イスラーム勉強会ブログ

主に勉強会で扱った内容をアップしています。

幸せを齎すおいしいご飯

2009年08月30日 | その他

幸せに浸らせてくれたご飯のマイ画像集。
ありがとう。

ここを押したら出ます。

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女性が合同礼拝のためにマスジドに行くことに関する規定

2009年08月25日 | 法学(フィクフ)
自分用メモ。

・学派にとらわれないファトワー:
基本的に女性は家で礼拝するのが好ましい。次のハディースが根拠:《女性たちがマスジドに行くのをあなたがたは禁じないように。しかし彼女らが家で祈ることは彼女らのために最も良い。》(アブー・ダーウード)
これのほかに、女性が家でサラーすることが最も良いことを示すハディースがいくつかあります。
だからといって、女性がマスジドに行くことが禁じられているということでもありません。《あなたたちの女性が許可を求めたならば、マスジドに行くことを禁じないように・・・以下省略》(ムスリム)
女性がマスジドに行くには以下の条件を満たす必要があります:
1.きちんとヒジャーブをすること
2.香料をつけないこと
3.夫の許可を得ていること
以上のハディースはサラー全般についてのものなので、タラーウィーフも含むと考えると、
女性は家でする方がより良いと考えられます。

・全学派の全般的な見解:
女性がマスジドに赴くのは;高齢者であれば問題ない。誘惑の恐れがあるため若い女性には嫌悪される。年齢に関わらず女性にとって最も良いのは、自宅での礼拝である。

・ハナフィー派:
アブーハニーファと2弟子の見解:若い女性が合同礼拝に出るのは嫌悪行為である。誘惑の恐れがあるため。アブーハニーファ曰く:高齢女性であれば、ファジュル。マグリブ、イシャー時に出るのは問題ない。・・・途中省略・・・2弟子は高齢女性がどの時間帯にも出ることを合法と見るが、そこに誘惑はないからで、彼女らを(異性として)意識する人が少ないからである。

・近代ハナフィー派:
(年齢に関係なく)女性が合同礼拝(金曜、イードなど)に参加するのは嫌悪される。誘惑の危険があるためである。高齢であっても。悪が多い時代になったためと、非行人が現れるようになったため。
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GIISワーキンググループサイトのご紹介

2009年08月24日 | その他

いつもブログを見てくださっている皆さん、アッサラームアライクム

伊曼も携わっている、GIISワーキンググループサイトをご紹介します。

GIISとは、「岐阜イスラミックインターナショナルスクール」の略で、
岐阜モスクのそばに将来建設予定の学校の名前です。

GIISワーキンググループでは現在、将来の学校の姿を皆さんと
構想できたらと、サイト上で意見交換を行っています。

ムスリムの皆さん、このようなイスラームの学校があれば、とか
女子高がいい、幼稚園があってほしい、などどのような意見でも
大歓迎です。ぜひGIISワーキンググループサイトに
ご意見をお寄せください。詳しくはサイトをご覧いただければと思います。

イスラーム子弟教育に興味を持っている方にサイトアドレスを
回していただくことも大歓迎です。

皆さんの質問、ご意見をお待ちしています^^
よろしくお願いします。

伊曼

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預言者(平安と祝福あれ)のラマダーンに関する説教(弱)

