雷ブログ

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日常にある電波妨害 ジャミング

2023年01月19日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 私の知人で、会社を経営している方ですが、商談の最中に相手の携帯が鳴って商談が中断するのを嫌い、携帯を通話不能にしてしまう装置を持ち歩いているとのことです。 スマホ程度のこの機器をONにするとその周囲数メートルの携帯は「圏外」になってしまい、電話はかかってきません。このような電波妨害をする事を「ジャミング」、それを行う機器を「ジャマー」と呼びますが、既に身の周りでは内証で使用されています。ジャマーを使用することで、商談を途切れることなく進められ助かっているとのことです。 まあ、1時間程度ですから、相手の携帯が圏外になっても特に大きな影響はないことでしょう。「あそこの会社に行くと携帯が繋がらない」との噂も出ていなく、今の所満足だそうです。

 同じようにGPSを無効にしてしまうジャマーもあります。 この仕組みは重要で、ドローンなどはGPSの位置情報を頼りに飛行してきますから、ドローンに爆弾を積んだ自爆ドローンを自分の所に誘導しないようにするには、このGPSジャマーで自爆ドローンの目的地を不明にしてしまえば良いのです。 重要拠点、例えば首相官邸や公邸には、恐らく、既に設置済みかもしれません。ここをを目標に自爆ドローンを飛ばしても、GPSジャマーがONになっていれば、そこまでたどり着く事ができません。しかし、難点は、自爆ドローンはいつ飛んでくるか分かりませんから、これを四六時中ONにしておくとその付近でのGPSは使えなくなります。 カーナビなども使えなくなりますので設置済み/使用中かどうかは周囲を車で走行してみれば分かります。

 GPSの位置情報を使用する機器は、例えば子供に「お守り」のようにランドセルにでもぶら下げておけば、親の携帯に子供の居場所がすぐわかるようなサービスとして既に販売されています。 夫の行動をすべて把握したい奥さんが夫のカバンに仕掛けることもあるようです。そんな時に、このGPSジャマーを使えば、自分の居所を知られなくすることができます。 廉価に敵国を爆撃する手段としてに自爆ドローンが使われますので、これに対する防御としては、全国の送信鉄塔、携帯基地局、常用施設などにGPSジャマーを設置して、日本国内の目標を電波的にすべて見えなくすることが重要です。するとカーナビもなども使えなくなりますが、ハイテク用品では、便利さと危険は常に裏腹の関係にあり、どちらかを優先するのは仕方ない事です。これが一般的に多用されると、その年の流行語には「GPSジャマー」など入るかもしれません。漢字で書くと「GPS邪魔」でピッタリです。

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