雷ブログ

落雷抑制システムが運営するブログ

我慢が大事

2011年06月30日 07時58分05秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

先日、PDCEの取付工事をした中村畜産様は5000頭もの豚を飼育されている大規模な養豚場で、社長の中村様は創意工夫や新しいものへの感度の高さなど、養豚で成功されていますけれど、どのような仕事をされたとしてもそれなりに成功するであろうと思わせる方です。清潔な農場でSPF「美明豚」というブランドで養豚をされています。その中村様から伺ったお話しです、

豚も集団の中でいじめられるのがいるそうです。いじめられても、我慢強い性格の豚さんは噛みつかれて怪我をしてもジット我慢して済ませるそうです。すると少しの怪我だけで終わります。辛抱強くない豚さんは、ギャーギャーと泣きわめき、逃げ回り、それがかえって仲間からの攻撃を誘い、逃げ回ると体重の割にそれほど強くない心臓が先にダメージを受けてしまう事もあるそうです。

人も豚も集団の中で生活していくのは簡単ではないですね。そして、辛抱、我慢強さというのは大事な要素のようです。思い返せば、私も、もう少しの辛抱をしておけばよかったのに。。。。と反省することは、過去多々ありました。しかし、能天気な性格でなかなか学習効果が得られません。そこが生きる難しさかもしれません。

〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町24番地8
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若い職人さん

2011年06月29日 08時22分39秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

昨日は、雨の心配どころか真っ赤に日焼けして帰ってきました。

オッサンとしては「今時の若いヤツは」という話しは多いのですが、今時の若い職人さんの立派な働きぶりに感心してきました。

一人は、コンクリート柱を運んできた運転手さんですが、クレーンのリモコンを上手に扱いながら狭い場所に17mものコンクリート柱をクレーンのブームを上げたり下げたり、伸ばしたり縮めたりしながら見事に降ろし、その後も仲間の仕事を黙々と手伝っていました。 

そのコンクリート柱にPDCE避雷針を取り付け、柱を建てる仕事をしていた若い職人さん二人も親方からの指示を待つまでもなく率先してテキパキと仕事に当たり、これまた見ていても気持ちいい仕事をしていました。

暗い話題の多い昨今ですが、次の時代を担う若い世代がキチンと育っているのを見るのは嬉しい事です。

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月刊「Will」 8月号

2011年06月28日 05時39分16秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

今まで何度となく古川和男先生の「原発安全革命」を紹介してきましたが、月刊誌「Will」8月号の堤 堯さんの連載「ある編集者のオデッセイ」にこの本が「希望の書」として1ページ以上にわたって紹介されています。まあ、堤さんは文芸春秋の元編集長、「原発安全革命」は文春新書とのつながりで当然などとひねくれた事は言わずに「原発安全革命」か「Will」を読んでみてください。

もし、「脱原発」を争点に解散とでもなりましたら、今の流れから言えば「脱原発」に流れる人は多いことと思います。しかし、第二世代の古い原子炉をボンヤリ使用していて事故にあったからと言って原子力全体を否定する前に別の技術もあることをこのブログを読んでくださっている方だけでも知って欲しいと思います。

私は自然エネルギーを否定しているのではなく、自然エネルギーであれ原子力であれ、どれか一つに凝り固まった考えが恐いのです。

さあ、これから行方市へ工事の立ち会いに行ってきます!!

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明日は工事の立会です

2011年06月27日 10時53分57秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

明日はPDCE避雷針の工事の立会で茨城県の行方市に行く予定です。ここは、霞ヶ浦と北浦の中間くらいの地点で、昨年の7月には周囲5km四方に何と350発もの落雷が観測されています。この数年の雷の増加に、天候のおかしな変化を感じられるとのことでPDCE避雷針を付けてみる気になられたとのことです。

今回は、独立避雷針としてコンクリート電柱の先に支持管を取り付け、その上にPDCE避雷針を取付ます。17mもある長い電柱を運び入れるのですが、明日の天気が少し気がかりですがドシャブリでもなければ雨天決行です。

