から揚げが好きだ。

映画とサウナ。

堕天使のパスポート 【感想】

2013-11-12 00:02:52 | 映画


GEOの旧作レンタル30日キャンペーンに便乗し、
Rottenでハイスコアながら、未観賞の旧作DVDを観る。

堕天使のパスポート 【70点】
次のオスカーで注目されるであろうキウェテル・イジョフォーの代表作をチェック。
ロンドンを舞台にパスポートを入手しようとする不法移民たちの物語。胸を打つ感動作。
シンプルな人物相関でも奥行きを感じる脚本に見入る。作品の毛色はまったく違うが、
「ドライヴ」に観た時の味わいに似ている。眠ることをしない心優しき黒人男性を
イジョフォーが繊細な演技で好演。彼のアップで終わるラストには温かな余韻が残った。

セレニティー 【65点】
2005年公開のSF活劇。脚本、監督は「アベンジャーズ」のジョス・ウェドン。
面白い脚本ながら、視覚効果がジョス・ウェドンの想像力に追いついていないようでやや窮屈。
カタルシスを感じる展開とダイナミズムなアクション描写はさすがのセンスを感じる。
今の時代で撮れていたら、さぞ面白しろい映像になっていただろうなー。

女性鬼 【65点】
ホラー映画のトンデモな怪作。個人的には全然アリで面白い。
批評家の評価は高いが、オーディエンスの支持がゲロっているのがよくわかる。笑
男性を一律に下半身の生き物として描くことに「ふざけんな」より「否定できません」。
男たちを恐怖に陥れる女子が、純潔を守る会のエースという設定だったり、
被害に合う男たちが事件の全容を明かせないあたりとかイチイチつぼ。
B級映画ながら男と女の性質を言い当てて、意外と深い!?