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落雷抑制システムが運営するブログ

番外編  A級戦犯は存在しない

2013年12月29日 09時54分37秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

戦争の傷跡は深いものがありますが、これをいつまでも怨みとしていたのでは怨みの繰り返しを行うだけで、明るい将来はあり得ません。戦争の決着としては、戦後に講和条約を結び経済的には賠償を行い、それで一応の決着です。人の心は清算できなくても、国家間の清算はそれで完結すべきなのです。日本の指導者には戦争責任ということで、その責任の重さで A/B/C の3クラスで戦争犯罪人として裁かれました。この東京裁判の正当性については、問題だらけの裁判ですが、戦争に負けると言う事はどの様な不条理も受け入れざるを得ないという現実の前に、この事については我慢せざるをえませんが、その後の戦犯の扱いについては、キチンとした手続の下、罷免されているのです。

サンフランシスコ平和条約発効後の昭和28年に「戦犯裁判受刑者等に対する特別処置」の一つとして戦犯を罷免し、名誉回復が国会決議としてなされています。これは、敗戦国である日本が勝手に行った国内向けの事ではなく、東京裁判を実施した戦勝国の連合国の同意を得ての事です。正当な手続きで、連合国の了承も取ってしたのですから、この時点でA級戦犯は消滅しているのです。この時の連合国の「中国」は中華民国でしたが、国連で「中華民国」を継承した「中華人民共和国」も「中華民国」の承認した事を覆すことはできません。遺産を相続するなら、負債までも相続しなければならないのと同じで、イイトコドリだけはできません。

日本のマスコミは、「A級戦犯が合祀されている靖国神社」と言う報道だけで、A級戦犯などと言う言い方は既に存在しないということを全く報道しません。国民のわだかまりはいくら残っても、感情を基本とするのではなく、条約に基づいた決め事が国際間の基本ですから、自国国民の感情を煽ってそれが正義であるかのような振舞いをすることに、黙っていないで世界に発信すべきです。国内向けにコソコソいい訳をしているのでは無く、日本の文化として、死を持って償った人の墓を掘り返すようなことはしないのです。

安倍さんがいくら平和を願ってなどと説明しても、A級戦犯なる言葉がある限り、靖国神社であれ、別の施設を作っても文句を付けてくることでしょう。 その文句を付けること自体、アジアの緊張を高めていることであり、これこそブッシュ前大統領の言葉を借りれば「ならず者国家」のすることです。まともな国であれば、過去に締結した条約を基に行動することでしょう。もちろん、国民感情としては、残るものがあるでしょうが、それを国家が焚きつけるのはまともな国ではありません。

既に死に体であった、終戦直前の日本に2発もの異なる方式の原爆を実地試験したり、民間人を相手に焼夷弾で都市を焼きつくした米国の行為については、これを米国への怨みとしてでなく、戦争の惨さ、平和の大事さに昇華させている日本は、軍国主義などではなく、平和国家そのものです。その平和ボケが度を越して何でも自責にする国民性が隣国の横暴を許し、世界からも誤解のもとになります。安倍さんのみならず、日本の国会議員は、コノコソと参拝するのではなく、世界にその正当性を発信していただきたいものです。

〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町24番地8
SOHOステーション703
落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
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今年最後のブログです

2013年12月27日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

今年も終わりです。営業活動を総括しますと、今年は新規のお客様を151社お訪ねしPDCEの売上も今年一年で100台を超えました。まあ、良く働きましたし、それに結果も付いてきた一年でした。私の相棒も同じ位は訪問しているので二人で約300社を訪問したことになります。

零細企業の社長のすべきことは多く、自身で営業もしますし、営業用の資料の作成、HPの更新、広告/展示会を手配、印刷物の制作/手配、受注処理(/請求書発行/出荷依頼)、毎月末の支払業務、それらをしながら自分自身での特許も2件、会社としては特許3件、商標登録/意匠登録などの知財関連も特許事務所さんを通じて行いました。HPのアクセスは新規で2万件を軽く超え、総閲覧は6万を超えました。

