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働き方改革  労働時間規制の愚   集団自殺国家 日本

2023年10月30日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 来年2024年からは、労働時間の規制により長時間労働ができなくなり、それによる仕事への影響が2024年問題として懸念されています。いろいろな業界で、それぞれの問題がありますが、例えば物流業界では年間の時間外労働時間の最大が960時間までとなり、これにより長距離トラックの運転手は、仕事が完遂できなくなり物流に支障をきたすことが予想されているそうです。 労働時間の短縮は順番が違うのです。まずは生産性を向上し、その結果、労働時間をが短くなる。。というのが本筋なのですが、結果としての労働時間の短縮が最初にあり、生産性の改善には無頓着。そうすると、労働時間の規制に引っかかり、仕事ができなくても、とにかく働くな(残業時をを減らせ)となっては、日本の経済がガタ落ちしていくのは当然です。

 労働時間が長時間に及び、それに耐えられなくなり自殺したのも労働災害になるそうですが、これは個人差、仕事の内容、職場の環境などにより本人の受けるストレスの大きさは異なります。 私は、週末も働いていますので、それだけで年間800時間の残業となりますが、好きでしている遊びみたいなものなので何の苦痛もありませんが、苦手な事を1時間でも強要されたらストレスに負ける事でしょう。

 しかし、生産性が悪ければ長時間労働で補うしかないのです。 残業時間の規制から入るのではなく、毎日の仕事の生産性を改善しようというのが先決で、労働時間の短縮はその結果なのです。 いつもながら、目的と手段が逆転し、その間にも日本のGDPはドイツにも抜かれ世界4位になてしまったようです。こういう自縄自縛の政策が進む限り、日本の没落は止まることがないでしょう。 残念ながら、日本は集団自殺国家となってしまったようです。


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人物叢書 豊田佐吉 楫西光速  吉川弘文館

2023年10月27日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 昭和37年(1962年)に出版された古い本ですが、先日、トヨタ産業技術記念館で豊田佐吉翁の事を知って、早速、購入しました。 本書を手に取りびっくりしたのは、この吉川弘文館という出版社、創立されたのは1857年(安政4年)で、古代史から近現代史までの多数の研究書に加え、文化史・美術史・考古学・民俗学・宗教史・国語・国文学等の書籍を出版しており、日本史の大半の学者が著書・編著を刊行しているそうで、日本の歴史上の偉人についての著作を体系化して解説を始め、シリーズとして日本歴史学会による人物叢書に作り替えたのが昭和60年だそうです。この出版社さん、立派ですね。。

 今まで、いわゆる理系で機械系にばかり興味があり、小学生の頃、「伝記」なるものを読んだ覚えはありますが、完全に忘れています。人間自体に感銘を受けたのは遅ればせながら、この豊田佐吉翁で、本書でその生い立ちからの一生を知ると、実に面白いのは、佐吉が生まれた頃、既に外国から国産の織機より優れたものが多数稼動していて、そこに学歴も、それ故の知識もなく、指導者、協力者、事業を助けるスポンサーもないまま、父親の大工仕事を手伝いながら、納屋に閉じこもって自ら考え抜いて改良に改良を加える底力は、温い環境でダラダラと仕事をしている自分の反省材料、刺激材料になります。64歳で亡くなるまでの濃密な時間は、約200ページの本書では表現しきれないでしょうが、凡人には十分な刺激で溢れています。

 日本にまだきちんとした教育制度が始まる前の、大政奉還の年に生まれ、日本が急速に近代化にむかうなか、静岡県の貧しい片田舎で父親の大工仕事の手伝いをしていたというのは、教育制度が完備し、ある程度の知識が与えられ、インターネットを用いれば、当時の何千倍もの情報をヤスヤスと手に入れることができる状態にありながら、豊田佐吉ほどの発明家が出てくることはないでしょう。

