イスラーム勉強会ブログ

主に勉強会で扱った内容をアップしています。

ガザからの緊急メール他

2008年12月29日 | その他
ガザの状況が余りに酷いので、その様子を少しでも皆に知ってもらえるよう転載します。

自分にはドゥアー以外何も出来ないこと、各国が適切に動いてくれないことに憤りを感じます。

ほか、ガザ爆撃で200人が殺される

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ガザ爆撃の死者は228人以上になると最新のニュースは報じています(28日午前)。昨日に引き続き、イスラエルによる空爆は行われているとはロイターの報道。昨夜、このガザから世界に向けて出されたメールを転載します。書き手はガザ・アル=アズハル大のアブデルワーヘド教授。岡真理さんが翻訳してくれました。転送歓迎です。

ガザより

25の建物がイスラエルに空から攻撃された。建物はすべて地上レベルに崩れ去った。死者はすでに250名に達する。負傷者は何百人にものぼるが貧弱な設備しかないガザの病院では、彼らは行き場もない。電気も来ないが、ディーゼル発電機でなんとかこれを書いている。世界にメッセージを送るために。携帯電話もすべて使用できない!

ガザより2 27日午後6時

なんという光景だ。数分前、パレスチナ側のカッサーム・ロケットが飛んでいく音が聞こえた。続いて、もう一つ、そして爆発音。2発目は、パレスチナ人を標的にしていたイスラエルの機体から爆撃されたものと思われる。今、聴いたニュースによれば、イスラエルのアパッチ・ヘリが攻撃したのは、釣堀用の池のあるリクリエーション・グラウンドだという。シファー病院は、195人の遺体、570人の負傷者が同病院に運ばれていると声明を発表している。刻一刻と死傷者の数は増え続けている。これはガザ市だけの数字だ。ほかの町や村、難民キャンプからの公式の発表はない。自宅アパートの近くで末息子がスクール・バスを待っていたところ、以前、国境警備局があったところが攻撃された。息子が立っていたところから50メートルしか離れていないところで、男性二人と少女二人が即死した!
真っ暗な夜だ。小さな発電機を動かして、ネットを通じて世界と交信している。

ガザより3 27日午後8時

今宵、ガザの誰もが恐怖におびえている。完全な暗闇。子どもたちは恐怖から泣いている。死者は206人。遺体はシファー病院の床の上に横たえられている。負傷者は575名をうわまわるが、同病院の設備は貧弱だ。病院事務局は市民に輸血を要請している。教員組合は虐殺に抗議し3日間のストライキを決定。イスラエルの機体がガザ市東部を爆撃、大勢の人々が死傷した。犠牲者の数は増え続けている。瓦礫の下敷きになっている人々もいる。一人の女性は二人の幼い娘と一人の息子を亡くした。彼らは通学途中だった!

ガザより3 27日午後11時

11:00pm。イスラエルのF16型戦闘機による、複数回にわたる新たな爆撃。ガザでは3つのテレビ局を視聴できるが、これは電力をなんとか確保できた場合の話だ。空爆はガザ市東部に集中。ある女性は10人の家族を失った。生き残ったのは彼女と娘一人だけだ。娘はメディアに向かって、何も語ることができなかった。何が起こったのか見当がつかない、と彼女は言う。町のいたるところでパニックが起きている。最悪の事態が起こるのではないかとみな、恐れている。エジプト、ヨルダン、レバノンで、この残虐な空爆に対するデモが行われた。死者数は、219以上にのぼる。225という説もある。

ガザより4 空爆下、冷たく暗闇のなかで

今晩、爆破のせいで窓ガラスが砕け散った家庭にとっては冷たい夜だ。ガザの封鎖のため、窓ガラスが割れても、新たなガラスは手に入らない。私が居住するビルでは、7つのアパートが、凍てつく夜をいく晩もそうした状態で過ごしている。彼らは割れた窓をなんとか毛布で覆っている。何百軒もの家々が同じ境遇に置かれているのだ!私に言えることはそれくらいだ。他方、ハニーエ氏は地元テレビでハマースについて話をした。彼の話は、士気を高め、ハマースは屈服しないということを再確認するものだった。死者の数は210に、重傷を負った者もも200人に達した。今また、ガザの北部で新たな爆撃が!

ガザより5 ガザに対するイスラエルの攻撃を中止させる行動を!