ブログも休みなく月から土曜まで、毎朝9時に投稿されるブログを読んで、「毎日、暇な奴だ」とお思いの方も多いようですが、これは予約投稿によるもので、書き溜めておいたものに日付と時間を指定しておくと自動的に投稿される機能を使用しています。毎朝9時に会社にいてブログを書いているのではありません。ブログで言いたいことを勝手に言うことは健康法の一つです。

休暇を取ったのは1日。何年かぶりに風邪をひきそうな気配がして大事を取って休みました。 健康で、元気で働けるのが一番幸せです。日本はオヤジパワーを必要としています。次々に新しいものが現れますが、それでもオヤジの知識/経験は必要とされます。新しいものに押し流されないように来年も頑張ります。

今年も、ブログにお付き合いいただきありがとうございました。良いお年をお迎えください。

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本日は今年最後のお客様訪問です

2013年12月26日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

昨夜、富山に来ました。今年最後のお客様訪問は富山です。冬の雷が暴れまくり、雷シーズン真っ最中なのです。このお客様、2年前にも訪問しましたが、その時には被害もなく話しも進みませんでしたが、今年はシーズン早々、落雷にやられて相談を受けました。困った方から相談を受けるのは嬉しい事です。覚えていて下さったのです。これが営業の面白いところで、最初に訪問して反応がよくなくても、時間が立ってから実ることもあります。大事なのは種まきです。

避雷針を付けていれば落雷被害は防げると言う訳ではないのです。雷様、避雷針に落ちずに、避雷針から地面に接地する引下げ導線や地面にさえ落ちることもあります。また、避雷針に落雷を誘導しても、地面に流れる雷電流はその周囲に障害を発生させます。では、どうすれば良いのか? 今までの避雷設備による外部雷対策と内部雷対策だけでは守りきれない状況がある事を認める事が出発点です。

今までの方法で完璧に守りきれるのであれば、我々の出番はないのです。今までの方法で守りきれないなら、今までと異なる方法を導入するしかありません。落雷を発生させないようにする。それでも落雷することはあります。しかし、落雷しても今までの避雷針と同じ事、つまり最低限、現状の避雷針の機能は担保されているのです。

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小銃弾の供給と武力行使

2013年12月25日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

国連からの要請で韓国軍に小銃弾を供給する事に、武力行使に関連付けて文句を言っているニュース番組を見ましたが、まるで子供のような大人が偉そうにTVでニュース番組を報道している日本はやはり世界常識で言えば子供です。子供時代に母親から「ケンカして人を殴ってはダメよ」と言われた事を忠実に守られているようです。いかなる「武力行使」もしてはいけないとは、ガンジーさんではあるまいし、銃を持った相手が自分を狙ってきた時に無抵抗で身をさらせとでもいうのでしょうか? 行使こそされませんが、自衛隊という軍隊と警察力による「武力」があることで我々の日常生活も護られている事をお忘れの様です。「武力行使」を犯してはならない聖域のように扱うのは間違いです。例え半島の陸軍であれ、PKOに協力している国が困っているなら助けるのは当たり前です。「武力行使」、必要な場合には堂々と行使すべきです。

軍備、軍事力を忌避することが平和への道、戦う事は悪というのは、戦後の日本の悪弊のひとつです。戦う事を忘れて牙を抜かれたばかりか去勢までされてしまったような男がナヨナヨと武力行使はいけないことと信じ込んでいるのです。イジメで自殺するのも同じようなもので、自分を攻撃する者がいれば、1)自分も相手に反撃する 2)その結果、もし、相手を死亡させてしまったら 3)責任の取り方の一つに自殺もある と言う順番であるべきで、すべきことをせず、いきなり自分が自殺するのは順番が違います。相手と刺し違える意気込みで対応しなくてはイジメは止まらない事でしょう。闘う気持ちは何をするにも必要です。

世界の時間は同じタイミングで進んでいる訳ではなく、日本の戦国時代の時が今流れているような国もあります。内戦がある事は仕方ない事です。北朝鮮で身内が粛清されたことに世間は驚いていますが、日本でも戦国時代には身内を裏切るようなことはありました。世界中の国と日本が同じ時間で歴史を刻んでいるのではありませんから、無駄な争いに見えることも収束した状態になるまで過渡的に必要な状態で仕方ない事です。

身に迫った危険に対処するための武力行使など当然のことで、自分は安全な状況の中にいながら、銃弾が不足し危機的状況にある人への銃弾供給を武力行使につながると反対するような方々を一度、盾として危機の前にさらしてやりたいものです。その様な状況下でも、「武力行使反対」「非武装平和」「戦争反対」「武器輸出反対」などと寝言をいうのでしょうか?

