2013年観閲式の模様を、事細かにお送りするシリーズ。
徒歩行進の次は、飛行隊の観閲です。
この日は風が強く、第一空挺団の降下展示は行われず、それがアナウンスされたとき、
周りの観客が一斉に
エェエェエェエェエェエ(゜Д゜)ノエェエェエェエェエェエェエェ
になった、というのは先日の入間航空祭のブルーインパルスが
途中で演技中止となったのと同じ。
全く同じ反応でした。
なんというか、日本人もこれだけ感情を露にできるようになってきたのね。
いいことなんだかどうなんだかわかりませんが。
航空部隊、まずはチヌークCH-47Jから侵入。
どの航空機も、日章旗と一緒のカットで撮っておきました。
OH-6D。
カイユースです。
OH-1。
単体で見ることが多いニンジャですが、編隊を組んでいるのは初めて見ました。
かわいいっす。
ヒューイくんUH−1Jも5機。
コブラAH−1Sも5機編隊で現れました。
チヌークの5機編隊も初めて見たなあ。
壮観です。
なんかこういう昆虫がいそうな・・・・。
ヘリ軍団の後は固定翼機。
この観閲飛行は、何と言っても時間調整が難しいのだとか。
とくに展示の後半の固定翼機はヘリよりスピードが速いので。
最後の支援戦闘機は特に大変です。
LR−2。
陸自の偵察機です。
愛称は「ハヤブサ」。これも隼です。
どうしてこういう名前をあっちこっちにつけるかね日本人は。
たかが、と言ってしまったらLR−2に失礼だけど、偵察機に
「隼」は・・・・なんというか、勿体ないというか。
まあ、このハヤブサ、なかなか精悍でかっこいいですけどね。
緑のと赤いのが来ました。
岩国から来たUS−1AとUS−2。
海自の誇る世界唯一の水上艇です。
周りでは「あれが辛坊治郎の」という言葉が飛び交っていました(笑)
辛坊さん、本当にUS−2の名前を有名にしてくれましたのね。
最近ニュースで見ましたが、実はその後US−2の隊員、こっそり、
辛坊事件の件で表彰されていたそうですよ。
まあ、大騒ぎされるのは彼らにとっても本意ではないでしょうし、
しかししっかりその功績にたいし感謝状が贈られたのなら
それに対してわたしとしては何の異論もありません。
あとは、辛坊氏とその周りのテレビ局の連中が個人的に感謝の意を表明すべきだったと思いますが。
鳥さん。(伏線)
海自からはP3−Cも。
P3−C、日本国内に100機以上あるらしいですね。
一昨日の入間になぜ来ていなかったのか不思議でした。
まさか全機尖閣に出向いているわけでもあるまいに・・・。
わたしの右手の青年が
「うおおおおっ!俺やっぱりP3−C好きなんだよな!」
とかなり興奮していました。
ここで変わった色の飛行機登場。
U36−A訓練支援機。
初めて見ました。
これも岩国の海自基地からやって来ています。
艦艇部隊の訓練支援のための飛行機で、チャフポッドや曳航標的を吊るし、
あるいは訓練評価用のカメラも搭載しています。
現在は岩国基地にある4機のうちの二機がこれ。
もともとは6機だったのですが、二機は事故で失われました。
そのうち一機は訓練中の事故で、4人の隊員が殉職しておられます。
C-130H。愛称ハーキュリーズ。
パンフには陸自の迷彩ハーキュリーズが掲載されていましたが、
この日展示に使われたのは空時の仕様でした。
このC-130Hを「戦術輸送機」といいます。
輸送機は「戦術輸送機」と「戦略輸送機」に分けられますが、
皆様違いをご存知ですか?
戦略輸送機とは
『本国の空港から、戦場手前の大型空港までを結ぶ補給線を飛ぶ飛行機』
で、速度が速く大型で輸送力が大きいことが求められます。
対してこのC-130Hである「戦術輸送機」は、
『大型空港から前線の補給基地までの輸送をする飛行機』
で、輸送力よりどんな空港でも着陸できる性能が優先されます。
短い距離のための輸送の脚なので速度も必要ありません。
C-1もこの「戦術輸送機」にカテゴライズされる輸送機です。
F-2A/B。
Aは単座でBは複座です。
そして、F-15J/DJ。
ところで、F−2の写真を撮っていたときに、その辺を負けじと飛んでいた鳥さんが・・・
イーグル?