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原子力安全委員会

2011年06月24日 13時38分52秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

先日、TVのニュースで原子力安全委員会の様子を流していました。その中で「今まで資料もサラ~ッとしか目を通して来なかったが、今、良く読み返してみると配慮が足りなかった」という旨の発言があり、ビックリしてこの委員会の議事録をネットで探して読んでみましたら再度のビックリです。ほぼ、毎月のように内閣府にて定例会は開いているのですが議事録は5分で終わっているものもあります。これで年間の手当てが1650万円だそうです。

こちらの一方的な期待かもしれませんが、「原子力安全委員会」という名称からすれば、原子炉の安全を確保するための最高の機関ではなかったのでしょうか? TVのニュースは編集しますし、発言の前後の脈絡も分かりませんが、この委員の発言からは委員であることの自覚が微塵も感じられません。議事録を読んでも同じような印象です。福島の事故は、東電だけの責任ではなく、原子力行政の全体責任と起こるべくして起こったようなものです。原子力安全委員会は、事故が起きたことに東電と共に共同責任を感じないのでしょうかね?事故の前も後も同じようにまるで第3者のようにシャーシャーとしている。これでは、福島で故郷を奪われた方が気の毒すぎます。後始末の行方もハッキリしないうちに今度は「自然エネルギー」とハシャイデいる総理大臣といい、日本はどうなってしまったのでしょう?

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古川和男 「原発安全革命」 春秋新書

2011年06月24日 12時29分11秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

書店の原発コーナにあるのはほとんど反原発の本ばかりです。内容はほぼ同じようなものが多いのと、既に起こってしまった事故の事を今になってアレコレ言っても何も前には進みません。数ある原発本の中でのお勧めは、文春新書806「原発安全革命」古川和男 です。

これまでの原発とは全く異なる原理で、極めて安全な原子炉の話しです。この原子炉は、液体のトリウムを燃やす小型のもので、この本の内容は原子炉の話しですからソコソコ難しく、通勤電車の往復2時間で完璧に読める。。。とはいかないと思います。何度も反復し、視点を変えながら読み返してみましたが、このトリウム原子炉は、このまま埋もれさせてはもったいない技術です。

ウランープトニウムの原子炉の悪さ、何故、そういうものが主流になってしまったかなど丁寧に説明されています。沸騰水型、加圧水型、これらの原子炉だけを見て原発反対と結論を急がないで欲しい。原発の賛否を決めるようなことがあれば、この溶融塩炉の話しを聞いてからにして欲しい。週末に時間があれば絶対に読んでおくべき内容です。

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働き蜂ではなくて、働きアリの話しでした

2011年06月23日 08時08分57秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

何となく不安に感じた事が当たっていました。先日、働き蜂の中にも働かない蜂がいると書きましたが、蜂では無くアリの話だったのでは? というかすかな不安が的中しました。以前に読んだ本の中から探し出しました。「働かないアリに意義がある」(長谷川英祐:メディアファクトリー)です。アリも蜂も同じように社会を構成するので、両方の話しがでてきますが、メインはアリの観察でした。

この長谷川先生は、進化生物学の先生でアリのコロニーを観察して、「社会」と「個」の関係を面白く解説しています。その中からいくつかを紹介します。

・7割くらいのアリは巣の中で何もしていない
・生まれてから死ぬまで何もしないアリもいる
・集団としては、おバカさんがいた方が成功する
・働き者のアリだけ集めたエリート集団を選別しても、時間がたつと働かないアリが出て来て、働き者と怠け者の割合は同じになる
・怠け者アリを抱える集団は、短期的な労働効率は低いが長期的な存続率は高い
・アリや蜂が社会を作って滅私奉公しているように見えるが、自らの遺伝的利益も社会を構成した方が大きくなる
・小さな脳しかなく、指導者がいなくても社会での役割を統率する仕組みがある

これは、アリと蜂だけの話しではなく、身の回りを観察したり、過去を振り返ってみたりした時に思い当たる事の多い内容を多く含んでいます。

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再生エネルギー法案

2011年06月22日 07時46分16秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

菅首相が拘っていると報道されている「再生エネルギー法案」ですが、この法案は、少し無理があるのでは?とチョット引っかかります。通常、価格は、市場を背景として供給側と需要側の力関係で決まりますが、政治の力で一方的に固定価格を押し付けるんですよね?電力会社は仕入コストがいくらであっても、そこに利益を乗せて販売しますから、結局、我々が高い電気を買わされることになります。まあ、これからは電気代が高くなることも覚悟しなければならないということでしょうか?しかし、それでは日本の産業界が弱体化しますね。高いものを無理やり買わせるのではなく、安いコストで電気をつくろうという前向きな考えはないのでしょうか?

