名古屋サウナ。3軒目(ラスト)。
ウェルビー名駅に行く。
「名駅」は「ナエキ」ではなく「メイエキ」と読むらしい。
結論。素晴らしい。。。
もしかするとウェルビー栄よりも好きかもしれない。感動のフィナーレ。
帰りの会計時に思わず「良すぎてビックリしました」とスタッフの方にこぼしてしまった。
サウナラボを出たのち、お土産の3店舗をめぐり、16時を過ぎた。お目当ての土手焼きの名店に行くか、サウナの3店舗目に行くか、迷いに迷ったが、「サウナ」という選択は大正解だった。
名古屋駅から歩いて10分もかからない立地。都内への帰路を考えるとアクセスがかなり良い。大き目の雑居ビルの4階に位置し、エレベータ→受付→ロッカー→浴場までのアプローチが早い。浴場内も「栄」と比べるとかなりコンパクトだ。
サウナラボ名古屋のあと、雨の中、市内を歩きに歩き回り、体は汗だく。浴場内でこの日の「シメ」としてしっかり洗体洗髪をする。そして「栄」にもあった「森のサウナ」に入る。
定員6名くらいの狭い空間。。。だけど、入った瞬間にわかる”極上のセッティング”。求めていたのはこの湿度だ。先客は、常連らしいお爺さんと、サウナ―らしきお兄さん。とりあえず、自分は下段に座る。しばらくしてお爺さんがすくっと立つ。ロウリュ桶に入ったヴィヒタを取り出し、サウナストーンにヴィヒタ水を浴びせかける。
「最高。。。」
分厚い熱波と、ヴィヒタの香りが狭い室内に充満する。心地よさと圧倒的発汗が同時に押し寄せる。これは自身のセルフロウリュ体験のなかでもベスト3に入るのではないか。
水風呂には打たせ水と滝水が音を立てて注ぎ込まれており、マイナスイオン発生中(たぶん)。目に見える清涼感と、15℃アンダー(14℃と教えてくれた)の水温が、火照り切った体に効く。1セット目から「ガンギマリ」の確信を持ってフラフラになって水風呂を出る。
休憩スペースは「栄」と同じ室内のみ。すべての椅子で仰向けスタイル。ガウンが使い放題なのが素晴らしく、内側の熱を冷まさず、休憩が可能となる。よって最高の整いを味わうことになる。
その後、ドライサウナも楽しむが、やはり「森のサウナ」が最強。これは中毒になってしまう。
18時を過ぎ、まさかの貸し切り状態になる。浴場、サウナ、全て自分ひとりだけになる。水風呂のバシャバシャという音だけが浴場に響き渡る。平日の夕方、考えられないシチュエーションだ。セルフロウリュ→水風呂→休憩を、タイムリミットの18時45分まで存分に楽しむ。
箱は小さいのだけど、その空間をどのように使えば、サウナーを喜ばすことができるのか、考え抜かれたサウナ設計、そしてサービス。
最近、都内のサウナはハイクラス化の波。料金を高く設定しながらも「やれてここまで」という都内のサウナ施設とは比較できないレベルだ。
「名古屋にウェルビーあり」(勝手な造語)。
その言葉の意味を思い知った名古屋旅であった。
絶対また行きます。
総合得点:87点
比較参考用(2021年更新版 私的ベストサウナトップ10)