イスラーム勉強会ブログ

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マグレブの歴史など

2009年11月29日 | 読書
ブログ久しぶり!元気にしてた?
更新していないとやっぱり閲覧数がぐーんと落ちるね。
あたりまえか。

今、北アフリカとイスラーム主義運動の歴史が分かる本を読んでいます。
早く読み終えられるといいのだけど。

イランやサウジアラビアのイスラーム主義運動については少し読んだので分かった。
この本のタイトルを見て、モロッコあたりにもそういう運動があるんだぁって(ほぼ)初めて知り、読まなきゃと思って読み始めた。
モロッコは私の半分のルーツだから、きちんとした歴史を知っておかないと。

以下、今まで読んだ部分で得た、知らなかった事実。

1.7世紀末までにアラブ軍はモロッコの大西洋岸まで進軍したが、ベルベル人の抵抗にあい続けた為、アラブは撤退を余儀なくされた。理論的にマグリブがアラブ帝国の一部になるのは、少なくとも711年以降である。

→ベルベル人の抵抗があったとは。(私が感じる限り、)現在の都市部ではアラブ系もベルベルも交じり合っていて、特に問題はなさそう。父親がベルベルで、母親がアラブ系っていう人多いし、ベルベルだけどベルベル語が話せない人、アラブなのに育った環境による影響でベルベル語が話せる人もいる。ちなみに数年前から、ベルベル語学習が義務教育課程に組み込まれて始まったらしい。ベルベル語は表記文字がないため、文字がわざわざ考案されたらしい。聞いた話によると、ベルベル族が自分たちの民族性を声にし始めていてそれが政治に影響を及ぼしているアルジェリアの情勢を考慮した王様が、このような教育を命じたとか。

2.マグリブのアラブ化とイスラーム化には長い年月がかかったが、イスラーム化は主にベルベル民族の仕事だった。(私はアラブ系)

→スペインに入ったイブン・ターリクがベルベル人の熱心なムスリムであったことはかなり有名ですね。

3.初期から起こっていたハワーリジュ派ベルベル人による反乱。(アルジェリアにハワーリジュ派が今でも少しいる。)

→イスラームはベルベル人にとってとても魅力的な宗教に見えたが、(侵攻してきたスンナ派)アラブに降参する意気地なしな態度をとれないプライドがあったため、スンナ派と対立していたハワーリジュ派と組んだりハワーリジュ派の教義を信奉するベルベル人がいたんだって。面白い。

4.ベルベル農民社会は、イスラームの教義を部分的に受け入れた独自の宗教を発展させた→自らを「最後の預言者」とする者の登場

→ムハンマド(s)が最後の預言者だっていつでもどこでも言っているのに、「オレ、預言者」と言って偽クルアーンを披露する嘘つきを平気で信じる人がやはりどこにでもいるようです。真の信仰をおあたえください、アッラー。

5.この事実を、イブン・ハルドゥーンなどが歴史書に載せている。

→良く考えたら当たり前なんだけど、知って驚いた。歴史家ってどうやって調べるんだろ。

6.13世紀以前の各王朝(ファーティマ朝、ムラービト朝、ムワッヒド朝など)は、宗教運動が元の、宗教と政治が一体となった体制を築いていた(支配権の宗教的正統性の確立済)が、ムワッヒド朝崩壊後に誕生した三王朝(マリーン朝、ザイヤーン朝、ハフス朝)は、どれも宗教運動が土台となっていない→政治と宗教の関係弱化、国家と社会の分離、支配権の宗教的正統性確立方法の模索の必要。

