喝! ~since 2005~
ごく普通の日記と、旅行・登山・資格試験・家庭菜園などの個人的備忘録
 



今回の旅行は久しぶりに松島・蔵王方面へ。終わってみれば2006年に家族旅行でいったルートとほぼ同じコースになりました。観光1発目から遊覧船ということで、じゃらんの遊び体験で予約していたので遅刻するわけには行きません!w今年のゴールデンウィークは人出が相当多いことが予測されていたので、少し早めに出発です。



ちなみに1日目は天気がちょっと心配だったけど傘を使うことなく行って来れてよかった。日本三景の松島はやはり晴れていないと(しかし肝心の遊覧船に乗っている間は霧がかかって視界悪かったが)。


プロローグ(6:30出発)


朝から雨が降り出しそうな天気。関東には線状降水帯が発生するので、間もなく降るのだろうが、仙台のほうはかろうじて晴れているはず。。。実は最初湯河原に行こうかということも考えていたので、東北を選んだこと自体は良かったと思う。渋滞を覚悟していたが、少し交通量が多いことは仕方ないにしても、幸いにもひたちなか海浜公園の渋滞は今回はなかった

日立中央PA(7:25-7:45)


朝食をはやめに買っておこうと思い、日立中央PAへ。一旦高速を降りつつ途中の分岐でPAに入る形なので、高速を降りてしまわないか少し心配だったが大丈夫だった。ファミリーマートでは抹茶スイーツ祭りがやっていて、抹茶メロンパンを買ってみたが、これが甘くて朝食というよりはおやつだった。。

鹿島南相馬SA(9:15-9:25)


鹿島南相馬SAまではかなり時間も順調。ガソリンを入れ忘れていたので、190円とちょっと高いがSAのガソリンスタンドで10Lだけ入れておいた。



セデッテ鹿島に来たのは8年振りか。相馬市は観光したことないので、何かのタイミングで来てみたいところです。2か月前に浪江まで来たときにちょこっと寄っておけばよかったか。



このまま渋滞なく順調に松島に行けそうだと思っていたが、、事故があったようで仙台に入ってから渋滞が発生していた。下道を通って行っても間に合いそうだが、ルートを変えるのも面倒なのでそのまま高速で進むことにした。ひたちなかで渋滞があったらトータルで間に合わなかったかもしれないな。やはり長距離の旅行は余裕を持った移動が必要だなと。



松島観光(10:35-)


雄島前の駐車場に到着。天気も関東から北上するにつれて回復してきたな。意外と集合時間が近くなってきたので急いでいこう。



途中間違った建物に入ったりポカミスがあったが、集合場所である松島遊覧船のチケット売り場に到着。今回のチケットは遊覧船と焼き牡蠣とかまぼこ焼き体験チケットがついて1500円というお得なチケットです。遊覧船自体は1000円とのことで、他の観光地に比べて安いですね。



あと10分で出発ということで、桟橋には多くの人が集まっていました。ここから遊覧船に乗るのは実に18年振りか。まだ社会人になる前だったんだな。



①松島遊覧船(10:50-11:55)


今回のチケットでは1階、2階まで。3階に行くには追加で1000円かかるようだが、2階でも十分だろう。4人掛けの席について出発の時を待ちます。



11時発のところ少し早く出発したようです。まず右手に出てきたのは双子島。今回は干潮のため、コースを一部変更するようです。確かに島々の海から出ている部分が浸食されており、干潮である様子が見てとれる。



50分の観光船なので、船の中ではずっと見ているのも飽きる。ハーゲンダッツが食べられるようなので2つ買って食べ回し。デッキに出てみようと思ったけど窓が開けられるので、席についたままデッキにいるような気分になれたから結局デッキには出ませんでした。



ガイドさんが生実況をしてくれていて面白かった。「右手に見えますのが、、、何も見えませんね」みたいなくだりはこの天気ならではですね(なんか遊覧船に乗っているときだけ急に天気が悪くなったような、、)。

