先日、所用のため岡山の実家に帰ってきました。
古里の畑には、赤く熟れた柿がたわわに実っていて、日本の秋を実感させる田園風景があちらこちらに見られました。
今日は秋を代表的する果実である「柿」の語源について調べることにしました。
柿の語源は、
1.実が堅いことから「カタキ(堅)」からとする説、
2.つやつやして輝いていることから「カカヤキ(輝き)」からとする説、
3.更に、秋の山野に生った実の赤い色から「アカキ」の上略からとする説
などがありますが、「3」の説が有力と考えられているようです。
・我が家の富有柿の木です。今年初めてこのようにたくさん実をつけました。収獲にはもう少し早いようです。
柿は、カキノキ科カキノキ属の落葉高木で、学名をDiospyros kaki(ディオスピロス カキ)と言い、日本名の「柿」の字が入っています。
Diospyros(ディオスピロス)はギリシャ語のDios(神:ジュピター)とpyros(穀物)が語源で、その意味は「神の食べ物」だそうです。
柿は東アジアの温帯固有の果実で、中国の長江流域に自生していたものが栽培で東アジアに広がったようです。
日本には奈良時代に渡来し、現在では日本の秋を代表する果樹となっています。
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今朝、柿を頂きました~
「アカキ」実から、柿とは面白いです。
奈良でなくとも、柿のなる秋になると「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」を連想します。
国家間の感情は、ナショナリズムを煽られやすいので厄介です。石原氏の尖閣諸島を都ないし国有化に喝采
を送ったものの、相手に紛争化する口実を与え煙が上がり続けています。一時の溜飲を下げても難しい舵取り
であることを思い知りました。