2009年08月22日 | ラマダーン特集
サルマーンは言った:アッラーの使徒(平安と祝福あれ)はシャアバーンの最後の月に次のように私たちに説教された:人々よ、偉大な月、祝福された月があなた方の上を覆いました。その月には1000月に優る夜があり、アッラーはその月の斎戒を義務とし給いました。また、その月の夜の礼拝を任意のものとし給いました。微量の善行でその月に近づけば、70の義務(の崇拝行為)を成したも同然になります。また忍耐の月であり、忍耐の報酬は天国です。また慰めの月でもあり、信者の糧はこの月に増加します。斎戒者に食を提供する者は己の罪滅ぼしと、地獄からの解放が実現します。その者には、彼(食を提供された者)と同等の報酬があり、それが減ることは無いでしょう。人々は次のように言った:私たちは皆、斎戒者を食べさせることが出来る食物を所有しません。彼は言われた:アッラーはこの報酬を、ナツメヤシ一粒や一口の水や牛乳を斎戒者に与えた者に授け給います。またこの月の最初部は慈悲、中間は赦し、最終部は地獄からの解放です。所有する奴隷に(仕事を)軽減する者をアッラーは赦し給い、また地獄から解放し給うでしょう。だから皆さん、次の4項目を多く実行してください:二つはそれらによりあなた方の主が満足し給うことで、他の二つはあなた方が必要とするものです。あなた方の主を満足させる二つは、「ラーイラーハイッラッラー」と、かれに赦しを請うことです。代わってあなた方が必要とする二つは、あなた方が天国をかれに求めることと、かれに火獄からの加護してくださるよう求めることです。(この月に)斎戒者を満腹にさせた者にアッラーが私の水飲み場からその者にひと口飲ませ給いますが、その者は天国に入るまで、のどが渇くことがありません。(弱いハディース)



عن سلمان قال:. خطبنا رسول الله صلى الله عليه وسلم في آخر يوم من شعبان فقال: "أيها الناس: قد أظلكم شهر عظيم، شهر مبارك، شهر فيه ليلة خير من ألف شهر، جعل الله صيامه فريضة وقيام ليله تطوعا من تقرب فيه بخصلة من الخير كان كمن أدى فريضة فيما سواه، ومن أدى فيه فريضة كان كمن أدى سبعين فريضة فيما سواه وهو شهر الصبر والصبر ثوابه الجنة، وشهر المواساة، وشهر يزداد فيه رزق المؤمن، من فطر فيه صائما كان مغفرة لذنوبه وعتق رقبته من النار وكان له مثل أجره من غير أن ينتقص من أجره شيء" قالوا: ليس كلنا نجد ما يفطر الصائم، فقال: "يعطي الله هذا الثواب من فطر صائما على تمرة أو شربة ماء أو مذقة لبن، وهو شهر أوله رحمة وأوسطه مغفرة وآخره عتق من النار من خفف عن مملوكه غفر الله له وأعتقه من النار فاستكثروا فيه من أربع خصال: خصلتين ترضون بهما ربكم وخصلتين لا غنى بكم عنهما؛ فأما الخصلتان اللتان ترضون بهما ربكم فشهادة أن لا إله إلا الله وتستغفرونه وأما اللتان لا غنى بكم عنهما فتسألون الله الجنة وتعوذون به من النار ومن أشبع فيه صائما سقاه الله من حوضي شربة لا يظمأ حتى يدخل الجنة


http://www.sahab.net/forums/showthread.php?t=351734

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(遅れたけど・・・)ラマダーン・ムバーラク

2009年08月22日 | ラマダーン特集



 

 

 

 

 

 

 

 

Assalamu alaykum 

Ramadaan Mubaarak

May Allah accept our prayers, fasting, and good deeds.

Please remember me in your Dua....

                                               Iman

 

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ラマダーンの徳

2009年08月21日 | ラマダーン特集
某サイトから訳したものです。

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ラマダーン月は、クルアーンの月であり、斎戒の月です。至高なるアッラーは仰せになりました:「ラマダーンの月こそは,人類の導きとして,また導きと(正邪の)識別の明証としてクルアーラが下された月である。それであなたがたの中,この月(家に)いる者は,この月中,斎戒しなければならない。」(雌牛章185節)

この月の斎戒を放棄することで人間が失う報酬の度合いは大きいものです。ハディース・クドゥスィーの中で至高なるアッラーは仰せになりました:《アーダムの子のすべての行いは彼自身のものであるが、斎戒だけは別である。それはわれのものであるので、われはそれに報いる。斎戒は盾である。斎戒中は、下劣な言葉を使わず、誘惑を招く言葉を使わないこと。誰かが罵倒してきたり、喧嘩をしてきたら、「私は本当に斎戒をしているのだ」と言うこと。ムハンマドの魂を手中にされる御方にかけて、斎戒者の口のかおりは、アッラーの許では、ミスクの香りよりも芳しいのである。斎戒者には二つの喜びがある。斎戒を解くと喜び、主に面会すると斎戒のために喜ぶ。》(アル=ブハーリー、ムスリム)