→13世紀以前の各王朝は、民衆の宗教に対する意識を変えて、国家建設(=権力横取り)をしたけれど、ムワッヒド朝以降はそうじゃなかったという事。

7.民衆の中に急速に浸透したのは、国家によって推し進められたマーリク派法学によるスンナ派ではなく、スーフィズム・聖者崇拝。

→無知であるほど後者に傾倒しやすいのは仕方がないことなのかもしれない。

8.モロッコの国家と社会に特異な性格を与えたのはシャリーフ崇拝とマラブー運動の結合。

→シャリーフ:尊い血統の持ち主。要に、ムハンマド(s)一族。
*************
聖者崇拝で私が見聞きしたこと:
モロッコには数多くの聖者廟があり、それぞれに得意分野があるらしい。この聖者のところに行ってお願いすれば病気が治るとか、頭が良くなるとか。
現地人から聞いた話によると、幼少時に食が細く、痩せていた彼女を母親がとある聖者廟に連れて行き、その周りの土を手にしては彼女に擦り付けていた。これで元気になる、ということらしいが、これは人間崇拝であり、イスラームではない。

眠くなったので以上。
やる気が持続すれば、続けます。
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【再掲】やる気を出して10日間に望みましょう!

2009年11月18日 | あちこちからタズキヤ(自我浄化)
皆さん、アッサラームアライクム

久しぶりの投稿です。

今日からズ・ル・ヒッジャ月に入りましたね。あの10日間が含まれた月です。一体どんな10日間かって?とってもとっても徳ある10日間なのですよ^ー^

去年こちらに掲載したものを再掲します。
事前に載せたかったのですが、事情あってPCが使えず・・・

では明日からも多くの報奨とアッラーの御満足を得られるよう、一緒に努力しましょう!

初日から体調不良のため計画通りのイバーダが出来ず凹む伊曼より。

******************
ズ・ル・ヒッジャ月最初の10日間の徳

【1.暁において、2. 10夜において、3. 偶数と奇数において、4. 去り行く夜において(誓う)。5. 本当にこの中には、分別ある者への誓いがあるではないか。】(89暁(アル=ファジュル)章1~5節)

☆☆☆イスラームにおける兄弟姉妹の皆さん、注目してください!☆☆☆

これは人生最大のチャンスです。
アッラーとの新しい一ページを作ることが出来ます。
これはアッラーの日々の中で最も徳のある日々です。
アッラーの使徒(平安と祝福がありますように)は言われています:《この日々(ズ・ル・ヒッジャ月の最初の10日間)に行われる善行よりもアッラーが好まれるものはない。》皆が言いました:「アッラーの預言者よ、アッラーの道のためのジハードよりもですか?」「アッラーの道のためのジハードよりもです。しかし自分自身と自分の財産を持って(ジハードに)出かけて、何も戻ってこなかった者は別です。」

教友たちが、「ジハードよりもですか?!」と驚嘆している様子に注意してください!
そうなのです、大きな大きなチャンスなのです!
この機会に、あなたのアッラーとの関係を一新してみませんか?
過去の罪を消し去るほどの数え切れない善行の報酬を得ようではありませんか。
ジハードで財産と命と魂を捧げたのと同様の善行を得ようではありませんか。
あなたの心をイーマーン(信仰)で充電する機会にしようではありませんか。
この10日間のために、あなたは何の準備をしましたか?そして何をするつもりですか?
事が述べてきたように重要であるならば、
最後の10日に勝利者になれるよう、具体的に何をするべきかを限定する必要があります。
即席に行動したり、何とかなるだろうと思わないで、どうか、目標を作ってください。
いくつか計画を紹介しましょう。お勧めするのではなく、あなたたちに義務として実行してほしい。

人生に一度でよいから、全て実行してみてください。

【クルアーン完読計画】
-主の御言葉【われが(段階を追って)クルアーンで下したものは、信者にとっては(精神的な)癒しであり慈悲である。だが不義の徒にとっては只損失の種である。】(17-82)
-アッラーの使徒(平安と祝福がありますように)は言われています:《アッラーの書の一文字を読むと、善行一つと数えられる。善行一つは10倍にもなる。私はアリフ・ラーム・ラーが一文字とは言わない。アリフは一文字、ラームは一文字、ミームは一文字である。》
-少なくとも、この10日間で完読することは重要です。
-あなたがクルアーンを読むことで・・アーヤがあなたの心の薬になるでしょう。
-クルアーンの中からあなたの心の薬を探しましょう。全ての読むアーヤ熟考してください。
-この10日間で完読するためには、毎日3ジュズ読む必要があるでしょう。
-3ジュズ分の善行のポイントを数えてみると・・一文字10ポイントとすると・・毎日50万のポイントを得ることになります!
-さあ、毎日、クルアーンから50万ポイントを得る善行を行おうではありませんか!
-またドッキリなお知らせが。この祝福された日々に、善行のポイントは倍加されます!
-さあ、頑張りましょう!

