イスラーム勉強会ブログ

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勉強する時のマナー

2013年03月31日 | 子供向けイスラーム道徳
勉強する時のマナー
知識は、アッラーがお好きな人間にだけにプレゼントするものです。知識を求める(勉強する)にはマナーがあります。預言者ムハンマド(平安と祝福あれ)はそのマナーを私たちに教えることを大事にしました。勉強したことが私たちの役立つようにするためや、私たちの社会を役立てるためです。
イスラームにおいて、知識は、大きな位置をもちます。預言者ムハンマド(平安と祝福あれ)は知識を求めることを、天国に繋がる道と教えてくださいました。
『知識を求める道を歩む者は、アッラーがその者に、天国への道を容易にしてくださいます。』(アル=ブハーリー、アブーダーウード)
だからこそ、勉強するみなさんは、知識が持つ秘密や、先生を尊敬すること、自分が勉強したことを他の人のために役立てることを考えましょう。

●知識をいつでも求めること:
 ムスリムは何歳になっても知識を求め続けます。
 アッラーは私たちにおっしゃいました:「言え、主よ、知識をお授け下さい、と。」(ターハー章114節)

●先生を尊敬すること:
 ムスリムは先生を尊敬します。

●先生が説明しているのを中断しないこと:
 先生が説明中に質問された場合、話を終えてから生徒の質問に答えます。

●良い理解を得ようと努めること:
 勉強したことをきちんと理解できるように頑張りましょう。
 分からないところは先生にたずねて、もう一度説明してもらいましょう。

●質問をしそびれないこと:
 はずかしいと思って、質問しないのはよくありません。
 自分で質問できない時は、他の人に質問してもらいましょう。

●アッラーをおそれる気持ちを持ち続けること:
 知識は、アッラーからの贈り物であり、糧で、アッラーはそれらを御望みの人にだけ与えます。
 特に、信仰の篤い人にです。
 アッラーはおっしゃっています:「アッラーを畏れなさい。彼がおまえたちに教え給う。」(雌牛章282節)
 
●勉強したことを人の役に立つために使う:
 勉強したことを、それを知らない人のために使いましょう。
 預言者ムハンマド(平安と祝福あれ)は言われました:『見た人は見ていなかった人に伝えなさい。もしかすると見た人よりもよく理解できる人に知らせを伝えられるかもしれないからです。』(アル=ブハーリー)

●役立つ知識を求めることに勤めること:
 預言者ムハンマド(平安と祝福あれ)は祈りの中で次のように言われていました:『アッラーよ、役立たない知識、私を高めない行為、聞き届けられない祈願から私を守ってください。』(アハマド、イブン・ヒッバーン)

預言者伝43

2013年03月21日 | 預言者伝関連

135.英知と寛容と権利放棄:
  預言者(祝福と平安あれ)は書記であるアリーを呼んで、「ビスミッラーヒッラフマーニッラヒーミ(慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において)」と書きなさいと命じました。
  スハイルは言います:アッラフマーン(慈愛深き御方)とは何だか全く分からない。だから「ビスミカッラーフンマ(あなたアッラーの御名において)」とおまえが昔書いていたように書くよう。「アッラーに誓って、私達は、ビスミッラーヒッラフマーニッラヒーミとしか書かない!」と信徒たちが怒りました。しかし預言者(祝福と平安あれ)は「ビスミカッラーフンマと書きなさい」と言われたのでした。

  続けて彼は言われました:「これがアッラーの使徒ムハンマドが和解に同意した事項である、と書きなさい」スハイルは言いました:「いや、お前が本当にアッラーの使徒であるとわれわれが知っていたなら、聖なる館からお前を追放することも、攻撃することもなかったのだ。ここにはアブドゥッラーの子、ムハンマドと書け。」
  預言者(祝福と平安あれ)は言われました:「皆さんがどんなに私のことを嘘つきだと言われても、私は確かにアッラーの使徒です。アリーよ、アブドゥッラーの子のムハンマドと書きなさい」アリーは、「アッラーに誓って、(先に書いたアッラーの使徒という言葉を)消しません!」、と言いましたが、アッラーの使徒(祝福と平安あれ)は:「どこにそれが書かれているか示しておくれ。」とアリーに言われ、アリーがその場所を指すと、そこにある(アッラーの使徒という)言葉を消されました。