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新幹線の何が悪いの?

2013年12月24日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

先日、新幹線がガラパゴスと紹介した事に付いて質問がありましたので補足します。私は新幹線には120%満足していますが、以下は、世界の高速鉄道との比較すると日本の新幹線には弱点があるようです。日本は、東海道新幹線で鉄道の高速化のパイオニアでしたが、その後、世界も高速鉄道は時速350kmを目指して、日本より進んでいるようです。

1)レールは世界の標準の1435mmで同じ。上下線の軌道中心間隔もTGVと同じ4200mmですが、新幹線は車体幅が広い(3380mm)ため上下線がすれ違う時の車体側面の間隔が東海道新幹線で820mm(N700ではこの基準より-20mm) しかありません。 それで時速320km、上下線の相対速度640km ですれ違うには風圧が問題となり、320kmでのすれ違いはしないようにして、最高速度を抑えざるを得ないこと。世界の高速鉄道は、上下線の間隔を広くする方向で進められているのに、日本では最高速度260km を想定した離隔距離しなかのいので車両をいくら高速化したところで線路の制限で高速化が困難。これは、当時としては仕方なかったのが、上下線の離隔を大きくするとトンネルの断面積まで大きくなり、工費がかさむのでこの規格になったようです。フランスのTGVは、車体が在来線と同じ2904mmなので車体側面の間隔は1296mmもあり、これなら320km同士ですれ違っても揺れないそうです。

2)新幹線はどの型もアヒルのくちばしのように前方を尖らせているのは、この狭い断面積のトンネルに高速で侵入する際の風圧対策であるが、このような形状にしているのは世界の高速鉄道の中で新幹線だけであること。車体幅の割にトンネルの断面積が小さい【つまり、トンネルを工費を抑えた結果】のでこのような工夫をし、結果、列車両端の積載量が少なくなっている。

3)また、最高速度260km を想定して作られた線路のカーブでの曲率も小さいので、これのカーブを高速のまま曲がりきるために車両を傾斜させるようにている(振り子式車両)が、これはカーブの半径を大きくすれば不要な装置であること。

著者の川島さんの御指摘は、東海道新幹線が最初に作られた時のこの線路の規格 260km は最初は仕方なくても、40年以上経過しても無神経にいつまでも使われ続けている事かと思います。高速鉄道ではパイオニアであったのにいつしか世界の目指す350km/hに乗り遅れてしまった鉄道ファンの無念が表れています。新型の車両ばかりは派手で目を引きますが、これは車両の問題ではなく根底の線路と言うインフラの問題です。

日本では、力のあった先達の決めた事を後輩が変更することは中々できないのです。これは、JRだけでなく、日本海軍でもそうでした。艦隊は一列縦隊で進む規則であったため、米国の潜水艦が真横から狙うとまるで射撃ゲームのように次から次に標的が等間隔で現れ、次々に魚雷を当てられる場合もあったが、規則を守り通したそうです。明治の名参謀秋山真之さんの決めた事を覆せる後輩はいなかったのです。その時代には潜水艦から発射される魚雷などなかったので、一列縦隊も問題はなかったのですから、秋山さんが悪かったのではありません。状況の変化に対応しなかった後輩が悪いのですが、どこの会社でも、昔、偉かった社長の時代に決まった事で変えられない規則は、大会社ほどありそうです。憲法第9条もこの類です。

国鉄が分割され、新幹線を全国に張り巡らす体力が無くなり、線路は安上がりに作ろうとしている間に世界に抜かれてしまったようです。まあ、国内で利用している分には大きな問題はありませんが。。。

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日本 vs. ヨーロッパ「新幹線」戦争  川島令三 講談社

