雷ブログ

落雷抑制システムが運営するブログ

アンケート嫌い

2023年06月30日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 前にもアンケート嫌いであることを書いたことがありますが、それに関して面白い調査結果を見ました。 社員の満足度に関する調査なのですが、全国の会社員に「社員満足度調査の回答に本音以外を書いたことがあるか」を聞いた調査によると、「ある」と回答した人の割合は約8割にものぼっています。 また、回答者の7割以上が「満足度調査で会社が改善されるとは思っていない」という結果も出ていることから、社員が満足度調査を重視しておらず、それによる会社の変化にも期待していない現状が窺えます。 

 名前は無記名で忌憚のないご意見をなどと言いながら、誰が書いたかをトレースできる小細工などしてある場合もあり、ウッカリ本音など話しをできないという事もあるようです。

 統計的な事で言えば、集まったデータの両極端にある回答は捨ててしまい、その間の中間についてまとめるのが正しい調査方法であり、私のように極端な意見を書くといつも捨てられてしまう。。という事で、どうせアンケートなど信用してはいけないのです。アンケートの自由コメントの欄には、「人の意見など聞くな。どうせウソばかりである」と書いていますが、あながち間違ったことではなかったようです。 まあ、アンケートを取る側も、委託されてしている調査なので、形として結果を出せば、中味などはどうでも良いの場合も多いようです。調査する側もされる側もいい加減な調査 で何の意味があるのかと言えば、それはあります。 調査費用です。大きな組織では、費用をかけて調査を第三者に委託して行ったという「実績」だけが問題なのです。アンケートの結果ではないのです。 費用をかけることが大事な事で、予算を消化したという実績が残ります。 世の中は無駄で成り立っているのです。

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ケチな支援  リスキリングのための支援

2023年06月29日 09時00分00秒 | 雷日記

こにちは。落雷抑制の松本です。

 真剣に聞いていたニュースではないので、間違いかもしれませんが、職業選択の流動性を高めるために、例えばITなどを勉強し、転職を促すための支援策として、2か月で40万円、これを達成すると本人に10万円のご褒美を与えるとの案があるとのことですが、耳を疑うケチな支援です。まあ、本人の素養もある事なので、断定はできませんが、2か月程度の教育で、全く別の世界からITの世界へ飛び込むというのはIT業界での低賃金下積み労働者を増やすだけの事で、転職して高給が得られる夢の世界へとは簡単にはいかない事でしょう。TVでは、転職を勧めるCMが多く目立ち、転職をしないと時代に追いついていけないかのような錯覚さえ感じるかもしれませんが、自分の仕事を大事にして、まずは、職場でなくてはならない人物になることを心がけるべきです。自分の職歴は自分で育み、どの時期には何をしたかとはっきりと人様に説明できるような仕事を心がけねばなりません。 外国人に自己紹介する場合、多くの日本人は、どこの会社に勤めていると自己紹介しますが、どこの会社に勤めているより、何の仕事をしているかの方が重要なのです。会社依存の考え方から脱極しなければなりません。また、異業種への転職の準備であれば,欧米の「サバティカル」のように1年間くらい、ドップリと時間をかけたいものです。

 少子化で労働人口が減るのは、全ての産業にいえることで、IT業界だけが人手不足になるわけではありません。 どこの会社で、どのような仕事をしていたとしても、昔ながらの方法をそのまま継続していては成り立たないのは皆一緒です。政治家や官僚の方たちは、国民を動かそうとする前に自らの職業に固執しないで、転職するという事がどういうことなのかを身をもって体験すべきです。 世襲議員と官僚、どちらも共に職業としての流動性は一番低い部類で、自分たちは転職などしないのに、こういう方々の作った案に国民が乗せられて自分の人生のリスクを掛けるのはバカバカしい限りです。