この月にアッラーは、かれのしもべの一番の敵である悪魔を等閑にし給いますので、しもべは悪を命じる自我以外に邪魔がないので、集中して主を崇めることが出来るようになります。またこの自我を浄化することで、その人は成功し、勝利を得ます。しかし欲望を自我に追従させた人は失敗し、損をします。アブー・フライラは言いました。アッラーの使徒(平安と祝福あれ)は次のように言われた:《ラマダーンに入ると天国の諸門が開かれ、地獄の諸門が閉じられ、悪魔たちは鎖に繋がれる。》(アル=ブハーリー、ムスリム)

また至高偉大なる主が私たちに崇拝行為を容易にし給うことと共にに、アッラーの使徒(平安と祝福あれ)が、「永遠に残る善行」を多く成すよう私たちを彼の言動で急き立てられたことが分かります。サヒーフ・アル=ブハーリーに掲載された、イブン・アッバース(御満悦あれ)の言葉:《アッラーの使徒(平安と祝福あれ)は人々の中で最も気前のよいお方だったが、ジブリールに面会するラマダーンに彼はさらに気前がよくなった。彼(アッラーの使徒)はラマダーンの毎夜彼に会われ、一緒にクルアーンの学習をされていた。アッラーの使徒(平安と祝福あれ)は送られる風よりも気前が良かったのである。》

私の兄弟である、ムスリムのあなた。アッラーはこの祝福された月の第一日目にアッラーが好み、満足し給うことに呼びかける呼びかけ人を遣い給います。アッ=ティルミズィーに掲載された、アブー・フライラ(御満悦あれ)の言葉からそのことが伺えます:アッラーの使徒(平安と祝福あれ)は言われた:《ラマダーン月の最初の夜に悪魔たちとジンたち繋がれ、火獄の諸門は閉じられるため、どの門も開かない。また天国の諸門が開かれるため、どの門も閉じられることはない。呼びかけ人が言う:善行を好む者よ、来なさい。悪行を好む者よ、退きなさい。アッラーには火獄から開放された者たちがいるが、それは毎晩のことである。》

アッラーが8つある天国の門のうちの一つを、斎戒者以外立ち入ることの出来ない、斎戒者たちだけのものとし給うたことを、皆さんにお伝えしましょう。サハル・イブン・サアド(御満悦あれ)が預言者(平安と祝福あれ)について伝えたところによると:《天国には8つの門がある。その中に、ラッヤーンと名づけられた門があるが、そこには斎戒者たちしか入ることができない。》(アル=ブハーリー)

最後に、アッラーがこの寛大な月にある人々のために特別に準備し給うた3つの戦利品についてお話しましょう。このある人々についてアッラーの使徒(平安と祝福あれ)は3つの真正ハディースで言われています。

1.アブー・フライラ(御満悦あれ)によるとアッラーの使徒(平安と祝福あれ)は言われた:《ラマダーンの間、信仰を持って、報酬を期待して斎戒した者は、今までに犯した罪が赦される。》

2.同じく、アッラーの使徒(平安と祝福あれ)は言われた:《ラマダーンの間、信仰を持って、報酬を期待して(祈りに)立った者は、今までに犯した罪が赦される。》

3.同じく、アッラーの使徒(平安と祝福あれ)は言われた:《ライラトゥ=ル=カドルを信仰を持って、報酬を期待して(祈りに)立った者は、今まで犯した罪が赦される。》

この人々は、ラマダーン月やライラトゥ=ル=カドルに斎戒し、アッラーを信仰して誠実に行動を取り、意志し、その行為によって報酬を期待する人たちを指します。この人々こそが、過去に犯した罪の赦しを得られるのです。そのため報酬を期待する信者は現世に生まれたばかりの赤ん坊のようにラマダーンから出て行きます。
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離婚関連

2009年08月20日 | 法学(フィクフ)
離婚に関する質問とその答えを載せます。

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・女性からの離婚を求める権利:

