雷ブログ

落雷抑制システムが運営するブログ

本日、この時間

2013年02月28日 09時01分30秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

このブログは、書き溜めてあり毎朝9時に自動的に更新されます。2月28日のこの9時頃は某お役所の入門手続きで奮闘していることと思います。NEC製のタブレットに自分の身元、どこの部門を訪問するかなどの基礎情報を自分で入力し、登録すると登録番号が発行され、その番号を受付嬢に伝えると画面にそれが表示され、それを見て訪問先に連絡するのです。

このタブレットですが、地面に叩きつけてやりたくなる衝動にかられる程操作性が悪いのです。例えば自分の名前を手書き文字入力するのですが、キーボードに慣れたこのご時世ですから、キーボードを表示するにはなどといじりまわってもキーボード無しの手書き入力なのですが、そもそも手書き入力であるとの表示も無いのです。その手書き文字の認識が悪くて、漢字の「へん」と「つくり」例えば、私の姓名の「松」ですが。「木」と「公」の2字分に読み取られてしまうのです。これを何とか1字になどと繰り返しているうちに5分は経過してしまいます。

このような操作性の悪いタブレットの購入を許可した上の方は、運転手付きの公用車で出入りし、このタブレットを見る機会もないことでしょう。民間会社でこのようなタブレットの使用を強要する会社は見た事ありません。民間の感覚で言えば、来訪者に負担をかけるような事は誰も思いつかない事でしょう。あるいは、これで来訪者に圧力をかけ、なるべく来るなと言いたいのかもしれません。わざと使い難くしているのでなければ、このような操作性の製品しか作れない日本を代表する会社の実力が情けなくなります。

ワザワザ、税金をかけてこの操作性の悪いタブレットを使用させていること自体、税金の無駄使いの象徴的な事と言えるのではないでしょうか。どこの役所か? それは表立っては言えない所がツライところです。。

〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町24番地8
SOHOステーション703
落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
電話 045-264-4110
公式サイト http://www.rakurai-yokusei.jp/
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煙突への落雷抑制   次の挑戦

2013年02月27日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

高さ72mの煙突です。常温で使用する普通のPDCEと異なり、300℃の排気にさらされたり、風向きによっては冬は吹雪の雪も被り、熱地獄から寒地獄までを耐えねばならない高耐久型です。



煙は、基本的には電離しているでしょうから、もし、無風で上空までたなびけば電気の通りやすい道を上空に向けて放出しているのですから、雷様のための道を作っているようなものです。その場合、煙突の排気口に何を付けても落雷には効き目があるとは思えません。しかし、雷雨の時には、煙がまっすぐ上空まで昇ることは無く、排気口から出たとたんに風雨で拡散されてしまいます。ちなみに、この煙はほとんど水蒸気です。

高い構造物と言えば煙突は代表格ですから、煙突への落雷は多いのです。ある清掃工場で伺ったのですが、プラゴミなど発熱量が高いので、ゴミ1トンを燃やすのに水2トンを用いて燃焼炉を冷却しながら燃やすそです。この水を扱うのには当然ポンプが必要で、電気で支えられています。また、収集車も1台ごとに重量を計測し、これも電気です。中国ではありませんから、排煙は規制値以下のクリーンな状態に集塵してから排出しますが、これも電気です。これらの電気設備が落雷で障害を受けると、ゴミ焼却場は機能しなくなりますが、住民からのゴミは毎日出続けますから、1日たりとも停止できない。毎日の快適な生活を支えてくれているのは裏方さんがいるからです。ご苦労様です!

機能していて当たり前。その当たり前を一緒にお手伝いできるのは嬉しいことです。

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警戒すべきドイツ/フランス

2013年02月26日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

中国の市場を狙ったドイツとフランスは、軍事技術と交換に中国進出を加速しようとしています。日本は米国の動きばかりに関心を払う傾向ですが、フランンス/ドイツは進んだ軍事技術を輸出している先進国でして、米国に比べれば遅れていると馬鹿にしていた中国が欧州の技術を取り入れて急速に世界レベルになりつつあります。中国への軍事技術援助を進めるなら、日本はEUへの財政補助などすべきではありません。欧州は中国の進出対象になっていませんから、中国の軍事的拡大は他人事で、自分たちさへ儲かればその影響についてはどうでもいいことなのです。