 「うちの会社はダメだ」と言うグチは、夜の飲み屋ではよく聞く話ですが、「ダメだ」と嘆く元気があれば、その「ダメ」に挑戦すべきです。「ダメだ」に負けて転職しても同じこと。 会社の「ダメさ」など、どこの会社にでも転がっているものです。少子高齢化の中、一人一人の生産性を高めなばなりません.それが一番容易なのは、今自分のいる場所です。 土俵を変えて一からやり直し、高い生産性を上げる事は容易ではありません。 まずは、生産性を上げ、その結果として流動性が高まれば良いのです。 初めから、流動性を高めることを狙うのはピント外れなのです。 あるいは、生産性が高まったが為の労働時間の短縮なのですが、 労働時間の短縮を先に持ち出したり、訳の分からない事ばかりです。マイナ・カードのトラブルと言い日本全体の劣化があちこちに見られ、私の先輩の中には、これでは死んでも死にきれないと真剣に最近の情勢を憂いている方もおられます。 私? 憂えても仕方ないものと諦めています。アホが滅びるのは歴史の中で繰り返されている事で、日本もまた、衰退を続けていくことでしょう。 これは政治家だけのせいではなく、その政治家を選んだ国民のせいなのですから仕方ありません。

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読売新聞に掲載されました。

2023年06月28日 09時06分08秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

紙モノ媒体の代表の新聞は、オンライン・メディアに対し劣勢とも言われていますが、やはり大きな影響力を残しています。 新聞を読んだとのことで、近所の方や、昔の職場での先輩、取引先の方まで多くの方から声をかけていただき、新聞の影響力健在なりと思いました。 オンラインで新聞をと思いますと、読売新聞もオンラインで公開している部分は限定的で、「かながわ版」はオンラインになっていません。  文字が少し小さいのですが。。。

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ある外貨預金の勧誘

2023年06月27日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 外貨預金が儲かるからとの勧誘のお電話をいただきました。 偏屈な私は、そのようなお誘いに素直に従うなどという事は全くなく、全ての儲け話は頭から拒否しますが、その対話をある程度楽しみながら進めます。心にもない事なのですが、

外貨貯金の率が良いのですが、如何ですか? 「私、お金には執着しない生き方を心がけていまして、金儲けには全く興味ありません。世の中の不幸の多くは、金銭への過度な執着が原因なのです。私を不幸に引っ張り込みたいのですか?」

金利が日本よりも高いのですが?  「高利貸しではあるまいし、金利の高い、低い、などどうでもいいです。」

老後が心配ではありませんか? 「老後とはいつからの事でしょう? どうせ、あの世に金など持って行けません。 金を残すことの方がよほど心配です」 

と必ずしも100% の本心でもないのですが、お金との清き決別を言い切るのは、非常に気持ちの良いものです。 その後で、やはり、凡人ですから、少しでも素直に外貨貯金にしておけば良かったかな。。。などと、後悔も少しは残りますが、「儲け話」など、本当に儲かるのであれば、誰にも教えないで、一人コッソリするものです。 何の義理があって、見ず知らずの私にそのような美味しい話をしてくれるのか? 常識的には、私を利用すること以外にはあり得ません。 

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コスパ真理教

2023年06月26日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 多くのお客様をお訪ねしていると、どうも「コスパ真理教」の信者様なので有ろうと思われる方に遭遇することはよくあります。「コスパ真理教」は、日本中に幅広く分布し、表で堂々と「コスパ」「コスパ」と連呼する方から、隠れ信者でヒッソリと信仰されている方まで多種多様です。私は、弊社製品を説明する中で、相手が「コスパ」と口にした途端、私の弊社製品を説明したいと思う熱量は半減し、後は、適当に終了処理へと移り、早々に引き上げてきます。「コスパ真理教」の方々は、自分の「コスト」は最低限としながら、相手から得られる自分のパフォーマンスを最大にするという、身勝手を絵にかいたような方々で、とにかく「コスト」の最小化こそが命より大事、との強い信念があるようで自分の支払い額しか勘定にないのです。 そんなにコストが大事であれば、何をするでもなく、家で寝ていれば良いのです。 パフォーマンス? これは自分の会社の本来業務の何が一番大事なのかで明らかな事です。

