雷ブログ

落雷抑制システムが運営するブログ

新しいHPへのアクセス

2015年06月30日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

今月になってホームページを新しくしましたが、この1カ月で昨日までに新規に訪れた方が1600余名、訪問者の総数が3300余名でした。  今回の全面改定は、スマホを意識しました。 画面の小さなスマホで文字ばかりでは読みにくいので、スマホから入った場合にはビジュアルで、PCから入れば文字もビジュアルもとしました。 残念ながら、スマホからの訪問者は総数で約540名、新規で440名程度でした。 まあ、出だしとしては好調と思っています。

PCとスマホを合わせると、新規で2000、総訪問者で約4000名ですから、ホームページの威力はスゴイものがあります。 一人でいくら頑張っても、平均すれば1日でせいぜい2~3社程度しか訪問できません。 それが、新規で2000名以上がHPを見て下さったのですから、これは、1000名近いの営業員のパワーに匹敵するのです。

今後も動画を増やしていきますし、漫画なども入れたいと思っています。 正確には、今日も24:00まで一日ありますから、この数字はもう少し伸びる事と思います。


〒220-8144 神奈川県横浜市西区みなとみらい 2-2-1
横浜ランドマークタワー 44階 4406
落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
電話 045-264-4110
公式サイト http://www.rakurai-yokusei.jp/
Eメール info@rakurai-yokusei.jp
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PDCE避雷針への誤解

2015年06月29日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

先週の日曜日にNHK[サキどり」で弊社の技術部長が紹介された後、某業界団体から抗議があったそうです。同じような誤解の無いように今一度説明をしたいと思います。

抗議の内容は、「PDCE避雷針を取付けて、「落雷が無くなる」との弊社の発言により建築基準法で定められる保護範囲の規定がないがしろにされる」 とのことでした。 この抗議ですが、

1)「落雷が無くなる」 そのような発言はしていませんし、弊社も、営業資料などでは理論的に絶対に「落雷する」状況もあり、PDCEを取付けて落雷が無くなるとの事は言っておりません。 落雷を発生し難くするだけで、条件次第では落雷は発生します。

2)「建築基準法による保護領域をないがしろにする」 これの弊社の「取付けガイド」などでも、建築基準法で規定された保護範囲を遵守するようにガイドしていますし、「落雷が発生しないから、建築基準法の範囲を大きく超えて安全である」などとは一切言っていません。 建築基準法による規制のある場合には、これを越えてはいけないことなど当り前の事です(建築基準法の対象外の施設もあります)。

TVを見ての理解というのは、実際の番組の内容というより、自分の持っている先入観で判断するのです。 この抗議は、御自分の誤った理解、先入観をあたかも放送内容そのもののように誤解されてのことですが、我々、誰でもが先入観や偏見の虜になっている事は自分では気が付き難いものです。

260年余の歴史のある避雷針の分野では色々な事が既成事実として定まっています。 そこに新風を吹き込むと色々なさざ波、大波が発生する事は仕方ありません。 今回もそのさざ波の一つです。私は、以前、ある電話設備屋事さんに脅された事もあります。「自分達は年に一度、2年に一度、落雷で交換機が壊れて、それで飯を食っている。 落雷し難くするなどと余計な事をスルナ!」 と面と向かって恐い顔で強迫されたのです。

中世の頃、天体や生物を研究する科学者は、神の領分を人間が余計な研究をするなと脅かされました。 今の時代になっても、同じような構造が未だに残っているのです。 振り回すものが、神や教会の権威から法律に変わりましたが、自分の周りの権益を守ろうとする姿は少しも変わっていません。 新しい試みを妨害してはなりません。 今までの方法がベストであれば、雷被害など絶滅できているハズです。 その被害額が年間1000億円を超えるなどと言いながら、避雷針の発明された260年前の手法から一歩も踏み出せないでいるのです。260年前と言えば江戸時代。江戸時代のカゴ屋が未だに残っていると想定したらゴイことです。そこに現代のタクシーが参入したら、カゴ屋さんが大反対するのは当然です。工芸品であれば歴史は重要ですが、避雷設備は工業製品でありオイルランプ時代、電気が実用になる前の発明品ですから、デジタル時代に同じ方法では限度があるのは当然です。

