らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「鏡開き」の由来

2009-01-11 | 伝統行事
11日は「鏡開き」です。
「鏡開き」とは、正月に年神様に供えた鏡餅を割り、雑煮や汁粉に入れて食べ、一家の円満や開運、発展を願う行事です。

・「鏡開きの由来」
 昔の武家では鎧などの具足に供えた「具足餅」を下ろして雑煮で食しましたが、この武家社会の風習が一般化したものといわれています。
「鏡開き」は、江戸初期以前は1月20日に行われていましたが、1651年1月20日に3代将軍家光が亡くなった為、幕府はこの日を忌日としました。
そして、商家の行事である「蔵開き」が行われていた11日に変更し、それが現在に至っているといわれています。

・「鏡開き」
 「鏡」
には、顔や姿を映す「鏡」のほかに、丸くて平たい形が似ていることから「正月や祭りの鏡餅」や「酒樽のふた」の意味もあるそうです。
このため、お祝いに酒樽のふたを木槌などで割ってあけることを「鏡開き」「鏡抜き」などと言うようになりました。
「開き」は「割り」の忌み詞(ことば)で、「鏡」は円満を、「開く」は末広がりを意味するといわれています。

・「包丁を使用しない訳」
 また鏡餅は手や木槌で割って細かくします。決して包丁は使用しません。
一説には、刃物で切るのは切腹を連想させるので手や木槌で割ると言われていますが、他にも、神霊は刃物を嫌うためとか、年神様との縁を切らないためなどの説もあるようです。


 

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