10月3日に「やっとできたイチゴの畝」でご紹介したように、今年のイチゴの畝作りは大幅に遅れて、9月末に漸く出来上がりました。
当然のことながら、定植もその分遅れています。
加えて、10月4日まで残暑が厳しかったことから、畝が出来ても定植が延び延びになっていました。
平年並みの気温になったのは5日の雨の日からです。
そして、雨の翌日の6日と8日の2日間で、昨年より2週間ほど遅れてイチゴの定植を済ませました。
私は家庭菜園において最も力を入れているのがスイカ栽培とイチゴ栽培です。
今年のスイカ栽培は味と言い、収量と言い、申し分のない出来栄えで、過去最高の結果が得られました。
イチゴ栽培も同様に満足な結果が得られるように、植え付けからしっかりと管理をしていきたいと思っているところです。
そこで今日は大幅に遅れたイチゴの「定植」について取り上げます。
「イチゴの苗作り」
イチゴ栽培では苗作りに苦労します。
私は、6月に収穫が終わった親株を別の畝に植え替え、伸びたランナーから出芽した子株を育てています。
品種は、アスカルビーとトヨノカ、そしてアキヒメの3品種です。
イチゴは乾燥に弱いことから、夏の水遣りを毎日行いました。
お盆の頃までは順調に育っていたことから、3種共に猛暑を乗り切ったかに見えましたが、8月後半になると様子が変わりました。
即ち、トヨノカは引き続き順調に育ったものの、アスカルビーはコガネムシの幼虫に根を食害されて多くを枯らし、アキヒメは草に覆われて枯れてしまいました。
特にアキヒメは小さな苗が僅かに残っただけでした。
「トヨノカの苗」
下の画像はトヨノカの育苗畝です。
ランナーが伸びて子株が密生している状態です。
この中から太くて根がよく伸びている苗を定植に用います。
密生している上記の畝から太い株を取り出した定植用の株の一部です。
これはトヨノカの株ですが、アスカルビーとアキヒメは太い株が少なかったことから細い株までを含めて定植しました。
「定植」
毎年6畝に定植しています。
内訳は、アスカルビーを2畝に、トヨノカを3畝に、そしてアキヒメを1畝に植え付けました。
各畝には1条14株を株間35㎝、条間30㎝の2条植えにして、28株ずつ植え付けました。
品種別は、
アスカルビーが 56株
トヨノカが 84株
アキヒメが 28株
合計 168株です。
植え付け方法は、クラウンと呼ばれる根の上の太いところには土が被らないように浅植えにします。
今年は植え付け後に雨や曇り空が続いているので、株に優しい天候となっていることから、順調に活着しそうです。
この後、来年2月頃に追肥を施し、マルチを張って4月下旬からの収穫に備えます。
5月の連休に帰省する孫のイチゴ狩りができるよう、ビニールトンネルを張って温度調整をします。
下が植え付けた6畝のイチゴの区画です。
右側の畝は細い苗しか残っていなかったアキヒメの28株です。
その左側、真ん中の3畝がトヨノカで、左端の2畝がアスカルビーです。
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間引きした親苗からの子苗に勢いがでて来たので何とかやってみます。
収穫した時の、よろこびが増えるのが分かる気がします。
> こむら返りの痛みはこりごりです。
夜中に突然はしる痛みはツライですょね。
ところで、その「こむら返り」を大阪では「コブラ返り」と呼ぶそうですが、らいちゃんは使わないのですか ❔
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/0ef3e925735bb67279e52122d86e5aff
ずいぶん広々とした農村風景ですね。
良いイチゴが実りますように・・・