2013年12月20日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

新幹線は月に1,2度は利用しますが、特に不満はなく、正確で安全な運行は日本の誇りと思っています。しかし、東京オリンピックで開通した新幹線は、0系から始まり現在のN700まで電車自体は改良されてきていますが、線路自体の仕様が最高速度260㎞/h でそこに350㎞/hの電車を走らせるために電車自体にのみ改良を加えているそうです。車両には注意が向きますが、線路にまでは注意が向きませんでした。線路などみな同じ。。。ではないのです。

世界の動きは、線路自体を350km/hで作っているのでその上を走る機関車に特別の工夫は必要とせず、日本の新幹線が世界の高速鉄道の中で「ガラパゴス化」し、新幹線を輸出する際のハンディとなっているとのことです。

在来線が狭軌で、欧州のように在来線も広軌の国とは同じ土俵での評価はできませんが、高速鉄道の部分だけでなく社会の中の鉄道システムとして見ると、日本の新幹線は、なるほどガラパゴスのようです。

川島さん、電車関連の本はたくさん書かれていますが、さすがに世界の高速鉄道を自分で乗って調べてきたこの比較は、新幹線に自己満していた私には驚きの内容です。この新幹線から磁気浮上のリニアモータというのは、かなり「異端」から「異端」への進化のようです。それでも、私は輸出に携わっている訳ではありませんので国内の新幹線には120%満足しています。

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幼稚園の関連ビジネス

2013年12月19日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

品川のキャノンさんのホールで開催された幼稚園経営者を対象とするセミナーに展示会が併設され、参加してきました。  幼稚園の周囲にも色々なビジネス機会がある事に感心しました。昔、子供が保育園でお世話になりましたが、そこを卒園し10年以上たちますと、すっかり、よその世界となっていましたが、幼稚園を取り巻く環境も大きく変化していてビックリしました。 どの様な企業が出展されていたかを紹介します。

1)子供が持ちやすく、落としても割れない食器の販売
2)大型の空気清浄機の販売
3)新聞紙程度の大きさのポスターや、教材を印刷する大型のプリンター【キャノンさんでした】
4)運動会などのイベントに出張サービスで写真撮影するプロカメラマン。運動会には複数のカメラマンが子供たちの写真をまんべんなく撮影し、1000枚以上の写真は保護者にURLとパスワードが通知され、自分の子供の写真は親がネット上で自分で探して、注文する。写真はプロに任せて保護者はユックリとイベントを楽しめます。昔は、写真撮影は父親の役で、良い撮影場所を取るのに見物客に迷惑をかけながら場所取り競争したものでした。
5)幼児用の英語教材
6)GPSの位置情報を取り入れたアプリの開発  送迎バスや園児の位置を管理するソフト開発

などの中に「園庭での落雷事故防止」を訴えての参加でしたが、幼稚園の回りにこれだけのビジネスがある事を知り、良い刺激になりました。

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高校生から分かるマクロ・ミクロ経済学   菅原 晃  河出書房新社

2013年12月18日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

高校程度の知識とを馬鹿にして「高校生からわかる」というタイトルに抵抗を感じるとしたら、もったいないことです。今どきの高校生の学ぶ内容は我々の高校の時代より遥かに奥が深い内容を学んでいます。息子が使っていた世界史や地理の教科書、カラフルで内容も豊富で、使用済みとなった今は、私の教科書になっています。大学受験参考書なども昔のものに比べると、編集、レイアウトに感心することが多いのです。もうすぐ始まる大学入試のセンター試験ですが、英語と数学は得意であったと思って新聞に問題が発表されると毎年、挑戦しますが、満点は無理ですね【もっと率直にいえば入試はどこも無理と言うレベルです】。ですから、本書の「高校生」に何ら抵抗を感じることなく手にしてみました。やはり、タイトルの違わず分かり易い説明です。 構成は、