川崎重工の新幹線、中国に輸出された後、中国はこの技術を勝手に米国で特許申請し時の民主党政権は何もできず、この中国の暴挙を許してしまいました。お隣さんは常識を理解した自分たちと同じレベルの国と考えるのは止めるべきです。お隣さんは、台湾、フィリピン、ベトナム、インド、日本、モンゴル、シベリアまでもを中華民族の領土ととらえている方なのですから、その意向を理解し、日本と2国間のことと捉えず、敵の敵は友、敵の友は敵、として表面は友好を装いながらも誰が敵で誰が友なのであるかをしっかりと見つめていかねばなりません。そしてそのような関係は利害でいかようにも変化しますので柔軟な対応が必要です。

中華料理は好きですし、よく行く中華料理の中国人店員さんたちも愛想がよくて大好きです。しかし、中国共産党の動きは別です。身の回りのことと米国のことしか見ないのではなく、欧州の動きについてもよく警戒すべきです。欧州の人たちは、心の底では日本人などサルと同類と思っている方が多いのです。サルに勝たれては面白くない、ということでスポーツのツールも日本が勝つと変更してきました。

ニコニコしているだけの顔の裏でもう少し、したたかになることを目指して日本人はちょうど良いレベルになります。オバマ大統領の「核兵器ゼロ」なども寿命が近づいた古い核兵器を廃棄するだけのことで、陰では粛々と核兵器よりも強力なスーパー兵器の開発を同時に進めています。レベルの高い武器を開発することは国の命運をかけることにつながります。「戦争のない平和な世界」のためには、皮肉ですがより強力な軍備で無法者の野心を押さえつける以外に方法はありません。

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高速度カメラ

2013年02月25日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

NHKの雷観測番組、面白いのは人間が見たものと、高速度カメラで撮影したものとは同じとは限らないことです。人は見た目を事実と思いがちですが見た目が真実とは限らないというところが面白いですね。

先日の展示会でNHKエンジニアリングという会社が高速度カメラを展示し、そこで高速度撮影したライブラリーを見せていただきました。水風船に針で穴をあけると風船のゴム膜が一瞬にして縮み、中の水は水球となって宙に浮き、次に重力に引かれた水球がバラバラになりながら飛散する。このように高速度カメラで見えるものは、人間の目よりも的確に物理現象をとらえます。

最近は電子顕微鏡も小型化し価格も安くなり、定年後にこれを買い込み、身の周りのものを電子顕微鏡で観察することに第二の生きがいを見出している人もいるとの話を聞いたことがあります。電子顕微鏡でなければ見えないミクロの世界を観察することや、物理現象の時間軸まで引き延ばすことが個人で簡単にできれば面白いのですが、高速度カメラは個人で買えるほど安くはないようです。拡大し、時間軸をのばし、後は波長を変えてみたら見えるものも違ってくるのでしょうね。人間の目に見えるものが全てではない。更に進めれば自分の知っていることも全てではないと言う戒めとしておきましょう。

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近鉄特急

2013年02月22日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

四日市には名古屋から近鉄特急と思い込んでいましたが、大阪で用を済ませたせた後、難波から近鉄1本で四日市まで行けるとのことで初めてこの路線に乗りました。なるほど、名古屋で乗り換えるより乗りっ放しで楽でした。大阪から奈良県を横切り三重県に入るこの路線、山深いところ走りながらも沿線にはそこそこ大きな街もあり、車窓から風景を見て思うのは、失礼ながら日本はどこに行っても人が住んでいるものです。大阪から特急で一時間であれば、通勤圏なのでしょうね。どのような生活をされている方が多いのかなどと思いながらの旅は面白いです。近鉄は日本で最長の運転距離を有する私鉄だそうで、大阪難波から、四日市まで2時間弱、さらに30分で名古屋を結んでいます。

今月は、横浜でのダブル展示会から始まり、その後、豊田市、茨城、大阪、四日市、糸魚川、直江津、神戸、伊勢、福島と予定が詰まっていますがお呼びがかかるのは嬉しいことです。