先日、ある報道番組でゲストの国際政治の先生が、これからは電気も自産自消、自分で消費する分は自分で作れと元気な発言をされていました。生活保護世帯が200万にもなったとのご時世で、そのようなことができる訳がありません。書店には原発非難本が山積みされ、自然エネルギ=正義の味方、原発=悪者のような方向へいっぺんに流れてしまうのは恐い事です。自然エネルギーについては、定量的【そして一番大事なのは客観的に】な説明が欠けています。もっと、現実的な解法が必要ではないでしょうか?「熱ものに懲りてなますを吹く」という諺がありますが、福島の件で原子力を忌避するのではなく、安全性を高め多新世代のものを10年かけて開発して欲しいです。しかし、もう、福島や青森、新潟に置くことは許されません。各県ごとに「地産地消」の安全な小型原発を置くのです。ウランでなくトリウムを使用する新型の原発です。安全に廉価な電気を安定して供給するには、自然エネルギーだけでは無理なことです。

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「ちきゅう」修理が終わり、次はスリランカへ

2011年06月21日 07時37分48秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

津波で推進機の一部を損傷した「ちきゅう」の修理が終了し、駿河湾での試験航海が18日から始まりました。今後の予定は、7月3日まで修理した部分の確認試験を行い、その後、横浜で次の調査の準備、7月10日からスリランカに向かうそうです。

途中、赤道直下の雷の多い地域を通って行きます。PDCEがうまく機能して「ちきゅう」を落雷事故から守ってくれると信じています。。。。プロ野球選手の息子を持つ親は、息子が今日の試合で活躍してくれるのだろうか。。。と毎日、心配でしょうね。私も、PDCEが機能することは信じていながら、この親御さんの気持ちが分かるような気がします。

スリランカでは雷はどうか? と思い検索しましたら YouTube に「思考も止まるスリランカの雷」がありました。その他、「落雷で4人死亡」とか雷関連のニュースは多数ありました。 こうなると、プロ野球選手の親というより、息子を戦場に送り出す親の様な気分です。どうか、無事で役目を果たし帰ってきてくれと出発の前から祈りたくなります。

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原発シニア隊

2011年06月20日 08時06分55秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

参加資格は60歳以上のシニアで福島原発の事故処理をお手伝いする「原発シニア隊」に応募が殺到しているとのTV番組を見ました。発起人の山田恭輝(やすてる)さんは72歳。この年代の方には、まだまだ強く、国や社会を思う心があって、それ自体は非常に立派な心意気です。私も60歳ですから参加資格ありなのですが、「原発シニア隊」への参加は見送りにしたいと思います。

金に糸目はつけずに処理せざるを得ない汚染水、瓦礫、廃炉、核燃料。これらを巡っては既に大きなビジネスが始まっています。サルコジ大統領は、いち早く日本に駆け付けてきましたが、心からのお見舞いという事でなく、アレバ社の営業支援、早く収束しないと反原発の流れが強くなり、仏国による世界への原発の売り込みにも影響するといった事情からです。どのように廃炉まで持って行くかは、金目のビジネスとして日本と東電はむしり取られるだけ、むしり取られる構図ができ上がっているようです。

遅々として進まない処理。これを見ていると昔取った杵柄をもう一度ふるってみたくなる気持ちも分かりますが、現場レベルでの力仕事にシニアが投入されてもコストの安い労働力が100人、200人増えるだけで根本的な解決に寄与するのは困難かと思います。原発シニア隊は、放射線も恐くないとのことですから、例えば避難地域に住み込んで家畜の世話をしたり、福島原発の被害に会われている方の側で活動するのも一つの方法ではないでしょうか?

