にあり、一度載せれば積み替えなどできませんし、大型の部品の交換もほぼ不可能ですから信頼性の高い作りが特長です。船底で一般の人からは見えない場所で地道に働き続ける。偉いですね!そういうエンジンを作る人も偉いものです。

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米海軍、LCS(沿岸域戦闘艦)を佐世保に配備

2013年11月14日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

米海軍の最新のLCS(沿岸域戦闘艦)が佐世保に配備されるとのことです。このLCS、最新鋭とのことで、さぞかし強力な武装をしているかと思いきや、3千トンの艦に固定の装備としてはなんと57mm砲と30mm機関砲が2基あるだけです。同じクラスの護衛艦と比べると非常に貧弱なのですが、そこがスゴイんです。いつもお腹がすいているのでバイキングでお皿にてんこ盛りにするのが海自の護衛艦。食べることにガツガツしないで必要なものだけ選んでいる。。これが米海軍のLCS。つまり余裕なんです。コッテリ料理を食べ飽きてお茶漬けにしたようなものです。

搭載するへりからはレーザによる機雷探知、ヘリや自走水中ロボットを遠隔操縦する機雷処理なども行えます。フリーダム型【単胴船】とインディペンデンス型【3胴船】の2種類があります。

第二次大戦後、さすがに戦艦のような大型艦は無くなりましたが、それでも艦隊vs艦隊の戦いを前提としたような大型装備をこれでもかと搭載してきたのですが、例えば、護衛艦の典型的な装備は、127mm砲、対艦ミサイル、魚雷、対空ミサイル、20mmCIWSと相手は正規の海軍艦船を想定していますが、最近の相手は高速ゴムボートなどの小型舟艇に乗った海賊、自爆テロの高速ボートなどの相手が増えてきました。このような小型の舟艇を相手に大砲、魚雷、対艦ミサイルなどもったいなくて使えませんし、射程距離からしてもそれらは遠距離を対象にしていますから1km以内の懐に接近されてしまったら使いようはありません。使えるのは水上目標にも使えるように改修されたCIWSしかありません。

LCSが想定する相手は、大形の海軍艦艇でなく沿岸部での小型の舟艇です。LCSは3000トンもありながら速度も50ノット(時速80km)を超えるような運動性能で、ウォータ・ジェットで推進しますが、艦尾から排出される水流は高さ7mの波を発生し、小型ボートの前を全速で横切ればその波で小型ボートなど転覆してしまいます。

現在はシンガポールに配属されていて、米海軍は大量のLCSを建造する計画があります。中国の漁船団がRPG7ロケット砲、機銃などで武装し大挙して押しかけて来たら、海保の巡視船も海自の護衛艦も現在の装備では対処できません。そのような場合に活躍するのはこのLCSです。米海軍は環境の変化を敏感にとらえ、次から次に新しいタイプの艦船を開発して手を打ってくるその底力には感心します。本当に戦いが好きな国民性なのですね。

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朴正煕政府が売春女性を慰安婦と呼び管理=韓国議員が資料公開

2013年11月13日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

韓国の朴大統領、歴史認識だ慰安婦だ、他ににすべきことがあるだろうに日本にケチをつけまくっていますが、その足元で重大なニュースが発表されました。日本のマスコミであまり報道されませんので、このブログでお知らせします。 以下は、そのニュースです。 


韓国野党・民主党のユ・スンヒ議員は6日に行われた女性家族省の国政監査で、朴正煕時代に国が米軍兵を相手に売春する女性らを直接管理し、女性らを“慰安婦”を呼んでいたことを示す資料を公開した。複数の韓国メディアが報じた。

国政監査でユ議員は、「米軍慰安婦という言葉を聞いたことがあるか」と発言。「国が(米軍慰安婦を)組織的に主導した証拠がある」と述べ、国家記録院から提出を受けた資料「基地村浄化対策」を発表した。同資料は1977年4月に作成されたもので、表紙に朴正煕大統領の直筆サインがある。

発表によると、資料には、当時政府が全国62カ所の基地村に9935人の女性が暮らしていたことを把握し、浄化政策の一環として基地村に専用アパートを建てる計画があったことなどが記されている。当時の被害者の証言によると、専用アパートの建設は、公娼として認めることになるとの論争が起きたことで白紙化したという。

ユ議員はまた、各地域に基地村の女性を強制的に収容する「性病管理所」があったとし、関連する条例や登記簿謄本を公開した。この中の議政府市の条例改定案には、「国連軍駐屯地域の慰安婦のうち、性別保菌者を検診、探し出して収容治療や保険・教養教育を実施する」との記述があった。