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YouTubeでの動画による説明

2013年02月21日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

先日の展示会「震災対策技術展」で弊社のブースを取材してくださった 「まち空間プラス」さんが取材したビデオをYouTubeに公開してくれました。変なオヤジが説明しているのですが、よく見ると私でした。これを見て反省するのは私の表情の硬さです。本当はオモシロオジサンなのですが、小心者でカメラの前で緊張しているのですね。TVで見かけるタレント、キャスター、コメンテータの方々、あの自然な表情は大したものです。さすが、プロですね。それにしても、この「まち空間プラス」さんのHPの内容の充実していること。。。世の中には色々な情報が満ち溢れているものだと感心しました。

ビデオによる説明の必要性は以前から感じていたのですが、それをどのように実現すればよいのか素人の浅知恵でああしようか、こうしようかと悩んでいましたが、今回はプロに出会えて幸運でした。

YouTube で「落雷抑制システムズ」で検索すると3件の弊社およびPDCEの説明ビデオがでてきます。 このうちの4分ものが今回、ご紹介したものです。 または、次の下線部分をクリックしてみてください。このブログの中には貼り付けできないようです。

YouTube 落雷抑制システムズ 映像紹介

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今年の目標

2013年02月20日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

今年、PDCE避雷針の利用を進めたい3つの分野があります。

1)化学工業
化学工場では電気のスパークを嫌って「防爆仕様」という特殊な配線部材を利用して電気を使用しています。電気を嫌って空気圧を利用していることもあるそうです。それほど電気のスパークを恐れていながら、地上高の高い設備の上には避雷針を立てて雷電流を誘導しています。そこに何か違和感を感じないのでしょうか? この業界の方ですと、当たり前のことのようにとらえているようですが、私はおかしなことだと思います。数万アンペアの雷電流が流れたら、その影響は広範囲に及びます。落雷などさせないほうが良いに決まっています。 この分野でのPDCEの利用に力を入れていきたいと思っています。

2)船舶、海洋構造物
陸上と異なり、大海原の中で高くそびえる船や海洋構造物のマストは落雷の危険性が高いと言えます。ただし、鋼鉄の構造物では電気を通しやすいため、大航海時代の木造帆船ほどは被害がないようです。電気はなまじ抵抗してはいけないのです。柳に風で受け流してしまう方が抵抗を試みるより被害は少ないのです。上司からの雷も抵抗せずに受け流す方が被害は少なくて済みます。これは若い方へのアドバイスです。この分野では、地球深部探査船「ちきゅう」の例があり、ある洋上の施設にも納入しましたし、LNG船などからの引き合いも受けています。今年はこの分野で大きく成長したいと思っています。

3)屋外イベント
昨年は屋外で落雷を受ける事故が多発しました。今年は雷の発生がどうなるか分かりませんが、屋外での落雷事故を防ぎたく、屋外イベントでの利用を進めていきたいと思っています。屋外イベントというのは、開催期間が短く単発的ですから恒久設備としての避雷設備は合いません。そこをどうクリアするかが大きな課題です。落雷事故は避けられない自然災害ではありません。人が大勢集まるイベントでは、主催者は観客の安全確保に最大限の努力をすべきです。

今年は、釣り船/漁船/大型船/ディーゼル機関車などへの利用の問い合わせなど、面白い利用が増えていまして、乗り物好きの私は面白くて仕方のない仕事が続きます。残念なのは飛行機への落雷抑制はできないことです。

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日本に必要なもの

2013年02月19日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

以前にも書きましたが、自衛隊の装備は攻め込まれてきて日本国内で戦う事を主眼に揃えられています。そんな中で日本に足りないものは、沢山ありますが次の3点は欲しいですね。

1)オスプレイ 航続距離も速度も搭載能力も全ての面でヘリに優るオスプレイを50機程度
2)トマホーク 時間をかければ国産できるでしょうが、とりあえずは1000基ほどは直ぐに輸入すべきです
3)グローバル・ホーク これも時間をかければ国産できるでしょうが、時間との勝負ですからまずは輸入です。