 学校教育に携わる方には失礼ですが、教育とか情報とかは、人間力の前には本当は大した存在ではないように思えます。アホをいくら教育してもアホはアホ、本質は変わらないのです。それを覆い隠すのが「学歴」という看板であるように思えます。学歴は能力とは関係ないのです。能力が無いのに総理大臣にでもなってしまうと、岸田さん、痛々しいいですね。一生懸命、総理大臣を演じ切ろうとしていますが、教室での成績とは関係のない政治の場では、アホは隠し切れません。 これは学歴が生んだ悲劇とも言うべき事であり、私は、いつも、可哀想に、お気の毒にと思って見ています。


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大人のための「中学受験算数』NHK出版 永野裕之

2023年10月26日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 大学生の時のアルバイトは、中学受験の専門塾での算数の講師でした。45分の授業で、当時の大学生の1日分のアルバイト料を頂けるとても美味しいアルバイトで、特に夏期講習や冬期講習で一日に6コマを受け持つと2週間で84日分で、大学を卒業して就職し、最初にいただいた給料の低さに唖然とした思い出があります。子供時代に算数が得意であった訳ではありませんが、まあ、大学生ですから十分に予習し、大事なのは問題の解説をする前に、どのクラスにも優秀な子がいますから、その優秀な子、数名を指導するフリをしながら答えをチェックし、自分の回答に間違えの無いことを確認しておきます。もし、黒板の前で間違ってしまったら、大炎上になってしまいます。 その優秀であった子供たちも、いまや会社勤めでは停年になった事でしょう。 あの優秀な頭脳で、幸せな会社人生を送ることができたのか、気になります。

 この頃、私が得意だったのは「鶴亀算」でした。鶴とと亀が全部でXXひき、それらの脚の合計が XXX本。というやつです。全体を鶴と見立てると、当然、足が余ってしまいます。余った足をどうしよう? 1本ずつ分けても仕方ないので2本ずつ分ける。 足を2本、もらった鶴はカメに「変身!!」と叫ぶと、当時、「変身」が子供の中で流行っていましたから、黒板の前で大きなジェスチャーで、「変身!」とやると教室中大合唱で、「変身!」と脚が4本になった鶴が亀に変身して問題を締めくくるのです。 この「変身!」が受けまして地元では大手の塾でしたが、大学4年間、楽しいバイトをさせていただきました。子供もチョットしたことで算数の面白さを発見すると「やる気スィツチ」が入る子もいるのです。 鶴亀算の原型は、5~6世紀の中国の数学書にある「孫子算経」に出てくるキジとウサギが、江戸時代に縁起の良い鶴と亀になったそうです。

 もう半世紀も前の中学受験でしたから、現在のレベルはどの程度? というのは毎年、興味がありますが、本書の著者の永野さん、東大の地球惑星物理学科を卒業され、その後はウィーン国立音楽大学指揮科へ留学された珍しい経歴をお持ちで、分かり易い説明がされていて、サビ付き始めた頭には良い刺激になります。


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無理な比較

2023年10月25日 09時15分58秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 どんな火事でも最初は火の勢いは小さく、消火可能であっても、燃え上がってしまえば消火は困難になります。 お客様からの質問も同じで、その場でキチンとできない事はできない、その理由を説明すれば良いのですが、それができずに「持ち帰って、後で回答します」「メーカーに問い合わせてみます」などと答えると、お客様の回答への期待は高まり、その後で、やはり回答できないとなると、お客様は落胆し、製品への信頼度も落ちてしまいます。