136.調停と試練:
  続けて預言者(祝福と平安あれ)は言われました:「これは、アッラーの使徒(祝福と平安あれ)が和解に同意した事項である。つまり、そちらは、われわれに聖なる館を巡回できるようにすることである。」
  スハイルは言いました:「アラブに(クライシュは)無理強いされたと言われるのは堪らないが、来年からは、そうできるようにしよう。」アリーもそのように書きました。
  スハイルは続けました:「他にもある。われわれのところから誰もそちらには行かせないこと。もし(お前たちのところに)来た者が、おまえの教えに従っている場合は、われわれに追い返すこと。」これを聞いた信徒たちが叫びました:「なんということ!ムスリムとしてやって来た者を多神教徒のところに戻せというのか!」
  そんなやり取りの最中に、アブージャンダル・イブン・スハイルがマッカの奥深くから縛られたままの状態で逃げてやって来ました。信徒たちのところに身を投じに来たのです。
  スハイルは言いました:「ムハンマド。この男をこちらに返してもらうことで、初めての和解としよう。」
  預言者(祝福と平安あれ)は言われました:「われわれはまだ協定を交わしていない」
スハイル:「ならば何においても和解しない」
預言者(祝福と平安あれ):「アブージャンダルを私に返してください」
スハイル:「いや、彼は渡さない」
預言者(祝福と平安あれ):「そんなことを言わずに、ぜひ」
スハイル:「いや、だめだ」
そこでアブージャンダルが言いました:「信徒の衆!私はムスリムとして逃げてきたのに、多神教徒らのところへ戻されてしまうのか?!私がどんな目に遭っているか、ご覧になっていないのですか?」彼は確かにアッラーを信じているがために酷く迫害されていました。それでも、預言者(祝福と平安あれ)は彼を多神教徒たちのもとに返しました。
  最終的に、両側は、10年間の休戦と、クライシュからムハンマドのもとに主人の許しを得ずにやって来た者はクライシュに追い返され、ムハンマドのもとからクライシュに行った者は返されない、またムハンマドの契約に入りたい者は入り、クライシュの契約に入りたい者は入る、という内容で合意しました。

137.和解したことで発生した信徒らの災難とマディーナへの帰還:
  和解という出来事やマディーナへ帰らなければならない状況の発生を目の当たりにした信徒たちの心に大きな衝撃が走りました。ウマルはアブーバクルに:「アッラーの使徒様(祝福と平安あれ)は私たちに聖なる館を訪問して巡回するとお話になったのではなかったか?」
アブーバクルは答えました:「確かに」
ウマル:「それならば」
アブーバクル:「君はきっとそこを訪れ、巡回もする」

  和解を終えた預言者(祝福と平安あれ)は、一緒に連れてきていた犠牲の動物を屠り、そして頭の毛を剃りました。マッカに入ってウムラ出来ることを確信していたにもかかわらず、実行できなかった信徒たちは当惑していましたが、預言者(祝福と平安あれ)が屠殺と剃髪する姿を見て、自分たちも同じように屠り、頭を剃ったのでした。

(参考文献:「預言者伝」、アブー・アルハサン・アリー・アルハサニー・アンナダウィー著、ダール・イブン・カスィール出版、P277~279など)