今、10分のあいだに5回の空爆。標的は人口密集地域の協会や社会活動グループ。モスクもひとつやられた。もう30時間、電気が来ない。なんとか小さな発電機でこらえている。インターネットで世界に発信するためだ。

ガザより6 イスラエルから脅迫電話が!!

今しがた、イスラエルから何者かが電話してきた。末息子が応答したが、電話の主は、私が武器を所有しているなら、住まいを攻撃すると脅しをかけてきた。

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無存在の期間があったことを思い出せ

2008年12月28日 | 心に響くアーヤ

人間(76)章は、私の好きな章の一つで、ミシャーリー氏の読み(←は私の好きな古い読み。検索すると新しい読みの方がたくさん引っかかる。)を手本に昔、留学時代に暗記したことがあります(が、今読めと言われたらおそらくムリです)。
各アーヤが全てファトゥハタイン(マッドイワドの法則適用のためアーという音になる)で終わり、神秘的です。信者が備えるべき性質、報酬の内容、天国の美しい描写などが登場します。
章全部が好きですが、今回は最初の3アーヤを解説を交えてご紹介します。残りはインシャーアッラー、時間とやる気があれば載せます。

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بِسْمِ اللهِ الرَّحْمنِ الرَّحِيمِ
هَلْ أَتَى عَلَى الْإِنسَانِ حِينٌ مِّنَ الدَّهْرِ لَمْ يَكُن شَيْئًا مَّذْكُورًا
إِنَّا خَلَقْنَا الْإِنسَانَ مِن نُّطْفَةٍ أَمْشَاجٍ نَّبْتَلِيهِ فَجَعَلْنَاهُ سَمِيعًا بَصِيرًا 
إِنَّا هَدَيْنَاهُ السَّبِيلَ إِمَّا شَاكِرًا وَإِمَّا كَفُورًا
 

【1節意訳】:人間には、なにものとも呼べない、長い時期があったではないか。

【2節意訳】:本当にわれはかれを試みるため混合した一滴の精液から人間を創った。それでわれは聴覚と視覚をかれに授けた。

【3節意訳】:われは、人間に(正しい)道を示した。感謝する者(信じる者)になるか、信じない者になるか、と。

人間章1-3節

【1節解説】:このアーヤは私たちに人間の元の姿を思い出させてくれます。実際、人間は気づかれることなく、また忘却され、理解されない存在で、無の中にあり、人間を創ろうとする御方以外知ることのない卑しい液体でした。そしてまだ無の状態にある人間には長い時間が流れました。その後、アッラーは人間を創り給いました。

【2節解説】:われの力でこの人間を卑しい液体(つまり精液)から創造した、という意味です。それは女性の液体(卵子)と混ざります。これらが結合することで、驚くべき創造物が出来上がります。イブン・アッバースによると:「アムシャージュأمشاج」とは、混合物であり、男性液体と女性液体が一緒になり混合することである。一定期間が過ぎる度にその状態は変化する、とのことです。
「試みるためنبتليه」:アッラーは人間を宗教儀礼などで試し給い、感謝する者になるか、それとも忘恩者になるか、まっすぐ歩むのか、それとも道を踏み外し、迷うのかを見極め給います。
アッラーは人間を試み給うために、人間に考える力と区別する能力を授け給いました。人間はアッラーからのメッセージを、見、聞き、創造主の存在を確かめます。聴覚と視覚は、理解と区別のための能力なのです。

【3節解説】:われは人間に導きの道と迷いの道と明解にし、知るようにした、ということです。人間は組み立てられ、外的と内的感覚を与えられた後に、二つの道を示され、選択の余地を与えられます。この後、人間は感謝するのか、それとも忘恩になるのか見極められます。感謝する者とは、信仰し、アッラーの恩恵に感謝し、善い道を歩く者のことを言います。逆は、不幸で破廉恥で、アッラーの恩恵を忘れ、悪いを歩く者です。
(アッ=サーブーニーの解説書を参考にしました。)

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確かに、私は、50年前には存在していなかった。私が「存在」を意思したわけでも、希望したわけでもない。ということは、私は存在させられたということ。現状を見ると、存在させられたと言うより、存在させてもらったと言った方が妥当かなぁ。だって、楽しいことがたくさんあるから。
私が「存在させられた」と理解するなら、「存在させた側」は私に何かを求めていると思うし、
「存在させてもらった」と理解するなら、「存在させた側」に何かお返ししたい気分である。
でもどうすればいいのか、分からない。

