から揚げが好きだ。

映画とサウナ。

サウナしきじに行ってきた件。

2019-10-03 07:00:00 | サウナ



先日、サウナ―の聖地と言われる「サウナしきじ」に行ってきたので記録を残す。

残っていた会社の夏季休暇を利用し、平日の月曜日に行ってきた。しきじの最寄り駅は静岡駅。少しでも交通費を浮かせるために、行きは高速バス、帰りは新幹線を使うことにした。自宅の最寄り駅を始発で出発し、新宿発静岡駅行きの始発バスに乗る(7時15分発)。初めてバスタ新宿を利用、外国人旅行者多し。若い学生くらいの女子も多く、ジャニーズ系アイドルのライブ後、一泊して帰る人たちのようだ。静岡駅行きの始発バスは空いていて、自分の隣には誰もいなくてゆったり過ごす。さすがに、しきじ目当てに始発バスに乗る人はいなさそうだ。

10時半到着予定のところ、15分遅れて10時45分に静岡駅に到着。駅から走って、しきじに向かう予定だったが、食べログでチェックしていた「焼津港 みなみ」の開店時間11時にちょうど間に合うタイミングだったので、ダメ元で行ってみることにした。駅から3分ほどの場所、行列ができているのですぐにわかる。10時50分頃に店の前に到着、行列の先頭から15人目くらいの位置についた。11時開店のタイミングで、店に入れなかったら諦めようと思っていたが、狭い店内ながら結構なキャパがあり、1巡目で入ることができた。10分で店内に入れたのでラッキーだろうか。ただ、席についても注文するのが店内に入店した順のため、注文を受けてもらうまでさらに10分くらい待つことになる。お店のスタッフの人は行列に慣れているようで、テキパキ無駄なくオペレーションしている。「ごめんなさいねー」と、丁寧な接客も忘れない。



手書きっぽいお品書きに期待が高まる。せっかくだからと一番高い「生本鮪丼」1580円を頼むことにした。これが失敗だった。さらに10分ほど待って、まぐろ丼が到着。見たところ赤身中心だが、本マグロの赤身が大好きなので問題なし。食べる。しかし、う~ん、本マグロならではのコクだったり旨みが感じられない。。。回転寿司とかで食べているメバチやキハダの赤身とそんなに変わらないのでは。切り身も意外と薄く、お得感は全くなかった。一方、隣の席の人が頼んだ「鮪三昧丼」(1380円)は中トロの刺身が豪勢に盛られており、解凍モノでも絶対にあっちのほうが良かったと後悔した。5分ほどで食べ終え、店を出る。11時半を回っていたが、店の前は凄い行列ができていた。

いざ、しきじへ。スマホで場所を調べると、そこから4キロほど離れている。食べた直後のため、途中、歩きながら走って向かう。ほぼ駅からまっすぐの道なので、ジョギングにはうってつけだ。38分かけて、しきじに到着。秋晴れの天気、湿度は低かったが、さすがに汗だく。見上げたしきじの看板が眩しく映る。



到着した12時過ぎ、駐車場は満車状態。聞きしに勝る盛況ぶり。1400円の入場券を券売機に購入し、受付スタッフの方から説明を受ける。自分のような「お初」組は最近多いみたいで、対応に慣れている模様。「お水汲んでもいいんですか?」と念のため確認すると「ご自由にどうぞ」。汲む場所は浴場内だが、名物の「滝」の横にある水飲み場よりも、浴場の右際にあるホースからの方が汲みやすいとのことだ。とても親切に対応してくれる。フロント横がすぐに脱衣ロッカーで、思いのほか狭い。後でわかったが、ドライヤーで髪を乾かすスペースが全くない。

ツイッターとかで、最近急増した一見客に、常連客の悲鳴が上がっていたので、くれぐれも迷惑をかけないように緊張の面持ちで浴場内に入る。これまたあるあるで、テレビで見たより狭い。薬湯とバブル風呂の浴槽が2つ、サウナが2つ、水風呂が1つ。中央に休憩スペースがあり、9つの椅子と、2つの長椅子が配置されている。人は多いが、思ったほどではない。やはりまず目に入るのが、水風呂の滝だ。見事にかけ流されている。高まる期待を抑えながら、汗だくとなった体をしっかり洗う。シャワーが凄い水圧、設備費をケチっていないのがわかる。洗体後、バブルバスで体を温め、いざ、サウナへ。

