から揚げが好きだ。

映画とサウナ。

1年ぶりに旅行に出た件(in 北海道) その2

2021-11-21 08:58:56 | グルメ


北海道旅行、食の記録の続き。

【ゆうたく(帯広)】

2日目の夕食(三食目)。食べログ上位の豚肉料理の専門店。トンテキ定食を注文。写真では伝わりにくいが、結構な厚みとボリューム。これで1050円は破格だ。そして非常に美味。豚肉の「旨味」をしっかり味わう。豚肉の美味しさを再発見。ご飯も美味しい。胃のキャパが許すならば、とんかつも行きたかった。
★★★★★

【インデアンカレー(帯広)】

2日目の夕食(四食目)。帯広といえば・・・の、ご当地カレーチェーン。結論からいうと”最高”。具沢山ドロドロ濃厚カレー。これ、超好き。ここのカレーを食べてしまうと、コ●イチとかのシャバシャバ薄々カレーは食えなくなるでは!?しかもめちゃ安い。。。定番の「インデアンカレー」に「エビ」トッピングで注文。4食目だったが、しっかり美味しかった。帯広市民の方々が非常に羨ましい。関東にも出店してくれないだろうか。
★★★★★+★

【北海道ホテル(帯広)】

サウナ目当てに宿泊。サウナレビューは別に記すとして、宿泊ホテルとしてはそれなりに満足。外観、内観は綺麗。部屋着が浴衣しかないとか、不満点がちょこちょこ。評判の朝食は洋食をチョイス。焼きたてのパンや、コーンスープ、ホワイトオムレツなど、高級な味わいで美味しいが、事前の期待値が高すぎたかも。感動するまでには至らず。朝の中庭の散歩が気持ち良い。
★★★★☆

【麦音(帯広)】

3日目の朝食(二食目)。帯広では有名なパン屋チェーン。その中でも規模が最も大きいフラグシップ店とのこと。パンのアミューズメントパーク。パンの種類も豊富で、リーズナブル、そして美味しい。地産地消にこだわっており、小麦の味を重視したパンがラインナップ。自宅へのお土産で5千円分を購入(荷物が重くなった)。カレーパンが肉肉しくて美味しかった。
★★★★★

【六花亭本店(帯広)】

3日目の朝食(三食目)。バターサンドで有名な「六花亭」の本店で、お土産を購入する。ここにしか売っていない焼き菓子はないとのことだが、綺麗な箱に自由に詰め合わせできるのがメリット。対応してくれた店員さんがとても親切で、お土産選びをサポートしてくれた。商品の単価が安いのでたくさん買っても2千円くらい。普通に洋菓子(ケーキ)もショーケースで売っていて、いずれもリーズナブル。2階の喫茶スペースでこの本店でしか食べられない、リコッタチーズのパンケーキとコーヒーを注文。パンケーキ自体は普通に美味しいレベルだが、付け合わせの生クリームが異常に美味しく、パンケーキと一緒に食べると5倍美味しくなる。ちょっと感動してしまった。
★★★★★

【やまかん(白糠町)】

3日目の昼食。完全予約型の海鮮料理店。めちゃくちゃ大きな広間でポツンと一人だけの客。目当ては白糠ブランドの「毛ガニ」。当日、捕れた毛ガニを浜ゆでして出してくれる希少なお店。毛ガニを食べたいがために、往復3時間かける。毛ガニの半身がついた海鮮コースで5,000円。当日の毛ガニの値段が1万円に高騰していたらしいので、コースの原価の大半が毛ガニ代だと思われる。なので、他の料理は期待していなかったものの、ちゃんとコースになっていて驚いた。毛ガニのほかに、ホタテの茶碗蒸し、お造りの盛り合わせ、蒸しガキ、秋サケの焼き物、天ぷら盛り合わせ、いくら丼、食後のデザート。。。。これで5千円は安くて申し訳ない。しかもどれもこれもしっかり美味しい。もっと空腹で来るべきだったと後悔。目当ての毛ガニは、絶品。半身分のカニ身をすべてほじくり出し、ひとまとめにしてカニ味噌と混ぜてイッキに食べる。夢がまた1つ実現した。
★★★★★+★
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1年ぶりに旅行に出た件(in 北海道) その1