・島の数は260あまり
・鐘島は4つの穴が貫通しているところを同時に観れるタイミングがある(上写真がそのタイミング)
・人が住んでいる島が4つある。小学校もあって、授業で潮干狩りがあったり
 運動会のバトンの代わりにナマコを使っている(妻が爆笑)
・震災の時、松島は遠浅のため津波がゆっくりで避難する時間があった。
 また、島々に守られて被害も少なかった。


ガイドさんの話を聞きながら乗る遊覧船もよいですね。ちなみに、前回来たときにウミネコに餌をあげていましたが、そちらは今はやっていないようです。ウミネコに襲われたとかそういう事故が起こったのか!?



50分の遊覧、あっという間でした。景色はあまり見えなかったけどやはり松島に来たからには遊覧船は欠かせないでしょう。他の船は、また違ったアナウンスがされている(最低限のマニュアルはあるが、知識はガイドさんが自分で勉強している)そうなので色々乗ってみると面白いですね。



昼食 利久(12:15-13:05)


昼食はやはりここまで来たなら牛タンにしよう。松島の付近には利久が2店舗あり、それぞれメニューも違うので両方見比べたうえで松島海岸店の方へ。



せっかく来たのだから、ここは奮発して牛たん極定食だ。とろけるような食感には、当然「うまい」しか出てこない。昔の人はこれを捨てていたというのだからもったいないねぇ。お腹もいっぱいになったが、まだかまぼこ焼き体験と焼き牡蠣がついている。お金は払っちゃっているから食べに行ってくるぞ。



②瑞巌寺(13:10-13:25)


五大堂方面に行くのに、瑞巌寺を通っていく。2006年にも瑞巌寺には来ているが、ここを通るのは初めてな気がする。



りっぱな岩窟。松島はこんな感じの岩窟が多い気がするな。「お腹が赤い蟻がいる」といってりっくんが虫に見入っていた。危ない蟻じゃないだろうな?後で調べたらムネアカオオアリというようだ。



瑞巌寺の入り口。時間の都合上、今回は中に入るのは断念。



津波到達点の看板が。先ほどの遊覧船で、遠浅や島のおかげで他より被害が少なかったとはいえ、ここまで来ているんだな。





入り口の方にも岩窟が。ここの岩窟は特に大きなものでいくつも並んでおり迫力があった。



鰻塚の碑。松島は天然鰻の産地であり、この鰻塚を供養塔として建てたようです。どちらかというと牡蠣のイメージがあるが、牡蠣塚なんてものもあるのだろうか?



③松島蒲鉾本舗(13:35-13:55)


仙台・松島といえば笹かまぼこが有名だが、松島で蒲鉾の焼き体験ができるのはここだけだそう。まだお腹が空いたわけではないが、チケットを持っているのでここで食べておこう。ちなみに1本300円払えば、すぐに焼いて食べることもできそうです。生地から作る体験は事前に予約しておかないとできないくらい人気があるみたいですね。



手順は簡単。串付きのかまぼこをもらって、焼き場で焼くだけ。7分くらい焼くと焦げ目がついてくるので、両面焼くと少し時間はかかりますが、焼き立てのかまぼこはプリプリ感と、皮がパリっとしていて別格のおいしさだと思います。生のものは食べていないから食べ比べはできていないけど。





かまぼこ焼きは人気のようで、店内はかなり混んでいました。大きなかまぼこの串と一緒に写真を撮ることもできますが、これがなかなか重い!りっくんは体を持っていかれてましたね。さて、このまま焼き牡蠣の方も食べてきちゃいましょう。



焼き牡蠣は、「みちのく伊達政宗歴史館」の横にある店で1人1個交換できます。個人的には生カキの方が好きなのだけど、焼き牡蠣もおいしいですよね。



妻は昔牡蠣にあたって以来、食べられなくなったというのと、陽菜は牡蠣がそもそも好きではないということで自分とりっくんで2個ずつ実食。何もつけなくても塩味が効いていておいしいです。牡蠣ってすごい深い味ですよね。あとは、、、せっかく来たんだからずんだもちも食べて行こうと思って、利久のずんだ団子串を食べてしまった。これが結構重くて晩御飯までお腹が空かなかった。。味は美味しいんですがね、食べ過ぎたな~