それをアッラーは示してくださった。

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放って置かれると考えるのか

2008年12月24日 | 心に響くアーヤ

أَحَسِبَ النَّاسُ أَن يُتْرَكُوا أَن يَقُولُوا آمَنَّا وَهُمْ لَا يُفْتَنُونَ
وَلَقَدْ فَتَنَّا الَّذِينَ مِن قَبْلِهِمْ فَلَيَعْلَمَنَّ اللَّهُ الَّذِينَ صَدَقُوا وَلَيَعْلَمَنَّ الْكَاذِبِينَ
人びとは、「わたしたちは信じます。」と言いさえすれば、試みられることはなく、放って置かれると考えるのか。
本当にわれは、かれら以前の者も試みている。アッラーは、誠実な者を必ず知り、また虚言の徒をも必ず知っておられる。

蜘蛛章2-3節

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真の信仰者と偽信者を区別するため、アッラーは信仰者をさまざまな方法で試されます。それは災難であったり、恩恵であったりします。

この節が下った背景(アラビア語で、サブブ アル=ヌズールسبب النزولといいます):マッカで迫害されていたアンマール・ブン・ヤースィルのような信者たちを対象にこの節が下ったと言われています(イブン・ジャズィー)。不信仰のクライシュ族はイスラームに帰依する人たちを傷つけ、迫害していました。信者たちはそのために胸を苦しめましたが、アッラーがこの節を下すことで彼らに慰めの意を表し給いました。またアッラーは節の中で彼らを戒め給い、起こっていることはすべて、迫害に対する忍耐を培うため、またイーマーン(信仰)にしっかりとしがみつくための試練であることを知らせ給いました。そして、不信仰者を信者に襲わせるのはアッラーの慣行の一つであり、それによってアッラーは信者を御赦しになることも知らせ給いました。これで嘘つきの信仰心が暴かれるのです。(アッ=サーブーニーの解説書より)

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アッラーがあなたに良くしてくださったように、あなたも善行をしなさい。

2008年12月22日 | 心に響くアーヤ

وَابْتَغِ فِيمَا آتَاكَ اللَّهُ الدَّارَ الْآخِرَةَ وَلَا تَنسَ نَصِيبَكَ مِنَ الدُّنْيَا وَأَحْسِن كَمَا أَحْسَنَ اللَّهُ إِلَيْكَ وَلَا تَبْغِ الْفَسَادَ فِي الْأَرْضِ إِنَّ اللَّهَ لَا يُحِبُّ الْمُفْسِدِينَ

アッラーがあなたに与えられたもので、来世の住まいを請い求め、この世におけるあなたの(務むべき)部分を忘れてはなりません。そしてアッラーがあなたに善いものを与えられているように、あなたも善行をなし、地上において悪事に励んではなりません。本当にアッラーは悪事を行う者を御好みになりません。
物語章77節

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この世におけるあなたが務めるべき部分を忘れてはいけない・・・来世だけのために現世を禁欲的に過ごすのではなく、アッラーに与えられた良いものを現世でもありがたく頂戴し、楽しめ、ということです。
良いものを与えられたのであるから、善行というかたちで感謝の気持ちを表すのが妥当でしょう。もちろん、アッラーの恩恵に相応する感謝を被造物である私たち人間が表すことなど不可能ですが、「感謝しようとする態度」が重要なのだと思います。
では、具体的な「感謝」の表し方とは?
それは、アッラーにお仕えすることです。つまり、アッラーが定められた法に則ることです。
もう一つ大切な点。アッラーは自足される御方なので、決して私たちのかれに対する感謝を必要とされません。かれからの恩恵に気づくことは、私たちがかれにお仕えすることを促すきっかけであると思います。
「أحسن كما أحسن الله إليك」
・・・・・
「アッラーがあなたに良くしてくださったように、あなたも善行をしなさい。」
これは、私が留学していた頃、よく行っていたマスジドでサダカ(施し)を募る人が大きな声で言っていた言葉です。懐かしいですね。とても好きな言葉の一つです。