夫が妻に離婚を求める権利を与えること(=妻が夫からの離婚を求めること)は合法です。つまり、妻が離婚したいときに夫が応じると認めることは可能だ、ということです。ですので、あなたの場合、夫に離婚してほしいと依頼し、彼が承諾し、離婚の言葉を言ったなら、それは罪ではないし、離婚は成立し、合法です。スンナに根拠があります。預言者(平安と祝福あれ)は妻たちに彼と居続けることと彼と別れることを選択させました。部族連合章28節をご参照ください。

・別居を引き止めなかった元夫に非があるのか、自分に非があるのか:

別居することが良くないと知っていて引き止めなかったなら、元夫に非があると思います。そもそも、別居が良くないというのも?です。一定期間、離れてみて、問題が解決するかもしれないと思っての別居は問題ないのではないでしょうか。

・離婚の時にも証人を立てるのがスンナとありましたが、証人が男性でも女性でもよいのか?:

離婚の構成要素に証人は含まれませんので、夫が妻に「離婚だ」とはっきり言った瞬間に離婚が成立します。証人二人を立てるのがスンナなのは、離婚後、イッダ中に妻とよりを戻すときです。証人は基本的に、成人男性2名で、居ない場合は、男性1人、女性二人です。

・私の場合は、離婚届けを出すのに2人のムスリマに署名してもらいましたが、証人が立てれない場合はどうなのか?:

日本の離婚届とイスラームの離婚は無関係ですから、そのムスリマ二名の署名はそれで良いと思います。繰り返しますが、離婚時に証人は居なくても問題ないです。

・月経期間中の離婚宣言は禁じられているとありますが、その期間中に離婚宣言された場合は宣言じたい無効で、やり直すことになるのか?:

月経中の離婚は有効ですが、罪を伴います。そうすることで、女性が待たなくてはならないイッダ期間が延びるからです。引用されているハディースは、その罪性を強調しており、イブン・ウマルに罪を犯させたくなかった預言者(平安と祝福あれ)の配慮かと思います。

※シャーフィイー学派の法学書を参考にしました。
(どこの学派も大体同じです。)
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【ラマダーンの間に行えること】

2009年08月15日 | ラマダーン特集
1.ファジュル前
  (1)タハッジュド(イシャー後に眠り、起き出して行う任意の礼拝):「夜に眠らず目を覚ましている時に,サジダしあるいは立って礼拝にうちこんで,来世に備え,また主の御慈悲を請い願う者。」(アッズマル章9節)
  (2)サフール(斎戒に備えた食事):《サフールを摂りなさい。まことにサフールには祝福がある。》(アル=ブハーリー、ムスリム)
  (3)ファジュルのアザーンまで罪の赦しを請う:「また黎明には,彼らは御赦しを祈っていた。」(アッザーリヤート章18節)
  (4)ファジュルの前のスンナの2ラクア(ファジュルの時間に入ってから行う):《ファジュルの2ラクアは現世とそこにあるどんなものよりも優れている。》(アル=ブハーリー、ムスリム)

2.ファジュル後
  (1)ファジュルの礼拝に早めに参加すること:《彼らがイシャーとスブフ(ファジュル)が持つものを知ったなら、それらに這ってでもやって来たことだろう。》(アル=ブハーリー、ムスリム)
  (2)合同礼拝開始まで念唱、ドゥアーをする:《アザーンとイカーマの間のドゥアーは跳ね返されない。》(アフマドなど)
  (3)太陽が昇りきるまで、マスジドで念唱やクルアーン読みのために座ること:《預言者(平安と祝福あれ)はファジュルの後、お座りになり”朝のズィクル”を読まれていた。》(ムスリム)
  (4)2ラクアの礼拝:《合同でファジュルの礼拝を行い、その後座り、太陽が昇るまでアッラーを念唱し、その後2ラクア捧げた者の報酬は、完全な完全な完全な巡礼と小巡礼に対する報酬と同じである。》(アッ=ティルミズィー)
  (5)あなたの一日をアッラーが祝福してくださることを祈る:《アッラーよ、まことに私は今日に含まれるよいものを望みます。その成功、勝利、光、祝福、導きを。また今日に含まれる悪いものと、今日以降に起こる悪いものからあなたの御加護を求めます。》(アブー・ダーウード)
  (6)報酬を期待しながらの睡眠:教友ムアーズ(御満悦あれ)は次のように言っていた:「まことに私は起きていることに行うことに対して報酬を期待するように、自分の睡眠に対しても報酬を期待する。」
  (7)仕事や学校へ行く:《自分の手が稼ぎ出したものを食べる以上によいものを人は口にしない。アッラーの預言者であったダーウードも自分の手で稼いだものを口にしていた。》(アル=ブハーリー)
  (8)一日中アッラーの想起で忙しくすること:《天国の住民が後悔するのは、至高なるアッラーを念唱しなかった時間だけである。》(アッ=タバラーニー)
  (9)毎日のサダカ