雷被害を少なくしたいと言う目標を富士の山頂において見れば、そこに到達する道は、富士吉田から登ろうと、御殿場から登ろうと、色々あります。 それを自分の道だけが正しく、他のもはダメと排斥するなら「xx原理主義」と同じ事です。元々は、雷被害を少なくしたいと言う共通の志を持つ同士なのですから、このような誤認から発する抗議は残念なものがあります。

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戦後70年

2015年06月26日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

偉そうに「戦勝国」の一員として振る舞い、多くの日本人も「日中戦争」という言葉の陰で誤解しているのは、日本が戦った「中国」とは、蒋介石が率いる「国民党」であり、現在の「中国」の御先祖様である毛沢東が率いる「共産軍」ではありません。 現在の「中華人民共和国」が誕生したのは、1949年で大東亜戦争の4年後です。 それまでは、漢民族の間の内戦で国民党と共産党が戦っていましたが、時の政府は国民党ですから、国を代表する軍は国民党の軍であり、人種は同じ漢民族でも共産軍はあくまでゲリラであり、「中国軍」ではありません。国と国との戦いとしては、日本軍 vs 国民党軍 であったのです。

日本は、国民党にも共産党にも敗れたのではなく、敗れた相手が米軍なのですが、数年後、共産軍は国民党を破ると、以後、共産軍が日本と闘った事に歴史をネジ曲げてしまったのです。 中国国内で日本軍が残酷な事をしたと言うのは、ほとんど共産軍による仕業なのです。 その仕業も日本軍に転嫁し、日本が米軍に負けると、満州では日本軍【関東軍】の武装解除がソ連により行われ、この時に日本軍から押収された武器は、ソ連から共産革命を目指した中国共産党に渡り、その勢いで国民党を打ち破り国民党も台湾に追い出しました。 

中国全土を支配した共産軍は日本軍からも勝利したと宣伝していますが、4年前に終わっている戦争の勝利者になりすます度胸は大したものです。

以前、中国からの留学生と話をしたことがありますが、歴史で知っているのは、中華人民共和国が誕生した後の話だけ。 日露戦争のあったこと、日露戦争の主戦場であった203高地が中国国内(大連市旅順口)であったことなど全く何もご存じありませんでした。これは中国だけの事ではなく、偏向しているのは日本の歴史教科書も同じです。日本だけが悪かったと偏った知識しか教えられずに、操られることの無いように色々なソースから自ら学ぶことはことが大事です。

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潜水艦の戦う技術   山内敏秀  サイエンス・アイ新書

2015年06月25日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

海上自衛隊で潜水艦「せとしお」の艦長を務められた山内さんによる、潜水艦内の歴史から、潜水艦の構造、艦内での生活の様子まで、理屈を説明する本で得た知識より、実際の体験をちりばめた解説は面白くも参考になります。私、潜水艦は大好きでして、川崎重工に勤める知人から贈られた、潜水艦「そうりゅう」の記念グッズである私の名前が刺繍で入った「そうりゅう」の帽子は、大事に飾ってあります。

潜水艦の武器と言えば、水中で発射する魚雷だけでしたが、最近は、この魚雷を騙すためのデコイだけでなく、自分に向かって来る魚雷を迎え撃つ「対魚雷用魚雷」まで出てきまして、潜水艦に用いられる動力の多様化とともに、潜水艦の技術的な進歩には目を見張ります。

海が荒れた時の水上走行では、艦橋の上を波が越えて行くというのは、映画「Uボート」でのシーンを思い出します。航海の間、艦橋に上がれるのは哨戒長と見張員だけで、殆どの乗組員は外に出る事もないでしょうから、大変な仕事です。また、潜水艦がユックリ浮上すると潜水艦に寄り添いで泳いでいたコバンザメが甲板に上がっていることがあるという話は体験してみないと想像もできません。コバンザメ、潜水艦にくっ付いていても餌になるものは何も出ないのに大きな勘違いですね。 豊富な図と珍しい写真も多く、一気読みでした。 

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架線のない路面電車

2015年06月24日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

台湾で計画中の路面電車ですが、電車ですから当然、電力が必要ですが、電力の供給にはキャパシタを使い、停車場に着く度にそこでキャパシタに充電するのです。電池に比べればキャパシタの充電時間は、ほぼ一瞬に近い短さです。 走行に架線から電力を取り入れる必要はありませんから、この路面電車で架線が必要ありません。 架線がなければ、レールだけで済み、建設費は大幅に安くなりますし、街の景観にも優れ、落雷の心配もありません。 電力を蓄えると言うと、電池を連想する方が多いのですが、短時間のうちでの蓄電と放電でしたら電池よりはキャパシタです。 ただし、蓄える事のできる量は電池よりは少ないのは仕方ありません。