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徳島マスジドのリフォーム状況

2008年12月20日 | その他
徳島マスジドのリフォームの進み具合を見に行ってきました。始まってから1ヶ月弱経ちます。

ミフラーブ、ウドゥー場、トイレ、エアコンなんかがついて、かっこよくなっていました。アルハムドゥリッラー。写真をいくつか貼っておきます。


まずは入り口です。もともとは鉄のような金属のドアでしたが、それは外され、(おそらく)木製の戸が付けられました。

ちなみにリフォーム前は↓

ごついです。



入って左側にある、ウドゥー場。蛇口が3つあるようです。重ねられているのは近々貼られる予定のタイル。




1階奥の礼拝室、ミフラーブ、本棚。窓が増えて、昼間なら照明なしでも部屋は明るいです。




ミフラーブのアップ。

ちなみにリフォーム前の礼拝場↓

寒そうです。




天井に設置されたエアコン。他にも二つ設置されていました。




忘れてた・・・・マスジドに入ってすぐ右側に作られるトイレ。
詳しく説明すると・・・和式2つと洋式一つ、そしてシャワーも一つ設置されるそうです。
誰かが浴びるのでしょう。

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インシャーアッラー、リフォームは1月初旬に終了する予定らしく、マスジドがどのように変身するかとても楽しみです。

今回は1階の男性用スペースのみのリフォームのため、現在男性陣は2階を利用して1日5回のお祈りをしています。2階には閉めきれるウドゥースペースがなく、女性の私は本日ウドゥーをするのに苦労しました(急に上がってきた男性に見られるのが怖いので)。隣のローソンのトイレで済まそうと思いましたが、マスジドの方がよいと思ったのでこちらでウドゥーをしたところ、水が非常に冷たくビックリしました。

また新しい写真が入れば、インシャーアッラー、こちらでご紹介させていただきます。
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モロッコのクルアーン暗記施設閉鎖解除を求める署名にご協力を

2008年12月18日 | その他

ずいぶんと前からモロッコ国内に数多く存在するクルアーン暗記施設(通称ダール=ル=クルアーン)が政府によって閉鎖された状態が続いています。

閉鎖目的は、テロリスト育成を抑制するため、だそうです。
おそらく、捕まったテロリストのうちの誰かがこの施設に関連していたのでしょう。
しかし、大部分の人たちは悪とは無関係です。
クルアーンから学び取れるのは、平和のみです。

クルアーン暗記施設は昔から存在しており、就学前の子供たちのほとんどがそこに通い、文字の読み書きとクルアーンを覚える幼稚園のような場所でもあり、モロッコの伝統的な文化の一部でもあります。

旧市街地の各ドゥワル(区)に一つずつあり、そこからクルアーンを読む子供たちの大きな声が聞こえてきたものでした。私もその光景を見たことがありますが、今は閉鎖されて、子供たちは道端で遊びふけっています。
何ともさびしい気持ちになってしまいます。

最近になって、モロッコのクルアーン暗記施設閉鎖解除を求める署名を募るサイトが出現しているのを発見しました。そして今日私も署名してきました。アラビア語が分かる方、署名できそうな方はぜひお願いします。

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人間の創造

2008年12月17日 | 心に響くアーヤ

وَلَقَدْ خَلَقْنَا الْإِنسَانَ مِن سُلَالَةٍ مِّن طِينٍ
われは泥の精髄から人間を創った
ثُمَّ جَعَلْنَاهُ نُطْفَةً فِي قَرَارٍ مَّكِينٍ
そしてわれは彼を一液とし、堅固な住処に納めた
ثُمَّ خَلَقْنَا النُّطْفَةَ عَلَقَةً فَخَلَقْنَا الْعَلَقَةَ مُضْغَةً فَخَلَقْنَا الْمُضْغَةَ عِظَامًا فَكَسَوْنَا الْعِظَامَ لَحْمًا ثُمَّ أَنشَأْنَاهُ خَلْقًا آخَرَ فَتَبَارَكَ اللَّهُ أَحْسَنُ الْخَالِقِينَ
それからわれは、その精滴を一つの血の塊に創り、次にその塊から肉塊を創り、次いでその肉塊から骨を創り、次に肉でその骨を覆い、それからかれを外の生命体に創り上げた。ああ、何と素晴しいアッラー、最も優れた創造者であられる
ثُمَّ إِنَّكُمْ بَعْدَ ذَلِكَ لَمَيِّتُونَ
それから後、あなたがたは必ず死ぬ
ثُمَّ إِنَّكُمْ يَوْمَ الْقِيَامَةِ تُبْعَثُونَ
それから復活の日に、甦らされるのである
信者たち章12-16節