GDPの三面等価
企業の赤字と貿易赤字の違い
黒字貿易について
国際について
リカードの比較優位論
財政政策と金融政策

経済学の基礎の基礎、経済の全てではないものの、私のように専門外のものが経済学の乏しい知識を再確認する意味では、読みやすく分かりやすい説明です。

国債発行高を国民一人あたりの借金と貸方と借方を逆転してしまう、全くのウソがまかり通る経済の話は、TV局も新聞社も偉そうに解説するTV出演者も全くあてになりません。自分で本など読まなくてもTVから咀嚼された分かりやすい情報がドンドン入りますが、それらにはウソも多く含まれています。そのノイズの中からシグナルを拾い出すには自分で勉強するしかありません。

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電磁推進

2013年12月17日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

先日、中国の第4世代の原潜が電磁推進を取り入れているとの中で、スクリュー音のない静かな航行では「従来の方法では探知しにくい」としたのは、「音響的な方法では」の誤りで電磁推進を使うと言う事は強力な磁場を発生させるでしょうから、現在でも使用されている磁気による探査方法で容易に見つけることはできるでしょう。音響的には静かであっても電磁的には目立ってしまうということです。この電磁推進、日本でも実際に試作されました。「ヤマト」と名付けられましたが、名前が重すぎたのでしょうか、速度がトロトロでしか走らず、博物館行きになってしまいましたから、本当に100ノットもの速度が出せたらスゴイ事です。かの国にそんな事ができるとは信じ難い話しではあります。

この電磁力、最近は軍事技術の中で使われ始めました。電磁カタパルトと電磁砲です。空母で航空機を発艦させる際に急激な加速が必要で、カタパルトを使用しています。従来は蒸気をシリンダーに送りこみ、ピストンを動かしているのですが、これは中々奥深い技術の塊なのです。ただ、ピストンを動かすだけでなく、そのピストンの前進力を航空機を引張るためにシリンダーの外に伝えねばなりません。そのためには、シリンダーに溝を開けねばなりません。ピストンが出発位置にある時はスチームで押されますが、前進するにつれ、ピストン後部の開口部(溝)も大きくなり、そこから蒸気が漏れますから、前進力は急激に弱くなります。 それを防ぐために、ピストン後部の溝はファスナーで閉めながら前進するのです。また、航空機の速度だけは増加させながら、限られたピストンの長さの中で減速/停止し、また、最初のスタート地点にピストンを戻さねばなりません。 このメカはまさに芸術品です。このようなものを作れる国は世界でも限られ、これを開発できないかの国の空母はスキージャンプのような形で航空機を発進せざるを得ないのです。この方法では重い兵器をたくさん積んでは無理です。

電磁砲と言うのは、今まで火薬の力で打ち出していた弾丸をいわば、リニア・モータで加速してぶっ飛ばすものですから、大砲といえばドカンと轟音で発射していたものが無音で弾丸を打ち出すと言うのも恐いものがあります。

民間のものは経済性が第一ですが、軍事では経済性は2の次ですから、ドンドン新しい技術が出てきます。このように競う事でしか新しいものが実用にならないのは地球外生命体から見れば地球では同じ地球人同士が互いに戦いあうために技術を発展させていて、馬鹿な事をしているように見えるかもしれませんが、これは地球人の特性の一つと割り切るしかないですね。。。

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見栄を張っているとお金持ちになれない

2013年12月16日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

年末を控え、宝くじ売り場にはどこでも行列ができています。年末宝くじ、空いている売場で並ぶことなく買えるのなら買いたい気持ちはありますが、売場の行列には並びたくありません。物欲しげに行列に並ぶ事に抵抗があるのです。それで買わなければチャンスは全くゼロですから、つまらん見栄を張っている限り当たる可能性はゼロのままです。

人気の無い売場よりは大勢の人で混んでいる売場の方が当たりの総数が多いのは当然で、確率から言えば同じなのですから、当たりが多いと言われる売場に殺到する人の気が知れません。。。。。などと言っている偏屈な見栄っぱりには宝くじが当たるという幸運は訪れないでしょうね。まあ、私の場合、本心と発言は異なることが多く、それによる不利益を被る事には慣れています。