このキャパシタ、最近は自動車にも使用されています。 コーナで減速する時のエネルギーを電気に変換してキャパシタに蓄え、このコーナーを出る時にはキャパシタの電気を用いてモーターで加速するのです。 電車は走っている間、電気を使いっぱなしではありません。電車の先頭車両で運転士さんを見ていると分かりますが、電気を使って走る【力行】は、走り始めとその直後で、一定の速度に達すると電気は使わず、勢いで走る【惰行】です。 路面電車であれば、停留所の間の距離は1km以内でしょうから一度走り始めれば、半分位の距離は慣性で走るでしょうから、電気容量はキャパシタでも充分なのでしょう。近距離を走る事に限定すればうまい考えです。 

この路面電車、スペイン製だそうですが、スペインと言えば、サッカーばかりが上手で、ワインを飲みながら昼根をし、夜はフラメンコでも踊っているイメージですが、エアバスの超大型A380、ユーロファイター(ヨーロッパで共同開発した戦闘機)の生産までし、鉄道では広軌から標準軌【新幹線のレール幅】まで乗り入れて走ることのできる高速列車まで走らせ、立派な工業国なのです。

ただ、元祖はやはり日本で、私の師匠の山下先生が考案しましたが、日本国内では受け入れられず、数年前に上海で実用化したそうです。 今回は、それが台湾でスペインの協力で作られると言うのは、せっかくの日本初のアイデア、ビジネスにするのはよその国というのは残念ですね。

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世界で行われている事はおおむね正しいのです。  ガラパゴス日本になってはいけない

2015年06月23日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

島国で他国との関わりの少なかった日本は、「世界の標準」からかけ離れた事を平気で主張する能天気に近い人が大勢います。理想を語るには立派な事でも、ユートピアは存在せず、欲しい物は他国の物でも奪い取ると言うのは昔から、未だ変わらない人類の原動力なのです。それを武力によるか、政治的に行うか、経済的に行うか、手段はいろいろですが、要するに、限られた資源よりも欲望が大きい中で争いのない世界などあり得ないということです。 ですから世界は多くの不条理を抱えています。

そんな世界ではあっても、多くの国が生存のためにすることは、概ね正しいことです。日本だけが戦後の特殊事情を引きずって未だにその特殊事情の中での合憲か違憲か内向きの議論を続けているのは、外から見ればアホ、能天気の筆頭です。

世界中の国は軍隊を備え、自国を守るには単独であろうと、集団的であろうと、自国の安全保障のために自国の行動を縛ろうとするバカはどこにもいませんし、自国の防衛レベルを上げるために徴兵制度で若者を鍛えていますし、徴兵された側も良き「兵士」になるのではなく、良き「市民」となるための社会訓練と割り切っています。そんな徴兵制も頭から憲法違反と断定しては、この国の憲法は、まるで国を滅ぼすための「足かせ」です。

若い方が毎週金曜日に国会前で集会を開いているそうですが、日本の中の出来事を日本の中からだけ見ていてはどこぞの野党の党首と同じレベルです。その主張を聞いていると、やはり日本に不足している部分を補うのは徴兵制度と確信を深めますが、一気に徴兵制にジャンプする前に、大学での一般教養として、地政学、軍事学などを取り入れ、世界の中の日本を立ち位置を学んでほしいものです。 自分の競合者は日本の同世代の人間ではなく、外国の同世代の人間なのです。 安保法制に反対していて、同世代の外国人と闘えるるか? と問えば、闘う事を悪として育てられた世代は、そもそも「闘う」意思は希薄でしょう。 

「闘う」とは戦闘行為だけでなく、もっと大きな生存競争です。「領土を失うより、世界中から非難される方がましだ」と発言されたイスラエルの首相がいましたが、そういうアクの強さが日本には欠けています。世界とは堂々と戦うべきです。戦争を抑止する手段は、手を出せば何を仕返しされるか分からないという位の不気味さを備える事であり、戦争をしないなどと公言すれば、相手は安心して手を出してくる。。子供のイジメと同じレベルの話です。 国際社会は日本のように誠実で信義を守る事に価値をおきません。そんな国際社会を相手に日本が「戦争をしない国」であることを求めるのは、あまりにバカ正直、子供じみた要求です。国益のためであれば平気でウソをつき、条約も破り、武力も使う。そんな相手に引きこもって「平和憲法」と自画自賛しても全く無意味なのです。

