らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

冬将軍の由来

2021-01-30 | 季節

4日前の26日、大阪地方は南から暖かい空気が流れ込んできて、日中の気温がぐんぐん上がり、大阪市の最高気温は1月としては1883年の統計開始以降、1916年1月22日の1位と並ぶ19.0度を記録し、堺市においても1月の観測史上1位となる19.1度を記録して共に4月中旬並みの暖かい一日となりました。
この異常気象は翌日からこの時期らしい気温に戻り始め、昨日は一転して、西高東低の冬型気圧配置となって冬将軍がやってきました。

その一方で、明後日から2月に入り、3日には立春となって暦の上では春の到来となります。
植物もそれを感じているのでしょうか? 畑の草取りをしていると、土の中で土筆の赤ちゃんが出番を待っていました。
現実には立春とは名ばかりで、まだまだ寒さが続きますが、このような寒暖を繰り返しながら春の足音が次第に近づいてきています。
もうすぐ春ですね!
温かい春が待ち遠しいです。

・最近見られなくなった天気予報の冬将軍です。(ネットより)


さて、最近はテレビの天気予報で上図のような冬将軍の絵を見なくなりましたが、今日は「冬将軍」の由来を調べました。

「冬将軍」
冬将軍とは、厳しい冬の様子を擬人化した表現で、日本では特に、冬季に周期的に南下するシベリア寒気団を指して表現されます。
冬将軍が到来すると日本海側に強い降雪をもたらし、太平洋側では乾燥した北西風が吹き荒れます。

「冬将軍の由来」
冬将軍の由来は1812年のロシア戦役にて、ナポレオン率いるフランス軍がロシア軍に敗れた様子をイギリスの風刺画家が「GENERAL FROST Shaveing Little BONEY(小さいボニーちゃんのヒゲを剃る冬将軍)」というタイトルの風刺画で表現したことだとされています。

当時、フランス軍率いるナポレオンはロシアに攻め込みますが、冬の寒さが原因で死傷者が相次ぎ、退却を余儀なくされました。
このとき初めて「GENERAL FROST(冬将軍)」という言葉が使われたということです。

「冬将軍」は冬の厳しい寒さを擬人化したもので、語源は日本かと思っていましたが、そうではなく海外からでした。
英語では「General Winter」やGeneral Frost」と言われ、後者を直訳すると“霜将軍”となりますが、日本では「冬将軍」と訳されているようですね。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
(らいちゃん) へ (もののはじめのiina)
2021-01-30 12:03:54
冬将軍は、イギリスの風刺画家が使ったことがルーツでしたか・・・。

言葉は、時代とともにたくさん作られてきたのですね。
いまとなっては、当初の意味からかけ離れるケースもありますね。

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General McArhur (hide-san)
2021-01-30 17:15:49
戦後、占領軍司令長官で日本に君臨したダグラスマッカーサーを、
「General McArhur」ジェネラル・マッカーサー/マッカーサー将軍と呼んでいました。

それからいけば「General Frost」が冬将軍とは名訳ですね。
霜将軍では、ピント外れですね。

参考までにMcArthurのMCは子孫を表す接頭語です、アーサーの子孫のダグラスと言うことですね。

アーサーは名門で日本で行けば藤原家みたいなものです。
アーサー王の物語があるように・・・
蛇足ですみません。
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