 先日、PDCEの効果を視覚的に示すために、落雷地点の図をPDCEを設置する以前と設置した後での同じ範囲(5㎞四方)を左右に並べた図を要求された営業さんがいまして、弊社に確認すると回答したそうですが、このような図示は目で見て分かるというようにはなりません。 何故なら、PDCEは、5㎞四方というような広範囲について効果を発揮するようなものではなく、あくまでも「拠点防衛」です。 ですから、PDCEを導入する前の3年と導入した後での3年の落雷地点を比べてみても、落雷数が減少しているとは限らないのです。 二つ目の理由としては、落雷が何処に発生したかを示す図は、精度の点でピンポイントで図示されているのではなく、300m程度の誤差があります。 したがって、ある施設への落雷があったか否かは施設の所有者が、施設に落雷被害があったか/無かったかでしか判定できないのです。

 この程度の事は、その場で「できない」とハッキリと答えるのが望ましいのですが、お客様にはNOと言えない人柄が影響してしまうようです。 弊社も営業員の方のトレーニングにはたくさんの資料を作っていますが、そもそも、そういう資料の存在に気が付かない方も大勢おられますが、教育というのは本人の自発性がない限り、押し付けでしても意味がないと思っていますので、弊社の押しが弱いのも事実です。 営業で説明する製品についての事柄はいわば、海面に浮かぶ氷山のようなもので、その下の海中にある部分の方がはるかに大きく、そこは、気象学、電磁気学、建築基準法、業界の歴史、社会の動向など書ききれないほどの多数の要素を含み、どこまで学習するか否かは本人の責任です。 その見えない海中の部分がどれくらい大きいか、それを如何に上手に説明するかが営業の技量と言えます。 もちろんん、問われれば私はいくらでも応援しますが、質問もしてこない方にこちらから押しかける訳にも行きません。 営業とは奥が深い物なのです。


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トヨタ産業技術記念館に行ってきました

2023年10月24日 08時54分03秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 名古屋には何十回も行きましたが、いつも仕事で、この記念館は気にはなっていましたが、立ち寄る機会はありませんでした。 今回は土日に休んで行ってきました。大正解!もっと早く来るべきでした。私は、美術品にはあまり興味がなく、乗物、機械系の博物館が大好きで、ワシントンDCのスミソニアン航空宇宙博物館やミュンヘンのドイツ・ミュージアムなどにも何回も行きましたが、地元、日本にもこのような立派な展示が行われているのは、日本の誇りであるとの印象でした。 特に豊田佐吉翁、発明家としての信念、機織りにかける情熱は頭が下がります。私も発明については数十件の特許を持っていますが、奥の深さにおいては到底かないません。一つの発明からそれを更に進化させるまで10年以上の歳月の間、考え抜いたのでしょう。 発明家でありながら、発明した製品を用いて事業にも果敢に挑戦し、失敗を繰り返しても、最後は世界的一になるのです。センサーなどの電子的な仕組み、電気も使用できなかった時代に木製のフレームに動力部だけ鉄製で、機械式の「センサー」を組み込んで自動で動く機械を作り上げ、それが、今、糸の作り方から始まって布を織る実演まで動態保存され、最後は現在の最も進んだ機械であると、人物の集合写真まで織物で人物を判定するのに十分な解像度で、アットいう間に織り上げてしまう実演まで、自動車の展示に行くまでで圧倒されました。

 今、ベンチャーなどと呼ばれて起業に挑戦する若者が増えているのは良い事ですが、豊田佐吉翁は、自分で発明した技術で開発した機械を用いて会社を興すというのは正にベンチャーの創始者です。日本の激動期であった幕末に生まれ、明治、大正、昭和と日本が発展していくの産業を技術で支え、布を作るだけのベンチャーが自動車産業という日本の基幹産業の礎を作った豊田佐吉は、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康という三河の英雄に加えて、日本の産業の大きく羽ばたかせたその業績を称えるべき人物です。 来年7月からは、渋沢栄一翁の一万円札になるそうですが、海外のモノを日本に持ってきた渋沢栄一  VS 日本の技術を確立した豊田佐吉 という点では、立派に一万円札の次期候補ではないでしょうか?

