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預言者伝79

2014年12月05日 | 預言者伝関連
サヒーフ・ムスリム 第二巻 巡礼の書 別離の巡礼に関して
http://hadith.main.jp/
『まことにあなたの血、あなたの財産はあなた方のこの日、この月、この土地が神聖であるように、神聖にして犯すべからざるものです。
みなさい!
無明時代(ジャーヒリ-ヤ)のものは全て、私の足下で完全に廃止されます。
また、無明時代の血の復讐問題も同様に廃止されます。
“血の復讐”を廃止した最初のケースは、ラビーア・ビン・ハーリクの息子に関するものです。
彼はサアード部族の者に育てられたがフザイルによって殺されました。
無明時代の高利貸(リバー)も廃止されます。
私が廃止する高利貸の最初のケースは、アッバース・ビン・アブドル・ムッタリブに関するもので、それは全て廃止します。
女性に関してはアッラーを特に恐れなさい。
まことにあなた方は彼女らを、アッラーの保障の下に娶ったのであり(注8)、彼女らと性交渉を持つことも、アッラーのみ言葉によって合法として許されるに至ったのです。
あなた方は、また、彼女らを服属せしめる権利を持っています。
彼女らはあなた方の好まない者をあなた方の寝床に座ることを許してはならないのです(注9)。
もしも彼女らがそうした場合には、彼女らに体罰を科してもよいが、厳しすぎてはなりません。
あなた方が彼女らの権利に対して行うべきことは、適切を態度で彼女らに食物や衣服を提供することです。
私はあなた方にアッラーの聖典を残した。
もし、あなた方がそれをしっかり守るならば、決して迷うことはないでしょう。
さて、あなた方は(審判の日にアッラーに)私に関して質問を受けることだろうが、その時、あなた方はどのように答えるのですか』
これに対し人々は、『私たちはあなたがアッラーの教えを伝え、預言者としての役割を果し、真摯な助言を与えて下さったことを証言します』と答えた。
するとみ使いは、人指し指を、初め、天にむけて上げた。
その後、人々の方にむけながら、『おおアッラーよ、ご照覧あれ、おおアッラーよ、ご照覧あれ!』と三回繰り返して叫んだ。
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