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働き蜂

2011年06月18日 21時35分14秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

このところ、朝早く出かけ、帰りは夜遅くという生活で、金曜日は大阪で3件、今日、土曜日は、帰り道の豊橋で1件のお客様に立寄って今しがた帰宅しました。という訳で久しぶりのブログです。

豊橋駅で「ひかり」を待っている間、ホームにはインドネシアからと思われる団体さんがいました。「のぞみ」が轟音と共に走り去るのを「ワァー」「キャー」と楽しそうにはしゃぎながら、ビデオ、写真を撮りまくっていました。その屈託のない明るく楽しそうな笑顔を見て、日本人は急ぎすぎなのかな?と思いました。「のぞみ」が10分おきに走るのは、世界の常識から言えば突出しています。しかし、大人の心底楽しそうな笑顔は、日本の会社ではほとんど見ることができません。

屈託のない笑顔、それで思いだしたのが、I社にいた頃の事です。米国に出張していると、金曜日は誰もが本当に楽しそうで、お昼ごろから段々と人がいなくなり3時ごろにはオフィスは空になっていました。夕方まで、そして、夜まで黙々と仕事をしているのは出張できている日本人だけでした。その頃は、日本が米国を追い抜きそうな勢いの絶頂期で、同時に日本たたきも始まっていた頃でした。あの「遊びモード」の米国人に「戦争モード」で仕事をしかけてはイケナイナと思ったこともありました。

働き蜂の国の働き蜂は、いつになっても働き蜂のままですね。。。しかし、本物の働き蜂の中には、全く仕事をしない働き蜂もいるそうです。全部の蜂が働きものという訳ではない所が人間世界の様で面白いものです。

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電気の地産地消すべきでは?

2011年06月13日 22時43分55秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

イタリアの皆様やってくれましたね。。。Fukushima のあとですから、日常生活の感覚で言えば当然の結果です。国民投票ですから結果は重いのですが、そもそも国民投票で決めることがそぐわないのでは? 

イタリアといえば、食べ物とファッションだけでなく、ガリレオ・ガリレイ、電気の電圧の単位V( ボルト)の名称にもなっているボルタ、無線のマルコーニ、核物理ののエンリコ・フェルミなど科学技術に貢献してきた国ですから、日常生活の感覚に+αが欲しかったと思います。原発で発電された電力を輸入して成立している日常生活の便利さを享受しながら自分の国での原発はイヤだというのはどんなものでしょう? まあ、私も、新潟と福島という東電管内の外に置かれた原発に支えられながらの毎日ですから同じようなものですが。イタリアも日本も考え方が委縮していますね。

日本もイタリアもG8の国ですから、自国のことだけでなく発展途上の国でのエネルギー対策などで世界をリードする責任もあります。増加している人口の健康的な生活をを支えていくにも安全で安定した電力は不可欠です。日本の原発は、排熱の冷却のために海沿いにありますが、中国は内陸部の水の無い場所でも使える小型の安全な第4世代の原発を開発中とのことです。省エネも大事ですが、そのような内向きの消極策では電力不足は解決できません。安全で安定した電力を確保するための積極的な案を議論すべきではないでしょうか?

地方を踏み台にする構造はもう許されません。電気も地産地消、各県がそれぞれ自分の所に置いておける安全な小型原発を開発する----それくらいの責任負担をしなければ福島の方々も許してくれないかと思います。

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原子力にサヨナラですか?

2011年06月13日 07時49分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

先日、原子力保安院の方とお話ししました。知らなかったのですが、原子力保安院というのは電気行政の頂点なのですね。発電の方法として、火力、水力などと並んで原子力があるのに、その中で原子力がまるで母屋を取ってしまったような構図です。それだけ国の方針が原子力最優先という事だったのですね。

世界各国で原発反対のデモがあったり、イタリアでは原発の推進について国民投票との事。日本でも、福島パニックが続く中、TV番組などでのコメンテータもほぼ反原発派を揃えていますから国民投票をしたらNOになることでしょう。自然エネルギー派に有利な風が吹いています。

