日本人はフランス語を誤解している!・・・と思うけどなあ・・・
フランス語系人のBO-YA-KI
Sukiyaki 2017 良かったねー bilan 02 Klô Pelgag et la physique.
音楽面からいうとセカンド・アルバムの方がずっと充実した感のあるクロさんですが、「身体性」を強く意識するという彼女の基本姿勢はファースト・アルバムにより色濃いかなと思います。ステージ上でいろいろ奇抜なものを身に着ける彼女ですが、無意味に足を曲げて上げたまま歌ったりというのは生身の身体に聴衆の注意を向けさせるミブリであり、それは彼女の詩のあり方と通底しています。
赤一色の上に毛糸のかたまりをつけて kawaii そのものみたいな――このひと、ほんと小柄なひとです―― 姿の彼女ですが、詩の基本トーンは悲しく、暗いのが印象的です。
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Sukiyaki 2017 良かったねー bilan 01 Klô Pelgag et moi sur l'opening stage.
はい、富山県南砺市で毎夏開催「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド」無料オープニングステージでのクロさんとわたし(通訳)。それと橋本スキヤキ実行委員長、司会の廣川さんですね。
フアン・キンテロさんのアルゼンチンなまりとクロさんのケベックなまりが事前には通訳にかなり恐れられていたのですが、さいわい大したことはなかったです。今を去る〇十年前、はじめてフランス(グルノーブル)に留学したとき、留学生がみな提出書類やレポートのフランス語校正を頼みに行っていたAlain Marchandくん――彼はどうしているだろうねえ――のきつい訛りのあるフランス語は、音を聞いてから意味を理解するまで5秒くらいタイムラグが入ってしまったものでしたが。
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Sukiyaki 2017良かったねー bilan 00
はい、スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド、今年も滞りなく終了いたしました。
今回、わたくしもかなり忙しくしておりまして、なんだか橋本委員長や廣瀬さんにほとんどお話もせずじまいのようになってしまいましたが、全体として内容は例年にも増して充実したものでした。
とくにカナダの若き詩聖Klô Pelgag クロ・ぺルガグは、土肥直隆さんのサポートもあって大人気でした。今年のスキヤキは最後まで彼女に振り回された感もあります。もっとも最終日のトリをとった彼女の存在感が大きいのは当然といえば当然ですが。
彼女のファーストアルバム――粕谷祐己さんによる対訳つき(^o^)――のデラックスバージョン、ビジュアル面だけの追加かと思いきや、買ったのをよく見たら曲自体がオリジナルバージョンより5つも多く追加で入ってますね。うーん油断ならないな。
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