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落雷抑制システムが運営するブログ

中国での特許を取得しました

2022年07月27日 09時00分01秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 新型の「避雷球」ですが、日本、米国、欧州に次いで中国でも特許を取得しました。 失礼ながら、ニセモノが横行する中国で特許など意味があるのかと思いながらも、申請し、審査され特許となりました。 これで、日本、米国、欧州、中国で新世代の避雷設備である避雷球が認められました。 避雷設備というのは、「雷撃を受けた場合にその雷電流を安全に地面に拡散する設備」ですから、これを設置すれば落雷を受けないのではなく、「受け難い」というだけです。 では、その「受け難さ」をどのように試験したのかといえば、フランス規格の中に避雷針の性能を試験する規格がありまして、地面に見立てたグランド・プレートに試験する避雷針を置き、その約1m上部に雷雲に見立てた大型の円板状の電極がありまして、この上方の電極とグランドプレートの間の電圧を高めていくと、避雷針の先と上部の電極との間でで放電が発生します。 この時の放電電圧が低ければ低いほど、通常の雷を呼び込む避雷針としては性能が良いと判断されます。 反対に、弊社のPDCEや今回の避雷球では、通常の避雷針で放電する電圧でも放電しない、すなわち、お向かえ放電が発生し難いということで、落雷を招きにくいと判断されます。

 今回の避雷球、この試験設備の最大電圧を加えても放電を発生しませんでした。 ということで、落雷がお迎え放電により、避雷針に誘導されることの逆を行き、お迎え放電をださないことで、雷をなるべく呼び込まないものです。 通常は、20~30kA の雷電流が多いのですが、100kAを超えるようなものも観測されています。 こういう非常に強い雷雲の下では避雷球もお迎え放電を出して落雷することもあります。 しかし、落雷を受けたとしても、通常の避雷針と同じく「雷電流を安全に地面に拡散する」のですから、最低限は通常の避雷針と同じことです。 落雷を安易に発生させないのが特徴です。  

 地面に放電しなければ、落雷はどこに行ってしまうのか? と心配される方も多い事でしょうが、そもそも地面に放電する(落雷する)のは、全体の約2割で、残りの8割は雲の中、雲と雲の間など、放電しやすい所で放電するのが雷です。上空での放電などいくら発生しても地上にいる我々には影響しません。 我々が困るのは、地上への放電(落雷)なのです。 放電はし易い場所で発せしますから、地上に多数の避雷球を設置し、そこに落雷し難ければ、上空での放電が増えるだけの事です。

 

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神奈川県横浜市西区みなとみらい 2-2-1
横浜ランドマークタワー 44階 4406
落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
電話 045-264-4110
公式サイト http://www.rakurai-yokusei.jp/
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認知症と車の運転

2022年07月25日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 先日、日常生活の中で頭脳の活動が低調であると認知症になり易いとの内容のTVを見ましたが、なるほど、と自ら実感しました。 週末に息子家族と温泉に行きました。 運転を息子に代わった後は後部座席で景色を眺めていただけですが、運転をしていれば、外界からの刺激で速度を速めたり、遅くしたり、停止したり、行く先はカーナビの指示するままにとは言え、積極的に外界の情報を取り入れて判断しているのです。 それに比べると、後部座席では、進行方向からの刺激は限定的で側面のをな眺めるだけでその単調な刺激で眠くなりボケ~ットとしてしまいました。自分の車の後部座席には初めて座りましたがナント退屈なこと!これが認知症の始まりではないかと自分でも思えるほど精神活動は低下していると感じ、また運転を代わって自分で運転することの楽しさを思い知りました。 自動運転など如何にも人に優しい技術のように錯覚しますが、全くの自動運転など人をダメにします。

