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無駄な買い物  トマホーク

2023年01月17日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 敵基地攻撃能力のためにトマホークを2000億円かけて500発を装備するとの話ですが、日本の政治家は、軍事オンチばかりなのか呆れてしまいます。 トマホークの搭載する弾頭は100kg程度の爆薬で、その程度のミサイルをいくら撃ち込まれても相手はビクともしません。相手にとって蚊に刺された程度の被害では抑止力になりません。 抑止力と言うのは、相手が怖がって手を出せない事に意味があるので、遠慮して中途半端な事をするのではなく、相手に壊滅的な打撃を与える兵器でなければならないのです。そもそも「敵基地攻撃能力」などの言葉遊びがバカバカしいのは、北朝鮮のミサイル発射の映像を見て分かるように、敵は車両で運搬して移動発射をするのですから、基地からミサイルが発射されるとは限らず、相手のミサイルが何処にいるかなど分からないのです。ですから、敵基地を攻撃して攻撃を防ぐことなど不可能です。狙うなら大都市です。一般市民に犠牲者が出ないとダメなのです。「最低限の」などと遠慮してはなりません。 やるなら死に物狂いでトコトンやらねばなりません。 生兵法はけがの元なのです。

 一発で確実に相手に壊滅的な打撃を与えるためには、核しかありません。通常弾頭のトマホークなど何の意味もありません。日本には現在は核兵器はありませんが、核物質は潤沢にあります、プルトニウムです。弾道ミサイルで生のプルトニウムをバラまくと宣言しておくのです。弾道ミサイル、これはイプシロン・ロケットがありますから。これを大量生産して日本中に配備するのです。そして、核兵器を開発する時間的余裕はありませんから、六ケ所村に保管してある、生の使用済み核燃料、プルトニウムで良いのです。 日本を侵略すれば、プルトニウムがまかれる。。。これこそが抑止力になる言うものです。

 トマホークはGPSだけでなく、地形データを用いて中国内陸に到達します。そんな中国のICBM基地までの地形データなど日本にあるのでしょうか? これも米軍支給ですかね? 亜音速で飛行するトマホークなど迎撃されてしまいます。 トマホークを揃えるなど、まるでド素人。製造元の米国レイセオン社が儲かるだけの戦争ゴッコです。岸田さん、米国訪問で米国側から歓待を受けたとのことですが、米国製兵器を爆買いする上顧客ですから歓待されるのは当たり前です。岸田さん、バイデン大統領の隣でニコニコしていましたが、米側にとっては米国製兵器を日本に買わせることは赤子の手をひねるようなものでしょう。米国製の兵器ばかりに頼らずに、自前で何ができるかをしっかりと検討すべきです。このトマホーク、目標を米国内にしたら機能しなくなるような仕掛けがブラックボックスとして付加されているのでしょうね。防衛政策としてだけでなく、日本の産業政策として国産兵器を輸出産業に育成すべきなのです。 日本の政治家様たち、お仕事を、もっと真剣にしていただきたいものです。

 その前に、国連の常任理事国である中国に正々堂々と軍事力をもって制裁されることの無いように、敗戦国条項を改訂しておかねばなりません。現在のままでは、敗戦国日本は、常任理事国の中国には逆らえず、日本が事を起せば、例え日本が自衛のための戦争と言い訳しても、敗戦国ですから、いつでも合法的に制裁の対処になってしまいます。国連での立ち位置を改訂をせずに中国に逆らえば、第二次大戦の敗戦国としては制裁されてしまうのです。 そういう意味では、第二次大戦の戦後は継続しているのです。 国連は、その第二次大戦の敗戦処理のための機関ですから、このような国連にいつまでも貢いでいないで、正すべきを正さねばならないのです。

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