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昨日のNHK「さきドリ」

2015年06月22日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

見終わった感想は、ちょっと残念な思いが残りました。 弊社の技術部長のタイトルが、「技術部長」ではなく「落雷研究者」として紹介されていました。NHKは、方針として社名を表示しないそうで、それは「了」としても、社内の役職名でなく、「落雷研究者」では、まるで個人の研究者ような印象を受けてしまいます。取材されていたもう1社さんの方は、社内の役職名で紹介されていましたから、公平/公正を第一とするNHKさんで、取材先の会社によって、紹介の仕方が異なるのは如何なものかと抗議しておきました。 

TVというのは、時間の流れで物語にしますから、多少の「ヤラセ」は仕方ないそうで、大仏様の頭の上で、弊社の「「技術部長が」がネジを締めている場面がありましたが、毎年の点検は「技術部長」の仕事ではなく、「施工業者」さんのお仕事です。 開発エンジニアが大仏様の頭の上でネジ締めをすることは、本来はあり得ない話ないのですが、この程度の演出は笑って見過ごす程度でしょうか? 

ただ、PDCEを付けている他のお客様が、「ウチにも技術部長に点検に来てもらいたい」などと誤解をされない様にお願いします。 この場面は、実際の通常業務として行っている事とではありません。 トルクレンチも使わず、ただのスパナでネジを締めるというのは素人さんの発想で、弊社のしていることではありませんので誤解の無いようにお願いします。

今回、撮影を傍で見ていて気が付いたのは、ほんの小さな事実を曲げただけで、全くありえない話が本当のように見えてしまう事です。TVを観る時にはストーリの中に演出がある事を心して見るようにしようと思いました。

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それはおかしいのでは?  徴兵制は苦役であるから憲法違反

2015年06月19日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

安保法制の議論の中で、徴兵制度は「苦役」なのでそれを禁止した憲法に違反する。。。との答弁を聴きましたが、これはおかしな話ではないでしょうか? 問題は、徴兵して何をさせるか、そこでさせられる行為自体が苦役かどうかを判断すべきで、「徴兵」という制度=苦役 というのはヒドイ短絡です。 強制される制度を全て苦役というなら、不登校の生徒達は、9年間の義務教育自体を「苦役」と感じていることでしょう。 義務教育は苦役ではないのでしょうか?  

義務教育は教室の中での座学中心の教育、徴兵制は実務中心の社会教育。 と考えれば、どちらも同じようなものです。  世界には徴兵制の国は沢山あります。 それらは国民に苦役を強いる行為なのでしょうか? そうではありません。 私の今までに仕事で関わったスイス、シンガポール、韓国、全て徴兵制のある国々です。若い時の一定期間とある年齢に達するまで、毎年、一定期間の訓練に参加しますが、その間は会社としては、有給休暇としての扱いですし、その間の訓練で、人権を無視した苦役と呼ばれるようなヒドイ扱いなどあろうハズがありません。 軍隊での訓練ですから、一般社会でのユッタリした生活ではなく、多少の厳しさを感じる人はいても、 昔と違い、最近の人は人権を無視した理不尽な扱いには黙っていません。

軍による訓練が全て「苦役」であるなら徴兵制度以外で軍に属している職業軍人は全て「苦役」をしている事になってしまいます。 こういう短絡的な事を堂々と発言するのですから、政治家というのは選挙での票以外に、物事への理解度など別の資格制度が必要ではないでしょうか? 選挙で選ばれる人が国家の将来に影響する判断をするのに充分な見識があるとは限らないのです。 しかし、地元の数万の人に支持されていると言う自信だけで意味のない発言を堂々とするのですから、これは民主主義という制度の限界でしょうか。

選挙に参加する年連が18歳に引き下げられましたが、次は選挙される側の改革に取り組んでいただきたいものですが、それは残念ながら期待できませんね。 自分達の事となると、選挙区の改革も使しようとしないのですから。。。