【各礼拝に宴会を計画】
-アッラーの使徒(平安と祝福がありますように)は言われています:《マスジドに出かける者、そこから出る者にアッラーは天国で宴会(ワリーマ)を準備してくださる。(マスジドへ)出かけ、出るたびに。》ワリーマとは、客人のための宴会です。
-宴会の計画を紹介しましょう。
-アザーンの5分前にウドゥーを済ませて家を出てください。
-そしてマスジドに向かい、マスジドでアザーンの文句を繰り返してください。そして預言者祈願をしてください。そして心を研ぎ澄ませ集中させ、スンナ・カブリーヤ(義務の礼拝前のスンナの礼拝)をゆっくりと捧げてください。その後は座ってドゥアーをしてください。アザーンとイカーマの間のドゥアーは受け入れられないことはありません。
-主があなたをお選びになり、あなたの目を涙で潤してくださったとしたら、それはどんなに素晴らしいことでしょうか!
-そしてイマームの右側に立ち、かつ第一の列で礼拝に参加してください。この礼拝はあなたにとって大きな喜びになるでしょう。礼拝後、座って、アッラーにお赦しを請い、アッラーに感謝を捧げ、かれを念唱してください。そしてスンナ・バアディイヤ(義務の礼拝後のスンナの礼拝)を捧げてください。
-確実にあなたには実りがあるでしょう。
-ウドゥーの際に罪を落とす報酬が・・
-マスジドに向かうための一歩一歩が、あなたの位を上げ、報酬になります。
-アザーンの文句を唱えることにより罪が消され、また報酬になります。
-預言者(平安と祝福がありますように)へのドゥアーは、彼の取り成しを得ることであり、また報酬になります。
-アザーンとイカーマの間に捧げるドゥアーも報酬になります。
-タクビーラトゥ=ル=イフラーム、合同礼拝、第一の列に参加すること、列の右側に立つことすべてが報酬の対象です。
-アッラーにかけて!これらは宴会に相当しませんか?アッラーにかけて!実行できるのにしない人・・こういった人に皆さんはなんと名付けますか?

【ズィクル計画】
-アッラーの使徒(平安と祝福がありますように)は言われました:《これよりもアッラーのもとで偉大な日々はありませんし、この10日間に行われる行いよりもアッラーに好ましいものはありません。ですから、この間にタスビーフ(スブハナッラーと言うこと)とタフミード(アルハムドゥリッラーと言うこと)とタフリール(ラーイラーハイッラッラーと言うこと)とタクビール(アッラーフアクバルと言うこと)を多くしなさい》
-ということで、この10日間に全般的に重要なズィクルの言葉は、スブハーナッラー、アルハムドゥリッラー、ラーイラーハイッラッラー、アッラーフアクバルです。アッラーの使徒(平安と祝福がありますように)は以前に、これらの言葉はそれぞれ天国では一本の木であり、これらの言葉を口にすること発生する報酬はアッラーのもとでオホド山に相当します。
-では、いつこの言葉を唱えればいいのか?と思うでしょう。
-自分自身を慣れさせるように!とアドバイスしましょう。
-お出かけ中に。
-寝るために横になっているときに。
-おしゃべりを中断して、ズィクルしてください。食事中にも。
-早めにマスジドに行って、礼拝が開始されるまでこれらを唱えてください。
-アドバイスしたとおりに実行してもらえて、あなたがそれに慣れたとしたら(毎日出来ないと想像しますが)、1000回はズィクルしたことになるでしょう。毎日4000本の木が天国に植えられたことになります。この10日間にこれを実行すれば、天国にあるあなたの庭はどのようになるか想像できますか?
-10日間で広大な土地を所有できるのです!この機会を失う者はどんなにもったいないことか!

