らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

北京五輪閉幕と疑問点

2008-08-25 | 時事

8月8日から17日間に亘って繰り広げられた「第29回夏季オリンピック北京大会」が
昨日24日閉幕しました。

獲得した金メダル数では中国が51個アメリカの36個を上回り、五輪史上初めて第1位になりました。

日本も最大の選手、役員を送り込み善戦しましたが、メダル数は金9個、銀6個、銅10個の合わせて25個にとどまりました。

選手の皆さんは日本の代表という重圧の中でよく頑張ったと思います。
本当にご苦労様でした。そして「感動をありがとうございました」

さて今回の五輪では、当初から懸念されていたウイグル族やチベット族に対する
弾圧は大会期間中も行われ、人権や言論の自由は守られなかったと報道されて
います。

また、数々の「偽装」も報じられています。
・国内56の全民族の子供による、民族の融和を表現する国旗を運ぶ場面では、
 殆どが漢民族の子供であったこと。
・開会式で可愛い子供が歌った映像は「口パク」で吹替えたものであったこと。
・巨大な足跡の花火はC.Gによる「偽装花火」だったことなどが判明しています。
・他にもインターネット規制やマスコミ記者への弾圧などがあり、メディアへの取材
 妨害があったことも報道されています。

これらの問題に対してIOC会長は黙認し、今回の五輪を絶賛しているようです。

一方、IOCにはスポンサーのアメリカ企業から多額のお金が渡り、アメリカのゴールデンタイムに合わせた運営がなされ、余りにも商業化しすぎたことが報じられています。
選手の体調調整も難しかったのではないでしょうか?

商業化したオリンピックは今回に始まったことではありませんが、オリンピックのあり方は本当にこれでいいのでしょうか?

今回のオリンピックはいろいろな面で少し疑問を感じる大会だったように思います。

結局、北京オリンピックは、「中国の中国による中国のための」オリンピック、そしてIOCの金儲けのためのオリンピックであったように思いますが、皆さんはどのようにお感じになりましたか?


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