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【米国株】投資を振り返る

2024-05-04 12:11:55 | 投資


自身のポートフォリオの4割を占めるのが「米国株」である。

アメリカという国が未来永劫、少なくとも自分が生きている間は、世界イチの国であり続ける確信があるため、その国の企業の株を買うことは当然のことといえる。米国の最重要指標である「S&P500」はこれからも右肩上がりを続ける。

きっかけはYouTubeだ。米国株好きであれば有名人である、花子さんの動画に感銘を受けて「米国株」×「長期投資」の面白さに魅了された。

2022年の年末、最初に買ったのは「テスラ」だった。当時、イーロン・マスクの思想に共鳴していたことと、EVは向かうところ敵ナシだった。自分が買ったテスラ株は、みるみる上昇していき、口座の評価額が上がっていった。その高揚感と、「自分の目に間違いなかった」という自己肯定感、あるいは承認欲求が満たされた感覚に近い。

その後、花子さんが紹介する米国株を中心に買い漁っていった。テック株から銀行、ヘルスケアまで幅広く、多いときは30銘柄以上保有していた。

分散を意識して(株運用の場合は間違った判断だけど)、1銘柄あたり、日本円で50万円くらいを目途に購入。振り返ると保有する全銘柄、何も考えずに花子さんが紹介する株だけを買っておけば、米国株の資産は1.5倍になっていた。つまり、大損した株は自分の無知でロクに勉強せず買ったもの。

当時、米国マーケットを牽引していたテスラだが「EV」というカテゴリーにも惹かれた。EVメーカーであれば、どのメーカーも明るい将来が約束されているもの信じ込んだ。そして安くなったタイミングで買いまくっていた。上がる局面もあるのだけど、テスラ以外のメーカーは軒並み下落を続けた。

その最たる例が、アジアから参入した振興EVメーカーの北米マーケットへの上場である。



まだ何も実績がなかったが「EV」の冠だけで、株価は急上昇。米国株には日本のように「ストップ高・安」というシステムもないため、1日で倍になる相場が現れた。自分もそれに乗って、含み益が3倍に膨れ上がり、一部を利確、数分で3000ドル近くを手に入れた。それに味を締めて買い増しを断行。4倍近くになってピークに達したが、まだ売らずに、気づいたら半分になっており、、、、そして現在は50分の1になっている(日本円で80万円→4万円)。この銘柄については、今もなお、少しずつ下落を続けており、どう分析しても上昇する見込みはない。この経験で”仕手株”というものの存在を知る。もはや売っても、売らなくても、ダメージは変わらないため、自身の戒めのために持ったままにしている。高い勉強代だった。(今はこうした失敗は絶対にしない)

現在、持っている米国株の銘柄は下記の通り。
上からポジションが多い順。上述のEVメーカーは除外。



青が含み益中、赤が含み損中、緑が倍以上になった銘柄。
含み損のものは「国債株」を除いてすべて、今年になって購入したもの。なので、買い時を完全に間違え、高値づかみしている状況。特にCRWD(クラウドストライク)は完全に誤算だった。決算で高値を更新したあと、内部関係者が自社株を売りまくった結果、下落が続いた(中型株ではよくあることだが、本当に腹立たしい)。
TSLAとPLTRについては昨年、損切りしたあとで、今年になって買いなおした(→この銘柄については「損切り」するべきではなかった)。

想定外は、国債株の「EDV」と「TLT」。米国の経済が予想以上に強く、利上げがここまで止まらないとは。。。金利が上がるたびに(株価が下がるたびに)買い増しを続けてきたが、いくら買っても含み損になる。但し、EDVは来年には間違いなく上がるのでしばしの辛抱だ。

テスラを含め、EV関連は2023年のうちにすべて損切り。また、後述の”大麻株”の半分を損切り。基本、長期保有のため、利確したものはほとんどない。損切りのみ。

続く

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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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CCSCモデルファン (トライボシステム)
2025-05-22 19:04:05
最近はChatGPT(LLM)や生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、トレードオフ関係の全体最適化に関わる様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術とは違った日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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