らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

芽キャベツ

2012-11-27 | 家庭菜園

今日は久しぶりに菜園の記事「芽キャベツ」を取り上げます。
我が家では9月に芽キャベツの苗を1株購入して育てていますが、今月になって漸く収獲できるまでに育ってきました。

・これは真上から撮影した芽キャベツです。葉はキャベツによく似ていますが、キャベツのように大きくなりません


「芽キャベツ」は、アブラナ科の一年草で、キャベツの変種の一つです。
原産地はベルギーのブリュッセル郊外で、日本には明治時代に渡来したと云われています。

・茎から伸びる葉の付け根に脇芽ができ、それが大きくなって芽キャベツになります。


「芽キャベツ」は別名をヒメカンラン(姫甘藍)、コモチカンラン(子持甘藍)と言い、特徴は1本の茎に直径3~4㎝の小さなキャベツの玉がが50~60個なることです。 
我が家の「芽キャベツ」の茎丈は50㎝~60㎝と小さいですが、品種によっては90㎝くらいの茎丈にもなるそうです。

・芽キャベツはこの小さな脇芽をもぎ取って収穫します。


芽キャベツは、その名前から「キャベツの若芽」という印象がありますが、若芽ではなく、茎にそってビッシリと生える脇芽です。

・葉の一つ一つの付け根から脇芽が出ていますが、これが「芽キャベツ」です。


日本食品標準成分表によれば、芽キャベツ100g中の成分は、水分83.2g、炭水化物9.9g、灰分1.1g、カリウム610mg、カルシウム37mg、カロチン710μg、ビタミンC 160mg、食物繊維5.5gを含んでいるそうです。
茹でても栄養成分が損なわれにくく、シチューや和え物、煮物、バター炒め、サラダなどに利用されます。