今回の第64回正倉院展は64件の宝物(ほうもつ)が展示されていますが、昨日までに9件をご紹介しました。
まだ屏風・鏡などの家具調度や袈裟・銀壺などの仏具法具など、多種多様な宝物がありましたが、画像がないため今日の第4回目でこのシリーズを最終させて頂きます。
「紫檀小架(したんしょうか)」
架け具です。
物を架ける道具と思われますが、用途ははっきりしないそうです。
様々な色調の材を寄せ木細工風にはめ込む木画、象牙に彫り込んで文様を描く「撥鏤(ばちる)」と言われる技法などが取り入れられ、豪華な飾りが特徴となっています。
大きさは、高さ46.3㎝、台長29.3㎝です。
「斉衡三年雑財物実録(さいこうさんねんざつざいもつじつろく)」
宝物点検の記録です。
本紙は縦28.6㎝、全長403.2㎝、軸長30.2㎝です。
「緑瑠璃双六子(みどりるりのすごろくし)」
双六に用いる駒です。
国家珍宝帳記載の品で、サイコロト共に漆皮箱入れて赤漆文欟木御厨子に納められていた。
双六子は元169枚あったようです。
「紫檀金銀絵書几(したんきんぎんえのしょき)」
巻き物を見るための木製の台です。
心材にケヤキを使い、底面以外は紫檀を貼って金粉や銀粉をにかわで練った金銀泥(きんぎんでい)で文様を描いています。
大きさは、高さ58㎝、幅76㎝です。
奈良国立博物館の裏庭です。
一部紅葉が始まっていて、とても綺麗でした。
最新の画像[もっと見る]
- 「蛇の道は蛇」の由来 4ヶ月前
- 身近な野鳥「ムクドリ」 4ヶ月前
- 身近な野鳥「ムクドリ」 4ヶ月前
- 身近な野鳥「ムクドリ」 4ヶ月前
- ニゲラの花「蕾から種まで」 5ヶ月前
- ニゲラの花「蕾から種まで」 5ヶ月前
- ニゲラの花「蕾から種まで」 5ヶ月前
- ニゲラの花「蕾から種まで」 5ヶ月前
- ニゲラの花「蕾から種まで」 5ヶ月前
- ニゲラの花「蕾から種まで」 5ヶ月前
一年に1度でも、一般公開してもらえるというのも嬉しいことです。
柿が実る景色は、まさしく古里の郷愁らしさです。
柿は、姉が好きそうです。綴りがよく似ています。
みないといけないと思っています
どうでしょう? 実は自分が食べたかっただけだったりして、