 


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ソニー・ホンダモビリティの新型車「アフィーラ」

2023年10月20日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 TVのニュースで見ましたが、ドアにはハンドルが無く、顔認証でドアが開くそうです。これだけ見て、アカン!と思いました。 機械系にはド素人のIITオタクがIT技術をを駆使したつもりの車を作っても、そんなに甘いもんやオマヘンデ! 車体表面の空力的な抵抗を減らすために、従来のドア・ハンドルをドアに埋め込んだ平たい板のようなハンドルの車がありますが、衝突事故で中に人が閉じ込められた場合、この薄っぺらな板のハンドルでは外から開けるのに力が入らず、開けられない。そんな救助をする消防士さんたちの声を知らないで「顔認証」など取り入れるのは機械システムの設計としてはかなり未熟なように思えます。そんな目新しさを追うのではなく、事故で少しばかりの変形が生じても、無理やり開けられる力を入れられる棒状のドア・ハンドルが一番安全なのです。衝突でドアが歪み、車の中は人は気を失い、火災が始まる。。そんな時、どの様にドアを開けて中の人を救出するつもりなのか?

 家の鍵をスマホと連動させ、ドアの傍に行けば自動的にドアが開く。大昔の人が見たら、まるで魔法なのですが、電気錠と機械式の錠とどちらがよいか? 何も事故の無い平穏な場合には、電気式が便利なのですが、非常時の事を考えると機械式が安全なのです。例えば大地震の時、建物内の全てのドアを開放にしても良いのか? これは、その部屋のセキュリティレベルにより異なり、開けてはいけない部屋もあります。それが電気で制御されていて、そのおおもとの電気が停止したら?  中にいる人は自由に出られても外からの侵入者は防がねばなりません。 電気があれば、簡単なロジックで如何様にも制御できますが、肝心の電気が無くては機能しない。 電気など無くても機能する機械式の方が非常時には安全なのです。

 ソニーとホンダという、日本を代表するお利口さんの集まった会社ですから、何かの策はあるのでしょうが、私のようなジジイにケチを付けられるようでは、奇をてらっただけで実用性という面ではイマイチなように感じました。


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身近にある、改革を阻む古い考え

2023年10月19日 09時07分00秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 以前、米国のコメが安い理由として空から飛行機で直に種籾を撒き、イチイチ、最初に苗を作ってそれを田植えするというような手間はかけない。 日本の棚田を見て、あんなに小さな場所でと小馬鹿にしているのを見て憤慨したことがありました。棚田の一枚一枚は小さいが、それを何世代にも渡って大事に管理する。小さなものでも大事にする日本人の精神、日本の文化を全く理解しない大雑把なヤツらだと思いました。 ところが、先日、久しぶりに再会した徳島の友人。彼は大企業を辞め、自分の会社を経営していますが、先祖代々の農地もあり、兼業農家としての顔もあるのですが、会社勤めの頃から合理的に物事を進める気持ちが強く、兼業の稲作に時間を取られるよりは、これを種籾の直まきにすれば、かかる手間は今までの10%、収穫量は80%程度に落ちても十分にペイするとのことで、直まきにしたかったのですが、最大の反対者はご両親で、キチンと田植えをし、苗が一列に整列していないとご近所の手前、ミットモナイとの反対を押し切り直まきに転向したそうです。専業のある程度の広さであれば、収穫量が大事ですが、兼業農家で他の仕事に時間を費やしたく、米作にかける時間などないとのことで直まきにして大成功だそうです。時間当たりの生産性で言えば、8倍に向上してい売るのです。 労働力が少なくなる中、手間暇かける昔の方法ではなく、手を抜けるところは手を抜いて、時間をかけないというのは大事な要素になります。