オスプレイは、1機80億円程度(B787は約150億円)ですから5000億円。トマホークはせいぜい1発1億円で、1000基揃えても1000億。これは抑止力の割に安上がりです。米海兵隊のオスプレイに反対運動をする前に太平洋の緊張状況を理解していただきたいものです。オスプレイに反対すれば中国に利するだけです。

韓国は自前の巡航ミサイル【トマホーク類似】を開発していて、偉いですね。自国を守るためには自分で必要な兵器を開発するその姿勢こそが大事なのです。

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展示会 アップコン社

2013年02月18日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

先々週の「テクニカル・ショーヨコハマ」に続き先週のトヨタ様での展示会と定まったテーマで行うのではなく、色々な会社がドンキホーテ状態で集まるのは同じ業界の会社ばかりを見るより新鮮です。 

先週の展示会で、印象に残ったたのはアップコン株式会社でした。地盤の液状化などで傾いた家の地面に硬質ウレタンを注入すると発泡しながら体積を大きくなり、地中にできた空洞を埋めてくれるそうです。ウレタンと言えばクッションを思い出すフカフカ状態ですが、この硬質ウレタンは固く、家を支えるのには十分な強度を有します。

社長の松藤(マツドウ)さんは、以前、TV番組「夢の扉」でも紹介されたそうで、弊社の斜め前で展示されていましたが、地震で家が傾き、困っている方たちを救おうと言う立派なお仕事をされていて感心しました。地震の影響で、家が傾いてしまったお知り合いがいれば是非、この工法をチェックしてみてください。

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日本の「もの作り」

2013年02月15日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

合言葉のように「もの作り」を合唱している人達がいますが、このようなゴマカシに乗せられているうちは日本の再生はあり得ません。何が嫌いかと言えば、この「もの作り」は、視点が低すぎるのです。この言葉と一緒に出てくるのが蒲田や東大阪の町工場の話しなのですが、日本に欠けている大事なのは「もの作り」ではなくて「仕組み作り」ではないでしょうか?蒲田や東大阪の町工場のオヤジさんの仕事にケチを付けるつもりは毛頭なく、立派なお仕事をされているかと思いますが、小さなハードウェア作りに満足していたら何時までたっても世界の中の下請けから脱却できません。

例えばアップルですが、iTuneでダウンロードし、課金は日本中の津々浦々のコンビニにプリペイドカードを置いて【買わせて】、大きな枠に取り込み、iPodやiPadなどのハードは単に音楽を売る仕組みの中の一部の道具なのです。このスケールの大きさに較べて、日本が得意になっている「もの作り」は単なるハードウェアの一部を綺麗に仕上げたというレベルで終わってしまっています。

iPhone5の部品の多くが日本製であったと満足してはいけません。iPhone5を企画して、製造メーカを指導し、世界中で販売促進をしかける大きな「仕組み作り」が日本には欠けています。同様にB787の全体の35%が日本製だからと言って「順国産」などと言うのは恥ずかしい限りです。あの機体を設計し、世界中の航空会社に売込み、部品供給からトレーニングまで保守体制を整え、協力会社と製造する大きな「仕組み作り」があってのこそなのです。でき上がりの35%など全体の10%にもなりません。

ハードウェアあっての製品ですからものを作るのは大事ではあるのですが、あまりに物に固執して近視眼的になっていると全体の構成が見えて来なくなります。そうい意味で、私は「もの作り」など忘れて「仕組み作り」もシッカリとやっていかなければ、何時までも世界の下請け、価格競争の物づくりから脱却できないのではと危惧します。

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原子力空母を発電所にする

2013年02月14日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

以前、空母ジョージワシントンを見学してブログにも書きましたが、原子力空母は荒れた海では地震など足元にも及ばない大きな加速度と長時間の揺れに曝され、その上で5千人もの若い人が生活していても放射線被爆の問題等ありません。横須賀に停泊中のこの原子力空母の原子炉が日本で一番安全なフル稼働している原子炉である事実。図体ばかり大きい地上の施設が情けない話しです。地上に施設を作るから、活断層だ津波対策だと余計な対策が必要になるなら、米海軍のように大きな船の上にでも作っておく方がよほど安全です。

