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続・歴史に残る日

2024-04-29 22:25:22 | 投資


ついに財務省が発射した。

為替介入である。
今日1日で為替が6円近く動いた。

自身がトレードを始めてから、初の体験だ。

今日は日本のマーケットは閉まっている祝日である。
そんななか、海外の投機筋が朝っぱらから仕掛けてきた。

午前10時半すぎ、一瞬のうちに急激な円売りを仕掛けてきた。
ドル円はついに160円に到達。

リアルタイムでその値動きを見ていたため、言葉をなくした。

おそらく、158円~160円で売りを仕込んでいたショーターが多くいたのだろう、彼らの損切りラインをイッキにぶち抜き、それを燃料に一気に上昇した。結果的にどうやら160円が財務省のデッドラインだった模様である。159.3円付近にいったん落ち着き、2時間半ほどの静寂ののち、ガツンと下げていった。スマホの画面でみていたため、見た目の値幅はいつもと変わらないのだが、その値を変動をみると、いつも10倍近いスケール。。。常識的には、手出しをしてはいけない状況。

だが、自分はこのときを待っていたと、底値を見極めるため、チャートに張り付いた。1回目、ダブルボトムを確認したのち、上昇のタイミングでロングに入る。順調に伸びていったが、急激に戻し、被弾。やむなく損切り。2回目の下落、再び、慎重に底値を見極め、ロングに入ったが、急激な下げに襲われ、被弾。ここでも損切り。その間にも一回ロングに入ったが、急激な下げに建値が引っかかった。

収支は1勝2敗でマイナス。
完全な損切りラインのコントロールミスであり、勝てる相場だったと振り返る。
にしても午後いっぱいを無駄にした、という虚無感も強い。。。

公式には「為替介入」ということは発表されていない。が、その規模や、意図的な値動きから、為替介入だったとみて間違いないだろう。しかも今回は立て続けに2発であった。予想通り、1発目でドル円が買い戻され上昇したのち、2発目を打ち込んできた。

円売りを仕掛けてきた海外の投機家たちを驚かせるには十分だったろう。これまですぐに値を戻してきたものの、22時を過ぎた現在でも高値から、25%くらいしか戻ってきていない。要はビビッている。財務省の狙いとおりだ。

明日以降の値動きはまだわからないが、急激なドル円上昇はいったんは食い止められたことだろう。それでもまだ156円と十分に高く、今週末のFOMC次第では、さらなるドル円の上昇になるかもしれない。

今回の2発の為替介入だが、それでも前回と比べると小規模。つまり、財務省はまだ為替介入の余力は残していると思われ、マーケットの重しとなることに成功した。

あとは米国の利下げ次第である。

難しい相場になってきた。
ゴールドのトレードに切り替えるか。。。


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