 また、土地持ちなので、太陽光発電も農地でしているのですが、これも太陽光パネルを地上から2~3mの高い場所に設置し、その下では今までのように畑作もしています。農作物も太陽の光を一杯に浴びてというのは苦手で、太陽光パネルを日傘のようにしての木洩れ日を好むものもあり、太陽光発電と農業を両立させているのは、流石、大企業での硬直した組織を嫌って脱サラで起業し、合理化を絵にかいたような農業と自分の会社を両立支えているのは見事です。農地の上に太陽光パネルを設置するにも手続きは大変であったようです。 新しい事をしようとすると周囲に波風が生じるのは仕方ない事ですが、この波風を上手く乗り切っているバイタリティーには感心します。 こういう友人のエネルギーが私にも反射して勇気づけられます。


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ガソリンの消費を維持して二酸化炭素を守る会

2023年10月17日 12時12分39秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 石油関連の仕事をしている方がお見えになり、昨今の「脱炭素」「二酸化炭素削減」について、大いに盛り上がりました。もちろん、反「脱炭素」「二酸化炭素削減」です。 二酸化炭素は、植物を育み、二酸化炭素を吸って酸素を排出する人間の「味方」なのにも関わらず、地球温暖化の犯人と濡れ衣を着されていますが、温室栽培では、ワザワザ、二酸化炭素をボンベで購入し、温室内の二酸化炭素濃度を上げて作物の収量を増加させるのに役立っているのです。 これが悪者のハズがないのですが地球温暖化の悪者にされています。 もう何回もこのブログにも書きましたが、

1)青森 三内丸山遺跡 縄文時代の遺跡ですが、その頃の青森は現在の青森県と異なり、雪なども降らずに縄文時代の質素な衣服で暮らせるくらいに温かかったのです。

2)福井県の恐竜遺跡 恐竜も半分以上は草食で、現在の雪の降りしきる福井県とは異なり、まるでジェラッシツク・パークのように、大木が茂って草食性の恐竜が生きながらえることのできる暖かなところであったのです。 

人間の経済活動により、二酸化炭素を排出する以前に地球は現在よりも温暖であった時代もあるという事実を無視して、二酸化炭素を悪者にする。 すると排気ガスが出ない電気自動車の方がエコであるなどと勘違いする人も大勢いるのです。教育などいくらしても無駄のようです。 EV に乗るということは「私は騙されやすいアホです」と表明しているようなもので、私は恥ずかしくて乗れません。EVを作るメーカーとしては、何のポリシーもないようで、自分の作る製品(内燃機関エンジン車)に誇りを持ってもらいたいものです。

地球の温暖化.寒冷化など、地軸の傾き一つで発生し、人間の経済活動によるものではない事は、多くの専門家も指摘している事なのです。 これは環境問題というより、経済問題/政治問題なのです。弊社も賛助会員になっている海洋研究開発機構の調査でも海水中の二酸化炭素濃度は上昇していることは理解していますが、海水中の二酸化炭素濃度など海底から二酸化炭素を出している海底火山の噴火口などいくらでもあるのです。

二酸化炭素を削減すると植物が光合成で生成する酸素も減る事になり、一体どのレベルまで下げた時に十分な酸素を確保しながら、植物性の食料の確保までバランスするのか、その目標も不明なまま、ただ削減だと騒ぐのはアホの所業です。化石燃料の消費もキープしなければならないのにEVなど、絶対に乗らないというのも、この「ガソリン消費を維持して二酸化炭素を守る会」の会員規約に乗せねばなりません。

 

 