 コスパなど優先させれば、まともな商売など成り立ちません。地道にコツコツと仕事をするより、コスパ優先であれば、ドロボーでもするほうがよほどコスパは良いのです。米食が少なくなってから、田植えから稲刈りまで時間をかけて手入れしながら作物を育てるという忍耐強さは無くなり、一年中、コンビニに豊富な食料が置いてある中で育てば、勤労についての理解も変化するようです。広い田んぼに比べれば、生産性は決して良くなくても、コツコツと棚田を整備してきた日本人の精神性の高さが日本中に受け入れられて現在に繋がっているのです。コスパが悪いと、これを放棄していたら日本の文化は、とっくに廃れていたことでしょう。

 もちろん、常識的な出費の範囲に決まっていますが、私は、安全のためには「コスパ」など、くそ喰らえという「安全真理教」の信者でして、多少のコストを払ってでも安全を確保することが、大きな事故を回避して、結局は皆の幸福につながるのです。今や「昭和の生き方」と笑われようとも、世の中に迎合しない、自分の生き方を確立することが一番大事なのです。 「コスパ」だ「タイパ」だと、カタカタ言葉が出て着たら警戒すべきです。 カタカナ言葉にろくなものは無いのです。

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タイタニック観光の潜水艇

2023年06月23日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 海難事故見学ツアーが、海難事故体験ツアーになってしまいました。米国、カナダ、フランスの海軍まで巻き込んでの、気の毒な事故としての扱いが多数派のようですが、私は随分と無神経な成金旅行であるト冷ややかに見ています。 あのタイタニックでは、犠牲者が1千人以上、冷たい海の中でお亡くなりになったのです。それを金にものを言わせて海の底まで見物に行こうなどと言うのは感心しません。 これは、深海の学術調査ではない、ただのヤジウマで、タイタニックを自分の目で見たからと言って単なる自己満足。何を得られるものでもありません。タイタニックの犠牲者を弔いたければ、海の底まで行かずとも、海上で祈りを捧げれば良いのです。 

 もし、私の息子がこの潜水艇での事故に遭ったとしても、それは自業自得、「自分の責任ですから、どちらの海軍の方もお国の税金など使用することなく、救助など必要ありませんので、お引き取り下さい」と救助はお断りします。 しかし、彼らの何事も金儲けにしてしまう実行力には感心します。 人の不幸さえ、見世物として金儲けの対象にしてしまう。 今回の事故は、そういう節操のなさが自分の番に回ってきただけの事です。

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コロナに負けました。

2023年06月22日 09時26分30秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 ワクチンは、2年前の2回目で止め、その後はイベルメクチンでコロナ対策を自分なりにしてきたのですが、この2年間の無事に少し油断してしまいまい、とうとうコロナにやられました。現在は、熱も収まりましたが味覚障害が残り、塩味ばかりが増幅され、昨日のお昼は10日ぶりに鴨セイロを食べたのですが、だしの旨味、コクなどを感じない不味い味しか感じませんでした。 もちろん、これは私自身の原因で、お蕎麦屋さんに文句は全くありません。

 発熱している間、苦しかったのですが、いくつか実験をしてみました。アセトアミノフェン、イブプロフェン、ロキソニンのどれが一番効果があるか、抗原検査キットは尿でも反応するかなど試みました。 健康で毎日気分良く暮らせることのありがたさを痛感しました。

 


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昨日の日経産業新聞

2023年06月09日 13時58分45秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 昨日の日経産業新聞への広告です。 昨日は、神戸に出張してきました。 弊社、化学工場での水素ベント(排気塔)での使用実績が多々ありまして、水素貯蔵施設での落雷対策のお役に立ちたいと思っています。 水素は、その施設が落雷を受けなくても、頭上に雷雲が来ただけでも水素排出が行われていれば発火する可能性があります。 貴重な水素を排出などしないのでは? とお思いになる前に、空のをペットボトル逆さにしてお風呂に入れてみてください。 ペットボトル内部の空気があるために、お湯はペットボトルには入りません。 同じようにからの水素タンクに水素を入れようとしても、どこからか、内部の空気と入れ替えるようにしか水素は入りません。 すなわち、水素タンクの空気を抜きながら水素を入れることになりますが、その時タンクには幾分かの水素が残っているでしょうから、タンクに残っていた水素は排出されます。