  運転補助機能という事で、急発進を抑制したり、後進する際の後方監視をしたりなど安全を確保する補助に徹する機能は必要ですが、運転をする主体は人間に残すべきです。 歳を重ね、免許を返納した後で、認知機能どころか、生きる活力まで失ってしまった人の話もよく聞きます。それはもったいない話で、労働人口が減少し、トラックドライバーも減少すると、高齢者も社会のために労働人口として必要になる。それを埋めるのは、自宅にいる高齢者でモニターを見ながらの遠隔運転、それも高齢者一人に任せたら危ないので複数の高齢者が大型トラックを遠隔から運転し、車は複数からの指示を多数決で決めながら動く。 高齢者は自宅から、トラックの運転をして社会参加する時代が来るのではないでしょうか? 既に戦争の世界では、パイロットは本国にいながら、戦闘地域でのドローンを操縦し、安全に職務を遂行している兵士は多数います。 高齢者が通勤することなく、トラックを運転して労働力の不足を補う。 それをすれば認知症の感かも少なくなり、一挙両得になります。 

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宗教での寄付

2022年07月22日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 安倍元首相を銃撃した犯人、自分の母親が寄付を入れ揚げた教会を恨んでとのことですが、宗教団体による寄付集めなどありふれた話です。 以前、ある宗教系の党の国家議員さんに紹介してくれるとのことで議員会館をお訪ねした際、帰りがけに秘書さんからXX新聞の購読を依頼され、まあ、お付き合いの一部と思って定期購読しました。ある日、その議員秘書さんから電話で新聞を2~3部に増やしてくれとの依頼でした。購読部数が増えれば御利益が大きくなるとことでした。バカバカしいと思いながらも尋ねると、この電話、議員会館からかけているというので、当時、安保法制で野党が激しく抵抗していた時期でした。議員会館にいながら新聞の勧誘などしていないで、野党議員の誰かの尻でも蹴飛ばして来たら購読を増やすと答えると、そのまま引き下がりました。 仏教でも家族が亡くなった時につける戒名ですが、これも立派な(高価な)戒名を付けないと故人を冒涜しているかのごとき説明を受け、まあ、遺族の見栄もあるのでしょうが、高価な戒名を付けたなどという話もよく聞きますが、これも寄付の強要のようなものです。 外国映画で見た光景では、教会で帽子を回し、そこに寄付金を入れるのですが、小銭を入れようとすると隣人からの目力による圧力でお札に入れ直したりする光景にも覚えがあります。 まあ、映画ですが、実際にもあることでしょう。。

 判断力の無い、子供、未成年を騙したり、脅したりするのはいけませんが、一応、分別の付く成人ですから、高額な寄付をした自分の母親を責めるべきです。第三者を殺すなら自分の母親こそ対象とすべきで、教会やその関係者を恨むのは筋違いです。 ましてや、教会の会員でもない安倍さんを恨むとはこれも八つ当たりの類ですが、報道を見ていると寄付を強要して教会が悪者にされる流れのようにも見えますが、一番悪いのは手抜き警備をした奈良県警であることから目を離してはいけません。 悪いヤツは世の中から消えてなくなることはありません。 人をあやめる理由などいくらでもでっち上げることができ、それらは何の理由にもなりません。 悪い奴がいることを前提とした警察組織なのですから、結果責任、事件を発生させたらそれでアウト! 警察の落ち度が一番悪いのです。

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護国寺の御守り  「雷除け」

2022年07月21日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 友人が護国寺に立ち寄って買ってきてくれた御守りです。 弊社のビジネスである「落雷抑制」を御守りにすると「雷除け」、マッチするのではないかというありがたいプレゼントです。 護国寺は、1681年に、五代将軍徳川綱吉が母・桂昌院の願いにより、桂昌院念持仏の天然琥珀如意輪観世音菩薩像を本尊として建立されたそうです(この長いお名前、護国寺様のHPからのコピペです)。 このお寺には、三井グループの総帥であった團琢磨さんのお墓もあるそうです。以前、三井化学様の大牟田工場をお訪ねした時、新幹線の駅前に團琢磨さんの立派な石像があり、團さんの偉業を知りましたが、その團琢磨さんの墓地が護国寺にあるそうです。 この御守り、18日までで授与は終了しましたが、手に入るものであれば、弊社のPDCEにも試験成績書と共に同封して出荷したら、そのユーモア分かっていただけますかね?