74章解説【3】

2013年03月14日 | ジュズ・タバーラカ解説
30.その上には十九(火獄の番人の天使の数)。
31.そしてわれらは、天使たち以外を獄火の支配者(門番)たちとはなさず、われらは彼らの数(の確定)を、信仰を否定する者たちへの試練に他ならないものとなした。啓典を授けられた者たち(ユダヤ教徒、キリスト教徒)が確信し、信仰した者たちが信仰を増やし、啓典を授けられた者たちと信仰者たちが疑いを持たないために、また、心に病のある者(偽信者)たちと不信仰者たちが、「アッラーはこれ(天使の数)によって譬えとして何を望み(意図し)給うのか」と言うために。このようにアッラーは御望みの者を悩ませ、御望みの者を導き給う。そしてお前の主の軍勢(天使たち)を知る者は彼(アッラー)のほかになく、そしてそれ(猛火)は人間への訓戒にほかならない。

 「その上には十九(火獄の番人の天使の数)」地獄に関する話が続きます。つまり天使たちの中の19の天使について。

 不信仰者たちはこういった来世に関する事実を嘲笑しました。アブージャハルが19の天使について言いました:(クライシュに向かって)お前たち10人で天使一人さえもやっつけられないのか。代わって、啓典の民は、ユダヤ教徒とキリスト教徒を指します。彼らのうちのある人たちが預言者(祝福と平安あれ)に地獄の門番について質問した際、アッラーがその数について知らせ給いました。

 そしてアッラーは不可視部のこの側面を露わにすることで一つの英知を次の御言葉で解明し給いました:
 「そしてわれらは、天使たち以外を獄火の支配者(門番)たちとはなさず、われらは彼らの数(の確定)を、信仰を否定する者たちへの試練に他ならないものとなした。啓典を授けられた者たち(ユダヤ教徒、キリスト教徒)が確信し、信仰した者たちが信仰を増やし、啓典を授けられた者たちと信仰者たちが疑いを持たないために、また、心に病のある者(偽信者)たちと不信仰者たちが、「アッラーはこれ(天使の数)によって譬えとして何を望み(意図し)給うのか」と言うために。このようにアッラーは御望みの者を悩ませ、御望みの者を導き給う。そしてお前の主の軍勢(天使たち)を知る者は彼(アッラー)のほかになく、そしてそれ(猛火)は人間への訓戒にほかならない。」

 アッラーは地獄の諸事を任された者、その中にいる不信仰者たち、罪人たちを罰する者を天使のほかに定め給いませんでした。なぜなら天使はアッラーに背くことから最も遠ざかった存在で、また人間とジンよりも力強く、アッラーに命じられた偉大な事柄を実行する能力を持っているからです。「われらは彼らの数(の確定)を、信仰を否定する者たちへの試練に他ならないものとなした」つまりアッラーが彼らの数を19とし給うたのは、単に不信仰な者たちを困らせ、迷わせるためである、ということです。なお彼らはこの数を嘲笑し、天使たちに敵対して勝ってやろうとの態度を見せました。また「試練に他ならないもの」は:罰に他ならない、とも言われます。

 「啓典を授けられた者たちが確信し」つまりユダヤ教徒とキリスト教徒が、自分らの啓典に書かれていることがクルアーンの中にあるものと一致していることに基づいてムハンマドの預言者性を確信するため、です。「信仰した者たちが信仰を増やし」つまり、信仰者たちがムハンマドの預言者性によって信仰の上に信仰を増やす。啓典の民の出であっても、アラブの出であっても関係はない。「啓典を授けられた者たちと信仰者たちが疑いを持たないために」律法の民と福音の民とムハンマドの共同体のアッラーを信仰する者たちが、クルアーンがアッラーの書であることを疑わないために。既述の言葉を強調します。「また、心に病のある者たち」偽信者、信仰の弱いアラブ人です。「不信仰者たち」ムハンマドの預言者性を否定する者たち。「アッラーはこれ(天使の数)によって譬えとして何を望み(意図し)給うのか」私たちを脅すためにこの天使の少ない数でアッラーは何を望み給うのか。人々の間で親しまれているたとえ話を不思議がるということは、それ自体に対する拒絶を指します。