2021-11-21 08:21:38 | グルメ


2021年10月17日(日)~19日(火)。1年ぶりの国内旅行に出た。
場所は北海道。高校、大学時に行った依頼ぶりとなる。
帯広を中心に、サウナと食を堪能した。

帯広は大変なグルメタウンだった。食べログ3.5以上の店が結構ある。
以下、食べた食事の記録を残す。満足度を★5つで記録。

【北海道ジンギスカン(帯広)】


1日目の昼食。帯広十勝空港に到着後、レンタカーで直行した店。日曜日の14時半過ぎ。待たずに入れたものの、店内満席で、煙がモクモク。家族連れでにぎわう。楽しみだった「キングマトン」「キングラム」は売り切れで、ノーマルなマトンとラムを1人前ずつ注文(残念がる自分にお店の方が神対応してくれた(感謝です))。初めてジンギスカン鍋で焼く。火力が強く、すぐに焼ける。味付けはよく知る焼肉そのものだが、羊肉の香りがとても良い。マトンも癖がなくめちゃくちゃ美味しい。これはラムよりもマトンだ。お値段も安く、平日だとこれが半額になるとのこと、凄い。。。時間が許せば、5人前くらいは軽くイケそうだ。
★★★★★

【唯我独尊(富良野)】

1日目の夕食。富良野にあるカレーの有名店。日曜日の20時に到着するもお客さんが途絶えない。店名は威圧的だが、お店のスタッフの方はみんな気さくで親切丁寧(笑)。定番のオムカレー&ソーセージ付きを注文。黒いカレーのルウの味が個性的。辛くないが、ハーブ(?)が効いている。どこかで覚えのある風味。。。。これ、「サウナしきじ」の薬草サウナの匂い!(絶対)。つまり、よもぎが入っているのだろうか。「るーるるる~♪」のシステムも活用。味は普通に美味しいが、並んで食べるほどではないかも。ボリュームも少なく、1600円のコスパは低め。
★★★☆☆

【ラビスタ富良野ヒルズ】

1泊目の宿泊先。安心と信頼のドーミーインのハイクラス(?)ホテルブランド。施設の機能性、デザイン、ホスピタリティ、アイテムの充実度、、未充足がまったくない。お風呂(温泉)も非常に良い。屋上露天は開放的。湯温が高めで気持ちよく、サウナも富山のラビスタよりも良い(外気が入りにくい設計がナイス)。お目当ての朝食バイキングにも大満足。ご当地グルメがズラリと並ぶ。おそらく冷凍モノだろうが、「ザンギ」が普通に美味しくて驚く。いつもの海鮮丼も堪能。腹がパンパンになる。
★★★★★

【十勝豚丼 いっぴん(帯広)】

2日目の夕食(一食目)。帯広の豚丼は大きく2種類に分かれる。炭火焼タイプとフライパン焼タイプ。こちらの店は前者で、観光客よりも地元客に人気があるお店とのことでチョイス。「肉の切り方」など、いろいろカスタマイズができるみたいだが、全部「普通」で注文する。とても美味しい。が、想像する美味しい豚丼の範囲かな。前日(日曜日)に行こうとしていたが、15時過ぎで行列だったため断念した経緯あり(電話確認にて)。並んでまでは、、、良いかな。
★★★☆☆

【とん田(帯広)】

2日目の夕食(二食目)。今度はフライパン焼タイプの店で、帯広の豚丼店で一番人気がある店(お昼時は平日でも行列必至)。16時半のため、並ばずに入店。バラとロース肉の盛り合わせ(940円)を注文。。。。「ウマっ!!」想像を超える美味しさ。豚肉の味、たれの味、ご飯の味、これらが三位一体となるのが豚丼の完成形であると思い知らされる。賞味5分、豚丼の世界を無我夢中に泳ぎ、気づいたら、どんぶりが空になっている感覚。その美味しさに感動し、翌日の空港に向かう途中、遠回りして土産用に3食、テイクアウトで購入した。
★★★★★+★
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エターナルズ 【感想】

2021-11-13 10:16:12 | 映画


北米でのあまりの酷評ぶりに期待値を下げて臨んだが、いやいや面白いじゃないか。マーベル作品のなかで最も壮大で「神話」系にカテゴライズされる本作に、クロエ・ジャオが監督として起用されたことに納得感があった。

人類の進化の過程に異星の守護者の存在があった、、、という、都市伝説チックな寓話を大きく膨らませ、地球の存亡をかけた超人たちの戦いを描く。俯瞰すると実は善悪が分かれておらず、守る側と壊す側、どちらにも正義があるように思え、現代社会が抱える環境問題にまで想いを馳せてしまった。