これからは地元の了解も得にくくなるでしょうから、船の上に作り、沿岸から離れた場所で発電するのも現実的な案ではないでしょうか? 津波を地上で迎えうつとなると大きな防波堤が必要になりますが、海の上でやり過ごす方が簡単です。100隻以上の原子力艦艇を動かしている米海軍に教えを乞うべきでしょうね。空母の原子炉は20万kW級で地上の原発の1/5程度ですが、地上施設に比べると遥かに体積は小さい。これは濃縮ウランのレベルの差でしょうか。。

キューバと言えば米国と対立している国ですが、このキューバの一角にグアンタナモと言う米海軍の基地があります。アフガン以来の捕虜の収容所も作られ、ここでの捕虜虐待も有名な話しになりましたが、いわば敵国の中にある基地の生活インフラは、在日の基地のように地元に頼る訳にはいきません。そこで、基地の中に何と原発を作り、電気から飲料水まで作っているのです。原潜のような狭い空間でも原発は可能なのですから、グアンタナモに原発を持ち込むことなど簡単に行えるようです。他の軍事技術もそうですが、日米の技術力の差というのは大きなものがあります。

特に原子力関連の技術は、米国の核戦略の要ですから彼我の差は大きく、日本にある原発など低濃度ウランで汚染ゴミばかり出す旧式で、米国の艦船に搭載している原子炉は燃料棒の交換など今までの空母では、現役で使用している40年間にせいぜい1-2回、潜水艦や次世代の空母では一生の間、燃料棒の交換はありません。そして炉自体が小型ですから、廃炉のための分解などせずそのまま地下保存です。日本が「もの作り」が得意だなんて自惚れていてはダメです。若者が理系離れをしているようですが、常に先端技術に挑戦していかなければ世界から後れをとります。少子高齢化時代には特に付加価値の大きな産業が日本には必要です。かつてケネディ大統領が人間の月着陸をブチ上げて産業技術の裾野を大きく拡大しましたが、そういう国家的なプロジェクト、日本にも必要ですね。福祉で若者の雇用を拡大するなどとセコイこと言っていてはだめです。若者に年寄りのオムツなど交換させていては日本は後れを取るだけです。

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明日からはTOYOTAさんでの展示会です

2013年02月13日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

先週はパシフィコ横浜での2展示会へ同時出展しまして、販売店様の協力を得て盛況のうちに終了しました。展示会は、年6-7回出展しますが、会を重ねるごとに確かな手応えが返ってきています。展示会は前日からの出展準備もあり、実質は会期+1日が展示会に費やされます。

今日は、私の車に配布するカタログとサンプル品を載せ、豊田市まで400Km弱のドライブです。噂には聞いていましたが、トヨタさんは社内に展示会場があり、業者がそこに自社製品を持ち込んで「持ち込み展示会」を行うのですが、今回は神奈川県の主催です。神奈川県も県内の零細企業を応援しこのような展示会をトヨタさんに対して行ってくれるのはありがたい事です。展示会には1000人を超えるトヨタ関係者が集まってくれるそうですが、自分一人で1000人もの関係者を訪問する事などできません。

展示会は明日、明後日の2日間で土曜日に横浜に戻ります。その後は、展示会のフォローがあり、当面、ユックリなどと言う言葉は無縁の日が続きそうです。

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展示会

2013年02月12日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

展示会には様々な知識レベルの方がお見えになり、その方たちに納得いただける説明をするのは自分の説明のブラシュアップの場としてはこの上ない機会です。説明の仕方が相手にとって分かり易かったか、意味のあるものであったか、説明し終わった後のお客様の満足感を説明する側も共有しています。今まで何か納得できなかった避雷針について理解が明確になったと喜んで頂けるとこちらもとてもうれしくなります。

今回、最初はかなり辛口のコメント/質問で始まり、こちらも内心「うるさい人だな」と思いながらも、キチンと反論しているうちに最後は笑顔になってくれた方など思い出に残る方とも出会いました。質問の仕方、コメントの内容から判断して、タダ者ではないと思いながら応対していましたが、最後にお名刺をいただくとやはり「理学博士」の肩書でした。「良薬口に苦し」とは良く言ったもので、辛めのご意見ほど役に立ちます。この先生だけでなく、数人の方のコメントで共通したのが、弊社の学会活動が不足していると言う御意見でした。こういう新しいものを実用の世界で広めるだけでなく学会活動の中で積極的に発表し、大学の先生もまきこんだ形で理論的な裏付けも強化すべきとの御指摘で、それには全く反論はありません。私も電気設備学会、日本大気電気学会、放電学会などには入会しているものの配布される学会誌を読むだけのROM( Read Only Member)でして、発表等の活動はしていません。