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「信者たち章」はまず、信者が備えるべき性質を述べることで始まります。礼拝の務めを守り、喜捨に励み、虚しいことを避け、貞節を守り、約束と信託を守る者こそが真の信者であり、楽園を継ぐとされます。
次に、アッラーによる人間の創造の過程が明らかにされます。その描写は細かく、その真正さは現代科学によって証明されているとおりです。人間をお創りになった創造主こそが、ご自分の創造に最も詳しくあられるのです。こういった部分は、アル=クルアーンがアッラーから齎されたことを証明し、人間の言葉ではないことも証明するのです。

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ヒジャーブについて

2008年12月17日 | 女性

「どうしてヒジャーブをするの?」
「ヒジャーブして得することは何?」

私がこう尋ねられたら、すかさず「アッラーがそう命じているから」と答えるだろう。
得することについては、守られている感じがする、自分に尊厳を与えることができる、と答えることが出来ると思う。

元来ヒジャーブは、覆い、隠すことを意味する。現在は、特に頭髪、耳、首などを覆うスカーフを意味するようになった。

実は先日、久しぶりにハビーバさんの入信記を読み、
彼女のヒジャーブに対する思いにはっとさせられたというか、
よく考えたら、私もそのように思うなぁということで、激しく同意。

その部分を抜き出してみる。

勉強会に出席したノンムスリムから質問が上がったのだと思う。何故ムスリマは頭を覆わなくていけないのか。勉強会の司会者はすぐに回答せず、問いを他の出席者に投げ掛けた。すると、あるアラブ系の姉妹が即座に答えて言った-「アッラーがそう命じているからです」。生まれながらのムスリムにはそれ以上のことは言えなかったかも知れない。しかし、元からムスリムではなかった者にはもっと他のことが言えた。私は、何故ヒジャーブをするのかを、実感として知っていた。そこで私は手を挙げて言った-「私はムスリムになって間もないけれど、ヒジャーブに3つの利点を見い出しています。まず、ヒジャーブを被っていると、男性の不躾な視線からアッラーに守られているように感じます。第二に、ヒジャーブは自分がムスリムであることを自分自身に思い出させてくれます。ムスリムとして恥ずかしくない行為をしなくてはと自分を励ますことができます。また、第三に、ヒジャーブを被ることで、私はムスリムです、と口を開かなくても証言することが出来ます。黙ったままでも居るだけで絶えずアッラーの存在を人々に喚起することができることを私はとてもうれしく思います」

ラヒマハッラー ワ ジャザーハッラーフハイラン・・・(アッラーが彼女に慈悲を垂れ、よい報酬をお与えになりますように)

また、他のイスラーム系テレビ番組で、視聴者からの電話の質問に答える男性が、「ヒジャーブを着けている女性は、着けている間中、常にイバーダしているということになるんですよ。アッラーのご命令に従っているということです。なんと素晴らしいことでしょう。」と言っていた。

ヒジャーブをまだしていない姉妹に、ヒジャーブを着ける決心が訪れますように。

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あるムスリマの美しいお話【4】完

2008年12月12日 | あるムスリマの美しいお話

هنا .. قيل لها :

ここだ・・・そう彼女は言われた

- هيا .. استلقي الى جوار هذا الرجل ..

さあ・・・この男の隣に横になるんだ・・・

- ماذا

何ですか

- هيا ...

さぁ・・・・・

دفعت في عنف .. فراحت تقاوم .. وتقاوم .. وتقاوم .. لا فائدة .. ان مصيرها لمظلم .. مظلم حقا ..

乱暴に彼女を押して・・・・彼女は逆らおうとし・・・・逆らおうと・・・・・逆らおうと・・・・・でも意味はなく・・・・・彼女の行く末は真っ暗なのだ・・・・・本当に真っ暗・・・・

استلقت والرعب يكاد يقطع أمعاءها .. استغاثت بربها فرأت أبواب الدعاء كلها مغلقة .. لقد ولى عهد الاستغاثة عند الشدة ... ألا ياليتها دعت في رخائها .. ياليتها دعت في دنياها .. ليتها تعود لتصلي ركعتين .. ركعتين فقط .. تشفع لها ..

