いま、畑のあぜ道には、あちらこちらにタンポポの花が咲いており、名前を知らない野草も咲き乱れています。
傍の竹藪では鶯が鳴き、田植え前の田んぼには雉が餌を求めて歩き回っている姿を目にすることもあります。
大阪ではコロナの感染拡大が続いていますが、三蜜になることのない田んぼではコロナの不安は全く感じません。
ストレス発散には最高の場所です。
ところで、タンポポはどなたもよくご存じの花ですが、花弁は何枚あるのかご存じでしょうか?
今日は畑で見つけたお馴染みの花「タンポポの花弁」について調べました。
「タンポポ」
タンポポはキク科タンポポ属の植物です。
キク科の共通した特徴は、頭状花(とうじょうか)と言って、小さな花が沢山集まって一つの花のように見せていることです。
頭状花には、タンポポのように5枚の花びらが融合して大きな一枚の花びらのように見える舌状花(ぜつじょうか)と、花びらが小さく退化して目立たなくなった筒状花(つつじょうか)の2種類があります。
タンポポは舌状花、ヒマワリやマーガレットなどは外側の花が舌状花で、内側の黄色い部分は筒状花です。
・あぜ道に咲いているタンポポです。
「タンポポの花弁は5枚」
タンポポは花弁が100枚以上あるように見えますが、実は花弁のような小さな細長いものは一つ一つが花なのです。
それらが100枚〜200枚集まって、あのタンポポの花形になっているのです。
花なので、それぞれには当然、雄しべ、雌しべがあり、根元の方に必ず種になる果実と綿毛があります。
下の画像はタンポポを拡大した写真です。
よく見ると、花弁に薄っすらと4本の線が入っており、先端が5つに分かれているのが見えると思いますが、それが5枚の花弁が融合した名残りなのです。
と言うことで、「タンポポの花弁は何枚?」 と聞かれたら、5枚が正解なのです。
5枚の花弁をもつ小さな花、その小さな花が沢山集まって一つの花のように見せているタンポポには一体何個の花があるのでしょうか?
ネットの記事から、学校の生徒が調べたところ、93枚から201枚くらいあったということです。
驚きました。
タンポポは花弁のような一枚一枚が小さな花だったのですね。
初めて知りました。
・100~200の小さな花びらのような花が集まって形成されているタンポポの花です。
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これは、面白い話題でした。^^
それに、93枚から201枚くらいあったとは、よく調べました。
外国由来のタンポポが最近増えていますが、
花は200枚以上あるのでしょうね。