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イスラエル vs ハマス

2023年10月16日 10時34分31秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 知り合いの自慢の娘さんは、イスラエルの研究所で研究職で働いているとのことですが、今回のハマスの攻撃でどうしたかなと案じておりましたが、昨夜、無事に帰国できたとの知らせをいただき、安堵しました。この問題、根が深すぎて単純にどちらが正しいか否かなど判断しようがありません。世界の時間は皆同じではなく、未だに戦国時代を生きている国もあるということで、気の毒ではありますが、決着がつくまで戦い抜くしかありません。 戦車まで国産できる軍事大国に比べ、片やゲリラ程度の組織ですから、勝負は目に見えています。昨夜TVのインタビューで、「どうして誰も助けてくれないのか?毎日、恐怖の中で生きて行かねばならなく、どうして生きて行けばよいのか分からない?」といたいけな少女の泣きながらの訴えは強烈でした。 ガザという劣悪な環境の中に閉じ込められている側からすればまさしく「造反有理」ではありますが、家族を殺されたイスラエルの側は、どんな理由であれ納得などしません。 世の中にはどうしようもないことが多々あります。日本に生まれた幸運に感謝するだけで、問題の解決には何もできません。。。。


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消防自動車を買う時に読む本 イカロス出版

2023年10月13日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 私が個人で消防自動車を買うことはなく、購入のための仕様書を書くこともないのですが、消防自動車は色々なアイデアが、凝縮して積み込まれたメカの固まりで、とても奥行きが深く面白い車両です。元になる自動車のシャーシは日野レンジャーなどのトラックなのですが、走行用のエンジンの力を消防ポンプ用に取り出すPTO((パワー・テイク・オフ)までがトラック・メーカーで、その上に特装車両メーカーが消防車としての必要装備を組み込むのですが、シャーシーの次に大事なのがポンプです。ポンプの動力はPTOから取り出され、消火活動に必要な水を放水します。その水も水槽付きのポンプ車だけでなく、河川/消火栓/防火水槽などから水源をどこにするのか、水を吸うための吸管は、太くて、硬く、ゴミを吸わないようにフィルターも付いています。これをどのように車体に収納するか? また、ホースを延長するために 専用のリヤカーのような車を後部に収納していたり、消防士の方の空気ボンベや小型消火器から小物の機材も沢山あり、これが所狭しと収納されています。こういうメカの固まりが消防車なんです。

 横浜市のレスキュー用の大型バスのような車両には、炎を浴びて火傷をしたり、化学工場の火災で危険物を身に浴びたりした場合の応急処置のためにシャワー室まで用意されています。消防車は大型で死角も多く、周囲を見張るためのカメラも多く用意され、運転士だけでなく運転席の後席からもモニター類を監視し、全員で見張りをしながら現場委に急ぐのはまるで、船乗りが全員でワッチしているようなチームワークで、これも好きな光景です。 まあ、お世話になることがない方がよい消防車ですが、赤く塗られて同じように見えますが、実は色々な種類があり、ウンチクの対象としては語るべきポイントが多く、実に興味深い車両なのです。

〒220-8144  
神奈川県横浜市西区みなとみらい 2-2-1
横浜ランドマークタワー 44階 4406
落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
電話 045-264-4110
公式サイト http://www.rakurai-yokusei.jp/
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お見合いパーティー

2023年10月11日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 先日、お昼をあるホテルの最上階にあるレストランで友人と待ち合わせをしました。その隣にあるオープンスペースで見通しの良い広い喫茶店は、正装をした男女でいっぱいでした。男性は日曜なのにワイシャツ、ネクタイ、スーツ姿なのです。貸切のようでしたが、そのあまりの混雑ぶりに異様さを感じました。4人掛けのテーブルはなく、1つのテーブルには1組の男女だけでした。レストランの入口から観察すると、その位置から一番よく見える男性(女性は後ろ姿のみ)は、遠目にもニコニコ顔で、5秒に1度は大きく頭を縦に動かし、女性の話に相槌を打っているようでした。 看板は目につきませんでしたが、これは婚活のお見合いパーティとお見受けしました。雰囲気的にも少し緊張感が漂い、お昼の明るい時間ですから、健康的な出会いの場所の様で、自分が参加している訳ではないのに何か心ウキウキします。若い世代が結婚しなくなってきているという昨今、頼もしい風景でした。

