らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

降水確率

2014-07-02 | 雑学

昨日のブログで天気予報の三つの言葉の意味をご紹介しましたが、今日は同じく天気予報で必ず出てくる「降水確率」についてご紹介します。
皆さんは「降水確率」をどのように理解されているでしょうか?
例えば、降水確率10%、降水確率30%、降水確率50%、降水確率100%の場合はいかかでしょうか?
私は、降水確率10%なら、先ず雨は降らないだろう。30%なら小雨程度かな?50%なら本格的な雨になるかな?100%は必ず多量の雨が降るという意識でした。
ところがこの考え方はとんでもない間違いでした。

「降水確率」については、気象庁のHPには次のように解説しています。
例えば、降水確率予報で確率60%といった場合、そのような予報を100回発表すると約60回で対象時間内に1mm以上の降水があり、約40回で1mm以上の降水がないことを意味しています。

季節予報における確率表現でも事情は同じです。
「気温が「低い」となる確率60%」という予報を100回発表すると、そのうちの約60回で気温が「低い」となり、約40回で「低い」とならない(「平年並」か「高い」となる)ことを意味しています。

しかし、季節予報と降水確率予報には次のような違いもあります。
降水確率予報では1mm以上の雨が「降る」と「降らない」の2つの階級の内、「降る」に対する確率のみが発表されます。
「降らない」確率は自明ですからあえて表示しないわけです。
これに対して、季節予報における確率表現は「低い(少ない)」「平年並」「高い(多い)」の3つの階級に対するものなので、それぞれに対して確率を示す必要があります。

つまり、「降水確率」とは、特定の地域(予報区)で一定の時間内に1mm以上の雨または雪の降る確率の平均値のことをいい、0%から100%までの10%刻みで発表される予報なのです。
この降水確率の大小は、降水量の多い少ないとは全く関係がなく、従って、「100%」だからたくさん降る、「10%」だからちょっと降る、というわけではないと言うことでした。


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2 コメント

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暑いですね (村長)
2014-07-02 07:33:49
毎日暑く、もう梅雨の雰囲気はどこにもありませんね。
ご無沙汰です。
私たちとしては、降るのか降らないのか、そして降るとすれば何時頃・・・といのが一番気になるところです。
「降水確率」のことばどおりに、単純に降る確率と解釈し100%と出れば、今日は「必ず降る」として行動を予定してしいますね。
しかし、最近の天気予報は良く当たります。
当たるという表現は失礼で、まさに予測ということばがぴったりきます。
農作業にレジャーに、ブログの題材に、大きくお世話になっています。


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らいちゃん へ (iina)
2014-07-02 09:20:25
きょうは、すごく蒸します。
家庭菜園しているらいちゃんにすれば、降水確率は畑に出掛けるのに気になりますね。

冷凍マグロが、白い冷気を放つのは珍しいものでした。

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