3.ゾホル
  (1)時間内に合同で早めに礼拝に立つこと:イブン・マスウード(御満悦あれ)は言った:「まことにアッラーの使徒(平安と祝福あれ)は私たちに導きの慣行を示された。導きの慣行の一つは、アザーンが行われるマスジドでの礼拝である。」(ムスリム)
  (2)善良な意志を持って少し休憩をとる。

4.アスル
  (1)アスルの義務の礼拝の前に、4ラクアの礼拝を捧げること:《アスル前に4ラクア捧げる者にアッラーが慈悲を垂れ給いますように。》(アブー・ダーウード、アッ=ティルミズィー出典)
  (2)マスジドで流れる訓戒に耳を傾けること:《よいことを学ぶかよいことを人に教えることだけを望んでマスジドに赴く人には、完全な巡礼を行った者と同等の報酬がある。》(アッ=タバラーニー出典)
  (3)マスジドに座ること:《家でウドゥーを済ませ-そして丁寧にウドゥーを行う-、マスジドに行く者はアッラーを訪れる者である。訪れられる者には訪れる者を歓待する義務がある。》(アッ=タバラーニーが良い伝承鎖のものを出典)

5.マグリブ
  (1)日が暮れる前のドゥアーをすること:《斎戒者のドゥアーは跳ね返されない。》(アッ=ティルミズィー)
  (2)伝承されたドゥアーとともに食事で斎戒を解く:《ザハバッザマウ ワブッタラティルウルーク ワサバタルアジュル インシャーアッラーフタアーラー(渇きは去り、体は潤いました。至高なるアッラーのお望みがあれば、消臭は確定します。)》(アブー・ダーウード)
  (3)マグリブの礼拝を合同で早めにマスジドで行う。
  (4)夜の念唱のためにマスジドに座ること。
  (5)家族と集まり、有益なことを勉強しあう。
  (6)イシャーとタラーウィーフの礼拝の準備。

6.イシャー
  (1)イシャーの礼拝を合同で早めにマスジドで行う。
  (2)タラーウィーフをイマームとすべて行う:《ラマダーン(中の礼拝を)を信仰と報酬を持って立った者は、今までの罪を赦される。》(アル=ブハーリー、ムスリム)
  (3)夜の最後まで、ウィトルの礼拝を遅らせる:《あなた方の夜の最後の礼拝はウィトル(奇数)にしなさい。》(アル=ブハーリー、ムスリム)

7.自由な計画
  -親戚、友人、ご近所訪問
  -ラマダーン月特別の宣教活動
  -読書
  -家族との学習
  -自身の教育
  -地域の会合に顔を出す

(サーイドネットより)
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【どのようにラマダーンを迎えるか】(違うバージョン)

2009年08月15日 | ラマダーン特集
1.喜びの気持ちで迎えましょう。アッラーの使徒(平安と祝福あれ)はラマダーンがやってくることを教友たちに吉報としていつも伝えていたことが分かっています。《あなた方にラマダーン月がやって来ました。ラマダーン月は、祝福された月であり、アッラーはその月の斎戒をあなた方に課し給いました。天国の諸扉は開かれ、地獄の諸扉は閉められます。・・》(アフマド出典)
  私たちの善良な先代たちであるアッラーの使徒(平安と祝福あれ)の教友、そしてその追従者たちはとてもラマダーン月を重視し、その到来を喜んでいました。それ自身が恩恵であり、祝福が降下するこの月が近づいているという知らせ以上の喜びがあるでしょうか。

