らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

ローゼル(紅葵)の花

2023-09-17 | 

家内が実家の姉からもらった「紅葵」がやっと花を咲かせました。
紅葵の茎は、8月中の暑い間にもどんどん伸びていたのですが、花が咲く気配は全くありませんでした。
9月に入ると葉っぱの間に花芽が出てきて、先日から開花し始めたのです。

現在は2mほどに伸びており、毎日たくさんの花を咲かせています。
紅葵についてネットを調べると、「紅葵」という名称は日本名であり、正式名称は「ローゼル」というようです。
そこで今日は初めて咲いた「ローゼル」について調べました。

「ローゼル(紅葵)」
ローゼルはアオイ科フヨウ属の多年草ですが、日本では寒さに弱いので一年草として扱われています。
草丈は鉢植えではそれほど大きくなりませんが、庭に植えると1.5~2mほどになります。
我が家の紅葵も草丈は2mくらいになっています。



短日植物で、日が短くなるにつれて花芽が形成されていきます。
花期は9〜11月で、花径は5~6㎝ほどのクリームの花が一般的ですが、ピンクの花が咲くものもあります。
花は朝早く咲き、午後にはしぼむ一日花です。



赤く膨らんだ部分は、ガクと呼ばれる部分で、学名:Hibiscus subdariffaの通りハイビスカスの仲間です。
花が咲いた後に、中に実を包んだ赤いガクがつきます。

ハイビスカスのようにお花を楽しめるほか、ガクを観賞用に飾ったり、ホウとガクを使ってお茶など食用で楽しむこともできるようです。
また、果実には心地よい酸味があり、ハイビスカスティーやジャムなどの原料として利用されています。
そのため、世界中の熱帯、亜熱帯地域で広く栽培されているということです。
しかし、我が家では食用にするつもりはなく、見て楽しむだけです。
初めてのものを口にする勇気がありません。



ローゼルは植物の分類においてはアオイ科・フヨウ属で、ハイビスカスやオクラと同じ仲間になります。
下の画像がオクラの花ですが、見ての通り、非常によく似ています。

・これはオクラの花です。