 これが落雷で燃えないようにPDCEが利用されているのですが、実は、PDCEで落雷を防ぐだけでは不十分でして、落雷にならずとも排気口の水素が燃えることはあるのです。落雷対策だけでは不十分なのです。 弊社、実験を繰り返して、着火し難い構造の排気口を開発しましたが、これは60年近く前に米国で特許になっていました。 水素社会と叫ばれていますが、水素を安全に使うためには、その安全対策も必要になります。弊社のような零細企業が安全に水素を使うお手伝いができる事は誇りに思えます。

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ロイヤルウィングの引退

2023年06月09日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 まず、最初に一昨日6月7日のブログで、電池の重さを2トンと書きましたが、1トンの誤りでした。 かなり高級車の事でして、大衆向けの車ではそこまで重くありません。

 横浜港  大さん橋を拠点に周遊クルーズを行ってきたレストラン船「ロイヤルウイング」が2023年5月14日、ついにリタイアとなりました。 横浜港に係留保存されている日本郵船の貨客船「氷川丸」や帆船「日本丸」も汽笛を鳴らし、旧関西汽船の「くれない丸」時代から63年間にわたって親しまれた客船の最後の航海を見送りました。 この船ができたのは1960年。関西汽船の大阪・別府航路で「瀬戸内海の女王」と呼ばれていた時代もあったそうですが、この船を横浜に持ってきたのは私の先輩でして、横浜港の係留権を活かすために、当時は瀬戸内海航路も中止していた「くれない丸」をリニューアルし、横浜に持ってきたというのが、この先輩の武勇伝の一つで自慢話をよく聞かされます。 都内の居酒屋である造船会社の方が「くれない丸」がお荷物になって困っている話を隣席にいたこの先輩が聞きつけ、たまたま横浜港の係留権を持っていた知人の話とを仲介したそうです。 写真をよく見ると、アチコチ錆が出て63年の月日を感じさせます。 横浜港でこの船を見ることのできるにはいつまででしょう。

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現場作業員の高齢化

2023年06月08日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 NHKの「解体キングダム」と言う番組、最高に面白いです。普通では見ることのできない、煙突、鉄塔、高層ビルなどを解体する作業現場を見せたいただけます。 前回、これでビックリしたのは鉄塔に登る作業員の方が全員60歳代で、30歳 ~50歳は一人もいない現場でした。 その話をすると、実は避雷針の工事現場も同じような傾向で、若い方が少なくなってきているようです。高所作業は嫌だという若い社員に無理強いすることもできず、現場に適応できずに仕事をを辞める方も少なくないのです。本来、下請けを重ねてはならないのに、実際の工事をする方の所に降りて来た時には驚くほどのピンハネがされているのも事実のようです。

 また、昔、建てられた建築物の中には、保守のことまで考えずに作ってしまったようなものも多々あります。 建築中であれな、現場にタワー・クレーンもあり、200kg程度のモノは軽々と吊るし上げ、足場もあって、避雷針の根元をねじ止めするのは簡単でしたが、それから30年、周囲には今さらクレーン車も入れない、人通りの多い周囲にはボルトの1本も落としたら通行人に大事故を起こしてしまう。そんな中で、古くなった避雷針をどのように取り換えるか?ここはベテランの知恵が発揮できるのですが、残念ながら高齢者は高所作業の現場には立ち入りさえできないのです。かくして、技術の継承もままならない。口ばかりの AI なんぞには歯が立たないのです。

