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第70回エミー賞が発表された件。

2018-09-18 23:00:00 | 海外ドラマ


日本時間の本日9月18日、第70回エミー賞の授賞式が行われた。海外ドラマウォッチャーとしては、見逃すことのできないイベントとなっているが、昨年に続き、今年も生中継で見ることができなかった。今年はHuluでも放送していたらしい。たまにはやるじゃん、Hulu!

今年も動画配信のドラマが多くノミネートされていた。
主要部門の受賞結果は以下のとおり。

 【作品賞】
  「ゲーム・オブ・スローンズ(第七章)」

 【監督賞】
  スティーブン・ダルドリー「ザ・クラウン(シーズン2)」

 【主演男優賞】
  マシュー・リス(祝! )「ジ・アメリカンズ(シーズン6)」

 【主演女優賞】
  クレア・フォイ 「ザ・クラウン(シーズン2)」

 【助演男優賞】
  ピーター・ディンクレイジ 「ゲーム・オブ・スローンズ(第七章)」

 【助演女優賞】
  ダンディ・ニュートン 「ウェストワールド(シーズン2)」

 【脚本賞】
  ジョエル・フィールズ、ジョー・ウェイスパーグ 「ジ・アメリカンズ(最終話「スタート」)」

 【リミテッド・ドラマ 作品賞】
  「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺」

 【リミテッド・ドラマ 主演男優賞】
  ダレン・クリス(祝! ) 「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺」

 【リミテッド・ドラマ 主演女優賞】
  レジーナ・キング 「運命の7秒」

他、コメディ部門等を含めた受賞数でいうと、HBOとNetflixが23部門で並んでトップだったらしい。相変わらずNetflixの存在感強し。
昨年はHulu製作の「ハンドメイズ・テイル」のシーズン1が主要部門の5つを獲得する旋風を巻き起こしたが、今年もシーズン2でノミネートされるも無冠で終わった模様。

作品賞は「ゲーム・オブ・スローンズ」(GOT)で納得。個人的にも昨年のベスト1ドラマだった。助演男優賞のピーター・ディンクレイジ、それほど彼が印象に残ったシーンはなかったのだけれど、GOTにおける彼の役割の大きさと安定感が評価されたのだろうか。最終章のリリースは今年は間に合わず、来年になったのは残念。待ちます!!

主演男優賞は「ジ・アメリカンズ」のマシュー・リス。最終シーズンでようやくの受賞、おめでとう!相方のケリー・ラッセルは受賞を逃したが、彼が獲ってくれたのは本当に良かった。物語の終わりを告げる、「スタン」への告白シーンが今でも脳裏に残る。自分は吹替で見たので、字幕で最終話を見返したいと思う。あと、「ジ・アメリカンズ」は脚本賞も受賞。エミー賞の脚本賞の面白い点は、ドラマ単位ではなく、エピソード単位であるということ。脚本賞を受賞するエピソードは「神回」である証明。今回の受賞エピソードはこのドラマの最終話。終わりなのに「スタート」というタイトルもカッコよかった。

昨年、「ハンドメイズ・テイル」に主要部門を持ってかれた、「ザ・クラウン」はシーズン2で見事、リベンジを果たした。監督賞と主演女優賞を獲得。ネットフリックスドラマだが、触手が伸びずまだ見ていません。。。主演のクレア・フォイは、「ドラゴン・タトゥーの女」の新たなヒロイン、そして、最注目映画「ファースト・マン」でも主人公の妻役を演じており、映画界でも今後大活躍しそう。

何かと傑作の多いリミテッド・ドラマ部門。「glee」で心臓をわしづかみにしたブレインこと、ダレン・クリスが主演男優賞を受賞。本当にうれしいです。彼が主演した「アメリカン・クライム・ストーリー」のプロデューサーは「glee」と同じ、ライアンー・マーフィであり、この縁を考えると一層感慨深い。「glee」のキャストのなかで今でもテレビ界や映画化で活躍しているのは、メリッサ・ブノワやブレイク・ジェンナーくらいで寂しかったところ。主要キャストのなかで、ダレン・クリスの活躍を一番願っていた。あと、「アメリカン・クライム・ストーリー」は作品賞も受賞しており、前作の「O・J・シンプソン事件」も2年前のエミー賞で同賞を受賞。これ、何げに凄い快挙だと思う。今回の「ヴェルサーチ暗殺」は日本ではスターチャンネルでしか見ることができず、一挙放送もしてくれなかったので、見ないまま放送が終了してしまった(ほかにスターチャンネルで見たかったドラマもなかったし)。年内までにどっかでリリースしてくれないかな。。。



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