 ほどなく友人がきましたので、観察を続けることはできませんでしたが、時間が来ると、女性が席を一つ移動しながら、多くの人と知り合う機会なのでしょうね。 夜は、利用者の少ない喫茶店が、日曜日の真昼間にコンナニ混雑している様子をみて、日本社会もマダマダ元気!という感じでした。キッカケは何であれ、良きパートナーが見つかれば、結果オーライですから、若い諸君に幸あれと心の中でエールを送りました。

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過剰な期待  PDCEを設置する前と設置した後での落雷数比較

2023年10月10日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 弊社の製品を営業していただいている営業の方から、客先で要求されたので、PDCEを設置する前と設置した後での落雷数の比較データが欲しいと言ってくる人がたまにあります。 これは、私がもう、何年も無理である旨の説明はしているのですが、未だにこのような要求がたまにあります。

 24時間365日、日本中で落雷を観測し、その位置情報、雷電流の強さなどを提供してくれる会社がありますが、日本の国土は弓なりで、背骨のように山脈もあり、平坦な場所の少なく高低差が激しいのです。同じ観測機器を使用していながら、南にピレネー山脈があるだけで極端な高低差が少ないフランスでは200mの誤差で落雷地点を求めることができますが、日本では残念ながら300~500mの誤差があります。すなわち、ピンポイントでどこに落雷があったかはおおよその位置しか分からず、したがって、どこに落雷しなかったかも誤差含みの位置しか分からないのです。落雷を受けたか否か、はっきりと分かるのは施設所有者による体験だけで、第三者には分からないのです。

 自分の施設に落雷があったか否かは、第三者による落雷情報では証明できません。 ただ5㎞四方での落雷の総数はわかりますから、5㎞四方の近所にこんなに落雷があったのに、うちの会社には落ちていない、そういう形でしかPDCEの効果は証明できませんから、施設所有者の体験として分かりますが、第三者が落雷情報だけでこれを証明する事はできないのです。これは弊社の製品の性能の話ではなくて、観測の精度の話なのですから、私は商品説明の際にできること、できない事の一部として明確に説明しますが、PDCEの説明だけに力が入り過ぎて、そのような事まで説明せず、もし、書面一枚で効果が証明できるなら、PDCEの営業は小学生でもできます。できる事とできない事を明確に理解して、正直に、正確に説明すれば、そのような要求も受けることないのですが。。

 第三者が、落雷観測だけでその効果を証明できるためには、落雷がいつも同じ位置に発生し、その位置が正確に評定でき、そのうちの落雷のあったいくつかの場所にPDCEを設置したら、次回はその地点に落雷しなかったことなればPDCEの効果は証明できます。 しかし、自然界ではどこに落雷するかはランダムなので、一地点でのPDCEを設置してのビフォア・アフタなど比べられないのです。これはPDCEそのものの性能ではなくて、自然現象の性質と観測機器の限界なのですから、そもそもは、そのような質問をするお客様自身の自然に対するご理解が十分でないのですから、営業の担当員が、その場で、そのような質問には答えようがない理由を明確に説明すべきなのですが、営業員自体がお客様と同じレベルであるからそれができずに、宿題として持ち帰りますが、持ち帰られても答えなど無いのです。 営業は常に勉強を継続し、お客様より以上の理解が必要なのです。営業部員もお客様と同じ程度の知識レベルでは、お客様に正確に伝えられないどころか、お客様に疑念を残してしまいます。