怖れで内臓がぐちゃぐちゃになりそうな状態で彼女は横になった・・・・・主に助けを求めるもののドゥアーの戸が全て閉じられているのが彼女には見えた・・・・苦境にあるにも関わらず助けを求める時は去ってしまったのだ・・・・安泰だったときにドゥアーすればよかったの・・・・・・現世でドゥアーすればよかったの・・・・・2ラカア祈るために戻ることが出来たらいいのに・・・・2ラカアだけ・・・・・・彼女の取り成しのために・・・・・

نظرت الى الأعلى فرأت ملكا منتصبا فوقها ... رافعا يده بصخرة عاتية يقول لها :

一番高い方を向くと、彼女の上にしっかりと立った天使が・・・・手には大きな岩を手に持ちながら彼女に言う:

- هذا عذابك الى يوم القيامة ... لأنك كنت تنامين عن فرضك ...

これは審判の日までのあなたの罰だ・・・・あなたは義務をおろそかにして寝ていたのだからな・・・・・

ولما استبد اليأس بها ... رأت شابا كفلقة القمر يحث الخطى الى موضعها .. ساورها شعور بالأمل ... فوجهه يطفح بالبشر وبسمته تضيء كل شيء من حوله ..

失望が彼女を支配した瞬間・・・・・月の光のような青年が彼女に近寄ってくるのを目にした・・・・・希望の気持ちが彼女を襲った・・・・・彼の顔からは喜びがあふれており彼の微笑は彼のまわりにあるものすべてを照らすのだった・・・・・

وصل الشاب ومد يديه يمنع الملك ...

青年は天使を抑えるように手を伸ばした・・・・

فقال له :

そして彼に言った:

- ما جاء بك

何をしにきたのだ

- أرسلت لها ... لأحميها وأمنعك

私は彼女のために遣わされたのだ・・・・彼女を守り、あなたを阻止するために

- أهذا أمر من الله عز وجل

これは至高偉大なるアッラーのご命令なのか

- نعم ..

そうだ・・・

لم تصدق عيناها ... لقد ولى الملك ... اختفى .. وبقي الشاب حسن الوجه .. هل هي في حلم

彼女は目を疑った・・・・天使が逃げてしまったのだ・・・・隠れたのだ・・・・そして美しい顔を持つ青年が残った・・・・・彼女は夢の中にいるのだろうか

مد الشاب لها يده فنهضت .. وسألته بامتنان :

青年は彼女に手を伸ばし、彼女は立ち上がった・・・・そして礼をこめて彼にたずねた:

- من أنت

あなたは誰ですか

- أنا دعاء ابنك الصالح لك ... وصدقته عنك .. منذ أن مت وهو لا ينفك يدعو لك حتى صور الله دعاءه في أحسن صورة وأذن له بالاستجابة والمجيء الى هنا ..

私はあなたの誠実な息子のドゥアーです・・・・そして彼があなたに代わって行った施しです・・・あなたが亡くなってから彼はあなたのために祈り続け、ついにはアッラーは彼のドゥアーを最良の形にされ、祈りに応えることここにやって来ることをお許しになったのです・・・

أحست بمنكر ونكير ثانية ... فالتفتت اليهما فاذا بهما يقولان :

彼女は新たにムンキルとナキールの気配を感じたので・・・・・振り返ってみると、二人は言っている:

انظري .. هذا مقعدك من النار ... قد أبدله الله بمقعدك من الجنة ..

見てみなさい・・・これは火で出来たあなたの椅子だ・・・・アッラーはそれを天国の椅子に代えてくださった

(( وولد صالح يدعو له ))

((祈ってくれる誠実なこども))

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عسى الله ان يمنع عنك عذاب القبر و ان يرزقك بدعوة صالحة

アッラーがあなたを墓の罰から守ってくださいますように、そして善良なドゥアーを授けてくださいますように

تنقذك من يد ملائكة العذاب

それは罰を司る天使からあなたを助けてくれます

{يا مقلب القلوب ثبت قلبي على دينك}

(心を自在に変え給う御方よ、私の心をあなたの教えにしっかりと据えてください)

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あるムスリマの美しいお話【3】

2008年12月11日 | あるムスリマの美しいお話

ارتفعت عصا غليظة في يد الكائن ... وراحت تهوي بسرعة نحو رأسها .. فصرخت ... وتشنجت أعضاؤها ... وفجأة أضاء اسمه في عقلها فصرخت بأعلى صوتها :

その生き物の手にあるごつごつした棒が上げられ・・・そして早いスピードで彼女の頭の方へ移って行った・・・彼女は叫び・・・彼女の体の各部分がしびれてしまった・・・突然かのお方のお名前が彼女の脳の中で光ったので彼女は出来る限りの声で叫んだ:

- نبيي محمد ... محمد ...