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語られざる中国の結末   宮家邦彦   PHP新書

2013年12月13日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

中国破局/終末論は大きな期待と共に良く読みますが、残念ながら新聞で言えばスポーツ紙の三面版を1冊の本にしたような内容が多く、現状の文句を言っているだけで国際事情の分析と言うより中国国内のゴシップ百科的な娯楽読み物が多く、客観的な分析に基づくものは少ないのですが、この本は違います。著者の宮家さん、たまにTVで見かけますが、流石、元外交官です。

中国一国の話ではなく米国の影響力の低下と共に、第四のパワー・シフト、国際環境の転換期として捉え、尖閣や防空識別区など日本に対して向かってきているのでは無く米中2大大国による西太平洋の支配を狙う大きな目標の中でいずれ米国との衝突が生まれる中で、次の様なシナリオを想定しています。

中国の統一は保たれたまま
シナリオA 独裁温存
シナリオB 民主化の定着
シナリオC 民主化の失敗と再独裁化

中国が分裂して
シナリオ D 民主化の定着
シナリオ E 民主化の失敗と再独裁化
シナリオ F 一部民主化と一部独裁野並列
シナリオ G 中国漢族と少数民族の完全分裂

当面の間、中国は、(日本+米軍)にはかなわないと言う前提で、その成り行きを解説しています。日本にとって、どのように振舞うかは非常に大事なことです。

しかし、中国の軍事技術のレベルは信じられない位のスピードで米国/日本に追いつき、いくつかの分野では抜き去りつつあります。その一つを紹介しているのが「軍事研究」1月号で、中国の第4世代原潜が紹介されています。これは、もはやスクリュー推進ではなく、電磁推進で航行するそうで100ノットという、通常の魚雷さえも追いつけない速度で航行できる原潜です。スクリュー音もしませんから従来の方法では検出も困難ですから、中国の軍備は質量ともに侮れない存在になりつつありますので、上記のシナリオもどうなるかは不明です。

この時代になっても覇権を求め膨張する実に厄介な隣人を抱えた日本の将来を憂える時にとても良い参考書になります。

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残念な人二人 猪瀬さんと江田さん

2013年12月12日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

猪瀬さん、高速道路や地下鉄の件など攻める側にいる時は見事であったのですが、守りになるとただのダメオヤジですね。汗を垂らしながらの答弁は嘘発見器にかけなくても心理的な動揺が見て取れます。平気な顔ででウソを付く人より根は正直者なのですがね。。ただ、冒頭から25百万の知事報酬を返上するというのは、金を出すからこれ以上の追及はしないでくれというような、お金で片を付ける印象で失敗でしたね。生活に不安を感じて5千万円の借金をした人が、報酬を返上して生活の不安は無いのでしょうか? その分はまた、誰かから借りるのでしょうか? オリンピックの開催まで公職にいたいでしょうが、ソロソロ猪瀬さんらしいキレの良さを見せていただきたいですね。東京はお隣で関係ありませんが、陰ながら応援していましたので残念です。

もう一人、残念なのが江田さんです。渡辺さんよりは筋の通った説明が多く、好きなのですが、比例代表を13人も連れて離党するのはおかしいですし、一緒になろうとしている相手も悪いですね。民主党の細野さんが出てきて、「政権を取れる勢力」をなどと言うのは聞いただけで寒気がします。民主党時代に無能ぶりをさらけだしたあの悪夢を思い出させるる相手と組んで、政権などと口にするだけで民主党政権と重なり、ネガティブな印象しか生まれません。民主党の中枢にいた悪いイメージの人と組むのは最悪です。ド素人政権には懲りていますから、野党は野党としての役割を演じ、政権奪回などとは言わない方が賢明ではないでしょうか?江田さん、以前は比例代表選出議員が離党する事に異議を唱えていたのですから、今回のこともキチンと説明すべきです。

勝手に期待していただけですが、残念な動きで期待が吹き飛んでしまいました。一緒に離党した13人も比例で議員になっただけの方ですから、これも任期切れと共に消えるだけで、13人の勢力など今だけの話しでしょう。

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子供の自殺と両親による訴訟

2013年12月11日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

大事に育て上げた自分の子供が折角、就職したとのに、そこでの状況に耐えきれずに自殺で先立ってしまったら親としては、さぞかし無念残念、悔しい思いであることと思います。会社を相手に訴訟したくなるのも無理からぬことかもしれません。自殺する前に何とかならなかったのかお気の毒です。