【断食計画】
-フナイダ・ブン・ハーリドが彼の妻が預言者(平安と祝福がありますように)の何人かの妻について伝えたところによると、彼女は言った:アッラーの使徒(平安と祝福がありますように)はズ・ル・ヒッジャの9日とアーシューラーの日と毎月3日と月最初の月曜と木曜に断食をされていました。
-ですので、9日全て断食してください。一日も失ってはいけません。
-もし、不正者たちがあなたを邪魔をして、「このハディースは弱い(から根拠にならない)ぞ」と言うなら、《アッラーの道のために断食した者の顔をアッラーは火から遠ざけられるだろう》というハディースがあります。この日々は徳も多いことですし、どちらにしてもあなたは得をするのです。

【ハッジ・ウムラ計画】
-マスジドでの礼拝後から日の出までの時間、そしてその後に捧げる2ラクア。アッラーの使徒(平安と祝福がありますように)は言われています:《朝の礼拝を合同で済ませ、太陽が昇るまでアッラーをズィクルし、2ラクアの礼拝を捧げた者には、ハッジとウムラと同様の完全な完全な完全な報酬があるだろう》。
-座っている間に:
-クルアーンを読む
-朝のズィクル(ハディース根拠のズィクル)
-悔悟の更新
-密かなドゥアー
-あなたを不当な目に合わせた人たちを許す
-新しいイバーダート(崇拝行為)

【アッラーにおける兄弟計画】
預言者(平安と祝福がありますように)は言われた:《預言者でも使徒でもないのに、彼らのアッラーに与えられた地位のため、審判の日に預言者たちと使徒たちがうらやむ人たちがしもべの中に存在します。》「アッラーの使徒よ、彼らが誰なのか、教えてください。」とたずねられると、《彼らは、血族関係のためでもなく、また金銭を渡し合うためでもなく、アッラーにおいて愛し合う者たちです。アッラーに誓って、彼らの顔には光があり、彼らは光の上にいます。人々が恐れるとき彼らは恐れず、人々が悲しむとき彼らは悲しまず、このアーヤを唱えます。【見なさい。アッラーの友には本当に恐れもなく、憂いもないであろう。】(ユーヌス章62節)》

-少なくともこの10日間のうち一度だけでも友人をイフタールに招待することを提案します。マグリブの30分前にはズィクルとドゥアーを。イフタール後30分は、アドバイスをし合い、クルアーン読みに耳を傾けましょう。その後、出来る範囲で彼らに本やカセットをプレゼントするのが良いでしょう。そして、
-断食者に食事を与える報酬を得ましょう。
-アッラーへの呼びかけの報酬を得ましょう。
-善を命じ、悪を禁じる報酬を得ましょう。
-善を行うために捧げる協力の報酬を得ましょう。
-信仰が揺らいでいる人たちを支える報酬を得ましょう。

【親族訪問計画】
アッラーの使徒(平安と祝福がありますように)は言われた:《人々よ、サラーム(の挨拶)を広げなさい。そして食事を与えなさい。そして親族を訪ねなさい。そして人々が寝ている夜に祈りに立ちなさい。平安とともに皆さん天国に入るでしょう。》
また言われた:《親族関係は玉座にぶら下がり、「私をつなげる者はアッラーとつながるだろう。私を絶つ者はアッラーから絶たれるだろう。」と言う。》

-だから以下のことに注意してください。
-少なくとも一日30分間、両親に孝行になることを行ってください。
-親族を訪問すること。
-近隣の人たちに寛大に振舞うこと。
-兄弟であるムスリムに喜びを差し入れること。

【アラファの日計画】
まず、親愛なる兄弟、この日がどれほど重要か気づいていますか?アッラーの使徒(平安と祝福がありますように)は言われています:《アラファの日の断食は、2年間(の過ちなど)を洗い流す。過去と、未来と。》