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せっかくの機会を失う悪い癖

2023年10月05日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 某大手ゼネコンさんからの電話で、採用したいから今までの納入実績リストを提出せよとのことでしたが、お断りしました。弊社、ずいぶん前の事ですが、実績リストは作成しないで欲しいという依頼が公安関連からあり、以来、忠実にそれを守っています。 無線鉄塔など重要インフラで使用されている例が多々あり、日本国内には中国、北朝鮮、韓国などのスパイがウジャラウジャラいますので、ワザワザ、国の重要施設のリストなど作れば、それが易々と手に渡れば、何をされるか分からない。。という心配のようです。 スパイというのは何も映画のようにどこかに夜中に忍び込んで盗む、ネットから侵入するものよりも、街の中に転がっている機密情報の方が多いのです。それにしても、購入していただかなくて結構です。。と断る時、何故か気持ちよいのは、いつも買ってもらいたいという希望(下心)がありますが、買ってもらいたいという気持ちだけでは自分が卑屈になってしまいます。 時にはそれを断ち切って、「買っていただか無くても結構です」と心と真逆のことを言い切るのも快感なのです。 これは偏屈ジジイが偏屈であるためにも大事な事です。

 警察筋から言われたことよりも、そもそも、最初からインフラが整備されていた訳ではなく、何事も最初はゼロからスタートしてるのです。それがいつしか、実績が大事と超安全主義/保守主義が大きな流れになり、直ぐに実績、実績と騒ぐようになりました。これはある種の、手抜き仕事なのです。自分で調べて理解すべきを、何も知ろうとせずに実績だけを求め、実績があるから安心だと安直に納得するのです。弊社はゼロからのスタートでしたが、お陰様で3600台を超すPDCEを納入しました。大きな会社では、来年度の予算を確保するために、今年度に納入したPDCEの効果について、判定し、それが10年間継続して合計900台ものPDCEをお使いになるお客様もあります。 そういう事実はいくらでも説明したいのですが、ただただ、電話やメールでのみ実績リストを提出せよと偉そうに要求してくるお客様は、相性が合わないと敬遠させていただいています。日本経済の元気の無さは、この超安直な実績主義にも原因はあります。世界初の製品に、実績などありません。実績を第一関門にしたなら、新しい製品などこの世に出ないのです。 これが、私が「実績主義」を嫌う理由です。

 せっかくの機会を失っているのですが、「お客様は神様です」などという言葉は信用していません。買っていただければ何でもいいというのではなく、売る側にも事情はあるのです。 まあ、仕方ないと思って気持ちを切り替えます。

〒220-8144  
神奈川県横浜市西区みなとみらい 2-2-1
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営業は資料の「運び屋」ではない

2023年10月02日 09時00分55秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 「xxに行きたいのだけれど、xx用にまとめた資料ない?」というような問い合わせをしてくる販売店さんの営業さんが、たまにいます。 XX用にまとめた資料をそのまま持って行けば話が楽なのでXX用の資料を期待されているようですが、このような営業は上手くいかない事でしょう。特定のアプリケーションに特化した資料など無くても、一般的な雷被害に関する話と、どの分野での話になってもいくらでも話しをできる。。。というくらいに日常生活の中で問題意識を拡げていないと、お客様にとっては資料を持ってくるだけのだけの営業では話が面白くないのです。

 また、お客様を説得するような資料がないかという営業さん、これもダメです。そもそも営業でお客様を説得しようとすることが一番の間違いです。私がモノを買う立場にいる時、営業の方が売らんかなで私に説得を試みれば、私は、かえって胡散臭いヤツと感じてしまいます。説得というのは人間関係がキチンとしていての事で、初対面の営業に説得される甘い客などいないのです。それに人様を説得しようとするなら、自ら学んで説得できる力を付けるべきで、それを他人から仕入れた材料を持って行くだけで相手を説得しようというのは甘すぎます。

 製品自体の話など、いわば氷山の一角の話であり、海面上の話などごく当たり前すぎて面白くはなく、面白いのは氷山の海面に突き出した部分を支えている海面下の部分といえます。 ここは、海面上の部分の数倍の大きさがあり、この見えない部分の容量を如何に大きくするかが大事なのです。どのような展開になっても、いつでも筋道を通して話しを進めることができるようになるには、幅広く色々な分野から関連付けて話しを進めることができるよう、営業というのは毎日が勉強なのです。

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