「幽遊白書」をはじめ、日本の漫画が大好きだったという監督の影響が色濃く出た模様。体内エネルギーから発せられる、武器や飛び道具にワクワクしっぱなしだった。このアクションをみると、夢見ていたドラゴンボールの実写化は不要とすら思える。既視感はあるものの、練られた連携プレイや、「実はこんなことができるんです」と特殊能力のお披露目会となるクライマックスに発奮した。

考えうる多様性を盛り込んだキャスティングとキャラクター。多様性は「条件」ではなく、認められるべきものと思うので、多様性を詰め込んだセッティングに当初違和感を感じたが、結果、それらが見事に華やいでいたので功奏したと思う。さすがに、なかにはマイノリティを取り上げすぎなところもあったけれど。演じる役柄に役者を合わせるのではなく、役者に応じて役柄を合わせる監督の演出も活きた。大ファンであったリチャード・マッデンの堂々の主役ぶりや、絵に描いたようなマ・ドンソクの剛腕アクションに大満足。通常、真ん中に置きがちになる、アンジェリーナ・ジョリーを脇役に配置したのも効果的だった。

10名の大人数を1本の映画でまとめ切るには、これ以上の脚本はなかったと思える。自然光を多用して物語に神秘性を付加したのも監督らしい味付けだった。「ザ・ライダー」で監督に一目ぼれした製作陣の想いも感じる。ジェームズ・ガンや、タイカ・ワイティティに並ぶほどの成功体験ではなかったと思うが、マーベルスタジオにはこれからも攻めた監督起用を続けてほしい。

前作の「シャン・チー」から本格始動したMCUの第二章。本作も「大風呂敷」を広げたエンディングになっており、このあと、どんな広がりをもたらすのか、まったく予想ができない。

【70点】
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賢い医師生活 シーズン2 【感想】

2021-11-06 09:26:17 | 海外ドラマ


海外ドラマ生活再開後、一発目に見たのがこのドラマ。
全話を完走してもう1ヶ月以上たつが、感想を残さずにはいられない。

笑って、気づいたら泣いていて、そして笑って。。。その連続だ。
ワルモノは登場せず、人間の良心だけを描いている。なのに、これほど面白い作品に仕上げてしまう韓国ドラマの強さよ。到底、日本のテレビドラマにはたどり着けない境地だ。

昨年、自身のハートを鷲掴みにしたシーズン1の続編。主人公ら5人組と同世代である自分は、本シーズンでさらにその距離感を縮めた。5人の友情ドラマの印象が強かったシーズン1と比べて、彼らの関係性が築かれている前提のもと、シーズン2では、医療ドラマとしての充実度、完成度が一層増した。

引き続き、医師と患者の幸福な関係が描かれる。命を救うものと救われるもの。5人は、韓国医療の最後の砦である第3次病院(「ユルジェ病院」が何度もw)で活躍するエース中のエース。その技量は成熟期にあり、彼らが誤った判断、誤った処置をすることはない。個性が異なる5人だが、共通するのは、患者の気持ちに寄り添うことを諦めないこと、そして、全身全霊で医療に取り組む姿勢だ。患者、そしてその家族のプレッシャーを自身の力にすることができる強い人たちでもある。

名セリフばかりのドラマであるが、なかでも特に胸を打たれた金言を以下に記録する。

<ジュンワン>
医師も人間だ。感情を抑える必要はない。ただし、やることはやれ。感情とやるべきことを分けて判断することも医師の仕事だ。

<イクジュン>
この病院が患者にとっての最後の砦なんだ。家族の命がかかってるのにどう見られるかなんて関係ないだろ。患者や患者の家族が何も知らないと思うな。俺たちだってそうなれば同じだと思う。だから理解しよう。理解するように努力するんだ。

<ソッキョン>
どんな決定を下すべきか、どんな選択がマシか その時はこう考えるとうまく解決できます。「僕の家族なら?」、「もし奥さんが僕の妹なら?」、「医師が希望を示しているのになぜ治療をしないのか」。「妊娠を維持しながら抗がん剤治療を受けろ」と言います。

医師の理想形が描かれる一方で、人の手による医術のあり方にも触れており、医師によって判断が異なるリアルと、それによって患者の運命が変わる実態が描かれたりする。多くが救われる命だが、救われない命もあるわけで、特に印象に残ったのは臓器提供の問題だ。法的、倫理的な問題を描きつつ、臓器移植という手段が医療の限界を突破する救世主であることが改めて示される。