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国立大学での日の丸、君が代

2015年06月18日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

国立大学での入学式/卒業式のような行事での、君が代、日の丸に反対する大学があることに驚きます。日本国内の外国人学校であれば、日本の日の丸や君が代は強制できないでしょうが、国費を使って経営されている施設においてこの当たり前の事を大学の自治を盾に反対するとは、安っぽい自治です。 

高校の中にも反対派はありますが、高校生や大学生この若い世代、サッカーの国際試合にはフェースプリントやらで、顔に日の丸を書いて応援する「健全な」人たちも大勢います。私は「君が代」を歌う機会はあまり無いのですが、あれば当然、大声で歌います。国歌斉唱の時に選手諸君の中には、ほとんど口が動いていない方もおられますが、ほとんどの場合、外国選手は誇らしげに国家を歌います。 日本の一部には、君が代や日の丸に対し屈折した感情を抱く方がいるのは残念なことです。日本は敗戦国ですから、日本のした事は全て悪であり、日の丸や君が代などトンデモナイと戦勝国から洗脳された後遺症を患い続けている方が未だに多いのです。

そういう感情は、狭い日本の中でネチネチしているから起きるのです。 外国社会に一人放り出されて見れば分かります。この国が好きでも嫌いでも自分が日本人であることとは決別できないのです。グローバル時代とはいえ、日本人であることを忘れれば、それはただの根なし草です。不平不満のタネを探せば、何処にでも転がっていますが、それでも世界平均からすれば、こんなに素晴らしい国はありません。

国立大学で働き、その給料で家族を養っていながら、日の丸、君が代に反対とイキガっても、それは反対しても罰せられることの無い日本の寛容さの中で許されているだけの事で、両親に育てられながら駄々をこねる子供と同じレベルの話で、それが大学の自治と言うのではあまりにお粗末な大学と言わざるを得ません。 国立大学の学長さんですから、専門の分野での業績はあるのでしょうが、国家観がこのような低ベレルとは、まさしく専門バカの部類なのでしょう。 まあ、宇宙人のようなトンデモない人でも、総理大臣になった国ですから、大学学長くらいであればまだ、軽傷かもしれませんが。。。

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日曜日の朝はNHK「サキどり」を見て下さい

2015年06月17日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

NHKの日曜の朝08:25からの情報番組です。21日は、「雷さまにご用心 雷対策最前線」とのタイトルで、落雷対策について特集です。 この番組に弊社も取材されまして、弊社の技術部長が出演します。 時間数としては、私のインタビューも含め、かなりの時間、取材協力をしましたがTVというのは編集され、放送されるとガッカリする位しか放映されないのが普通でして、どんな内容になっているかは見るまで分かりません。 日曜の早朝ではありますが、是非、ご覧ください。

サキどり


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米中同盟時代の日本の国家戦略 彼らは机の下で手を握る 杉山徹宗  祥伝社

2015年06月16日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

本書の前提は、中国経済が健全で、そのまま大きく強くなればの話ですから、そうはならないと思いますが、もし、中国経済が強くなれば、米国も2Gを受け入れざるを得なくなり、そうなると、米国は日本を中国に渡すかもしれないという恐いお話しです。これを回避するには、常にどちらかの属国となるような国にならず、どちらの側にも付かなくても、一国としてもやっていける独立性を目指すべきというのは至極御もっともなご意見です。

中国と米国のつき合いは日本よりも古く、第二次大戦中は、中国本土からも日本に向けて爆撃機が飛んだ事もありました。 また、中国系の米国人の数は日系の米国人より遥かに多く、米国社会の中での影響力は日本よりは上です。中国は米国の新聞まで押さえていますから、情報戦で日本に勝ち目はありません。 また、米国の上流の中には未だに日本の米国に立ち向かう潜在力を恐れる向きもあるようです。

日本では米国の戦争に巻き込まれるなという意見もありますが、超近視眼的なご意見です。その当事者の一方が中国でない場合、日本が集団的自衛権云々で米国への協力を出し渋った時に、中国人民解放軍が進んで米国に協力するようなことになれば、この米中同盟説も現実的になってきます。という事で、米中が手を握れば日本は両国に邪魔な存在になり得るのです。 

日本が米国から購入している先端兵器にはブラックボックスが多数含まれ、これは日本側では手が付けられないまま、米国の決断次第では全く機能しないただの箱となり、全くの使いもにならないものと化します。 兵器は、仲間と互換性を保ちつつ国産せねばなりません。兵器を作ることに後ろめたさを感じる必要などありません。世界は生存競争であり、兵器を製造することは安全確保の担保となり得るのです。

