ネイビーブルーに恋をして

バーキン片手に靖國神社

自衛隊音楽祭りと防大記念祭(怒濤の週末予告編)

2013-11-17 | 自衛隊

毎週何かしらこのブログ的にアップしなくてはいけないイベントが続きますが、
先週末はまさに怒濤のイベント続きでした。

陸海空自衛隊音楽まつり(at武道館)と、防大開校記念祭。
しかも、音楽まつりは事情があって2時からと6時からの部、
どちらも参加。

防大記念祭から帰って来て写真を取りあえずパソコンに落とし、
何枚かをセレクトして今週末いかに充実していたか、お伝えしたいと思います。

ただし、結構疲労困憊しているので、文章は最小限で(笑)



以前にも少し自慢がてらご報告しましたが、この音楽まつり、
わたしは初参加です。
初めてなのに1日に二回も連続してチケットが手に入った、というところにご注目。

2時からの部は、「青少年チケット」。
つまり、29歳以下の青少年が同伴であれば三人までが入れるというもので、
防衛省のお知らせにも「少し当たり易い」などと書いてあったので申し込みました。


申し込んだのですが、どうせ当たりっこないと思い込んでいたためか、
わたしは実は当選のはがきが来るまですっかり申し込んだことを忘れていました。

その記憶が蘇ったのは、ある方からチケットを頂き、そのチケットが送られて来たときです。
てっきりその方が青少年チケットを手配して下さったのだと思い込み、
「1日に二回もありがとうございます!」とお礼を申しあげたところ、なんと、

「わたしではありません。どなたか別の方ではありませんか」

というお返事。
背筋を寒くしながら、記憶をまさぐったところ、自分で応募したことを
ようやく思い出したのでございます。

というか、自分で申し込んだことくらい覚えとけよエリス中尉。

しかし、初参加にして1日2回公演に参加。
これは快挙です。
一回だけ観るのとはまた違った発見もあるはずだし、席を取るにも
きっと一回目をたたき台にしたフィードバック効果があるはず。 

というわけで1回目公演は、息子と二人で参りました。



フラッシュを焚かなければ写真撮影OKのコンサート。
さすがは防衛省の広報活動である音楽会です。



一度目は、フォーメーションを観易いのではないかと、二階席に並びました。
武道館は広いので、どこに座っても「見えない」ということはまずありません。
まあ、何度も来ていれば真横から見ても面白いのではないでしょうか。



米海兵隊の錨のマーク。



自衛隊の歌手というと三宅三曹が有名ですが、人材豊富な海自は
とんでもないボーカリストを繰り出してきました。
詳細はまた後日。



一階に座った二回目公演よりもこういったフォーメーションは奇麗に観ることが出来ました。
海自の錨マークは人数が多いので迫力です。



陸海空合同で描く「空自の飛行機」。
ちゃんとジェットの炎が赤い旗で表現されています。
海は「護衛艦」。陸は「戦車」でした。



自衛太鼓、女子部。
このピンク色の袴が格好よかった・・・・。



選曲の点でわたしが個人的に非常に評価した、空自演奏。





東京オリンピックのファンファーレで終幕です。



二回目公演は、一階のVIP席横で観ることが出来ました。
そのときの事件?についてもまた後日。

ステージが、近い!



去年も好評だった『米海軍の歌姫」も健在。



後ろのスクリーンの映像が、また、効果的でねえ・・・。

ときおりあまりの音楽との調和に、涙が出てしまったのはわたしだけ?



防衛大学校儀仗隊の演技も堪能できました。



今年の海外軍ゲストはタイ王国。

なんと、ムエタイの音楽とともにこのような演武を・・・。



すでにオーラが違う、という雰囲気。
海自の歌姫、三宅由加莉三曹。


そして、日曜日。
コンサートの興奮を味わう間もなく、防大記念祭に参戦。



記念祭は土曜日日曜日の二日行われました。

わたしはこの日曜日に何が何でも行かなければならない訳があったのです。
そう、コメントをご覧の方はご存知かもしれません。
去年の記念祭でパラシュート部の降下を観て、それをエントリにしたのですが、
何と、そのときに二番降下した部員さんから直々にコメントを頂き、
さらにこの日、4番目に降下するというお報せまで頂いたのです。

これが行かずにいられようか。
義を見てせざるは勇無きなり。ちょっと違うかな。

去年のんびり観閲行進少し前に学校に来たため立ち見しか出来なかった、
という苦い経験を生かして、この日は早起きして開門前に到着している
・・・・つもりだったのですが、さすがのわたしも前日の感動のせいか、
はたまた疲れが溜まっていたのか、いつもは目覚まし無しできっちり6時に起きるのに、
この日目が覚めたら7時半。

寝坊しちまった・・・・。orz

まあいいや、今日の目的は防パラだけだから。
別に観閲行進の写真が撮れなくてもいいから。

と、やる気のない態度で現地到着。

ところが、芝生席中央に、スマートな人間なら座って脚を伸ばせるくらいの
格好の隙間を見つけてしまいました。

この日は最後までここで見学。
昨日今日、まったく気合いを入れずともなかなかラッキーだわ。
無欲の勝利ってやつでしょうか。





サーベルが朝の光を受けて光った瞬間。





学生は防大校長の挨拶の後一旦左手に移動して、観閲行進準備。

ここで悲しいアナウンスがありました。
第一空挺団の空挺降下が、

上空が強風のため 

上空が強風のため 

上空が強風のため 

中止になったというのです。
周りの皆は観閲式のときほど落胆していませんでしたが、
実は彼らの何倍もこの結果に落胆し、かつ不安にかられたのはこのわたしです。

だって、空挺団が降りられないくらいの風なのに、
我が防大パラシュート部は午後に降りることが出来るのか?



それはともかく、航空機が記念祭のために上空を飛行します。

でも、はっきりいってこれも去年と比べるとずいぶん機数が減ってました。
うーん、やっぱり、今「非常時」ってことなんですか?
それとも前にも予想したように、民主党のせい?



そんなことはどうでもよろしい。

チヌークとこのヘリのローターを見て下さい。
お父さんやりましたよ!
お父さんじゃないや、婆娑羅大将、やりました。
ちゃんとローターに動きを出すことに成功です。
動きを出しすぎて機体も少しブレてるのが問題ですが。

これ以上やると機体がボケそうなので、これが限界でした。



P−3Cも一機だけ・・・。



C−1も一機だけです。



音楽隊から観閲行進開始。



この行進の様子は本エントリでアップしていきたいと思います。





儀仗隊は音楽まつりで近距離から写真を撮ったので、
あまりちゃんと撮っていません。



さて、行進が終わり、観閲官の訓示が終わったら、終わりです。

少し構内を歩いてみました。



留学生コーナーは盛況でした。
これはモンゴルの「パオ」。



「小原台の青春編」もアップ予定。

さて、3時からは棒倒しです。



あれ?靴を履いている人がいる・・。



第三大隊。
こちら側が攻撃隊で、向こうが守備隊です。



緑のチームと守備隊の色が同じなので見分けにくいですが、
シャツが緑が攻撃で、ズボンが緑の方が守備。



場外乱闘もあり。
相変わらず凄い迫力でした。

これらの様子も本エントリでお話しします。
さて、問題の防パラはどうなったかというと・・・・。



体育館の中にあったパラシュート部のコーナー。
ここで、わたしは衝撃的な事実を知ってしまったのだった。

「(空挺団ですら中止になったほどの)上空の強風により、
パラシュート部の降下、本日中止」


なんだとお!(笑)