印象に残ったエピソードとしては、同世代として「老い」と向き合うことになる親の存在を描いた第8話や、主人公5人以外の日陰の医療関係者たちに光をあてた第9話などだ。特に後者の看護師さんたちと妊婦さんとのエピソードは涙なしには見られなかった(どこにでもある普遍的な話だからなおさら)。様々な角度から医療の実態とドラマが描かれるが、どれもこれも的が外れていない。

多くの命をめぐる悲喜が描かれるなか、その場面1つ1つに家族の物語を感じてしまうのは、端役に至るまで、出演する俳優陣の演技力によるところも大きい。イチ患者の役、またはその家族の役で、出演時間が少ないのに繊細な演技が求められる。それをナチュラルに演じ切り、観るものを感情移入させる。韓国エンタメにおいて俳優たちの役作り、パフォーマンスのレベルも卓越している点は見逃せない。

前シーズンに続き、ユーモアセンスも抜群に冴えている。それもキャラクターの「天然」をネタにしているから誰も傷つかず、気持ちが良い。本シーズンの個人的サブキャラMVPはソッキョンに片思いする女子ミナである。彼女がソッキョンを想って「クマ」のぬいぐるみとやりとりするシーンが絶品。彼女のパフォーマンスもさることながら、そのシーンだけでもコメディの描き方が巧いと感じる。日本であれば、一人芝居をしていのがバレた場面、「てへへ(恥)」で終わるところを、「あなたは疲れてるのね、寝たほうがいいわ」で切り返すあたりとか、さすがと思う。

ミナ役の女優さんしかり、本作で出演される俳優陣の多くがミュージカルや舞台出身者が多いようだ。ジュンワンの”ストーカー”(笑)であり、相思相愛の師弟関係にあるジェハク演じる俳優さんと、5人のうちの紅一点、ソンファ演じるチョン・ミドがミュージカルで共演歴があったとか。キャスト陣を調べていくと楽しい発見があったりする。

本シーズンの見どころであった、ソッキョンとミナのロマンスについて、ソッキョンがミナの愛に応えるきっかけがよくわからなかたり、展開の導火線として主要キャラが深刻なケガや病気する状況になるも、あっさり治ってしまったり、完璧だったシーズン1と比べるとやや消化不良があったものの、シーズンを見終わってしばらく「ロス」状態が続いた。前シーズンと同じく、最終話のエンディングで本作の撮影風景を流れる。コロナ禍で、その影響をまったく感じさせない仕上がりに驚かされた。

この「賢い医師生活」はどうやらこのシーズン2で終わりとのこと。非常に残念に思う一方で、幕引きとしては綺麗だったとも思える。本作もまた、これから名作として語り継がれるに違いない。10年後でも良いので、愛すべき5人に再会できたら嬉しい。

【85点】
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フリーガイ 【感想】

2021-11-06 08:35:28 | 映画


劇場で見たかったのに見逃してしまった1本。
ディズニー+で配信されていたので見た。「自分はゲームの世界のモブキャラだった」という、本当の自我に目覚める「トゥルーマン・ショー」に近い物語を予想していたが、やや違った。主人公はモブキャラである「ガイ」であり、同時に、その世界の生みの親である「ミリー」だったという話。自らで考えて進化するAIというプロットは真新しくないが、ゲームという仮想世界でプレイヤーを「接待する」役割と、「ガイ」演じるライアン・レイノルスのスター性により新鮮味が持続した。アクションはダイナミックで派手、そして誰も傷つけない安心設計で、想像以上にファミリー映画。小ネタや、思わぬカメオ出演、ディズニーに喰われたFOXの状況など何かと見どころが多いものの、その分、本作が持つテーマがブレた印象も。実態のないAIとのロマンスという難題に対して、「タネ明かし」として用意される結末には、「ガイ」の魅力のほうが強かったため釈然としなかった。先々週にみた「最後の決闘裁判」に続き、ノーマルな女子を演じたジョディ・カマーを見て、再び「キリングイブ」での彼女のサイコっぷりを見たくなった。
【65点】

(余談)
10月末でディズニー+が大幅にパワーアップ。コンテンツの量、質、オリジナリティに関しては、まだまだネトフリには及ばないものの、FOX買収が効いていて、なかなかの品揃えになった。ずっと見たかった「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」のテレビシリーズがめちゃんこ楽しく、現在視聴中。。。
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