この護国寺、毎年7月の9/10日には、4万6千日法要があり、一日お参りすると4万6千日分の御利益があるという、ずいぶんと太っ腹な気前の良い法要です。 他のお寺さんとの違いを明確にするために、何かに特化した御守り(例えば、この雷除け)とか、参拝をより魅力的にするオマケ(例えば4万6千日分)とか、人口の多い都会の交通便利な所に分院を作ってお参りし易くする(例えば、成田山分院:今でこそ京成線で小一時間で行けますが、江戸時代では往復2日はかかりました)とか、宗教界も参拝客に便宜を増やすためのマーケティング活動は大昔からあり、200年以上の歴史までつくりました。 「マーケティング」などという西洋の言葉よりもはるか昔から実践してきています。日本の宗教界は大したものです。

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避雷球の前に考案した水平型避雷針

2022年07月20日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 一昨日に紹介しました「避雷球」ですが、これを発想する前に考案したのが「水平型避雷針」です。 これは、現在,某建材メーカー様とその実用化についての話し合いの途中なのですが、これから夏に向けて落雷が増えると高層ビルの中には、その屋上付近のコンクリート壁が雷撃を受けて壊れ、地上に落下するという事故がほぼ毎年発生します。 そのような事故が発生すると弊社に対策を求められることが多いのです。 

 これは、人災のようなもので、最近の高層ビルでは、屋上の周囲に「棟上導体」と呼ばれる導線を配置するのが普通の落雷対策になっています。「回転球体法」と呼ばれる考え方で、雷撃点がある高さに降りてくると、次に飛び火する(放電する)のは、距離だけの問題ですから、雷撃点を球体の中心点とすると、例えば、半径60m(半径は保護レベルにより20m , 30m,  45m, 60m)の球体の表面のどこにでも放電するという考えで、ビルの屋上の周囲に導線を張り巡らし、そこで雷撃を吸収しようとしてます。 それであるなら、外壁と同じ面に取付けるべきなのですが、壁面に取り付けた棟上導体が10年、20年後に経年劣化で地面に落下するのが怖い、という事で屋上の内側に取付けられているの事が多いのです。 すると雷撃を受けるのは「棟上導体」ではなく、コンクリートの外壁という事で雷撃を受けたコンクリートが割れて地上に落下するのです。 

 もし、高層ビル街を歩いていて雷雨に遭ったら、地下街や喫茶店に避難した方が安全です。高層ビルの脇を歩くのは危険です。 落雷による高層ビルの破損は建物の所有者は損害保険でカバーできますが、落下したコンクリート片で発生した二次災害はビルの所有者の損害保険ではカバーしてもらえません。 不幸な事故の最終解決法は金銭ですが、それが保険からは出ないのです。

 高層ビルの屋上付近への落雷を防ぐために、屋上の周囲を水平型のPDCEで囲えばという事で考案したのが「水平型PDCE」で、フランスでの放電試験で効果を確認し、日本での特許も取得しています。最初に考案したのは、この水平型で、外側の金属パイプと、外側とは絶縁された内部の金属製丸棒が地面に接地された構造になっています。この水平型に垂直軸を想定し、その軸を中心に水平回転させると球体になり中の丸棒が球体の内部電極、外側はパイプの直径と同じ球体になります。 これが避雷球へのアイデアとなりました。 水平型は例えば、屋上の腰壁の上に配置したり、ビルの外の窓ふきゴンドラと干渉しないようにビルの屋上とビルの四隅に屋上から地上まで雨どいのように設置すればビル全体が落雷から護れるのです。 しかし、弊社としての製品化はまだ行っていません。 建物の外側に装備することになると、今までの避雷設備は「設備設計」の一部でしたが、建物の外壁となると「意匠」の方の担当になるのでは? と思い、あいにく「意匠」の方へのアクセスを持たない弊社としては販売先が分からないのです。