 「このようにアッラーは御望みの者を悩ませ、御望みの者を導き給う」このように:不信仰者たちによる嘘呼ばわりと信仰者たちの信仰を指します。代わって、アッラーが人々を迷わせたり違う人々を導くということは、そのように強制されること、つまり善の道と悪の道をどちらかを取ることにおいて無理強いされることを意味しません。断じてそうではありません。“強制”はアッラーの公正さに矛盾し、人間には意志と選択権があるとの明言を含んだクルアーンに馴染みません。クルアーンには次のようにあります「そして言え、「おまえの主からの真理である」。そして望む者には信じさせ、望む者には信仰を拒否させよ。」(洞窟章29節)「善行をなした者、それは己自身のためである。そして、悪をなした者、それは己に仇している。そしておまえの主はしもべたちに対して不当不正な御方ではあらせられない。」(解説された章46節)、「まことにアッラーは、民が己の事柄を変えるまで、彼らの事柄を変え給うことはない。」(雷章11節)

 アッラーは御望みの者を悩ませ、御望みの者を導き給う、の意味は、アッラーが人間に二つの道を解明し給うているということです:善の道と悪の道。人間には自分に合った、自分の意志が欲するどちらかを選ぶ権利があります。そのため人間は選択に関する清算を受けます。なぜなら悪の道を辿る者は、十分な理解力、意志、自由、選択でその道を辿るためです。ここに報復と罰が生まれるのです。同様に、対するものとして、導きの道を辿る者は、完全に自分の意志と、信仰と確信の結果に基づいてその道を辿ります。

 アッラーは私たちに導きの道を露わにしてくださり、また私たちが辿れば導かれ幸福になる道を限定してくださいました。迷い、苦しむことになる迷いの道も同じくアッラーは解明してくださいました。アッラーは、天命、不可視界の秘密について知ることを私たちに課し給わなかったのは、それらがアッラーのみに属するものであり、理解力はそれらの本性を会得出来ないためです。

 前述の節の続きを見ましょう:「そしてお前の主の軍勢(天使たち)を知る者は彼(アッラー)のほかになく、そしてそれ(猛火)は人間への訓戒にほかならない。」地獄の看守の数が19であっても決してアッラーの軍勢が少ないことを指しているわけでないことの解明がここにあります。アッラーの軍勢については、彼のみが御存知です。しかしこの少数で命ぜられたことをこなすのに十分です。「そしてそれは」猛火を指します。「人間への訓戒にほかならない」アッラーに背くことに注意するために人間に与えられた訓戒であるという意味です。

(参考文献:ルーフ・アル=クルアーン タフスィール ジュズ タバーラカ/アフィーフ・アブドゥ=アル=ファッターフ・タッバーラ薯/ダール・アル=イルム リルマラーイーンP124~127)

預言者伝42

2013年03月06日 | 預言者伝関連

131.愛と忠誠心の試練:
 マッカに到着したウスマーンはアブースフヤーンとマッカの有力者たちを訪問し、アッラーの使徒(祝福と平安あれ)に代わって、託されたメッセージを彼らに伝えました。

 ウスマーンが話し終えると、彼らは次のように言いました:館(やかた)の回りをタワーフしたいなら、するがいい。ウスマーンは答えました:アッラーの使徒様(祝福と平安あれ)がタワーフするまで、私は決してそのようなことはいたしません。

 ウスマーンが信徒たちの元に戻ると、人々は言いました:念願のカアバでのタワーフをしてきたのか?ウスマーンは答えます:皆さん、どうお思いでしょうか。私の魂をその御手にされる御方に誓って、私はかの地に1年間留まったとしても、アッラーの使徒様(祝福と平安あれ)がフダイビーヤにいらっしゃる限り、アッラーの使徒様(祝福と平安あれ)がタワーフをされるまで、決してタワーフいたしません。確かにクライシュの人々は、私にタワーフをするよう言いましたが、私は断ったのです。

