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オーム社の電気総合誌 OHM 2022年12月号 に避雷球の記事が掲載されました。

2023年01月10日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 オーム社は、電気関連を学んだことがあれば知らない人はいない電気の名門出版社です。 その社名を誌名にしたOHMは、電検などの電気関連の資格に挑戦する方向けの専門誌ですが、「風力発電の雷害復旧」という特集で、実際の偶力発電設備での落雷事故の復旧について解説しています。 ここに弊社の「避雷球」が記事として紹介されました。 せっかくですから、この記事を用いて営業資料を制作しました。 A3二つ折りで4ページで、内側の見開き2ページをこのブログで紹介させていただきます。 弊社では、落雷が発生する原因は、「お迎え放電」と呼ばれる地上から上空に向かう「呼び込み」があるからという事で、この「お迎え放電」となるべく出さないことを目標に各種の製品を開発してきまして、その究極がこの「避雷球」です。 

 まあ、記事では「完全にシャットアウト」とのキャッチコピーですが、自然相手ですから常にそうなるとは限りませんが非常に高い確率で、お迎え放電を出さないように機能します。 で、ここに落雷しなければ、雷はどこにいってしまうの? との疑問があるかと思いますが、そもそも地上に向けて放電する(落雷)は全体の2割程度で、ほとんどは放電し易い雲の中、雲と雲で放電しています。 雷雨の時に家の中ならほぼ安全ですから、外を見てください。 空全体が明るく光ったり、雲の中が光ったり、垂直に地面に向かう放電は約五分の一程度なのです。地上に向かう放電が少なくなれば、上空での放電が増えるだけの話です。 地上の避雷球を目がけて落ちてきた落雷をウッチャリをかけてよそに投げ飛ばすようなものではありません。 この避雷球でも大型の羽根(半径110m )の先に取付けた場合には半径方向に50G程度の加速度が加わりますが、50Gには耐えることを確認済みです。

 

 

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