 この現状を何とかするには、ベテランが参加できるうちに若い方を引き込まねばならず、それには現場で高所作業をされる方の賃金を改善するしかありません。 建設業の方から「半値、八掛け、5割引」とゴロの良い言葉を聞いた時には何のことかと思いましたが、最初を100%とすると、半値で50%、八掛けで40%。さらに5割引きで20%まで値引きを要求されるという世界のようです。 そういうイビツナ構造は長続きはしない事でしょう。

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自然エネルギーへの躊躇

2023年06月07日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 私は、会社の経営者と言う顔と、発明家、エンジニアの3つの顔がありますから、そのどれで話しをするかで立場が異なります。 太陽光や風力などの自然エネルギーについて、経営者の立場で言えば、その分野でも多くのお客様にお使いいただいていますから、お役に立てれば嬉しいですが、発明家/エンジニアとして言えば、日本が進むべきはもっと高度な小型原発に注力すべきで、太陽光や風力などにかまけても、輸入製品を使用する自然エネルギーの活用が日本の産業力が向上する訳ではなく、電気のいくばくかの助けにはなっても、輸入品を使用するだけですから大きな観点で日本の産業力の為にはならないのです。その辺りを誤解され、当面のお客様は太陽光と風力であるのに、これに私が否定的であるとお小言を頂戴することがありますが、自然エネルギーに対して、PDCEを販売しないなどとは絶対に言いませんし、事実、たくさんご利用いただいていますし、それらを雷害から護りたいと思いで風力発電関連では特許をいくつも、所有しています。 下の新聞広告では、避雷球ですが、翼端取付用の専用機も開発済みです。

 ただ、マスコミに踊らされ、自然エネルギーの素性を御存知ないまま、自然が一番という程度の方が多いのも事実です。 自然エネルギーのビジネスは、政府からの補助金(結局は我々の税金)で儲かる仕組みになっていて、多くの企業が参入していますが、我々も電力料金の中に「再エネ賦課金」とかの名称で発電コストを負担させられているのです。 本来、発電コストの高い方式は商用発電の舞台になど上がってはいけないのです。 日本の産業発展にならない高コストの発電方式と言う点で、あまり好きにはなれないのです。 日本の国力を強化し、かつ電力をどう賄うかについては、核融合が実現するまでは、小型原発でつなぐ、この技術は世界で欲しがられます。一方、太陽光と風力は、ほぼほぼ全て外国産です。日本の産業力の強化にならないのです。 まあ、これは本来は政治家がその道筋をつけるべき事で、私個人ではどうにもならない事ですから、経営者としては、補助金を利用して自然エネルギーで要領よく立ち回るのが正解なのでしょうが、エンジニ/発明家がそれにブレーキをかけてしまいます。

 EVについても原発が稼働していて夜間の余剰電力が潤沢にあれば、EVも選択肢に一つですが、その電気が不足しているのにEVは電気がモッタイナイのです。 先日、「人と車のテクノロジー展」を見た友人が、体重50kgの自分が移動するのに重量2トンのバッテリーが必要というのはアンバランスであると気が付き、EVへの関心が少し薄れたとの事でした。これは立派なバランス感覚です。まだ、発展途上ですから、これから改善されるでしょうが、電気の供給とバッテリーの廃棄処分の方法が確立されるまでは安易にEVに動いてはいけないのです。

日経産業新聞 2023年 6月6日 に掲載

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水素電車

2023年06月06日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

友人が撮影した水素電車の写真を送ってくれました。 普通の電車のように見えますが、なるほどパンダグラフがありません。 電気の無い「非電化区間」を走る「電車」です。 カッコで囲ったのは、電車のようで電車ではないモノもあり得るからです。

今までの非電化区間を走る「ディーゼル車」がありますが、次の2種類です。

1)ディーゼル・エンジンの回転力をトルクコンバータで車輪に伝える

2)ディーゼル・エンジンで発電機を回し、発電した電気でモータで車輪を駆動する

地方の非電化区間で乗客を乗せるディーセル車は(1)、操車場で貨物車の入れ替えをしたりするディーゼル機関車は(2) が多いと理解していますが、 第三の方式で「水素燃料電池」で発電した電気でモ-ターを回す電車は鶴見線と南武線でも走行実験を始めたそうです。 ちなみに今までのTOYOTAの「ミライ」は燃料電池ですが、先日の富士スピードウェイでのレースでは、TOYOTAは水素を燃料として燃やすエンジンで完走しました。