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日経産業新聞への広告  13年目の集大成

2022年07月18日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 今週の金曜日(7月22日)に日経産業新聞に掲載予定の広告です。 今まで何回も新聞広告はだしていますが、今回の新聞広告には大きな意味があります。 それは、広告のタイトルにあるように「進化は続く」を実践してきた結果であるからです。 今までの弊社の基礎となったPDCE避雷針の最初のモデルは、アンドラ国の Angel Rodriguez氏が発明したものでしたが、それを日本国内でも使えるように改良し、さらにお客様の要望に従って色々なモデルを開発し続けてきました。最初は、アルミ製であった素材をステンレスにし、上下電極をネジで固定したものを接着にし、鉄道や船舶でも使用できるように耐振動性能を向上し、煙突などでも使用できる高温にも耐えるモデルなどを開発してきました。私はアイデアだけですが、それを製品化してきたのは工場のスタッフの方々の努力です。今までの設置台数も 3300台を超えて、落雷被害の低減に色々な場所でお役に立ってきました。 

 今回は、それを根本から作り直した「避雷球」へと発展させました。 PDCEでは上下の電極が対向していますが、その接地している下部電極を球状の内部電極とし、上部電極を外側電極として内部電極を包み込む球体としました。 PDCEが落雷を受け難い一つの理由は、「お迎え放電」を発生させ難いことで、これはフランス規格NF C-17による放電試験で、通常の避雷針よりも放電電圧が高い事を確認していますが、今回の「避雷球」ではさらにその性能を向上しています。 日本の特許はもちろんの事、米国特許も取得し、「避雷球」というのも登録商標です。 避雷針の発明は約270年前の事ですが、これは積極的に落雷を呼び込むものであり、IoT,ICT,さらにはDXなどで電子機器が多数ある現代の生活には相性がよくありません。 自然現象を相手に100% 落雷を防げるものではありませんが、なるべく呼び込まない避雷設備が重要な時代になっているのです。避雷設備は、「雷撃を受けた時に雷電流を安全に地面に拡散する」という、雷撃を受けることを前提としたものですから、避雷球も非常に強い落雷時には今までの避雷針のように雷撃を安全に受け止めますが、通常レベルの落雷でしたら呼び込む確率は非常に低いことが期待できます。 避雷針を発明したベンジャミン・フランクリンの祖国、米国の特許を取得したというのは大きな自信になります。欧州でも特許査定は発行され、これから各国の特許へと有効化します。 これが100%,日本製、弊社の13年目の集大成としての発明になります。

 270年の歴史ある「避雷針」には当面、かないませんが、今から270年後には「避雷針」か「避雷球」のどちらが生き残っていることでしょうか? 私は確認しようがありませんが、楽しみの一つです。 

 

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地球の温暖化と「鎌倉殿と13人」

2022年07月13日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 地球が温暖化しているのは事実ですが、これを化石燃料が原因とするのは、それを二酸化炭素の排出権ビジネスで一儲けしている方々の作戦なのです。「鎌倉殿と13人」という大河ドラマ、多くの方がご覧になっている事と思いますが、あの家の作り、アルミサッシどころかガラス窓さえ無く、東南アジアの家と同じように風通しの良い家に仕切りはスダレだけです。 あのような作りの家、冬はさぞ寒いであろうにと想像しますが、あの時代、実は気温が高かったのです。 平清盛の亡くなる場面を現代医学で解説すると、死亡原因はマラリアのようであると言われています。マラリアを媒介する蚊がいたという事は気温も現在の東南アジア並であったのです。