それでは一緒に数えてください。12時間の断食=24月の赦し
親愛なる兄弟、もう一度一緒に数えてください。一日は24時間。ということは、一日毎一時間=一月分の赦し
ということは、毎60分=60日
では、毎一分=一日
理性ある人がこの日の一秒を無駄にすることなど考えられますか?あなたならどうしますか?
ファジュルの30分前にマスジドに行って、この日あなたを成功させ、罪から守ってくださるようアッラーに懇願すること。

【イードの日計画】
イードの日は一年で最も徳のある日であることを知っておいてください。ということで、以下の計画を。
-サラートゥ=ル=イード(イードの礼拝)で一日を開始し、皆に幸せにまた笑顔で接すること。
-両親、親戚、友人を訪ねること。
-犠牲。それは高いなぁとあなたは言うかもしれませんが、友人と経済的に出来る範囲で羊一匹を共有するといいでしょう。

【忙しい人たちのみ】
数々のチャンスについて述べた後に、自分は忙しいからとか絶対出来ないと言う人はいないと思いますが、定期試験などで時間を取られている人がいることは知っています。
そういう人たちのために次のことをやってもらいたいと思います。
-マスジドで行われる各礼拝30分前か後、ファジュルの1時間前に以下のことを行ってください。
-各礼拝の30分前にクルアーン読みとズィクル
-毎日の断食。イフタール時のあなたのドゥアーは受け入れられます。
-ファジュル前のキヤームッライル(の礼拝)。
-自分自身に善行を禁じないこと。

いやいや・・・
この日々には、毎時間ではなく毎分、清算について思い出すようにしてください。各分が赦しに相応するのが、この祝福された日々なのです。だからこそ、信者の宝であるアッラーのもとで最も徳のある日から一分も無駄にしないでください。

私たちと皆さんの行いが受け入れられ、また成功を授かるよう、アッラーにおたずねします。
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ムスリム男性と金曜礼拝(追記09/11/8)

2009年11月08日 | 法学(フィクフ)
(追記09/11/8:以下は、4学派の代表的な意見を載せた「イスラーム法学とその根拠」の、金曜礼拝について書かれたページの翻訳です。金曜礼拝については様々な意見とその根拠を持つ学者がいますので、以下の翻訳はそれらの一つと捉えてください。)

●金曜礼拝が義務となる人の条件を以下に述べます。

1.ムスリム
2.成人
3.理性
4.男性
5.自由(奴隷の身分でないこと)
6.金曜礼拝の地に居住

(イスラーム法学とその根拠、Dr.ワフバ アッ=ズハイリー、p1284~1290)

●金曜礼拝は集団で挙行されなければならない(法学派間で意見一致)。
 「集団」を構成する人数に意見の相違が存在する。

1.ハナフィー派:イマームを除いた3人
  根拠:「複数」の最低人数であるから。

2.マーリキー派:12人
  根拠:ジャービルが次のように伝えている。預言者(平安と祝福あれ)が金曜日に立って説教していたところに、シャームから貿易キャラバンが到着した。人々はそちらに移動し、12人だけが残った。その時に次の啓示が下った。「彼らは商売や戯れごとを目にするとそれらに向かい、立ったままのあなたを放置する。」(62/22)(アフマド、ムスリム、アッ=ティルミズィー)

3.シャーフィイー派、ハンバリー派:40人以上
  根拠:①カアブが伝えた次の内容。マディーナで行われた初めての金曜礼拝に、アスアド・イブン・ザラーラと一緒に参加した人数が40人だった。(アブー・ダーウード、イブン・マージャ)
     ②イブン・マスウードによると、預言者(平安と祝福あれ)はマディーナで40人集めた。(アル=バイハキー)
  ※預言者(平安と祝福あれ)が40人以下で礼拝したという伝承が確定していないため、40人以下では礼拝できない。

著者(Dr.ワフバ)の意見:金曜礼拝に必要な人数の条件を明確にしたテキストは存在しないが、現存するものから理解できるのは、金曜礼拝には、人々の集合が求められているということである。そのため、習慣的に「集団」と思われる人数が確認できれば、礼拝は義務になり、成立する。

(p1295~1297)
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