 燃料電池と言うのは結構古くて、約60年前、NASAのジェミニ計画(アポロ計画の前)でも使用されていました。子供の頃、モーターと電池に興味がありまして、モーターを下手に分解するとブラシの接触が悪くなってしまうので、マブチ・モータを何台も壊し、マブチ・モータの発展には随分と貢献しました。子供心に燃料電池ってどんな電池なのかと心ざわついた思い出があります。 昔は、宇宙船のような特殊な用途にのみ使用されていたものが、いまや、通勤電車で使用されようとしているのです。 脱炭素化の流れですが、JR東は、水素燃料電池、JR西日本はE-フューエルを進めるようです。 私は、「脱炭素」「脱二酸化炭素」は胡散臭い話で、信用していないのですが、世の中の真面目な方は、キチンとその方向に向かって努力をされています。

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給食費

2023年06月05日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 言葉自体が自己矛盾ではないかと思うのが「給食費」です。「給食」と言えば、「食を給う」ですから、「給う」と言うのは上位から下位にお与え下さるという意味ですからタダのはずです。「給食」と言えば「食」をタダでお与え下さるものなのです。それに、費用の「費」など金銭の負担を意味する言葉を付けること自体矛盾しているにも関わらず、学校教育の場では、私が子供の頃から、給食費の封筒にお金を入れて学校に持っていきました。日本の学校教育と言うのは、言葉へのセンスが皆無で、こんなに矛盾することを堂々と何十年もしているのですから、この自己浄化機能のない学校教育などあてにならないという声が上がってきても少しも不思議はありません。 イヤ、学校レベルではなく、お上からして、無償ではないモノに無償のような名称を付けて集金している詐欺的な行為です。 公正取引委員会も歴史の前には黙認のようです。

 給食費について文句をいうと、我が子が給食を食べながら、給食費を払わないというトンデモ親がいるそうですが、私はその類ではありません。 英語の諺でも There si no free lunch in the world. (世間にタダメシなどない)というように食べさせていただきながら、その費用を払わないなどという事はしたことはありません。 将来は無償化になるかも分かりませんが、現行の制度の内は払わねばなりません。

 黒子のように、そこに存在しているのが見えていても、見えないふりをして観劇するように、日本ではダブルスタンダードにイチイチ文句を言わないのが美徳なのでしょう。少子化対策で遅ればせながら給食も本来の無償の給食になりそうですから、この言葉の矛盾も近々、解消され、死語となることでしょう。

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横浜開港祭

2023年06月02日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 本日は残念ながら大雨のようです。昨年は、流行りのペーパーレスとの事でガイドブックを出さなかったのですが、今年は紙モノが復活しました。 そのガイドブックに掲載した弊社の広告です。 花火も大規模に打ち上げられるでしょうから、横浜近辺にお住いでしたら、見に来てください。 

 横浜は開港以後の歴史は沢山残っています。その中で残念なのが、桜木町駅(昔の横浜駅)に、鉄道が新橋から引かれた時に開店した駅蕎麦「川村屋」さんです。このお店、今年3月に閉店となってしまいましたが、「明治33年伊藤博文を通じて営業許可を得て開業して以来、桜木町駅と共に歴史を刻んでいる桜木町駅のシンボル的なお店です。天然だしを贅沢に使った『手作り』のお汁が自慢です。出汁取り一筋数十年のおばちゃん達の底力をご堪能下さい」とサイトにあったように、伊藤博文公は横浜には縁が深く、別邸が横浜市の歴史的建築物として保存されています。川村屋さん、当初は洋食料理だったそうで、その後は駅ソバやさんでした。 各席にはこの歴史が説明されていました。

 


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