 化石燃料を使いだしたから地球の気温が上昇しているのではなくて、太陽と地球の関係だけで平均気温など変わってしまうのです。 日本には遠い昔、人類が化石燃料を使い始めるズ~ット昔から、温暖であった証拠などいくらでもあります。 それなのに、化石燃料を悪者にし、二酸化炭素の排出権をビジネスのタネにする方々の策にはまり、世界中で脱炭素、二酸化炭素を排出するななどという大号令に盲目的に従う人が多いのは残念な事ですが、いかに我々が騙されやすいかを示しています。 残念なのはホンダのような大会社さえ将来はEV一本にするなどとガソリンを悪者にしていることです。 自動車会社が大きくなったのは、ガソリンだけではなく、原油の最後の残さいであるアスファルトのおかげでもあるのです。 EVに移行するというのは、お世話になったアスファルトにも失礼な事なのです。 自動車会社としては最低の決断です。

 原油からガソリンを取り出し、一番最後に残ったアスファルトが潤沢にあるから日本中の道が舗装され、自動車の普及に陰で貢献してきたのです。もし、ガソリンを使うことを「悪」としたら、アスファルトも無くなり、舗装の修理はどうするのでしょう? ガソリンを使わなくなれば、その次に原油から取り出す灯油も無くなり、北国での生活は灯油なしでどうするのでしょう? 灯油の次に取り出す軽油があるからこそ、漁船のディーゼル・エンジンの燃料となり漁業ができるのです。 化石燃料を燃やすからこそ、二酸化炭素が生じてこれが植物の光合成の元になり農作物ができるのです。 原油から一番最初にとれるナフサがあるからこそ、化学製品、化学繊維もできるのです。原油という有限の資源を使い切ったらどうなる? という不安感はあるでしょうが、我々の生活の多くが原油に依存していて、車だけEVにすれば良いという単純なものではありません。 私が子供の頃から、あと30年で原油が無くなるなどと言い続けられましたが、ジジイになった今でも原油が枯渇するなど起きていません。 まあ、有限であることに間違いはないでしょうが。。それは人間の命も同じこと。いつかは終わるのは仕方ない事なのです。

 「鎌倉殿と13人」ですが、ドラマとしても面白いのですが、当時の生活環境も考えてみていただきたいものです。

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奈良県警の失態

2022年07月11日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 惜しい方を無くしました。本当に残念です。 このニュース、最初から違和感が残りました。 事件発生の直後から、元自衛隊員による犯行と報道されていましたが、何故、そんなに早く職歴まで分かるのか? まるでプレス・リリースに職歴まで書いて報道関係に送っていたような素早さでした。情報の出どころは警察でしょうから、警察には除隊した自衛官の指紋データがあるようです。ところがその海上自衛隊に在籍したのは17年も前のわずか3年間。このような過去の職歴を「元海上自衛隊員」と報道するのは海上自衛隊を貶めようとする意図がありありでおかしな報道です。奈良県警は警備にドジな割には余計な情報を漏らすものです。

 奈良県警の記者会見も温いものでした。 警備側としては、結果責任であり、事件が発生した以上、何の言い訳もできないハズであるのに謝罪も無く、今後調査すると少しの責任感の無いものでした。 これでは事件を防げないのは当然です。選挙期間中で要人警護のスケジュールとしては十分な数のSPを配置できないならば、「見せる警備」として地元の制服警官3名をたったの30分、安倍さんの背後を防御すべく外を向いて立っているだけで十分な抑止効果があったであろうに、ナント間の抜けた警備なのでしょう。 貴重な人材である安倍元首相の警備としては不十分で、安っぽく扱われたことに本当に腹が立ちます。 安倍さんが日本の宝であることを全く理解していないのは県警としてはアホのレベルに近いのではないでしょうか。 安倍さんの主張するように国防費を増加されたら困る人、政党、国々など、動機はいくらでも転がっているのです。 もちろん、それらの国が直接手を出すことは無いですが、それらの国の工作員など日本国内にはウジャウジャいまして、孫請け、ひ孫請けで実行犯につながっていないとも限りません。

 アメリカ映画のシークレット・サービスものでも見ていかに大統領警護が厳しく行われるかに比べると、この無防備はまるで意図的に手抜きをしたようにも見えます。仕組まれたものであった気さえします。このような間抜けの奈良県警に捜査を任せることなく、徹底的に背後関係を調査して欲しいものです。  安倍さんのご冥福を心からお祈りします。