④五大堂(14:45-14:50)


五大堂は来たことがありましたが、ちゃんとした写真が残っていなかったので、妻や子供がお土産など買い物している間に一人で回ってきたwこの赤い橋、板が敷いてあるので落ちることは無いが、隙間が空いているのでスマホを落としたら取りに行けない!人によってはかなり怖がっていたので、小さい子など連れていくときは気を付けたほうがよさそうです。







現在のお堂は1604年建立ということでかなり歴史があります。お堂の中にある五大明王像は33年に一度開帳されるとのことで次回は2039年とのことです。五大堂は海に突き出した形になるので、景色良かったです。お堂を見ているうちに妻たちの買い物も終わったようなので、そろそろ戻ります。



改めて広場を見渡すと、いろんな記念碑が経っている。来たときは遊覧船に乗るのに忙しくて、降りてからは昼食の場所を探すのに集中していたからちゃんと見れていなかったんだな。



大分予定が押してしまっているが、最後に定番の雄島を見ていきます。



⑤雄島・松島海岸(15:10-16:00)


これまでは、渡月橋を渡って雄島に入っていたが、今回は遊覧船乗り場方面からなのでこれまでとは違った入り口から入ります。雰囲気あっていいですね。陽菜は虫が居そうといって拒否っていたが。



坂を走って転びそうになるりっくん。日当たりが悪いから地面が滑りそうだし気を付けて。



あ、渡月橋は結局渡るんだったか。この島に入るのは14年振り!印象に残っている島です。



入って分岐にああたり、どっちにいくか決めているところ。右に行くと展望台、まっすぐ進むと跡地がたくさんあります。





まず右に行って、奥州御島頼賢碑へ。この碑はなんとお堂の中に保存されています。ここからの景色もきれいですね。虫もたくさんいる島なので、ここで陽菜は戻るという。じゃあ自分1人で駆け足で1周していくかな。







先ほどの分岐をまっすぐ進むと、跡地がたくさん出てくる。雄島も昔は修業の島ということで色々施設もあったんだろうな。岩窟がたくさんあり、相変わらず不思議な雰囲気です。



遠くに福浦橋が。この辺りが天気も回復してきて一番視界もよかったかな。





タイムトンネルのような抜け穴。今回は逆側から抜けましたが、また違った雰囲気を楽しむことができました。ところで、ここはどういう目的で使われていたんだろうか。。



急ぎ足で回ったつもりではあったが、さすがに妻や子供は雄島からは出ていて、海岸にいるとのことなのでちょこっと海岸にも寄っていくことに。



面白かったのが、ワカメのようなビニール。写真に写っている緑の物体はどう見てもワカメですが、触ってみるとビニールであることが分かります。りっくんも最初はワカメだと思ってさわって気が付いたようです。ビニールがいい具合に藻がついたんだな。他に養殖の牡蠣と思われる牡蠣の殻がたくさん打ち上げられていました。まだ生きている牡蠣もありましたね。沖の方に投げておきましたw

おまけに急に強い波が来て、りっくんはおしりまでずぶ濡れ!時間も大分押しているし、この後水族館に行く予定だったけど、こんな状態じゃ行けないからもう宿に行きますかね。



今日の宿は、遠刈田温泉のさんさ亭。明日蔵王に行く予定なので、蔵王から近めの温泉地を選びました。遠刈田温泉は公衆浴場もあるようだし、時間があればぜひ入ってきたいところです。



⑥さんさ亭(17:10 チェックイン)




まず宿に着いたときに見えてきたのが黄色の古い建物。妻が思わず「え~っ!」と絶叫していたが、、どうやらこれは別館の方で本館はきれいな感じ。今日泊まるところはどっちだ…??