しかしです。自殺をするくらいなら、そんな会社など辞めてしまえば良いのです。思い詰めるとそのようには考えられなくなってしまうのでしょうか。この会社、いわゆるブラック企業であったのか否か、残業時間が何百時間であったかは関係無いと思います。いつの世も、自分を司るのは自分。仕事の状況が厳しかった、周囲からの配慮が無かった、色々な事情はあるにしても、自分を生かすも殺すも自分なのです。ご両親の辛い気持ちは分かりますが、安全対策の不備で発生した事故ではないのですから、会社を訴えるのは筋違いのような気がします。個人の耐久度は異なりますが、140時間程度の残業など、世の中にはいくらでもあります。

「月月火水木金金」で土日も無い職業はありますし、24時間操業を3交代でする職場で、経済的な事情で2直連続16時間働く人も以前はたくさんいました。今でも病院の勤務医などもそれに近い勤務をしています。私も30代のある一年間、新製品開発のために土日、祝祭日など1日も休むことなく、毎日朝9時から翌日午前2時ごろまで働いていた時期がありました。月の残業にすれば300時間ほどです。目的達成のためには大企業も労働基準法など無視し、残業時間は2重帳簿による管理でした。しかし、新しいものを創り出すチャレンジのためですから全く苦しくはなく、今も全力で働いた清々しい思い出です。残業時間だけでは自殺の原因にはなりません。

日本人はもっと個人主義に徹して良いのです。自分を大事にする個人主義です。会社、学校、近隣との関係、友人との関係、周囲からの目、その様なものは自分の命に比べれば屁のようなもので、自分の命と交換する価値などありません。それほど辛いなら会社など辞めてしまえば良いのです。周囲が何と言おうと蛙の面でいれば良いのです。 

自殺が過労によるものと労災では認められたそうで、労災認定は社員の味方のようですが、そうではありません。労災を認定する側は何かが発生しないと動きませんから、実際には守ってくれないのも同じです。自分は自分で守らなければならないのです。

まだ親のいる方、親より先に自殺などしてはなりません。自分の人生だけでなく、これからの親の残りの人生まで殺してしまうようなものです。


〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町24番地8
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落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
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ブログ更新 4年目になりました。

2013年12月10日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

このブログを始めたのは経営コンサルタントの竹内さんに勧められ、どの様にするのか手取り足取りで教えていただいたのが2010年の11月30日でした。それから丸3年、毎日、更新し続けて4年目に突入しました。 雷ブログと言いながら、雷ばかりを題材にしては700回以上も続きません。 落雷と言うのは何処に落ちるか分からない。 このブログも何を話題にするか分からないと言う点で共通しています。それで「雷ブログ」との名称にしているというのはコジツケですが、毎週、土曜日に書き溜めて予約投稿していまが、土曜に出勤しても他の事が手一杯でブログどころでは無い日もあります。 それで、今日は中味の無いブログとなりました。 読んでいただいて申し訳ありません。

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バイデン副大統領の教え

2013年12月09日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

安倍首相との会談の印象で期待を高めて、少しガッカリしたのが中国との会談での米国です。まあ、これは仕方ないのが、米国はもはや世界の警察官ではないし、外交は他国のためにするのではなく、あくまでも自国の利益のためですから、日本のために米国が何かをしてくれるなど期待するほうが無理というものです。

結局、当たり前すぎる結論ですが、自分のことは自分でするということです。軍備も外交も他国頼みにでなくて自前でしなければならないということです。米国は、大事な同盟国で対抗することはありませんが、だからと言って米国頼みで中国との問題が解決できるなどと期待しないことです。尖閣が安保の対象か否かを心配するとは情けない事です。米国がどう動こうと自分で護るといく気概(そして準備)を持つことです。

戦後、日本が独り立ちして再び米国に立ち向かってくることがないように飼いならされてしまい、軍事、外交の理解度ではまるで甘ったれ子のような状況です。中国、韓国が日本にイイガカリをつけてくれるのは良いことです。これらを通して、世界水準の大人の対応を学んでいく良い機会です。

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