大気電気学会の世話役をされている電気通信大学の先生には相談した事があるのですが、理論云々よりは実績データの積み上げが大事とのコメントをいただき、それは私も常々思っている事でした、まづは500件の実績を積もうと言うのが私の目標です。電気の世界は数式で説明できますが単なる電気現象というより自然界の気象の現象でもある落雷は、単純明快ではないのです。理論でよりも結果の統計的な解析で効果の判定を重ねる事が大事であると思っています。もちろん、既に外国に於いてはその様な統計的な結果が出ていますが、それを日本に於いても用意したいものと思っています。

弊社は一応、株式会社ですから、当然のことながら学会活動よりは商業活動が第一であり、学会活動は第二ステージ以降の目標です。しかし、大学の先生の興味はほぼ雷そのもので理学部の先生が多いのですが、私どもの興味は雷被害削減のための工学的アプローチ。アカデミックなレベルは少し落ちますね。。大学の先生にはご興味ないでしょうね。。。

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QE2

2013年02月08日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

あの「クイーン・エリザベス2世」がとうとうスクラップになるそうです。以前、横浜に来た時に撮影した写真を父が自慢げに見せていた事を思い出します。横浜博覧会の時に横浜の大桟橋に来ていたのですから、あれは1989年ですかね。もう24年も前の事なんですね。観覧車は場所を移しましたが、未だ、現役ですね。

スクラップとして購入するのは、言わずと知れたスクラップ買いあさりを得意にするかの国です。これは改修して空母にするとか、リメークして「習1号」などと命名することなく、本当にスクラップにされるようです。引退後はドバイで海上ホテルとして使用されていたようですが、それも終わって本当の完全引退です。 御苦労さまでした。 




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避雷針とアースがあれば安全か?

2013年02月07日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

昨日から展示会が始まりました。弊社展示の前を通り過ぎる人の中には、「うちは避雷針、あるから大丈夫」と言って、そこまでで突っ込みが終わってしまう方が多いのですが、その避雷針が帰ってトラブルを招くこともあるのです。

避雷針は、大地に接続して用いられます。地球と言う果てしなく大きな物に最終的に電気を逃がすためです。商用電源に用いられている程度の電圧であれば、アースを確実に工事してあれば安全性には全く問題ありませんが、落雷の数万アンペアの電流が流れれば避雷針がアース工事で導通されているから安心と言う訳にはいきません。落雷して流入する電流の強さ、その地点での大地の抵抗率などで落雷地点からの距離に応じて段々と小さくなりますが減衰しながら雷電流は拡がります。

地面が電気を通しやすい場合には、水平的にはあまり広がらないうちに地面深くに吸収されて行きますが、地面の抵抗が高いほど水平的な広がりは大きくなります。東京周辺で言えば代表的な電気の通り難い場所の一つが富士山麓です、富士の火山性の土壌は電気が通りにくく落雷すれば広い地域まで雷電流が広がります。このような地域では避雷針を付けたからと言ってもそれで安心という訳にはいきません。

地面を流れる電流は、例えば左足から入り右足に抜けて流れていきます。体には電気抵抗がありますから、その抵抗値(厳密には直流でいう抵抗でなくインピーダンス)x電流の電圧が発生し、これを「歩幅電圧」と呼びます。これを小さくするには右足と左足の間の距離を小さくすることで脚を広げて立っているより、足を揃えていた方が被害は少なくなるでしょう。

何故、避雷針とアースがあっても安全と言えないか? 避雷針に百発百中で落雷するとは限りません。避雷針自体には落雷せずに、その近辺に落ちる気まぐれ落雷もあります。そして、うまく避雷針に落雷を誘導できたとしても流れた雷電流が地面を流れて影響をうけるのです。触らぬ神にたたりなし。ワザワザ、落雷を発生させることは無いのです。

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