日本が無くてはならない存在であるためには何をなすべきか。 難しい舵取りが要求されます。「戦争反対」は誰でも同じ、戦争を好んでしようと言うのではありませんが、そのために必要なことは「武力を放棄」することではありません。 相手が戦わなければ、待ってましたと仕掛けてくるような「ワル」に取り囲まれながら、呑気な事を言っている能天気が多すぎます。「安保法制」で「戦争反対」を唱えている方々、地政学的な事実、軍事技術などについて、もう少し勉強すべきです。直ぐに「戦争反対」と言い出すのは、大人というより小学生です。 日本が勝手に「平和憲法」と自ら崇めても、国連を頼りにしても何の役にも立ちません。 現実的な対処を考えるべきです。戦争など、誰でも反対に決まっています。

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地球は温暖化なのか寒冷化なのか?

2015年06月15日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

地球温暖化説を唱えているのは国連のIPCC(気象変動に関する政府間パネル)。 二酸化炭素の増加を基にこの温暖化ガスが地球を暖めているという説で、人類の経済活動により増加する二酸化炭素の量は規制せよとのご意見です。 この説によると平均気温が上昇すれば、飽和水蒸気の量も増え、これにより雲が増えると言う事です。 雲が増えれば、雷も増えるという説です。

かたや、太陽を研究されている方々は、2003年以来、太陽の黒点活動がみられない。これは太陽が不活発な証で、これによる影響は地球を寒冷化に向かわせるとの説です。 また、地球自身の磁力が弱まり、太陽からの地球めがけて吹きまくる太陽風【プラズマ】を抑える力が無くなり、太陽風の影響を受けやすくなっている事を警告しています。 太陽風が弱まる事は宇宙の彼方から来る宇宙線が地球に降り注ぐ邪魔立てが無くなるということで、地球に降り注ぐ宇宙線も増える。すると、この宇宙線によりイオン化された水蒸気が雲になり易いとの説もあります。

どちらの場合も、雲の量が増える事は雷が増える事を想定していますので、どちらの説が正しくとも、雷が増えるであろうと言う事になります。 どちらも、自然界の壮大なドラマでして、今月の売り上げがどうした、こうしたと言う身の回りの数字からはかけ離れた存在なのですが、PDCE避雷針のビジネスを見ている経営者としては、気象や天体の話から身近な売上管理まで、振れの大きな世界を右往左往しています。

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LINEの偽メール

2015年06月12日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

私の知人Aに同じく知人BからLINEで届いた内容ですが、近所のコンビニで WebMoney 6万円分を購入し、その写真を送って欲しいとのことでした。 お金を介したやり取りをする仲でも無く、何となく怪しいのでAからBに連絡しましたが、あいにくつながらず、どうしたものかと相談されたので、それはインチキ・メールであるから話に乗ってはいけないと答えました。

案の定、Bに連絡がつくと、その様なメールを出した事は無く、Bの LINE は誰かに乗っ取られたのか使用不能との事でした。 Aの受けたメールの一件を伝えると、他の人にも送られていないか心配になり、今までLINEでやりとりした人に連絡すると、偽メールを受けていたのはAだけではありませんでした。 全ての知人に偽メールが送られていたようです。 ほとんどの方は、Bがその様な依頼をするハズがないと取り合わなかったので被害は無いようですが、便利になるとこれに伴う犯罪が色々出て来るものです。

年金機構への偽メールにしても、添付メールは開かないと言う常識はあっても、添付ファイルの名称があまりにリアルで、開いてしまった事を非難できません。 面と向かわなくても、また、話の一つもしないまま、メールだけでのばかし合い、「遠隔詐欺」あるいは「eサギ」何て名前はダメですね。「イー詐欺」などあろうハズがありません。

PCでのウィルスについては、よく知れていますが、スマホを乗っ取られ、そこでオレオレ詐欺のような行為ですから、かなり悪質な犯罪です。 このような乗っ取り、なりすましが簡単に行えるようなメールを使うこと自体が不注意なのです。 タダで使えるという事ですが、「タダより高いものはない」と言う教訓もあります。

息子にこの件を話すと、「未だそんなのあるの? それは半年以上前に流行ったヤツだよ」との事。 ジジババ世代には、若者の間での流行から周回遅れでやって来たようで、それはそれで失礼な話です。