2.ラマダーンを有意義に過ごすために、事前に計画を立て、それを行えるよう決心しましょう。残念ながら多くの人たちや、宗教熱心と言われる人たちもが現世のための詳細な計画を立てており、来世のための計画を立てる人は少ないです。なぜなら、現世における人間の生きる意義に気づいていないためです。ムスリムはラマダーン月に自分自身を調教する多くのチャンスがあることに気づいていなかったり、または忘れています。来世のための計画とは、崇拝行為やアッラーにお仕えすることでラマダーンを勝ち取る計画です。実行的な計画を立て、ラマダーン月の日々を崇拝行為で過ごすことを獲得しましょう。あなたの手元にあるこのメッセージはきっとあなたがラマダーンを有意義に過ごすための手助け
となるでしょう。

3.ラマダーン月に関わる規則を知りましょう。信者は規則を知りながら、アッラーを崇めなければなりません。アッラーがしもべに定め給うた義務について無知であったことで責任を免れることはありません。その義務の一つがラマダーン月の斎戒です。信者はラマダーンが始まる前に、自分の斎戒が正しく、嘉納されるものになるために、斎戒について知っておくべきなのです。「あなたがたがもし分らないなら,知識を与えられている民に問うがいい。」(蜜蜂章43節)

4.罪や悪行の放棄を決心し、すべての罪から悔悟してからラマダーンを迎えましょう。悔悟とは、その罪を二度と繰り返さないと心に決めることを言うのです。ラマダーンは悔悟の月でもありますが、この月に悔悟しない人は一体いつ悔悟するのでしょうか。「あなたがた信者よ,皆一緒に悔悟してアッラーに返れ。必ずあなたがたは成功するであろう。」(御光章31節)

5.真っ白に輝くページで向き合いましょう。
  A.真剣な悔悟でアッラーと
  B.その命じられたことに従うと誓ったアッラーの使徒(平安と祝福あれ)と
  C.両親、親戚、妻、子供たちと
  D.あなたが属している社会と。誠実で有益なしもべになりましょう。

以上の方法でラマダーンを迎えましょう。雨を欲する大地、治療を施す医者を受け入れる患者、長い間留守にした愛する人を待つ人のように。
だからこそ、アッラーよ、私たちをラマダーンに到達させ、私たちからそれをご嘉納ください。あなたこそがよく聴き、知り給う御方です。

(サーイドネットより)
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斎戒を無効にさせない出来事(メモ)

2009年08月15日 | ラマダーン特集
※個人的に調べて分かったことを載せています。

・シャーフィィー学派での注射:
-筋肉、血管への注射は、栄養摂取の目的以外であれば斎戒を無効にしない。
-体力を付ける輸血は無効にさせるが、検査や献血のための注射による出血は無効にしない。

【イスラーム法学会議@サウジによる1418年の決定】
以下の医療に関する項目は斎戒を無効にしない。
1.目薬、点耳薬、耳の水洗い、点鼻薬、噴霧薬(いずれも薬品がのどに届かない場合)
2.舌下に置かれる(心臓発作用の)薬(いずれも薬品がのどに届かない場合)
3.子宮に避妊用具、カメラを挿入すること
4.尿の出口にカメラ、薬品が入ること
5.削歯、抜歯、歯掃除(のどに何も届かない場合)
6.うがい、口に水を含んで洗うこと、口内のある部分に治療のために薬を吹き付けること(のどに何も届かない場合)
7.酸素吸入
8.麻酔ガス(ガスを施すために栄養を与えられないこと)
9.肌が吸収するもの(クリーム、塗り薬、貼り薬など)
10.細い管を撮影のために血管に挿入すること、また体の治療
11.体内にカメラを挿入したり、手術すること
12.肝細胞や他の細胞を切り取ること(検査のための物質が一緒に与えられていないこと)
13.脳内、脊髄内に器具や治療用品を入れること
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