ユ議員は、「基地村の女性に対して“慰安婦”という用語を使用し、強制収容して治療を行っていたことが明らかとなった」と述べた。強制収容治療では性病が完治するまでペニシリン注射が行われ、この過程でペニシリン・ショックを起こして死亡する女性は多かったという。

ユ議員は韓国政府に「軍独裁時代に行われた人権侵害や過ちを認めるべきだ」とし、被害女性の実態調査に乗り出すよう求めた。

日本にばかり文句をつける朴大統領、父親の成したこの策に、どうするのでしょう? 

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永世中立国 スイス

2013年11月12日 08時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

先日、知人との話の中でスイスは永世中立でどちらの側にも加担しない清廉潔白な国であるとの理解をされているようでした。どちらにも加担しないと言う内向きのものでは無く、どちらの側にも加担する積極的な中立と捉えた方が実情です。古くは、傭兵を派遣するのがスイスの主産業で敵対する両側の国に傭兵を出し、スイス人同士が戦いあった歴史もあります。以前、スイスの会社の勤務していた時の同僚はパスポートを2通持っていました。一つはイスラエル用、もう一つはアラブ用でした。敵対するイスラエルとアラブの国々、どちらかに入国履歴があれば片方は入国させない厳しさで対立しています。この両側に営業に行くのにパスポートを2冊所有していたのでした。それ位したたかなのが国際ビジネスの現状です。

スイスは、北朝鮮ともつながりが深く、現在の指導者も子供の頃はスイスの学校で教育を受けましたし、現在も北朝鮮の国内でスイスによるビジネス・スクールが運営されています。日本での報道を見ていると北朝鮮は孤立しているように見えますが、一般大衆には縁の無いハイエンドの世界では世界でもハイエンド級のビジネス・スクールによる教育が行われているのです。スイスも北朝鮮も、両国ともしたたかさでは日本の上を行っています。

零戦に使用された99式20mm機関銃がありますが、これはスイスのエリコン社のものです。米国は日本に石油や鉄スクラップなどを輸出を禁止し日本経済を締め上げましたが、政治と経済は別もので日本に武器のライセンスを供給し続けたスイス。零戦に使用されたプロペラの特許は米国のものです。この特許料は戦後、特許料を請求してくれと日本側から申し出たそうです。パクリを得意技とするかの大国とは品性に大きな違いがあります。 日本が未だに自慢にする零戦ですが、主要部品であるプロペラも機関銃も生まれが外国では、所詮、技術戦争としては最初から勝ち目はありませんでしたね。。。

スイスは、ピストルやライフルのような小火器は昔から性能の優れた物を世界中に供給し、日本の自衛隊でもスイス製のピストルは使用されています。戦争や兵器とは関わりの無い「永世中立」ではないのです。軍備無き平和のような幼稚な幻想は捨て、世界レベルのしたたかさを身に付ける事が日本には必要です。


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避雷針と英語表現

2013年11月11日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

避雷針は、「雷」を「避ける」「針」ですから、「避雷」という目的と「針」という外観・形状の二つの要素を3文字の中に凝縮した非常に効率の良い表現です。英語では、Lightning rod で「雷用の棒」という意味で、「雷対策に使う棒」では、用途は理解できるものの形状の詳細までは不明で、これを表現するのにアルファベットでLightning で9文字、スペースもセパレータとしての意味がありますから一文字として扱い、rod で3文字何と合計13文字も使いながら漢字の3文字よりは表現している内容が少ない。漢字という表意文字の効率の良さに感心します。

ところが、漢字ではその表現力の豊かさが若干行き過ぎている面もあります。「雷を避ける」と聞けば、そこに落雷はしないものと思い込みがちですが、それは避雷針の周辺をマクロに見た場合のことでして、避雷針自体には避けるどころか、そこに落雷を招いているのですから、本来は「被雷針」とでも呼ぶべきなのです。

この避雷針、今から260年も前に発明されましたが、260年経ってもその効果について理論的な解明はできていません。一応、保護角は60度であるとか、高さに応じた保護角度は定められていますが、相手は自然現象ですから国と国の間の条約、会社と会社の間の契約のように数値が両者の合意の下に定められた訳ではありません。この避雷針に落雷を招こうとしても必ずしもここに落雷するとも限りません。雷様は気まぐれものなのです。


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