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日本人の働きぶり

2022年07月07日 09時14分46秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 毎月、政治家の秘書をしていた方とお話しする機会があります。さすが、政策を作る側にいた方ですから、視野も広い上に現実的なご意見が多いのですが、日本社会の中で日本人だけを見ていると、自分たちの働き方が世界の普通と思っておられるようなのですが、米国とスイスの会社での体験からすると、日本のGDPがソコソコであったのは、1億2千万以上の人口の多さ故のことで、一人当たりのGDPにするとかなり低くなりますし、平均的なオフィスワーカで比べれば、生産性は決して良くない部類と思います。 一部サービス業での「おもてなし」など世界でも突出している部分もありますが、オフィスでの個々人の事ばかりでなく、会社としての体制などもGDP世界3位のレベルではないのです。 それを「働き方改革」などで労働時間を規制する前に成すべきは生産性の向上なのです。 こういうことを言い出すのが三流の証でもあります。

 個人レベルでのオフィスでの働き方で言えば、私も日本では「中の上」くらいかと思いますが、ゲルマン、アングロサクソンの「中の上」レベルと比べたら恥ずかしながら見劣りすることは認めざるを得ません。 日本では、多くがこの「中」レベルにいる一方、アングロサクソン系は個の自由を認め、世間の締め付けが弱いせいか幅広く分布していて、「上」はとてつもなく上であるのに「下」はとんでもなくヒドイのもいて、マスコミなどでヒドイ層を見てバカにしていますと世界を動かしているのは「上の上」の層ですから、日本動かしているを政治家は、せいぜい「中」のレベルですから、世界の中で、日本がかなうのは人口を背景にした部分だけで、その他の所で勝てる訳がないのです。 日本の弱みは、自分たちを「中」とみている日本の平均が、世界では「下の上」程度であることに気が付いていない事です。

注意:「中の上」「下の上」などの分類は、家柄、社会的地位、人柄などとは関係のない、仕事を遂行する上での知識、スキルなどを個人的な主観で分類しただけのものです。

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選挙引退宣言

2022年07月06日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 若い方も選挙に参加するようになったら、年齢の高い側も選挙権を行使する側から押し出して選挙をする年齢を若返らせ、日本の将来は将来をこれから長く生きる年齢層に委ねるべき。。。と考え、選挙には参加しないことにしました。 ある政党の党員でもありましたが、これも党費の支払は止めました。 日本の国が千代に八千代に栄えて欲しいという気持ちは変わりませんが、外野席から見守る事にしました。 自分と全く関係のない世界と割り切ると、動物園の檻を覗いているような気分で檻の中の見ると色々な動物がいて楽しめます。

 以前、大日本老人党を立ち上げて安楽死を合法化したいと、友人と話をしていると書きましたが、この友人、先日、映画「PLAN75」を見て来て憤慨していました。 私はというと、倍賞千恵子さんは、永遠に「トラの妹のさくら」の美しいままで記憶に留めたく、彼女の老いた姿は見たくないのでこの映画は絶対に見ませんし、映画と現実を混同してはいけませんが、あの倍賞千恵子さんが、一人寂しく安楽死を考えるなどというのは悲しい話で見たくもありません。 自分自身の事としては安楽死を支持しますが、政治が決めた制度の影響力の大きさからすると政治の怖さをこの映画は伝えています。見てもいない映画に影響された訳ではありませんが、政治は参加することなく、見守るだけにしたいと思います。

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怖い仕事  大規模システムの保守

2022年07月05日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 土曜日から携帯の一台がダメなのですが、あまり怒る気にもなれないのは、ルーターの交換をしたという保守員の方の仕事での重圧です。 3000万回線以上もある超巨大なシステムの保守をする方の毎日の重圧を考えると気の毒としか言いようがありません。システムの穴など、たまたま見つかっていないだけのものも多く、毎日、大きなトラブルもなく稼働していることが奇跡に近いようなものです。 私の現役時代にこのような巨大なシステムはありませんでしたが、それでもシステムを保守をしたあくる日というのはトラブルが多いのが普通でした。 ルーターを入れ替えてのパワー・オン、私でしたら、指が震えてしまいます。 