132.リドゥワーンの忠誠の誓い:
 一方、アッラーの使徒(祝福と平安あれ)には、ウスマーンが殺されたとの情報が入っていました。すぐに彼は忠誠の誓いに同行していた信徒たちを呼びました。信徒たちはアッラーの使徒(祝福と平安あれ)の元に集まり、アル=フダイビーヤの地の、ある木の下で、決してここから逃げ出したりしないことを誓い合いました。アッラーの使徒(祝福と平安あれ)はご自分の手を取り、「これはウスマーンの代わりに」と言われました。サムラという種類の木の下で行われた忠誠の誓いについて、次のアーヤが啓示されました:
 「かつてアッラーは信仰者たちに、彼らがおまえと木の下で誓約した時に満足し給うた。それで彼は、彼らの心の中にあるものを知り、彼らの上に静謐(せいひつ)を下し、近い勝利を彼らに報い与え給うた。」(クルアーン 勝利章18節)

133.調停と交渉:
 忠誠の誓いの途中、フザーア族の男、バディール・イブン・ワルカーが現われ、アッラーの使徒(祝福と平安あれ)に話しかけ、何をしにやって来たのかと尋ねました。

 アッラーの使徒(祝福と平安あれ)は言われました:私たちは戦うためにではなく、ウムラ(小巡礼)のために来たのです。クライシュは度重なる戦争で大変な思いをしているはずです。ですから、彼らが望むなら、私は彼らに猶予を与え、彼らには私と人々に道を空けてもらいましょう。もし彼らが望むなら、人々が入ったもの(イスラーム)に入れば良いでしょう。そうでなければ、解散して頂きましょう。そしてもし彼らが、戦うことしか望まないのであれば、私の魂をその御手におさめ給う御方に誓って、私は首一つになるまで彼らと戦いましょう。アッラーはそのご意志を完遂し給うでしょう。

 バディールがアッラーの使徒(祝福と平安あれ)が言ったことをクライシュに伝えると、ウルワ・イブン・マスウード・アッ=サカフィーが言いました:実にこの男は君たちに合理的な案を持ちかけた。ぜひ受け入れなさい。私も彼に会いに行って来よう、皆も行って来るように、と言ったので、ウルワはさっそくアッラーの使徒(祝福と平安あれ)を訪れました。そこで見た光景にウルワは驚きました。彼(祝福と平安あれ)が吐いた唾が教友たちの一人の手に落ちると、それを身体になすり付け、また彼(祝福と平安あれ)が命じると彼らはその命令を実行し、彼(祝福と平安あれ)がウドゥーをすると、彼らは使用済みの水を求めて喧嘩しそうになりました。また彼(祝福と平安あれ)が話すと、彼らは自分たちの声を低め、尊敬の眼差しで彼に視線を注ぎました。

このような様子を見たウルワは、クライシュに戻って言いました:皆さん!私はいろいろな王、つまりキスラー、カイサル、ナジャーシー王に会ってきたが、ムハンマドの仲間が彼を讃えるように讃えられる王を見たことがない!そしてそこで見たことを彼らに話すと、「確かに君たちにとって合理的な案だ、受け入れなさい」、と再度言いました。

134.協定と和解
 クライシュのもとに、キナーナ家の男と、ムカッラズ・イブン・ハフスという男が二人で現れ、彼らがムスリムたちについて見て来たことを知らせました。そしてクライシュはスハイル・イブン・アムルを、アッラーの使徒(祝福と平安あれ)に送りました。アッラーの使徒(祝福と平安あれ)はスハイルを迎えるとこう言われました:クライシュがこの男を使いにやったということは、和解を意味している。スハイルは言いました:われわれとあなたたちの協定を書き記してください。

(参考文献:「預言者伝」、アブー・アルハサン・アリー・アルハサニー・アンナダウィー著、ダール・イブン・カスィール出版、P275~277など)