私の預言者ムハンマド・・・・ムハンマド・・・・

ثم أغمضت عينيها بقوة ... لكن ..

そして力をこめて彼女は目を閉じた・・・・・しかし・・・・

لم يحدث شيء .. سكون قاتل ..

何も起こらなかった・・・・・死に匹敵する沈黙だ

فتحت عينيها مستغربة فقال لها الكائن الذي اسمه نكير : أنقذتك دعوة كنت ترددينها دائما ( اللهم يا مقلب القلوب ثبت قلبي على دينك )

不思議そうに彼女が目を開くと、ナキールという名の生き物が言った:あなたがいつも唱えていた「アッラーフンマ ヤー ムカッリバルクルーブ サッビトゥ カルビー アラー ディーニク(アッラーよ、心を自在に転がす御方よ、私の心をあなたの教えにしっかりと据えてください)」という呼びかけがあなたを救ったのだ



سرت قشعريرة في بدنها .. أرادت أن تبتسم فرحة ... لكنها لم تستطع ... ليس هذا موضع ابتسام .... يا ربي متى تنتهي هذه اللحظات القاسية ..

彼女の体中に震えが走った・・・喜びのために微笑もうとしたが・・・・彼女にはそれが出来なかった・・・・今いる場所に微笑みなど相応しくない・・・・あぁ、主よ、この厳しい瞬間はいつになったら終わるのでしょうか・・・・

بعد قليل قال لها منكر : أنت كنت تؤخرين صلاة الفجر .....

少しした後、ムンキルが彼女に言った:あなたはたしか、ファジュルの祈りを遅らせていたな

اتسعت عيناها ... عرفت أنه لا منجى لها هذه المرة ... لأنه لم يجانب الصواب .... دفعها أمامه ... أرادت أن تبكي فلم تجد للدموع طريقا ... سارت أمام منكر ونكير في سرداب طويل حتى وصلت الى مكان أشبه بالمعتقلات ...

彼女は目を見開いた・・・もう逃げることは出来ないと確信したのだ・・・これは正しいことではないのだから・・・彼は彼女を前に押しやった・・・・彼女は泣きたくなったが、涙はどうやっても出てこない・・・・彼女はムンキルとナキールの前に行き長いトンネルを歩いた・・・・着くとそこはちょうど収容所に似ているところだった・・・・

شعرت بغثيان ... وتمنت لو يغشى عليها ... لكن لم يحدث ..

彼女は吐き気を覚えた・・・・気を失えたらと思った・・・・・が、そんなこと起きなかった・・・・・

فاستمرت في التفرج على المكان الرهيب ...

そして恐ろしい場所を眺め続けた・・・・・

في كل بقعة كان هناك صراخ ودماء .. عويل وثبور ... وعظام تتكسر .. وأجساد تحرق ... ووجوه قاسية نزعت من قلوبها الرحمة فلا تستجيب لكل هذا الرجاء ..

それぞれのくぼ地から、叫び声と血が・・・骨が砕け・・・・焦がされる体・・・・心から慈悲を引き抜かれた厳しい面々は彼らの願いに応えることはなかった・・・

دفعها الملكان من خلفها فسارت وهي تحس بأن قدميها تعجزان عن حملها ... واذا بها تقترب من رجل مستلق على ظهره .. وفوق رأسه تماما يقف ملك من أصحاب الوجوه الباردة الصلبه .. يحمل حجرا ثقيلا ... وأمام عينيها ألقى الملك بالحجر على رأس الرجل ... فتحطم وانخلع عن جسده متدحرجا ... صرخت .. بكت .. ثم ذهلت ذهولا ألجم لسانها ..

二人の天使は後ろから彼女を押したが、彼女は足で立てないような気がした・・・・すると彼女は仰向けに横になっている男に近づいた・・・・・ちょうど彼の頭の上に冷たい顔の天使が立っており・・・・・彼は重い石を持っている・・・・・・彼女の目の前で天使は男の頭の上に石を投げつけた・・・・・頭は粉々になり、転がりながら体から引き離された・・・・・彼女は叫び・・・・・・・泣いた・・・・・そして非常な驚きのため口を噤んでしまった・・・・・

وسرعان ما عاد الرأس الى صاحبه .. فعاد الملك الى اسقاط الصخرة عليه ...

すぐに頭部はその持ち主に戻り・・・・・天使はまた岩をその上に落とすのだった・・・・・・

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