アルジェリア、「来た」かな?


 バンジャマン・ストラの『アルジェリアの歴史』邦訳が小山田紀子、吉田司訳で出版されました。

 フランスの植民地化以後、2000年までのアルジェリア史をこれだけ詳説した本は日本語で初めてでしょう。

 でっかくて、確かにちょっと値段ははりますからなかなか買いにくいところですが、ぜひご家庭に一冊、と申し上げたい本です。
 アルジェリア人の人名の実態についてしっかり書いてくれたりもしてますから、別に学者になろうというのでない人にもしっかり役にたちます。

 『美しきアルジェリア』とこれとが同じ年に出たんですね。
 アルジェリアもようやく「来た」のかな?


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美しきアルジェリア


 『美しきアルジェリア』という美しい本が出ております。

 そう、こういう本があってほしかったんです。

 アルジェリアだ、アラブだ、というとまず硝煙の匂いを連想してしまう、というのでは悲しいです。
 アルジェリアは、実に美しい国なのですよ。

 その美しさにふさわしい印刷で出された本です。

 アルジェリア料理も、アルジェリア音楽も、載ってます。

 これで1900円は安い! さあ買おう。(わたしは本屋の回しものか?)

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