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将来世代にツケを残さない?

2023年01月05日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 「将来世代にツケを回さない」と言うような理屈が堂々とまかり通るのは、日本人は感情が先に立ち論理的な思考ができないという事を表明しているようなもので、このような発言をする方は総理大臣としては程度が悪すぎます。いえ、総理大臣ですから、それほどアホなはずはありません。分かっていながらウソをついているのです。真面目そうな顔をしてサラット、嘘を言う。こういうウソつきはアホよりも始末が悪いのです。 何が間違いかと言えば、2つありまして、

その1.国債を「将来世代のツケ」と国民が負ったツケの如く言っている点です。国債の発行額を人口で割り、国民一人当たり800万円だの1千万円だの借金との話は全てウソなのです。 あれは、例えていうならと言うだけの話で、私は800万円もの借金の借用証書など書いた覚えはありませんし、国民のだれ一人、借用書など書いた覚えのある人はいません。 借用書も書かずに800万円ものお金を誰が貸してくれるのでしょう? 国民としては、身に覚えのない借金を「国民一人当たり800万円」などと言われるのは不愉快です。あれは、政府の借金であり、国民の借金ではないのです。それを将来世代のツケと言い切っているのは、自分の(政府の)借金を国民に転化している大ウソなのですが、どうしてか国民は怒らないのです。ですから、国民は甘く見られ、負ってもいない借金を背負わされているかのようなウソが蔓延しているのです。

その2.安全で、立派なインフラの整った国土に住めるというのはタダではできない事です。現在は国債と言う政府の借金で作ったとしても、それを享受するのは現役世代だけでなく、未だ見ぬ、次の次の世代も使用するのです。そのような立派なインフラが生まれた時から無償で用意されていると思うのが間違いです。 御先祖様が、当時は借金で作ってくれたものを有難く使用させていただくなら、それ相当の負担があっても当り前ですし、安全保障という点では、国土があってこその話であり、将来世代に安全な国土を残すためであれば、ツケを残したとて悪いことではないのです。 それも言葉だけの「ツケ」であり、実際には将来世代が返済する借金ではないのです。

5月には地元の広島で、世界の指導者を相手に核兵器のない世界を訴えるのでしょうが、ロシア、中国、北朝鮮と核兵器を持ちつつ、日本には必ずしも友好的でない国々に囲まれ、それを米国の核の傘で守られていながら、核兵器の廃絶などと言うのも現実よりも理想が先走っていて、総理大臣としては余りに頼りない。理想を追ってばかりいないで、足元の経済を見れば、隣国にも追い抜かれ、世界で一人負けしていながら、その経済政策の失敗については知らんぷり。民間企業でしたら許されませんが政治の世界は甘いですね。。あの程度でも社長をやっていられるのですから。。

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