しかし、全国の遊休農地に太陽光パネルを敷き詰めるまでに何年かかるのでしょう? 自然エネルギーをもっと使いこなす事には賛成ですが、国内での安定的な自然エネルギーは限られています。本当に、原発の代わりになるのでしょうか?どのエネルギー源も全て長所と短所を持ち合わせています。原発は、とんでもない量の排熱、燃料サイクルが不完全、運転で出る核廃棄物の処理など、大きな欠点があります。しかし、自然エネルギーの開発と同時に原子力の安全運転についても同様に研究していくべきであると思います。安全が一番大事なのは言うまでもありませんが、それと同時に十分な電力の安定供給も大切です。福島原発の生い立ちなどが明るみに出て、今回の事故は起こるべくして起こったことが分かってきました。 次はこの轍を踏まないように安全なものへと改良する路線は、放棄されてしまうのでしょうか?初期のジェット旅客機【イギリスのコメット】も初期は事故ばかりでした。その原因(金属疲労)を解析して改良し、今の安全なものになっています。事故があったからといって放棄してしまったら何の発展も望めないのではないでしょうか?

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複雑な社会システム

2011年06月11日 12時20分21秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

スイスから初めて日本を訪れた人を東京見物に連れて行きましたら、何故、日本では多くの人が必要のない余計な仕事をしているのかという質問を受けました。

これは、人口が7.5百万の国と127百万の違いで、かの地では労働人口が少ないため、社会の仕組みを簡素化しているのです。ところが、日本では、多くの人に職が与えられるように、いわばジョブ・シェアリングでワザワザ社会の仕組みを複雑にして手続きにも手間がかかるようにしているのだと答えました。 極めつけは、皇居 東御苑へ入る時に、無料にもかかわらず職員の一人が入場者にプラスチックのキップを手渡し、もう一人は帰る人から札を回収していました。 重要な施設なので、閉園した時に外来者が残っていないように管理しているとの理屈でしょうね。。。

昨日書きました車の運転免許もそうです。代書屋さんから自動車学校まで運転免許産業がありますし、運転免許を簡単に発行してしまったら仕事が無くなる人が沢山でます。免許を取れば交通安全協会、車を買えば、保険から車検関連まで、これまた沢山の人が車関連で仕事を分け合っています。小売店の前には、仲卸、卸売、農協/漁協などの生産者側の組合、これらを簡素化してスキップしてしまうとユニクロのように効率の良いビジネスができます。 しかし、大勢の人がこの小さな島国で生きていくための伝統でもあった訳ですから、一概に悪いとも決めつけられません。

しかし、今後、高齢化が進み労働人口の減少が進んだ時には、社会システムの簡略化は必要になるでしょうね。。。

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石川遼選手と運転免許

2011年06月10日 17時38分34秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

石川選手の運転免許の件で思い出しました。 昔、ペンシルバニアのペオリという町に3か月ほど滞在した時に、ただの旅行者でないような事をしたいと思い、運転免許に挑戦しました。 行ってみると高校生と数人の外人【私と韓国の方】が受験者でした。視力検査と交通標識を10個読み、次は口頭試験でしたが、何を問われているかが良く分からずに不合格。次の週に再度挑戦し、口頭試験の所でまた先週の担当者がいました。質問されると困るので、今度はこちらから、先週xxが分からなくて不合格になりましたが、勉強してきましたといって、およその見当で前回の答を先に言うと「良く勉強して来たね。合格」ということになりました。

最初の仮免に相当するのは、Learners Permit 「練習許可書」で、これをもらえば、公道での練習がOKになります。 初心者であればこれで練習し、次に試験官を乗せて町を一周して問題なければ合格になります。ほとんどの人が合格の様です。かの国は鷹揚です。いきなり仮免がもらえるのです。州によっては、それで一生の間更新しなくいても良い州もあるとのことでした。

そんなに簡単に取れるなら、ということで日本から免許目当ての観光者が増えたため、かの地での免許取得後、3か月以上の滞在が日本に戻って、日本の免許に書き換える条件になったと記憶しています。そこで取得した免許も必要なくなったのは、IBMに入社してからです。今度は、ノースカロライナのラーレーという町に足しげく通う事になりましたが、そこはIBMの城下町の様な町で、空港でレンタカーを借りる時にIBMの社員証だけで全てが済みました。免許証など持っているのが当たり前という前提でしょうね。社員証だけで事が済んだやはり、大らかな町でした。

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