結果的には泊るところは本館の方で、別館は客室としては使われていない様子でした。とはいえ本館も結構年季が入っている。基本的には清潔になっていますが、壁にはヒビが入っていたり少し臭うところがあったりしました。個人的には泊るには十分ですけどね。





全室、蔵王連峰が眺望できる部屋ということで天気はいまいちですが川も見えるしいい眺め。カウンターがついていて、座ってのんびり眺められるよう工夫されているのも良いです。



ちなみにちょっと館内を散策してみたが、来たときに見えて黄色い壁の建屋は従業員の寝室になっている様子。特に入場禁止になっていなかったので、別館にも入れたが、赤いライトがついていて明らかに不気味な雰囲気だった。これはちょっと怖いな。



UNOや黒ひげ危機一髪、ジェンガ、将棋といった遊び道具が無料で貸し出しされているので、黒ひげ危機一髪をレンタルしました。他に卓球やカラオケなどは有料ですが、いろいろと娯楽が揃っている旅館だと思いました。

(夕食 18:35-19:30)


夕食は「蔵王」の間で。入り口には熊のはく製が。1m50センチくらいで、パパはこれに勝てるのか?という謎の話題に。ちょっとこの大きさは無理だろうな。爪の鋭さがすごいし、これがすごい速さで突っ込んでくるとなるとどう戦ったらよいものか。。普段登山しているからには、そういったシミュレーションもしておかないといけないよな。とりあえず飯だ!





夕食はかなりの量。これ全部食べられるだろうか、、松島でずんだ団子を食べたことを少し後悔。結構変わった料理もあって、全部おいしい!という感じでもなかったが、刺身やお肉はもれなくおいしかったし、食べたことがなかったホヤを食べられてよい経験になった。釜飯が炊き上がるのに30分くらいかかっていたから、最初にある程度炊いておいてくれたらおかずと一緒に食べられたんだけどな。





子供の料理も豪華。特にデザートのパフェは大人のデザートより豪華だったし。生卵がついていたが、これどこで使うの??というのが分からなかった。結局卵かけごはんにしていたが。。とにかくお腹いっぱいです、ごちそうさまでした。



⑦公衆浴場 神の湯(19:55-20:25)


遠刈田温泉には神の湯壽の湯という2つの公衆浴場があり、ここに来たからにはぜひ入っておきたいところです。どちらも営業は20:30までで、最終入場が20:00までなので急がないと。両方に入っている時間はないので、とりあえず神の湯の方に入ってきます。ホテルから神の湯に向かう途中、用水路からは湯気が。温泉が流れているんでしょうかね。



神の湯には「ぬる湯」と「あつ湯」の2つの浴槽がありますが、ぬる湯でも42~43℃と結構な高温です。あつ湯は44~45℃ということで、さらに一段あつい。ちょうど風呂から出たお客さんが、ぬる湯ですら入れなかったという話をしていました。確かに42℃はきついな、、と思いましたが何とか入ってきましたよ。でもあつ湯はさすがに無理でした。45℃あったら、ちょっと使っていたら皮膚やられちゃいますからね。



夜のさんさ亭の外観、きれいでした。もちろん、この後さんさ亭のお風呂にも入りますよ。


さんさ亭の風呂(21:10-)




遠刈田温泉の効能について。特に臭いはなかったが、少し褐色の色がついている感じかな。水面に位置するところに固い結晶ができていた。さんさ亭の温泉も「ぬる湯」と「あつ湯」で分かれていたが、正直さんさ亭のあつ湯は、神の湯のぬる湯よりもぬるかったな。遠刈田温泉がどこも熱いというわけではないようだ。りっくんはゆる湯の方につかって、暑いと言っていました。自分はあつ湯でちょうどよかったです。

温泉から上がって、なんだか疲れがどっと出たのか、この日は早々に寝てしまった。ちょっと勿体なかったなぁ。

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