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集団自衛とデータリンク

2015年06月11日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

西側の艦船は米国の開発した「データリンク」を装備し、レーダで補足した敵ミサイルの情報は全て共有し、その敵ミサイルを撃墜するのに最適な位置にいる艦から対空ミサイルを発射する遠隔発射も可能なのです。 自分の事を自分だけで処理する、すなわち自分で探して自分で発射するよりも、多数のレーダーから共同で探し、その情報を分析して、一番最適な位置から迎え撃つ、集団的な自衛でなければなり立たないのです。 そのためには、相手と同等以上のレベルでなければならず、装備の共通化、標準化は避けられません。 一国でできる事は限られていますから、相互に持ち合う、集団化した軍隊となるのは必然の事です。 一国だけではどうにもならない時代なのです。 そういう現実を直視せず、書き物の上での議論は亡国への第一歩を進んでいるような気がします。

集団的自衛について、国会では色々な場面を想定して説明されていますが、その様な事は自分の手の内を見せることにもなりますので、想定問答もいい加減にして欲しいものです。特定場面を想定しての例題など、その前提が合わなくなる現状はいくらでも起こり得ます。大きな選択としては、中国側に立つか米国側に立つかの単純な選択です。 そして、どちら側に立つべきか等、自明な事です。

クダラナイ質疑応答を繰り返し、あれで国民のために仕事をしていると錯覚しないで欲しいものです。防衛大臣に限らず、過去の発言と現在の立場による発言が異なることなど当たり前です。 以前に発言した内容と全く同じである事を言い続けるならば、そこに進歩などありません。 また、自分の心情よりは立場を優先させると言うのも社会生活の中ではアリですから、昔の著書を引張り出して差異を指摘するなど、「内閣不一致」を引っ張り出したいのでしょうが相手の失策を狙った低俗姑息な手段です。質問者の人間性を反映しているのでしょう。

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コーヒー or 紅茶 の陰で泣かされた奴隷

2015年06月10日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

17世紀の末、エチオピア原産のコーヒー豆をアラビア半島南部のモカから焙煎して輸入し、儲けていたのがイギリス商人、イギリス東インド会社。 これに対抗して、焙煎していない発芽可能な生豆を手に入れたオランダ商人がセイロン島やジャワ島でコーヒー豆の栽培を始め、廉価にしたコーヒー豆でイギリス東インド会社を圧倒したそうです。

コーヒー競争に敗れたイギリスは、清から茶葉を大量に輸入し、紅茶で巻き返しを図り、17世紀末で2万ポンドであったイギリスの茶葉輸入量は1750年には250万ポンドへと伸びたそうです。

紅茶が優勢となるとセイロン島でも紅茶に切り替えたと言うのですから、昔から経済戦争は熾烈なものであったようです。 しかし、この経済戦争が世界の人の嗜好品としての、コーヒーや紅茶を普及させたのだから大したものです。

このコーヒーや紅茶、当時の貴重品の砂糖の消費に大いに役立ったそうで、これで悲惨な目に合ったのは黒人奴隷。砂糖が売れれば売れるほどサトウキビの栽培のために必要な労働力として奴隷としてアフリカ西海岸から連れ去られたのです。

ヨーロッパから一儲けを狙った商人は、アフリカ西海岸に向かい、そこで大量の奴隷を買って、カリブ海へと渡り、奴隷を売って砂糖を買い求め、その砂糖をヨローッパに持ちかえると、元手は2倍から時に7~8倍にもなったそうです。 この時代、倫理観など無いのです。

奴隷とはけしからんと怒っても仕方ないのは、この時代、人身売買は日本でも行われていて、イクサに駆り出された農民の報酬は、負けた側の村を略奪し、男は殺し、女子供は人身売買で売り渡す。そのような戦利品がなければ如何に領主の命令と言えども命がけで戦う事などできません。 領主への忠誠心だけでなく、戦いで稼ぐ事、相手に滅ぼされないこと、生きのびる事への真剣な戦いであったのです。 上杉謙信はこの人達の市まで開いて、売り買いしていたそうですし、島津藩もイエズス会の支援を受けて日本人をマカオ、ルソンなど東南アジア一帯に売り付けていたそうで、厳しい時代です。 それに比べると、現代は何とイージーな時代であることでしょう。 現代に生まれた幸せを感じます。

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