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えっ、あの風車、日本製じゃないの?

2023年01月25日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 昨日の私のブログを読まれた方からの感想です。 先進国では、多くの工業製品は自国で生産しています。 もちろん、「外車」など嗜好品としての車の好き嫌いで外国製品も多く輸入されていますが、日本の電気を発電するという、インフラの一番根源的な分野で自然エネルギーと騒がれている分野で、太陽光パネルのほとんどは、人権の抑圧されたかの国のかの自治区で作らていますし、風力発電もしかりです。エネルギーに関しては、日本は発展途上国と同じで、太陽光パネルも風力発電も海外からの輸入なのです。

 風力発電のタワーの上の発電機、高い所にありますから小さく見えますが、世界最大級になりますと、高さ146m、約50階建てのタワーの上に乗る発電機の大きさも3階建ての大型住宅ほどの大きさがあり、羽根の部分の直径は252mもあります。これは、客室が2階建て大型ジェット旅客機(A380)の全幅が約80mですから、その3機分も並べたような巨大な羽根で、その面積はサッカーコートで7面分もあるそうです。 ここまで大きくなると簡単には作れません。

 かって、日本製の風力発電もありましたが、国内市場が小さかったため、産業として伸びませんでした。欧州のメーカーは、小さな自国の市場などあてにせず、最初から海外市場を目指して製品を作りますから、人口が1千万人に満たない小国でも世界相手に立派な工業製品を作り販売している会社は多々あります。日本ではなまじ、国内市場が1億越えの人口に支えられているので、内向きで海外を目指さないので、国内市場が小さけれ海外市場で活躍する企業には歯が立たず、風力発電も日本製は撤退してしまいました。 同じ構図で心配なのは日本の防衛産業です。自衛隊と言う小さな市場だけでは、防衛産業は成り立ちません。 無理やり国産していても価格の点で競争力が無く、商売としても成り立たないのです。 食料も、燃料も、重要な工業製品も輸入しなけれなならない状態で先進国と誇れるでしょうか? 電気が足りる、足りないの目先の話だ明けでなく、日本の産業をどのように伸ばしていくのか? 大きな問題です。 国内問題である宗教被害者を救うなど、小さなことばかりしているのは吞気すぎます。

 世界平和のために兵器を輸出してはいけないなどと言うのは独りよがりの平和主義で、現実は兵力の均衡で平和が保たれているだけです。ウクライナも、ロシアに拮抗した兵力をきちんと備えていれば、侵略などされなかったのです。兵器の輸出という点では、同じ敗戦国のドイツさえ、世界でベストセラーの戦車を輸出し、今回、ウクライナ支援では再輸出するには生産国であるドイツの承認が必要という事で、ドイツが存在感を見せつけました。今回のどさくさに紛れてK国もポーランドに戦車を大量に輸出することになりました。 最近の日本、こじんまりと内にこもってインバウンドの観光客を待っていますが、それではダメなのです。

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