まず、高温低湿度のフィンランドサウナへ。100度超え、かなり熱いが、草加健康センターほどではない。6分我慢して、お目当ての水風呂へ。頭から水を何度もかぶり、いざ入水。おお、柔らかい。包まれるような冷たさ。まさに新感覚、これは病みつきになる。水風呂に入っていたのは自分ともう1人だけで、かなりゆっくりできる。しかし、周りに気を使って1分くらいで出る。続いて、薬草サウナに入る。

温度は70度くらいで低温だが、アツアツの蒸気により体感は圧倒的に熱い。それほど多くのサウナを経験していないけど、発汗作用は自分史上1位だ。1分くらいで汗が流れる。薬草の匂いと熱蒸気により、全身が猛烈に蒸される。「これだよ、これ」とテンションが上がりながらも次第に息する喉元が苦しくなる。周りの人がタオルで口を塞いでいるのは、このためなのか。3分ほどで汗だくになり、再びの水風呂へ。あーーー気持ちいい。1人になったタイミングで滝に打たれる。これは堪らない。喉がカラカラのため、横からかけ流されている水をペットボトルに入れ、体内に水分を入れる。こんな美味しい水があっただろうか。贅沢の極み。

中央のスペースで休憩。体外から、そして体内から冷やされた自身の肉体はあっとういう間に「整い」の境地に達する。ただ、あまりにも水風呂が気持ちよいため、「整い」よりも、サウナと水風呂の反復を優先してしまう。限られた時間が勿体ないと、薬草サウナと水風呂、ときどき、薬草風呂、そして水風呂。。。。12時から1時半まで、サウナや水風呂を貸し切りにできる時間もあって、ノンストレスで満喫することができた。他の利用客の方も、しきじを利用するだけあって、マナーをしっかり守っているようだ。水風呂に潜水する人もいたが、羨ましく思いながら自分は我慢。絶対気持ちいいに決まっているが、マナーマナーと自制。



13時半に一旦休憩するために浴場を出る。休憩スペースは「サ道」で見たより、かなり暗がり。鮪丼を食べたばかりのため、軽食として、イカのゲソ揚げと唐揚げを単品で頼む。味は普通だけど、この手のイートインにしては美味しいほうかも。周りの人は、定食を頼んでいる人が多そうだ。「ご飯が柔らかめ」とネットで見ていたので(苦手)、隣のおじさんに「ご飯は柔らかいほうですかね?」と聞くと、「そんなことないよ、結構固めかも」とのこと。無理してでも頼めば良かったかな。

14時に再び浴場へ戻る。少し人が増えている。サウナ→水風呂と2周したのち、気づけば、人が増えている。若い学生らしき集団が入ってきていて、サウナの満室状態が続く。当然、水風呂も渋滞気味。少しでも良い場所を確保しようと、入浴客同士で少しピリつく場面も見られた。平日、昼間の14時半の段階でこの状態だから夕方になったら入館行列ができるのも頷ける。ちょっとゆっくりできないなーと思い、後半は3セットで終了。2リットルのペットボトルに水を汲み、ドライヤーで髪を乾かせない不自由さを少し感じながら、15時前にチェックアウトする(後日、2階にドライヤースペースがあったことを知る)。帰り際、しきじのタオルを購入、300円なので良心的な価格だ。帰りのバス停までの行き方を、受付のおばさんが丁寧に教えてくれる。さらば、しきじ。

帰りはバスと新幹線で楽に帰宅。ただ、さすがに往復で新幹線はないなーと思う。何かの旅行のついでか、今回みたいに午後の混雑を避けて、宿泊するか、になると思われる。サウナしきじが静岡にしかないことが悔やまれる。「最高!」のサウナ体験だが、いかんせん人が多い。天然水のかけ流しで水風呂を売りにしたサウナ施設がもっと作られても良いと思う。設備費や人件費(清掃要員)にコストをかけても、しきじのように、これだけ集客ができたら、事業として普通に成功すると思うのだけど。他に水風呂が天然水のサウナがないか、探してみよう。

サウナ  :★★★★★
水風呂  :★★★★★+★
お風呂  :★★★☆☆
アメニティ:★★☆☆☆
アクセス :★★☆☆☆
ドライヤー:☆☆☆☆☆(2階にあったそうです)
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2020-01-22 16:27:21
しきじの水最高で気持ちいいですよね!
ドライヤーは2階の休憩室にありますよー
Unknown (らいち)
2020-01-31 22:22:28
>ドライヤーは2階の休憩室にありますよー

そうだったんですね。
教えていただき、ありがとうございます!
記事も修正しますね。

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