 銀行のシステム・トラブルも然り。 銀行が合併するたびに、無理やりツギハギで大きくしたようなシステムが概ね上手く稼働していることが奇跡のようなもので、たまにトラブルがあっても仕方ありません。 銀行が合併する時に、どちらかのシステムに統一せず、両行のメンツを保つために数あるサブシステムを両方から選択して統合するなど、現場泣かせの統合が行われていたからです。 そのシステムの中には、私が現役の頃の COBOL で書かれたプログラムまでまだ使用されているという新旧が入り乱れたものですから、少しのトラブルで文句を言う方がおかしい位です。

 もっとおかしなのは、このようなトラブルがあると、お役所が行政指導に入るという形式重視の「ご指導」です。 実際には、システムにほぼド素人のお役所が立ち入り検査などしても邪魔なだけで実効的な指導など期待できようハズもありません。 日本ではトラブルを未然に防ぐという意識が低く、事故が起きてからではないと動かないという文化がありますから、トラブルはある程度許容するしかありません。 本当にトラブルの無い完璧なものをつくるのにはタダではできないのです。それなりの費用もかけることもなく、トラブルを現場の責任にするのでは現場の方がお気の毒です。

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社会人大学生

2022年07月04日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 私の友人の大学生、とは言っても50歳を少し超えた、いわゆる社会人ですが、この春から晴れて学士入学の大学生になりました。 毎週、土曜日に大学に通っておられるとのことですが、最近はやりの会社によるリカレント教育、リスキリングではなく、ご自分の興味の対象を深く広く勉強したいとのことで、会社での仕事とは全く別の事を勉強されているのですが、勉強していると、次から次に疑問点、興味の範囲が広がり勉強が楽しくて仕方ないそうです。 若い頃の大学生活では、授業をサボることなど当たり前のようにしていたのに、今は、キチンと予習し、先生の話を熱心に聞いて議論し、自分の子供と同じ位の同級生、やはり社会人である同年配の学友との交流も楽しいそうです。 学生食堂で安いお昼を食べて、その後は冷房の効いた図書館で夕方まで勉強する生活は快適、楽しいそうです。 会社での仕事と週末の大学、メリハリのきいた時間の使い方で、こういう週末を過ごす人、尊敬します。

 週末の過ごし方としては、私も会社のオフィスで涼しい中で過ごしていますが、やり残した仕事をしているだけで、日常生活には何の変化もありません。私は企業に勤めていた頃も休日出勤は日常的でしたし、脱サラしてからの約27年になりますが、土日も休んだことはなく、ほぼ毎日出勤ですから、年間で約100日、27年間で2700日の休日を会社で過ごした事になります(会社役員は労働基準法の対象外ですから、弊社がブラック企業という訳ではありません)。4年制大学に毎日休みなく通っても年間で1460日ですから、ナント4年制大学を2回分の時間を休日出勤で使っていたことになります。 今となってはとっくに手遅れですが、もう少し、有効な時間の使い方もあったのかもしれません。 毎日の仕事の忙しさにかまけ、自分の生涯プランなど深く考えることもなく流されてきてしまいましたが、大事な事です。 まあ、結果良ければすべて良しという事で、現在は充足していますから後悔はなく、それで良いのですが。。。

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横浜ランドマークタワー 44階 4406
落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
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夕刊フジ  6/29 発行 ( 6/30 日号)に掲載されました。

2022年07月01日 16時46分26秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 夕刊フジの全面(21面)に掲載されました。 実物の紙面は200部を買い込み、この電子媒体も夕刊フジの許可を得て掲載しています。 この画面では文字が読めないとのことで本紙をご希望の方はお送りしますので送付先をご連絡ください。

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